ブラインドコーナーカメラが欲しい
最近のトヨタ車両にオプション装備されているブラインドコーナーカメラ。
ノーズに付いた2〜3方向カメラでT字路からの合流などをしやすくする仕組み。
カメラからの画像は2〜3分割でナビ等のモニタに出力される。
ロングノーズなカプチーノには非常に有効な装備であろう。
装備手段としては
- 中古のトヨタ純正部品を利用。
- ECLIPSE製フロントアイカメラ FEC106&電源BOX FAB106を利用。
が考えられる。
どちらの場合も低速時(トヨタは5km/h、ECLIPSEは8km/h)の自動表示切換は不可となる。
- トヨタ純正にする場合。
カメラ本体はイプサム等の2方向とアルファード等の3方向(左右と下)があるが、2方向で十分だろう。
(駐車場の車止めとバンパーの接触が気になる人は3方向で)
中古価格相場は2方向で12k〜20k、3方向で15k〜20kぐらい。
4極カプラなので配線を加工する必要がある。(電源、画像信号)
取り付けるには純正ステーは流用できなさそうなので、バンパー加工等を伴う場合がある。
トヨタ純正スイッチの新品が3k程。
イルミ配線もあるので、夜間にボタン表面を点灯させることも可能。
- ECLIPSE製にする場合。
定価で購入するとだいたい28k+5k。
ナビあるいはモニタにRCA入力端子が付いていることが条件。
配線は電源BOXからACC、アース、車両からのバック信号線、ナビへのバック信号線へ繋ぐ。
カメラのオンオフは電源BOX付属のプッシュスイッチでおこなう。
ECLIPSE製バックモニタも同時に接続することが出来る。
- 共通の問題点。
ナビのバック信号線に繋いだ場合、スイッチ1つで切り替えが可能だが、カメラ作動中に前進してもナビはバックしていると判断するので、自車位置が一時的にずれる場合がある。
外部入力として繋いだ場合、カメラを起動後にナビを外部入力画面に切り替えなければならず、手間。(ナビスイッチ→TVスイッチ2回押し)
(カメラを付けっぱなしで、外部入力に一発で変えられれば問題なし?)
中古価格(ヤフオク)では入手価格が不安定で動作保障もないことから、ECLIPSE製をチョイス。
本体はヤフオクで入手し、電源BOXは量販店で購入。
トータルで約20k。
カメラの機能・寸法については、こちらを参照のこと。
バッテリのマイナス端子を外して、作業開始。
電源BOXの配線は5本(ACC・アース・バック信号入力・バック信号出力・映像出力)あるのだが、バックモニタを装備していないのでバック信号入力は車両に繋いでいない。
バック信号出力と映像出力をAir-Naviのハイダウェイユニットに繋いで、カメラ配線とスイッチを電源BOXと接続。
パッテリを繋いで動作チェック。
スイッチを押した時にナビ画面がカメラからの映像に変わり、もう一回押すとナビ画面に戻ることを確認。
バンパー周辺の取り付け予定位置にカメラをテープで固定して、映り具合をチェック。
取り付け位置はインタークーラインテーク前とする。
ナンバープレート真上なども考えたが、ちょっと目立ちすぎるので却下。
位置が決定したら両面テープでカメラステーを固定。
ドリルで2mm穴を2つ開けて付属のタッピングビスで更に固定。
電源BOXからカメラケーブルを外し、ステーにカメラを固定したら、助手席バルクヘッドに向けて配線する。
カメラ背面からは後ろじゃなく右に向けてケーブルが延びているので、右ヘッドライト→右フェンダー→バルクヘッド横断→助手席側グロメットの順でタイラップにて固定。
針金ハンガーを使ってケーブルを車内に引き込む。
ケーブル長は5m以上あるので、左フェンダー経由でなくても問題なし。
改めて電源BOXにケーブルを接続し、映り具合を確認。
上下角を調整してカメラを固定。
電源BOXや配線を処理して、スイッチはセンターコンソールの適当な場所へ両面テープで固定。
もう一回動作チェックをやって作業完了。
ヨメにも好評なようで、よかったよかった。