小さな谷川の底を写した、二枚の青い幻灯です。

魚が、今度はそこらじゅうの黄金の光をまるっきりくちゃくちゃにして、おまけに自分は鉄色に変に底光りして、また上の方へ上りました。 「お魚は、なぜああ行ったり来たりするの。」 弟のかにが、まぶしそうに目を動かしながらたずねました。 「何か悪いことをしてるんだよ。取ってるんだよ。」 「取ってるの。」 「うん。」

絵の工夫したところ

光が、むずかしかった

賢治の思い

たぶん魚がかににいじわるしている所を賢治はいいたかったんだな