山代八景(やましろはっけい)は山代を代表する8つの文化財や景勝地を新たに整備し、訪れる人により親しまれるように制定されたものです。

●湯けむりスタンプラリー
各景勝地のスタンプを3個集めるとお泊まりの旅館にて記念品を進呈。
大堰宮の桜[おおのみやのさくら]
八重九重とみごとな花を咲かせるさまが美しいこと、古くから町民、温泉客に親しまれてきた桜の名所。大聖寺川を背にしたお宮は、緑豊かな自然公園としても親しまれています。
薬王院の紅葉[やくおういんのこうよう]
行基が道中に湯を発見。薬師如来、日光、月光、十二神将を彫り温泉の守護にしたと伝えられ、多くの文化財と秋にはすばらしい紅葉となります。
萬松園の白山遠望[ばんしょうえんのはくさんえんぼう]
山代温泉をみおろす高台、萬松園公園。ここから眺める雪をかぶった白山の姿が美しく、四国八十八ケ所になぞられ石仏が並ぶ自然遊歩道は、薬王院裏に続いています。
専光寺の袈裟掛けの松[せんこうじのけさがけのまつ]
樹齢五百年といわれるこの松は、北陸布教で越前吉崎に来た蓮如が専光寺に立ち寄った時、数珠と袈裟を掛けたといわれている。お光と幸蔵の悲恋物語でも知られている。
服部神社の巨樹[はっとりじんじゃのきょじゅ]
幹廻り5.9mのスダジイをはじめ、タブノキ、ツバキなど自然林が境内に林立。蝉時雨の夏、すだく虫の声の秋など、訪れた人をきよらかな気持ちにしてくれる。
薬壷の湯(小公園)と瑠璃光の湯けむり
[やっこのゆとるりこうのゆけむり]
僧行基に発見されて以来1300年。いまも湧き続ける源泉瑠璃光。瑠璃光を中心とした小公園が完成。「薬壷の湯」と命名されました。
女生水・男生水の名水
[おんなしょうず・おとこしょうずのめいすい]
嘉永の昔よりこんこんと湧き続ける女生水。水をくみに来る女たちの姿が多く見られることから女生水と呼ばれるようになりました。水掛地蔵のそばに湧く男生水とともに、山代に湧くふたつの名水として親しまれています。
真菰ヶ池と松籟公園[まこもがいけとしょうらいこうえん]
三方松林に囲まれた真菰ヶ池は、温泉唯一の灌漑用水でもあって、その近くには多目的芝生広場に大いに利用。