お金の受け取り方

 

(1) 各プログラムごとの支払方法

 多くの英語圏のプログラムでは、送金方法として、小切手が使われます。

 

 (2) 小切手について      

小切手とは、振出人であるGetPaid系企業が支払人である銀行に宛てて、記載された金額を所持人であるみなさんに支払うことを委託する有価証券で、例えば、こういうものです。

                                              

 

                              

2000年2月にCashsurfersから1月分の報酬として送ってきた小切手

                                          

 

これを預金口座がある銀行に持って行けば、換金してくれます。とはいっても、日本の標準的な銀行では、換金手数料は、1通につき2000円以上で、両替手数料は10%程度です。この手数料は、国際標準から見ると異常に高く、いまだ日本ではビッグバンが進行していないことを伺わせます(アメリカでは手数料は1ドル程度なのだそうです)。こんなに手数料が高いと、誰のためにお金を稼いでいるのかわからなくなってしまいます。

 

小切手換金手数料を低く抑えるために、シティバンクの日本支店に口座を作ることをおすすめします換金手数料は、1000円で、両替手数料は1%です。ただし、

   

1.口座開設後、1年以上シティバンクと取引がある

2.2ヶ月以上の月間平均残高が100万円相当以上ある

 

のどちらかの条件を満たしていないと、小切手を換金してくれません。小切手の有効期間は、発行から半年ですので、早めに口座を作っておいたほうが良いです。なお預金が100万円あると、郵便局のATMから手数料無料で、お金の出し入れができます。小切手は、二回目以降は、郵便書留で送ることもできます。

 

私としては、ソニーやイトーヨーカドーなど異業種から参入した低コストの銀行が価格破壊をしてくれることを期待しています。また AllAdvantage などように、将来電子決算に切り替える会社が増えることも期待したいところです。 

手数料問題を克服するためには、私は、皆さんに紹介したプログラムの提供会社すべてに送金方法の改善を促すメールを書きました。現在いくつか返信をいただいています。アメリカ人は日本の特殊事情を知らないらしく、日本の銀行の手数料の高さに驚いていました。改善策として一番良いのは、銀行振り込み方式を採用することですが、Beenz.comと提携して、稼いだお金を商品交換に使うというのも妙案です。Beenz.comは、最近日本語のページを立ち上げているので、日本の企業から商品を買うこともできます。

ランキング表に戻る