耳鼻いんこう科・アレルギー科野垣医院
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難聴と補聴器(2)

 補聴器を利用するにあたって、補聴器とは何かを考えてみるのもよい勉強になるのではないでしょうか。私の子供のころ、大分古い話になりますが、ラジヲに興味があり小遺いをはたいて鉱石ラジヲを作りました。本屋からNHKの杉本さんという人の書いたラジヲの作り方の本を買い、見よう見真似で作って遊んでいました。その本には、老人のために補聴器の作り方も載っていました。大きな木の箱に真空管やコンデンサー、抵抗器などを組み込んだものです。

最近の補聴器は非常に小型になり、FM補聴器、デジタル補聴器なるものもでてきております。電気屋さん、メガネ屋さん、またはその専門店から手軽に入手できます。子供さんやお孫さんから手軽に贈り物としてもらったり、または自分で購入することもできます。それでうまく利用されれば良いのですが、なかには使いこなせなく放置する人もいます。たしかにメガネと違い、自分の耳に合わせるフィッティングという作業は熟練を要します。補聴器の使用に当たっては事前に必ず耳鼻科専門医を受信し、聴力検査を受けたください。およその見当をつけてから補聴器専門店で相談し、しばらく試してみてください。また、最近は老人ばかりではなく、大小の聴力障害を持つ若い人も利用し、幼少時からも必要とあらば積極的に利用し聴能訓練も行われています。

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