33年ぶりの母彗星回帰により、今年の
しし座流星群は文字通り流星がシャワーのごとく降り注ぐ状態(流星雨)になるかも知れないと期待されていました。例年よりは多くの流星が見られたようですが、残念ながら流星雨にまでは至らなかったようです。
折から冬型の気圧配置のため、私の住んでいる北陸地方(富山県福光町)では、昨晩から悪天候状態(雷雨)となり最悪状態でした。
が、あきらめないことです。最悪の天候とはいえ、ほんのわずかの間ですが星空が見えるときがあります。0時頃、小雨が降っているのにオリオン座や冬の大三角形が見えました(ほんの数分の間でしたけど....)。
これは微かに脈がある、まだ極大ではないと判断し、東空が見える部屋(娘の部屋)にカメラや三脚、寝袋を持ち込んで仮眠することにしました。
・・・・天気が気になり、1時間おきぐらいに目が覚めました。まさに仮眠で眠った気がしません。・・・・
4時過ぎに目が覚めると、雨が少しおさまり雲間から星が見える状態になりました。東の空高くにしし座が見えており、北東の空には北斗七星が上りはじめています。と、明るい流れ星が「スッ」と流れました。後半は雲にかかりましたがその光は雲をも突き抜けて目に飛び込んできました。
No.1⇒出現時刻不詳(4時30分頃?)、青白色、光度マイナス1〜2等級、速度速い。
流星痕(流れた後がしばらく光っている状態)あり。
あわてて部屋の窓際にカメラを三脚にセットし固定撮影の準備をし、(24mm広角レンズ、絞り開放F2.8、ISO800フィルム使用)急いでバルブシャッターを切る。しかし、再び雲が空を覆いはじめる。
幸いにも露出中に2個の流星が出現、カメラ視野の端にとらえていればしめたもの....すぐに雨雲が全ての星を隠してしまい、再び雨が振り出す。いったん休止。
No.2,3⇒出現時刻不詳(4時40分頃?)、いずれも青白色、光度マイナス1等級。速度速い。
昨晩からの状況で、ほとんど雷雨状態ながら時々雲の切れ目もありそうな気配を感じ、次のチャンスを待つことにして再び寝袋へ入る。外の天気が気になる。
5時を過ぎた頃、雨が止む。雲の切れ目も見え始めたので急いでカメラを巻き上げ2コマ目の撮影に入る。終始カメラ視野には雲があるが、運良く流星が右端を流れる。
No.4⇒出現時刻(5時10分頃?)、青白色、光度マイナス0〜1等、速度速い。
この後、再び雨雲に覆われ、雷で稲光がストロボのごとく一瞬雨空を照らすようになる。
・・・・やがて、薄明がはじまったらしく黒い雲の隙間が薄明るく感じるようになる。6時近くになり、この明るさではもう写真は撮れないと判断し、カメラを片付ける。片付け終えた頃、再び雲の切れ間ができたところで5個目の流星を目撃する。このとき既にはっきり青い空とわかるほど(1等星程度しか見えない)薄明は進んでいました。
No.5⇒出現時刻(6時頃?)、青白色、光度マイナス1等級、速度速い。
以上、とりあえず文面のみのレポートです。雨中で固定撮影した2コマの写真に流星像が残っていればいずれ公開したいと思います。しばらくお待ちください。
さて、そのまま眠気をこらえて出勤したら、早起きして近くのグランドまで出かけた先生や、家族で天気の良い東海地方(岐阜・愛知県)へクルマを飛ばして出かけた子供もいたことが分かりました。さらに今回の流星群について、当ページでは事前に何も掲載していませんでしたが、17日の訪問数がいつもの2〜3倍に及んでいることも分かりました。一般の反響のすごさをあらためて感じました。