ティオマン島から帰る(2/22)
ティオマン島から帰る
(96.03.10)

6:00頃 起きて出発の用意をする。まだ暗い。

06:50頃 帰りのフェリーに乗るために桟橋へ向かう。 なんと、そこにいるフェリーは来た時のものと全然違い、ずっと小さく50人乗りくらいだ。 来たときも昨日の朝みたのも同じ船 だったのに、どうしてこれは小さいのか?と疑問に思いながら船に乗り込む。 来た時が25ドルだったのに、帰りは10ドルと言われる。これは船が小さいからだろうか?

08:00頃 島の桟橋で順に客を降ろしたり乗せたりしながら、最後には島を離れた。 途中で大きい船に乗り換えるという期待は裏切られる。また、運賃の不足分15ドルを請求される。 買うときにticketと行ったつもりが、TIKEという港の名前と勘違いしていたらしい。
今日は曇りだが、波が静かなので、途中から甲板に出て座っていた。

10:30 メルシンに到着する。まず、帰りのバスのジョホールバル行きを確認するために バスターミナルを捜す。 バスターミナルの事務員は11:30のバスはローカルバスだから12:00のに乗りなさいと言う。 まだ時間があるので食堂で朝食兼昼食を食べる。
ちなみにこの食堂のトイレは外に小屋になっていた。そして便器から下を見ると小川だった。 あとで外からその小屋を見ると小川の上にぽつんと置いてあるだけだった。

11:25 ちょっと早いが、バスターミナルに戻る。なぜかジョホールバル行きの満員のバス が停まっている。でもそのバスは満員で、私達を見捨てて11:30に出発した。
次のバスを再確認すると12:15がローカルバスなので、14:00のに乗れと言われて 途方にくれる。

12:15 どうしようかと悩んでいたが、結局はローカルバスに乗ることにする。 乗ろうと思った時はもう満員状態だったが、車掌さんが運転席のドアを開けてのせてくれた。 このバスには乗客用が2つと運転手用と非常口の4つのドアがあり、どのドアからでも乗れる ようだ。

14:40頃 マレーシアとシンガポールの国境のジョホールバルに到着する。途中1箇所検問 があり、バスに警官が乗って来て全員が身分証明書やパスポートを見せるとうい場面もあったが 無事に到着した。
国境は歩いて渡ることができるので、歩いて渡った。約20分くらいかかった。

15:30頃 また、シンガポールの安宿街のベンクーレンに行き宿を確保する。 こんどは3人別々の部屋にする。私はエアコンが欲しかったのでS$40(1S$は約80円) の部屋。これは2段ベッドで部屋にシャワーとテレビつき。しかし、テレビはアンテナのせいか うつりが悪くほとんど見えない。あとの2人は扇風機つきの$25の部屋だった。
最初に部屋に入った時、黒いものが足元をすっと走っていった。ゴキブリか、いやだな、と思い ながら電気をつけると壁に緑色のヤモリが張り付いていた。蚊取り線香をつけたらもしかして部屋か ら出て行くのではと思いつけてみる。 部屋に荷物を置いて近くにあるパソコンショップに向かう。そこは小さなショップが1つの 階に10位あってそれが6階建てになったテナントビルみたいなものだ。 しかし残念ながらまだほとんどの店が旧正月のために休んでいる。開いている店をいくつか見た が、決して安くはなかった。

18:00 ホテルの前の食堂で夕食を食べる。カニカニヤスイヨーと蟹を強く薦められるが、 断って、カレーやチャーハンを食べる
途中で日本人の青年が1人仲間に加わる。彼は大阪出身の大学2年生で、1人旅で今日からシン ガポールに着いたそうだ。これから1ヶ月かけてスペインとモロッコへ行くそうだ。 時間を持っている学生がすごくうらやましく感じる。ちなみに彼の予算は1ヶ月で10万円だそうだ。