スピードメータを180〜200kmにしたい

カプチーノは軽規格車両なので、スピードメータには140kmまでしか目盛りが付いていない。
リミッタを解除して、走れる場所に行けばあっけなく針は振り切れてしまう。
そこで、スピードメータを180km以上表示するようにしたい。

手段としては
となる。

メータユニットを社外品に交換した場合、ほとんどはホワイトメータの230km計になる。
ホワイトメータは好きじゃないし、230kmも目盛りがあると、日常で使いにくそうなので却下。

日本計器サービスで加工してもらう場合は、発送する必要があるためボツに。
日本計器サービス自体は仕事の精度が高そうなのだが。

結局、Apexiのデジタルメータを増設したわけだが、その後、変わった物が手に入った。
コレだ。
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OpenCafe2004 で Taroさんから購入。

構造的に変更するのではなく、メータの目盛りを増やしただけというのが、お手軽でよい。
ちゃんと目盛りも実際にあわせてあるようだ。
材質は紙。

交換作業としては、
1.バッテリーのマイナス線を外す。
2.5箇所のネジを外し、メータクラスタを本体から外す。
3.2箇所のネジを外し、メータクラスタブラケット外す。
4.4箇所のネジ、2箇所のカプラを外し、メータアッシを車体から外す。
  カプラから出ているケーブルは、それぞれ純正のタイラップ固定されているので無理に引っ張らない事。
  タイラップは再利用可能なタイプだが、硬化している場合もある。
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5.メータウインド、インナーカバーを外す。
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6.2箇所のネジ、針を外す。(画像は純正メータの裏側)
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7.Taroさんメータをセットし、2箇所をネジ止め、インナーカバーを戻す。
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この時点で針を刺しても正常値にはならないので、メータの針は刺さない。
メータ照明もくたびれているだろうから、変更しておくのもよいだろう。
メータランプ(12V3.4W)はこのようにブルーのキャップが付いている。
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このキャップを別の色に変更するか、バルブを色つきに交換することでメータの色を変更できる。
メータの針およびレッドゾーンも同じバルブで照らされるので、実際には赤+交換した色となるので注意が必要だ。
当方は市販の緑キャップを使用したところ、黒っぽくなり見にくくなった。
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8.メータを本体に戻し、イグニッションしてメータに通電すると、針は自動的に復帰する。
ただし、この位置は約-10km/hの値であることに注意。
今回使用したメータには0ストッパが無いので190km/hあたりに針をセットすればほぼ正常な値になるが、純正メータにはストッパがあるのでこの方法はとれない。
よって、安全を確認できる場所で実際に走行するか、リアをジャッキアップしてギアを繋ぐ必要がある。
当方のように社外品のメータ等があれば確認しやすいが、無い場合は特定のギアでの回転数から速度を割り出さなくてはならない。
なお、ストッパが無い場合は通電していない状態では真下近くを指す。
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大体正しい速度が指されるようであれば、透明カバーを取り付け、外したガーニッシュ等を戻して作業完了。



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