アルコール依存症のチェック 



 私や家族、知人がアルコール依存症ではないかと考えたら、次の2つのスクリーニングに挑戦してみてください。隠れ飲みや、飲酒問題(欠勤、仕事のミス、夫婦・子供との不和、対人関係の悪化)を否定したり、飲酒による身体問題(肝機能や膵炎など)での入・退院などを認めていたならば、ア症である可能性が大きいと思われます。さらに、専門的になりますが、医師がどんな基準でアルコール依存症と診断するか知りたい方は、診断の欄をクリックして下さい。

CAGEによるチェック

KAST(久里浜式アルコール症スクリーニングテスト)によるチェック

アルコール依存症の診断


























 CAGEによるチェック 



あなたは今までに、自分の酒量を減らさなければいけないと感じたことがありますか?(Cut down)
あなたは今までに、周囲の人に自分の飲酒について批判されて困ったことがありますか?(Annoyed by criticism)
あなたは今までに、自分の飲酒についてよくないと感じたり、罪悪感をもったことがありますか?(Guilty feeling)
あなたは今までに、朝酒や迎え酒を飲んだことがありますか?(Eye-opener)

<判定方法>2項目以上あてはまれば、アルコール依存症の可能性が高いです。
 次の、詳しい久里浜式アルコール症スクリーニングテストを実施するか、治療の中のアルコール依存症専門医療機関を参考にして、相談された方がよいと思われます。自分は、単に他の人より少し酒の量が多すぎるが、まだアル中(アルコール依存症)ではないと真実を見るのを避けていますと、治療が困難になります。アルコール治療は、治療技術の進歩にともない早期であれば入院して治療する必要性はありません。むしろ、アルコール治療は、外来での治療が主になる傾向を認めています。あなたの、勇気を願っています。





























 アルコール依存症の診断 




アルコール依存症の診断は次の診断基準によってなされます。
1)一般的な診断
 ‖兩増加
  飲む量を増やしていかないと酔わなくなるなどがチェックポイント
 ▲▲襯魁櫂襪紡个垢訐鎖整預
  家庭や職場で隠れてでも飲酒するなどがチェックポイント
 アルコ−ルに対する身体依存
  アルコールを急に断ったり減量した時、手指のふるえ、発汗、動悸、不眠などがチェックポイント
 げ板蹐篌匆颪任量簑螳酒
 上記の4項目を認めた場合アルコール依存症と診断される。

2)ICD-10(WHOの診断基準)による診断
過去1年間に、次の6項目の内、3項目以上が経験されるか、出現した時だけにアルコール依存症と診断する。
 ^酒への強い欲望または強迫感
 飲酒開始のコントロールまたは飲酒終了のコントロールまたは飲酒量のコントロールが困難
 アルコールを中止または減量したときの生理学的離脱状態。離脱症候群の出現や離脱症状を軽減するか避ける意図で飲酒することを証拠とする
 ぢ兩の証拠
 グ酒のために、他の楽しみや趣味を次第に無視するようになり、飲んでいる時間が多くなり、酔いが醒めるのに時間を要するようになる
 μ世蕕に有害な結果が起きているのに、アルコールを飲む。例えば、過度の飲酒による臓器障害、または大量飲酒による精神障害など。患者はその害の性質および大きさに実際に気づいていることを確定するように努める

*従来は、アルコールへの耐性の増加、精神依存、身体依存がそろって依存と考えてきたが、最近は3つそろわなくても、薬物探索行動を中心に依存と考えるようになってきている。