インドネシアのバタム島へ(2/23)
インドネシアのバタム島へ(96.03.10)
せっかくシンガポールまで来たのだからインドネシアの土も踏んでこようということ
ですぐに行けそうなバタム島へ向かう。
WORLD TRADE CENTERというところからフェリーで行く。S$29(1S$は約80円)だった。
船も大きく途中でジュースも出たりして結構快適だ。約30分でバタム島に着く。
入国手続きがのんびりとしているし係官の机も木製だしで、たった30分なので都会的な
シンガポールとずいぶん違うな。というのが第一印象。
フェリー乗り場を出るとそこはいかにもアジアという空気を感じる(これはうまく言葉では
言えない)。タクシーに乗り、S$10で20分くらいでNAGOYAという街へ行く。
タクシーの運転手は街の中の適当な場所で停まった。しかたがないので、適当に歩いて食堂を
捜して昼食にする。
食事を終えてまた、タクシーでフェリー乗り場に帰る。帰りにはこの島にある工業団地を見たい
ので遠回りになるので、それをもとに価格交渉する。
まず、タクシーは簡単に拾える。道を歩いているだけでタクシーが客の気を引こうとクラクション
を鳴らす。立ち止まると手を上げなくてもタクシーが停まり、困る。横を向いたりして乗る意志が
ないとわかるとタクシーは離れて行く。そこで最初に来たタクシーと交渉する。来たとき、S$10
でそれは約20000インドネシアルピアだから帰りは30000ルピアかなと思って交渉すると
やはり値段はそれ以下にはならなかった。交渉は約3分行ったがその間にタクシーの前と後ろと横に
タクシーが待っている。これは私達の交渉が決裂したら自分達が交渉しようとしているようだ。
タクシーに乗って工業団地へ向かう。タクシーにはエアコンがなく、暑いので窓を開けようと思った
らガラスを下げるレバーがなくて開けられなかった。
工業団地はきれいな場所だった。そこだけ見ると日本のものと全く同じだ。しかし、従業員はいったい
ここまでどうやって来ているのだろうか?
その後、フェリー乗り場からシンガポールに戻る。これでシンガポールの入国は3度目だ。
今日はシンガポールの最後の夜なので、家族へのおみやげを買うためにオーチャードへ向かう。
これまで安宿街のベンクーレンにばかりいたので、これが最初で最後のシンガポールの繁華街だ。
しかし、準備不足のため、どこで買えばよいかわからず、結局は伊勢丹と高島屋が買い物の中心に
なってしまった。