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2002年アオリイカ

「行くか!」「はい」
pm1:30いつものように英治が拙宅に到着した。
目的地は小木港東一文字堤防。
この時期もう港内にはいないことは先週わかった。
同じように深いが宇出津港大堤防は釣れていないらしい。
(いや、僕が思うに深場を探る技術を持たないヘタクソがそう言いふらしているのでは?
小木にいるのなら絶対宇出津にも生息している!
だいたい宇出津沖にはアオリイカの産卵床が30個も沈められている。)
海浜道路を走りながら車内では
先週木曜日教育TVで放映された『趣味悠々』の話題で盛り上がった。
富山湾の袖イカの船釣りの話!
「小木でも釣れますかね?」と英治。
「月が無い夜、明かりを付けていたら2匹で堤防に寄ってくるよ。
それを玉網で掬うらしい?
友人が何匹か上げている!
それよりヤリイカが来ているらしい? 」と僕。
東一文字堤では先端に入りたかったが
先端は 周りを刺し網でぐるりと取り囲まれてキャスト不可能であったため
曲り角に入ることにした。
英治は少し離れて即キャストしだした。
今日の英治は力が入っている。
聞くと昨夜1杯飲んで本店長や将吾宅へアオリを持っていく約束をしたという。

風は気になるほどではないが
それでも穴水方向にラインがふけて流される。
潮は同じ方向に強烈に速い。
早速ダイワの餌木に3gのシンカーを装着する。
それでもおそらく底着は至難だろう!
英治に聞くとあれほど注意したのに 1.5gのシンカーしか用意していないらしい!
「3gは売り切れでした。」
まず最初の基本で負けている。
だったらアオリも品切れだよ!!!
しょうがないので僕のを着けさせる。
暗くなってすぐに僕に3杯のアオリ!
今日は月の出はam2:30頃。
それまでは雲に覆われ真っ暗闇 ということなので携帯蛍光灯を点灯
海面を照らす!
アオリの大物に備えて玉網もすぐ横に用意してある。
やがて雲も晴れて来て満天に星が輝きだした。
オリオン座が眩しい。
餌木をホワイト系に換えて数投目
すぐ手前でいつもと違う当たり
上がってきたのはヤリイカの♀!
やはり来ていた。
すぐにもう1匹。

次に妙なあたり?
全然引かない割に変に重い?
なんと海藻が生えた珊瑚が餌木にくっいてきた。
小木に珊瑚があるとは!!!!!?

隣の英治が怪訝にリールのハンドルを巻いている。
ロッドは一応曲がっている。
「来たか?」「ちょっと・・・?」
あがってきたのは小型のタコ君。

しかしタコが釣れるということは餌木は正しい棚を泳いでいるということ!
その調子でと僕も一安心?!
この強い潮の流れでは着底されるのは至難の技!
格好だけは一人前の若い餌木マンたちは着水とほぼ同時にリールを巻いている。
あるいは軽い餌木を流し続けてお祭り騒ぎになってしまう。
僕と英治の狭い間に割り込んだ新品のインターラインロッドに
ダイワトーナメント を装着した餌木マンはまさに格好を除くと
素人丸出しだった。
そしてエチケットから勉強してほしいネ。
我がFreaksの皆も
1.イカの生態
2.潮や風や気温・水温など気象
3.その科学的分析力
4.分析結果への適応力
5.餌木の泳層や海底などの想像力
6.ロストを恐れない大胆な実験力
7.最後に用意周到
等々を身に付けて下さい。
いつのまにか蛍光灯に照らされた水面に小魚が騒いでいる。
明るい水面にはまずプランクトンが集まり
小魚が集まり
フィッシュイーターが集まってくる。
白い影がよぎる!
・・・・きたっ!・・・・
タルイカが現れた。
悠々と泳いでいる!
玉網を手にして堤防を走る。
進行方向に網を入れる。
方向転換。
思わず上からかぶせてしまった。
一瞬入っているかわからなかった。
凄い力で玉網が引っ張られる。
バシャーッ
ブシューッ
強烈なジェット噴射 !
水しぶきが数mも跳ね上がる。
堤防の際までなんとか引き寄せ垂直に柄を手繰りながら引きずりあげる。
凄く重い!
堤防に横たえるとまだ潮と墨を吐きながら悶えている。
興奮の余韻が体を震わせた。
30年ぶり位にたかぶった。
いつものアオリ釣りとは違い
今日は玉網を持参した。
いつものアオリ釣りとは違い
今日は蛍光灯を持参した。
いつものアオリ釣りとは違い
大きいクーラーボックス を持参した。
大きいビニール袋まで持ってきてしまった。
なぜだろう?不思議だね?
家で計ると胴長48cm全長98cm重量5Kg のモンスターだった。
1時間程度してもう1匹現れたが堤防から届く距離には寄らなかった。


やがて上辺が大きく欠けた月が昇りはじめて蛍光灯の光がぼやけてきた。
小魚のざわめきもいつのまにかなくなった。
花王石鹸より細い月なのに一気に水面が輝いてきた。
金星だろうか月の下に瞬かない明るい星が見えている。

アオリはぽつりぽつりと釣れている。
薄明るくなるころハヤシの茶色餌木に付け替えた。
僕の得意餌木の一つ!
実はこの餌木、同色同形状で
超ファーストシンキングから超スローシンキングまでの5種類が揃っている。
皆知らなかったでしょう!
今日はもちろん超ファーストシンキング!
シンカー装着の必要はない。
風がいくぶん弱まってきた。
ラインを出せるだけ出して沈めるだけ沈めて
ダートを重ねたら
本日1番の大物の当たりがきた!
ブイーッ ブイーッ が心地よい。
英治ははりきっていたがタコ君1匹のみに終わった。
でも落胆にはあたらない。
今晩この堤防上では
餌木マンを含め20人前後の釣り師 が競ってたが
君が駆け巡って調査してきた通り
餌師が1杯釣った以外は誰も獲物の顔を見てはいないのだから!
朝から七尾営業所へ同行訪問のため直行。
ところがすぐにJSと一緒に能都町宇出津港へ行かせられてしまった。
七尾からでも一時間20分もかかった。
せっかくだからと10年ぶりくらいの飛び込み営業を!
やっぱり面白い!HC並の見込み顧客が数人作れた。
pm2:00前頃までアオリの海を横目に仕事・仕事?
pm3:00には七尾の店へ。
休む間もなく夕方まで羽咋市へ。
これは絶対人使いが荒い店長の陰謀!?
それでもpm6:00過ぎには思ったより早めに解放された。
家へ帰り夕食を食べ犬の散歩も終わりひと休みしていたら
午前中みた宇出津港の絶好の海が頭に浮かんで離れなくなってしまった。
予定では明日午後出発だったが、
「エイままよ、行ってしまえ」
小木港到着はam0:00だった。
真円に近い月が発する伶俐な光が海面に突き刺さっている。
気温は途中の峠では0℃だったが小木港は4℃と回復している。
最初から小木漁港のみと決め打っていたのだが
港内の全てのポイントでゼロ行進!
隣の奈古浦・市の瀬港でも全く当たらない。
もうアオリは深みに落ちたのか?
となると東一文字新堤しかない!
風は?
少し強い!
潮は?
いつもと逆に穴水から珠洲の方に強烈に流れている!
でも堤防のすぐ脇の餌師の電気浮子は反対に流れている。
2枚潮だ。
表層は弱いいつもの潮。
数m下は強い逆の潮!
でも風は珠洲から穴水と潮とは逆方向。
am2:30キャスト開始!
底が全然つかめない?
2枚潮と逆方向の風でしゃくっても空シャクリ同然となる。
何度やっても餌木が潮と風の流れに 負けている!
こんな時に重宝するのがダイワの餌木。
鉛に開いた穴に3gのボルトナットのシンカーを装着する。
やっと底がとれるようになった。
足下で15mくらいあることは知っていたが
潮や風にラインが流され20m位の棚とりでいいのだろう。
底から2・3m上にあわせたいが
付けたシンカーの重みや速い潮流と風の影響で
カウントが決めずらい!
まずは50カウントから。
10投目位。
カウント60まで沈めてダートを入れると根がかったような当たり!
グイーン グイーンと強烈に噴射しているようだ。
今日は坊主も覚悟していたので久々に感動した。
上げてみると胴長25cmの大物!
(家で計り直すと15mmちじんでいた。)
右端のアオリでも胴長15cm
その後6杯追加したが同じ位の数のアオリが乗らなかった。
あま りに深くあまりに潮が速いので当たった確信がもてないのだ。
迷いながら聞いているうちに逃げられてしまう!
やはり深場での、
しかも強い流れと風という条件では難しい!
まだまだ未熟と実感した。
いつものソルティーゲームライトのかわりに使っていた
新品のソルティストのガイドが1個、
激しいシャクリのためか元から折れてしまった。
am5:00ころから次第に強風と変化してきた。
水面もざわざわしている。
PEラインが強風でふけ過ぎる。
潮もきついのでしゃくっても しゃくっても空シャクリ気味?
7gの重りに交換したが効果なし?
効果なしどころか底へ着いた感覚が全くない。
ラインの形状は、
空気中では 右下へ強烈にフケ、
水中では左上に流されている。
大きなS字を書いているようだ。
大きくしゃくっても しゃくってもスカばかり。
ラインに張りがないため餌木は独自に沈下して何かに根掛かりする。
100%根掛かり!!!
餌木を4個ロストしてあきらめた!
餌木のロストもさることながら2度もリーダーをノットするのが大変だった。
am5:30もう本当にあきらめた!
今日の東一文字堤での実釣は約3時間。
とても良い勉強をさせてもらった。
その後九十九湾を探索した後、家路についた。
下の写真は押坂の野営場下からの九十九湾。
リバシーに寄ると思いのほかに誉められてしまった。
リバシーのお客さんが同じ小木の東一文字堤防でキャストしていたらしいが
全員が坊主を食らったという。
「さすがですね!」とリバシー社長。
苦しんだ分嬉しかった。



雨は全然気にならないが風は困る。
強風はもっと困る!
暴風となるとこれはもう釣りにならない!
しかし風は不思議なもの?
なんとかどこかで釣りになってしまうから
摩訶不思議としか言い様がない!
実はそんなにすごい嵐だったとは 日本海を見るまで全然気が付かなかった。
最初は英治の実家から眼と鼻の先。
英治がタケノコメバル?を初めて釣ったゴロタ磯。
能登島ならきっと風裏が有るだろうと英治を誘うと
「ここではアオリは釣れませんかね?」
「いや、絶対釣れる!」と寄り道をすることにした。
このゴロタからキャストしてみたかったが
堤防とV字になっていて波が増幅されるのと 強い向い風のため断念。
堤防上でキャストすることにした。


強風は右後ろから吹きすさんでいる。
餌木は風に乗って残りのPEはあと数巻。
波は風波のざわつき程度。
左右・背後に山がせまり天然の良港となっている。
偏光サングラスを通して藻場と砂底が嬉しいコントラストを描いている。
しかも堤防のチモトから結構水深がある。
まず先端から。
数投目にドッシリ根掛りのようなアタリ!
深みから上がってきたのは胴長20cm弱。
ずり引いてグンともっていかれた1杯も手ごたえ十分だったが
針笠にしっかり乗っていなかったのか目の前でバイバイされてしまった。
チモトで来た次の1杯は今期最大。
緩めのドラグが快音を発した。
英治が手を当てて計ると24cm?
ところが明日スケールで計ると21.5cm!
ずいぶんと縮んでしまった。
縮むといえばアオリの耳が一番縮む。
丸ッこかった体が長細くなってしまう!
3杯あげたところで、
明るい内にこの周辺の探索に乗り出すことにした。
まずは磯の小島。

写真の正面。
しかし余りに浅い磯。
浅くてもいいのだが藻場が顔をだし周りを囲んでいる。
タコを捕っている土地の若い女性に聞くとここは沖でなければ釣れないとのこと。
次にテトラで囲まれた港のテトラ上に!

およそ150m飛び歩くと テトラ堤防の先端。
苦労した。
雰囲気は最高なのだが当たりは無し。
周辺めぐりは終わりにして元の堤防へ。
当たりが暗くなる頃1杯ゲット。
暗くなると先端で英治が今期2杯目、今日初ゲット!
pm6:40能登島めざしてGo!
めったに荒れない七尾湾は凄い白波。
明るく照らされている二穴 漁港も
隣の日出が島漁港もまともに向い風。
打ち寄せる波飛沫がフロントガラスに霧のように刺さる。
昨年実績があっただけに期待していたが 残念。
野崎漁港の石積み堤防に上がるつもりで到着したが
磯に潮が満ちていて堤防の付け根まで行くことができなかった。
ことごとく裏目!
港の中の水銀灯の下の角。
一昨年メバルを大釣りしたポイント。
試しにキャストした1投目から可愛いアオリが来てくれた。
携帯椅子に座りメバルモードのアオリ釣り。
ここでは計5杯。
えの目漁港は暴風雨!
祖母ケ浜漁港は堤防を大波が 越えていた。
ところが向田漁港は風が逆。
ここは大型の水銀灯が2基輝いている。
去年アジを泳がせて挑戦したがピクリともこなかった。
墨跡も消えかけた1ケ所?のみ。
1時間程度キャストしたが全然×!
風向きが変わったかなともう1度二穴/日出が島/野崎と回るが
ますます荒れようが激しくなっていただけ。
結局能登島の半分を1周半して
「帰るか?」
「此の時間では鍵がかかっていて家へは入れません。」
「なに〜?!」
しょうがない、元の場所で車中泊。
明日の朝まずめに期待しよう!
横になって目をつぶるとキャスト時には全く気にならなかった雨音が凄い!
風もビュービュー木枯らしている。
それでもam4:00までウトウト。
真っ暗な堤防にあがると風は先端から狂い吹いていた。
それでもお互い1杯づつゲットした。
英治にいたっては先日の二倍の収穫。
明るくなって後ろを見ると港内の漁船が激しい上下運動をしている。
ウッ、あの小さい堤防で!。
風なりにキャストが可能だ。



英治を呼び寄せ車で港を一周。
小堤防の中頃で の1投目、
最後の1杯を手にする。
暴風雨のなかそれでも二桁を確保できた。
ちなみに英治は思いっきりの2杯。
能登海浜道路から見る日本海は水平線の彼方まで鈍白くドン荒れ状態だった。

どうも土日は風が強く急に波が高くなるらしいので
18日(金)仕事を終え僕は福浦の磯でキャスト出来る限りキャストしてくるつもりだった。
出発しようとする直前、 修二が携帯を架けて来た。
「明日にしましょう!」
約束より30分も早く修二は到着した。
「アオリ専用ロッドを 買います、何が良いでしょうかね?」
おうおう彼は入れ込んでいる。
加えて「過去のkaichiさんとの差はロッドのせいと思うので・ ・・・!」
とまで言い放った!
僕は根魚用のシマノソルティライト8fを使っているのに !
でもこのロッドはへたなアオリ専用よりよほど良い!
丸越商会でテムコの7.8fを購入。
持ち越し賞品ロッドとは違うロッドを選んだところに修二の意気込みが感じられる。
車中での会話、『じゃ、このロッドを賭けて勝負するか?』
高屋まで足を延ばしたかったが やはり外浦は荒れている。
瞬く間に内浦小浦漁港。
pm2:30 強風!
先行者はいない。
修二がもたもた新ロッドにラインを 通している間に2杯ゲット!
用意万端整えて僕のところへ来た時に3杯目。
それでも修二は余裕をかまして すこし先端のテトラ上へ。
明るい内に僕は5杯を上げていたが暗くなって潮止まり。
それでもぽつぽつ2杯追加。
しだいに修二はあちこち場所を移動しだした。
強風で海面がざわめきすぎてこれ以上は厳しい状態なので小木港内に場所交代しようと修二に言いに行く。
修二はまだ ・ ・・・!
いつもの漁協の氷り出し場前で2キャスト。
マトモに向かい風!
思いっきりキャストしたがなんと餌木は押し戻されて 3m前にボチャ?
ラインは陸上にさまよっている。
向い側の里磯(釣り具屋)手前に移動。
ここは山に遮られて風は通らない。
水面のざわつきさえない。
泳がせ釣り師の間に入れてもらう。
御丁寧に「そこは根が掛り があるよ」と教えてくれた。
何人かの地元の人からも聞いてはいるが僕の経験からは根が掛からなかった。
やがて「きました。」
やけに間延びして修二がつぶやいた。
しかし釣り場での始めての笑顔!
すぐに僕も続く。
丁寧に足下まで小さくシャクリながら餌木を上げようとした瞬間グンときた。
へチを回遊してきたものか?
探ろうとズリ引いてみた。
駆け上がりにホンダワラの林!
一瞬の根が掛り、ごっそり海草が餌木にくっいて きた。
2杯目を上げてからあたりが遠のいた。
修二がうろうろしだした。
「あっちの水銀灯の下はどうでしょうね?」
そこは可愛い堤防が突き出ている。
「行ってきます。」
修二にとって、これは明らかに進化!
釣ろうという意識の向上!
しかし今日は間が悪かった。
「風が強くて」とすぐ戻って来た。
全然あたりがなくなった上に、ウッ!根が掛り!
「本港を見てこよう」
古い小さな旧小木港経由で姫漁港へ。
此の辺りの漁港は皆10分以内で移動できる。
大きな姫漁港のもう一つ中の港を区切る堤防の水銀灯の下のテトラに陣取る。
先行者は1杯のみという。
強風はすこしは山陰で遮られているが ラインが流れる。
シュッパッキャストと竿先を水中に入れて糸ふけを できるだけ押さえるが
それでも狙いとは90度ずれている。
早々に真脇漁港へ移動。


先行者はいない。
姫漁港側堤防の先端は墨で真っ黒。
真昼のように 明るい。
明るいがここも強風をまともに受けている。
苦労して3杯。
このころから修二の口数がめっきりへってきた。
強風下のキャストに戸惑うというよりお手上げ状態のようだ。
「向の堤防の先端からだと風のままにポイントにキャストできるよ!」
僕の提案に修二は即同意。
向の堤防に着くと山陰にあたるのか風が少し弱い。
しかし いないと思っていた釣り人が鈴なり状態。
堤防途中のテトラに上がるがこれでは向こうと変わらない。
また姫漁港側にもどる。
しかし修二は執念を見せる。
釣りをするより向いッ側の観測員。
手のひらを眼の上にかざして
「もう人はいません、行きましょう。」
小浦側先端テトラに掛乗った修二は大遠投!
強風なりに修二の赤い餌木が舞う!
落ちた瞬間からグッン!
途端に口がなめらかになった。
「ヤッパ場所ですね。」
ここで修二は5ヒット3ゲット!
なんでバラスの?
僕も1杯 。
そのうち当たりが遠のくと修二 は熱っぽいので寝てきます。
修二の寝ている間に僕は3杯 。
am4:40に修二が再開して今からがゴールデンタイム!
ここで僕は6ヒット2バラシ?
なんで バラスの????
明るくなると修二は完全に戦意喪失。
さあ今から楽しむかと思って振り向くと修二は片付けを済ませて漁師と話している。
まあ終わるとするか!
それにしても修二!
ロッドのせいではなかったゼ!
実はアクションのせいでもないのだけど?
20杯と4杯の差は実はすぐ埋まる差!
でも20杯と名人達の60杯の差は大き過ぎる。
僕も未だに分からない。
未熟!!!
10/12am12:00〜1/13am11:30kaichi/将吾/晋平/英治
奥能登探訪
小木新堤防→小木本港漁協前→小浦漁港→狼煙漁港→高屋漁港→小浦漁港

目的はふたつ!
まず越前で坊主を食らったメンバー二人と不参加だった晋平にアオリを釣らす事!
まだ僕が竿を振ったことがない狼煙漁港と高屋漁港を記憶する事!
それにしても知り合いの名人の直前情報では
小木の新堤防で60杯とか?!信じられない?!
で、最初は 小木の新堤防。
潮はさほどでもないが風が少しある。
皆PEの糸ふけと10mを超える水深にとまどっている感じだった。
僕は迷わず風を背にし
潮の流れが ぶつかり沖にふける先端左角に陣取る。
PEは一直線に伸びている。
底は手前を除き砂地であることは承知していた。
まずめ時、2度目のしゃくりでまずは1杯目!
次はずる引きで急激な 重みが?
ウウン?
上げてみるとタコ!
いずれも僕の好きな 林の茶色!
暗くなり皆を見ると苦戦している。
もっと 釣りやすい所へと本港の漁協前へ移動。
いつもはついている漁協の水銀灯はついていない。
それでも1本のみ輝いている電柱まえでキャスト。
僕には続けさまに4杯。
しゃくり、ビシバシ、ずる引き、こづき!
それぞれに1杯づつ。
林の茶とQの金フォログラムオレンジ黄線、Qのピンクマーブル!
今日はアクションに分がある。
隣で晋平が大声で「来たッ!!!」
可愛い10cmが餌木に 乗っている。

続いてまた晋平、大きかったが上げ際にボチャン!
将吾がそーっとロッドを曲げている。
15cmがあがってきた。


二人とも一気に気分が盛り上がってきた様子だ。
英治が大きくロッドを曲げている。
海草の固まりが餌木に巻き付いている。
海草を取り除くと12cmが顔を出した。
最初だけグンときて水面で藻が巻き付いたらしい?

いずれも彼等にとって生涯初アオリイカ!
いろんな場所を見せたくて小浦漁港へ。
この港は明るくて水が綺麗でいつも風を背に受けた形になる。
小型のテトラの上にに立つが比較的釣りやすい環境だ。
潮通しも良く、
藻も根も 砂も有りアオリの生息条件が整っている。
能登の有名スポットとなっている。
早速僕に1杯!
続いて将吾に2杯!
晋平に1杯!
しかし次第に潮止まり!
潮が動かなくなってくると同時にあたりも遠のく。



ひょっとしたら狼煙や高屋では 我々の到着を待っていたりして?
もちろんアオリが!?
少し遠いが車を向ける。
海岸ぞいに約70分、将吾の運転は慎重極まる。
水銀灯輝く寺家漁港をパスし、
ランプの宿を過ぎてすぐ、
能登半島の最先端、狼煙漁港へ到着した。
氷り出し場には水銀灯。
かすかな墨跡?
しかし濁った水、ドヨンとした水面、流れがない。
数回キャスト 。
砂底らしい。
向いの長大な堤防に移動。
外側のテトラは特大テトラでかなり危険。
下までおりて数投してみたが真っ暗ななか潮が速すぎる。
ここは明るいうちにきて場所を確認してからのポイント。
堤防の途中から内側に伸びた小堤防に乗る。
ここもかすかな墨跡。
釣れていないのか?釣り人がいないのか?
おそらく後者だろう。
この港は大アジと大落ちギスで有名なところ。
一応港の全景を記憶にとどめ車を出発させる。
約30分、禄剛崎、折戸を過ぎて高屋に到着。
大型漁船の停泊場所はハロゲンランプ3基で真昼のようだ。
一通り港内を一周して水銀灯がついている港内の小堤防に乗る。
奥まった港内にアジの跳ね音が強烈に鳴り渡っている。
ここは磯のSeaBass で有名な場所。
アジは追われているのか?ベイトを補食しているのか?
なんだろう小型のベイトの群れが黒グロと固まりになっている。
アオリ の姿も透き通った水に照らし出されている。
1杯や2杯ではない。
悠々と泳ぎ廻っている。
アジの跳ね音が一段と響く。
晋平がルアーを投げている。
英治はワームを投げている。
しかし僅かにとどかない。
僕と将吾は先端で餌木をキャスト。
見えてはいるがなかなかこない。
相当にアオリは濃い筈なのにやっぱり 僕らは下手くそ揃い!!
しゃくってテンションをかけた瞬間グンと来た。
18cm。
僕はここで朝までやりたかった、明け方有名なドーナツの磯に入りたかった。
でも皆実績のある小浦 が良いという。
僕としては一応念願の高屋で1杯上げ
場所の見極めもついたことだし百歩譲る。
来週高屋に腰を落ち着け一晩キャストしていよう。
一路小浦へ。
飯田あたりから将吾の運転が不安定になる。
時々右側通行をしている。
最初は近回りをしているのかと思っていたが
ふと将吾の顔を見ると眼をつぶっている。
ヤバイ!
即!僕に運転をかわる。
無理もないもう午前4:50だ。
小浦に到着。
3人ともスヤスヤしている。
3連休、天気良好というのに予想に反してほとんど人は入っていない。
適当にそれぞれが好きな場所に陣取る。
せっかく戻ったというのに潮止まりになっている。
潮が動くのは夜が明けて暫くしてから。
案の定、その時間から釣れ出した。
僕にバタバタと3杯。
晋平に1杯。
彼等にバラシも数杯?
英治だけはあっちこっちとうろうろしている。
こらえ性がないのか
新規開拓の癖がここでも抜けないのか?
そのうち堤防の付け根であぐらをかいて冬眠に入ってしまった。
確かにもう良い時間だ。
10+3+3+1=17杯とそしてタコ2匹。
今一つの釣行だったが
車で駆けずり回っていた時間が長か過ぎたことを思えばマアマアだった。
それにしても名人の腕は凄すぎる?
刺身とテンプラでのビールは最高だった。

9/28am12:00〜9/29am10:30kaichi/修二/tori君
tori君
kaichiさんと修二君のお供でアオリイカ釣りに連れて行ってもらいました。
小さい頃からいろいろ遊びで釣りはしてましたが本格的な釣り、
ましてやアオリイカ釣りは 初めて。
カッパやライトなども購入し防寒防雨などの対策はばっちりで初挑戦。
まずは、小雨の降る中での餌となるアジ子つり。
こちらの方はチビたちとたまに行っているので問題なし!
順調に10匹ぐらい釣れた所で隣でエギでアタックされていたkaichiさんが早速あおりをGet!
餌釣りをやめてエギでいこうということとなった。
エギは初挑戦。
toriと修二君が坊主のなかkaichiさんは確実に釣り上げていく。
なんとか日が変わらない内にと思っていたところ 場所を替えて3箇所目の真脇港でついに初あたり。
あたりといっても釣り上げたのは13cmくらいの小物。
「ん?ちょっと重いなー」って程度。
ましてや初めてエギに乗ってきたので実際に上げてみるまではアオリかどうか分からなかった。
それでもtoriにとっては初のアオリ!
苦労しただけに喜びもひとしおでした。
うれしかったー!
その後はずーとあたりがなく眠気の峠を2度ほど越えた4時台にぽんぽんと2杯釣れて、
計3杯の釣果。
初めてで何も分からなかった割にはまあまあかと思う反面、
kaichiさんの18杯をみるともうチョット釣りたかったなとも思いました。
なんといっても、驚いたのは!
toriが粘って粘ってあきらめた場所でkaichiさんが
「じゃ、僕がやってみるよ」と言われて即3杯釣り上げた事!
アレはびっくりしました。
さすがというかなんというか・・・。
今思うとちょっとくやしいですねー・・・。
計26杯のあおりを3等分していただき(大半がkaichiさんの釣ったもの)
晩御飯に刺身にしていただきました。
うまかったー。
また、アオリのきれいな姿が見たいですね。
機会があればまた行きたいです。
修二
久々の徹夜の釣り。
結果の前にkaichiさんtoriさんの体力に脱帽。
特にkaichiさん、私より歳が倍近く違うのに一睡もせず獲物を確実にゲットする。
toriさんも初めてながら疲れも見せず一心不乱に竿を振っていた。
私は残念ながら釣れる時間帯も体力がもたず休息をよくとった。
結果は5杯のアオリイカを釣りあげた。
が、地元の人やkaichiさんの数に足元にもおよばなかった。
竿の振り方、エギの選び方、、、
釣れる人を見ていると私とはまったく動きが違い勉強になった釣りだった。
昨晩、アオリイカの刺身をたべたが新鮮でこりこりし、あまくて美味しかった。
kaichi
kaichi宅12:00待ち合わせ。
即出発。
穴水で昼食をとり宇出津大堤防にはpm3:00前に到着。
修二とtori君は生き餌のアジ子を釣る。
僕は試しに餌木を投げてみた。
まだ日中だというのに即1杯Get!
アジ子はぼつぼつ来てるようだったが
今日は餌木で行くことに決定!
全員でキャストまたキャスト。
僕は内側で15cmクラスを3杯上げたが修二とtori君にはあたりなし。
先週小木では20cm以上と型が揃っていたので小木へ場所交代。
こぬか雨はそぼろに降り続いているが全く風はない。
小木の旧港に腰をすえキャスト開始。
僕にはぼつぼつ3杯きたが二人はコツがつかめない様子。


pm8:00頃あたりがとまった ので真脇港へ移動。
もう雨があがり雲間から月や星が顔を出している。
すこし冷えてきた。
姫漁港側の堤防に入る。
もう一面イカスミで真っ黒々 !
生き餌釣り師と入れ代わった形になったが相当の獲物を持ってて帰ったらしい。
海面直下にはなにやら小魚が絨毯を引きつめたように泳いだり跳ねたりしている。
修二は内側、tori君は先端外側、僕は堤防途中から外側にキャスト。
しかし当たらない、この条件でいないわけがない、よほど我々は下手なのだろう。
若い4人組 が後からやってきて瞬くうちに6杯釣り上げて帰っていった。
なるほど 僕はじっくり観察させてもらった。
そうだったダート(ただ引き)が 基本だった。
「釣れそうな気がする」!修二はつぶやいた。
まもなく先端でtori 君がロッドを高くかかげリールを静かに巻だした。
「きたか?」「と、思うのですが?」
12cmくらいのがプシュと吹いて餌木にのっかっている。
生涯初のアオリイカ!
「やっときた!」と修二が暗いなかから現れた。
その後僕にも3杯。

次は最初から夜中に落ち着こうきめていた小浦港へ!
奥能登の小漁港もいつのまにかすっかり有名スポットになってしまった。
もう明日だというのに、すでに5人程がロッドを振っていた。
水銀灯が5機煌々とあたりを照らしている。
僕達3人は別れて小さなテトラ上に!
僕の餌木にはぼつぼつ 乗ってくれる。
修二やtori 君はてこずっているようだが頑張っている。
薄暮時が終わる頃までに僕は15杯Getしていた。
明るくなってからはどうだろう?
僕には秘密の日中餌木がある。
案の定立続けに3杯きた。
修二は運転に備え陽があたりだした堤防でいびきをかいている。
結局
全員で26杯の大漁だった。
18+5+3=26だった。
堪能した。


僕のお気に入り


どこでもアオリ
小木旧港360度全景

小木新港/正面は東堤防

十五夜

小木の秋祭り袖切子/東堤防から遠望/旧々港に山車が集結

餌3杯/餌木4杯


アオリいよいよシーズンイン!
弟と誘いあい能登小木の東堤防へ。
アジの泳がせ釣りのつもりなので餌となるアジの確保のためam11:00に早出。
さざ波程度の絶好の状態。
弟はナメラ狙い!
まずアジを釣りはじめたがこない。
手前はスズメ鯛が群れている。
沖目に投げてやっとぽつぽつ釣れだしたが数が出ない。
全然群れがいないようだ。
それでも夕方までにやっと20尾ほど確保。
弟の 外道のベラとスズメ鯛の大きめのもいざと言う時に備え確保。
いよいよアオリ仕掛けを投入!
4本竿を内側向きに等間隔にきれいに並べ順次泳がせる。
昨年手に入れたリック針を使う。
潮は穴水方向へそこそこ流れている。
暗くなる前
二号のウキが流れない!
聞いてみると重い!
すかさず大あわせ。
リック針が見事に足の付け根に食い込んでいた。
アオリを2,3杯釣ったくらいからアジがぱったり釣れなくなった。
6杯上げたところで餌切れ!?
またまたアジに専念せざるを得なくなった。
でもこない!
沖目もへチも流しても、
棚を変えても仕掛けを変えても餌を変えてもコマセを大量にまいても、
いないものはどうにも釣れない。
周りを偵察に向かう。
やはり全員同様?
旧港で調達しようと荷物を撤収して場所変え。
その頃から強風、雨模様。
いつもアジ釣りの人が大勢いる里磯の前も誰もいない。
小堤防で試みたが同じく釣れない。
時間はもはや明日。
弟は早々にあきらめて睡眠。
僕は餌木をぶら下げてランガン。
漁協の端の小堤防のチモトに若い家族がまだ釣りをしている。
みるとなんと小アジをしこたま釣っている。
ちょうど風下 で小魚が流される場所。
煌々と照らす漁協のライトが切れかかる場所!
納得!
隣に腰を落ち着けエギング開始。
20分ほどしたらコクングーッと根がかりのような餌木独特の当たり。
1杯目。
そのあと40分くらい後に2杯目。
つづけて2回ゴンと来たが思わず緩んでバラシ。
当たりが遠のいたので宇出津の アオリで有名な小堤防へ向かう。
突端にめちゃ明るい水銀灯が輝いている筈だ。
着いてみると何故だ????!
水銀灯が切れている。
ままよと真っ暗な中 黙々とキャスト。
もうすぐ夜明け、マズメ時期待と思った瞬間、
殴りつけるような豪雨。
強風。
それでも夜明けの一時を祈る気持ちで待ちわびキャスト、キャスト!
やがて薄明るくなり
黙々とam6:00。
おかげで金沢まで眠りッパナシ。
アオリの釣果は計8杯。
まだまだ小さく15cm前後。
弟は真鯛3尾とナメラ1尾。
帰って新聞を見たら沖で竜巻きが発生していた。

大潮の後の中潮初日、月はほぼ満月に近く一晩中中天に輝く潮暦!
これで天気と波模様が良ければ最高の条件。
アオリの大漁を夢見ながらこの1週間週間天気予報に一喜一憂してきた。
だいたい・ほぼ、木曜日頃まではまあまあの予報だった。
が、しかし、
金曜日となるとガラッと予報が悪転した。
土曜日の夕方から寒冷前線が通過するとの事!
日曜日はしかし好転が期待できそう。
とにかく決行!
1時前に修二が拙宅に到着した。
聞けば夜明け前から九頭竜川の高屋駅対面に挑戦してきたらしい。
その後受渡しを1件済ませて大忙しの週末になりそうだ。
能登有料自動車道から見る日本海は波ひとつ無いベタなぎの状態。
しかしフロントガラスで砕ける雨粒は次第に大きく激しくなってくる。
「珠洲は金沢より条件が良いようですよ!」と修二。
さすが珠洲市出身のおおらかさ、
楽観主義者の修二は雨など気にかける様子も無い。
たしかに雨などは釣りに没頭していると気にかかることはないが、
寒冷前線通過時の風が僕には気にかかる。
穴水で遅い昼食をすませ一路宇出津港へ。
宇出津港でアオリの餌のアジ子を調達する予定だが
丁度良い型をうまく釣れるかにも今日の釣果が懸っている。
土砂降りのさなかに宇出津港へ到着。
新港の小堤防でまずアジ釣りを開始した。
釣れるのは木っ端アジばかり?
それでも100匹ほど釣り上げ場所移動。
海岸沿いのくねった道を走り抜け、
天候悪化予想からずいぶん迷ったが、
初期の予定通り小木港の堤防先端に陣取った。
この場所はまだ堤防が完成していなくケーソンの凹みに海水が溜まっている場所?
その分人は全くいなく潮通しが最高のところ。
いつも良い思いをさせてくれるポイント。
ただ少しのうねりでも満潮と重なると大きく波に洗われてしまう。
今日のうねりなら大丈夫と思うが後は強風のみが心配。
既にあたりは真っ暗で雨はますます激しく風も次第に強くなってきた。
すこし型の良いアジを釣り上げようとコマセをバンバン撒くがいっこうに魚っ気がない。
風と流れでウキがすぐ堤防の壁に張り付いてしまう。
おまけにブクブクの調子が悪く調達した木っ端アジの半分以上が死んでしまっている。
これじゃいかんと道具を撤収、
早々に場所を変更することにした。
宇出津港内のもう一つの小堤防に到着。
この堤防は小型アオリの数釣りで有名な場所。
木っ端アジを調達したさっきの堤防は墨の痕跡は皆無だったがここは一面真っ黒!
ものの100mくらいの距離なのに不思議なものだ?
一方でアオリを狙い他方でアジの仕掛けを投入する。
修二は竿下、
僕は遠投と役割分担。
コマセを利かすと丁度良い15cmくらいの型が釣れだした。
50匹くらい調達したところで眠気が襲う。
その頃には雨もやみ風も全く収まっていた。
時間は明日のam1:30。
アジをバッカンスカリに移し海に沈めて未明に期待することにした。
セットしたアラームがam3:30にけたたましい叫びを響かす。
隣の修二がパッチリ起きたのには驚いた。
スカリを上げるとアジにはキトキト印がついていた。
活き餌用のブクブク付きのクーラーにアジを移し
車で2分の大堤防に到着。
大敷網の斜め向かいに陣取る。
全く人影はない。
大敷で作業する漁船の煌々とした明かりが周りを照らし昼間のように明るすぎる。
月は中天に輝き全くの波気もない。
温度の違いで海面にモヤが漂うさまは幻想的ですらある。
ウキが活きアジの動きで移動する程度の潮流。
と、修二の電気ウキが姿を隠す。
小気味の良いアオリのあたりが修二にきた。
「糸フケをとり大あわせ」と僕。
修二の磯竿が大きく弧を描く。
「乗りました」と修二。
グイグイとリールを巻くごとに竿があわせて激しく撓る。
大きい・でかい!
水面に浮かんだアオリは確かにでかい!
あたりに墨をまきちらし漁船の明かりに照らされて海水が黒い煙幕状?
簡単に玉網に収めて堤防に上げると1本の足にイカ針がかかっている。
胴寸だけで昔のティッシュの箱以上ある。
がぜん修二がやる気をだしてきた。
もぞもぞと仕掛けをセットしてもう1本竿を立てだした。
今度は活きアジを餌にブリ?を狙うとのこと。
確かに僕もおととしにこの場所でフクラギを数本上げている。
しかも大敷網の斜め前、ほんの300m位の距離しかない。
間違ってブリがきたって全然不思議ではない。
僕の方には数回あたりがきたが腕が悪くて全然乗らない。
先日ネットで注文したリック針を使っているが
慣れないせいか上げるたびにアジの背中から外れている。
これではイカに掛からない。
しかしやっぱり経験!
試行錯誤のすえ
背びれの真上から薄く返し針を刺すと多少の遠投でも外れないことを発見した。
しかも口カン針とリック針のハリスを張り気味にするとリックのずれもでない。
読んでいる方はわかりにくいだろうが本人はいたって納得。
自信のかけらが表れてきた。
すでに日は高くなりかけている。
潮が多少早くなってきて結構上げ下げで忙しい。
いつのまにかこの広い堤防の上は釣り人があちこちに散らばりだした。
いちど漲った自信のかけらもすでに萎みかけてきている。
am7:30。
「あと30分くらいで帰ろうか?」と僕。
修二の「はい」という返事をみなまで聞かないうちに僕のウキが消滅した。
糸フケを取り、聞いてみるとグイグオイとの返事。
リック針特有の110度の大合わせを入れる。
グゥーーウーッと竿が大きく撓る。
完全に乗った。
重い・本当に重い。
しかし重いだけで引きがない。
水面に浮かすとやはり相当デカイ!
吐き散らす墨が3m四方を黒く染めている。
一見ホンダワラの束をまとめて引きずってきたようだ。
修二が玉網を入れてくれた。
堤防に上げてもまだ墨を吐いている。
リック針が股の付け根に食い込んでいる。
リック針の教科書通り!
引かなかったのはこのせいか?
修二のイカは破線模様の♂イカだったが
僕がのは水玉模様の透き通った♀イカさん!

帰ってから採寸すると胴長24cmのこの辺では大物だった。
さっきの修二を笑えない僕も俄然やる気が沸いてきた。
タイミングよく「もっとやりましょうよ」と修二。
勇んで「勿論」とは僕。
その後4度ほどウキが沈み
うち2度は腹が食われた痕、これはフグの食み痕!
うち一度は投入した瞬間にウキが消えそのまま根掛かり、
キジハタか大メバルなどの根魚に持ち込まれたのでは?
最後の1度は間違いなくアオリの当たり。
大あわせがスッパ抜けた。
あと1・2度リック針の経験を積まねば。
やがて餌の活きアジが尽きて納竿した。
時間はすでにam9:30。
修二付き合ってくれてありがとう。
運転ご苦労様でした。