フィ−ルドレポ−トクロダイ

1月18日真浦、寄り合い(ちんたさん、山さん、西村さん)

 まだ真っ暗の午前3時半スギ、
今回の釣行メンバ−を乗せた、ちんたさんの車が到着!
あいさつを交わして、荷物を積み込む。
西村さんとは、初めまして! 山さんとは釣りは初めてだ。
車中は、やはり朝からテンション高め(笑)
 当初は内浦の予定だったが、
風向きは北東、波1.5mとのことで、ほとんどどこでもできそうだ。
とりあえず穴水の釣侍まで行って、エサ購入&作戦会議。
航空写真ポイントマップを広げてワイワイと、場所を厳選!
最近好調らしい赤崎、深見、それとも形部、色々吟味した結果、
大人数収容可能な、珠洲真浦の千畳敷かツバ崎周辺に決定!
早速しゅっぱ−つ!
 途中雨が降ってきたが、そのうちあがるだろう。
案の定、逢坂トンネル前に到着すると殆ど止んでる。
みんな一様に、はやる心を抑えて荷物をまとめる。
初めからツバ崎に行くつもりだったが、
どうやら西村さんは、千畳敷と思っていたようで、
もう一度車に乗り込み、トンネルの向こう側に移動!
あらためて千畳敷に向かった。
途中生々しい落石が所々に見受けられる。
ちょっとビビリながらも、磯へと降りる。
良いサラシが出てます。
ルア−でも投げたくなるほどの状況に、ワクワクしてくる。
しかし千畳敷で集中してやるには、波が大きいようだ。
しばらく観察したが、時折くる大波は危険きわまりなく、
あきらめて、ツバ崎との間の磯へと移動する。
が、これがきつかった〜
みんな汗だくで、道路脇に座り込む・・・
そして、ここで二手にわかれる。
ちんたさん、西村さんのお笑いコンビ(ごめんなさい)
山さん、私のシティ−コンビ(山さんリクエスト名)
それぞれ突き出た岩場の両側に陣取る。

向こうはちんたさん、西村さんの釣り座。手前は山さん

さんぺいの釣り座。高い所にかまえる!

釣り座の右横は鯖尾岩、千畳敷

 さあ!いよいよ釣り開始。
竿は年明け早々に2本も折ってしまい、10年前のシマノの1.5号
撒き餌は、当初内浦と言うことだったので、重めで集魚効果の高いものを用意。
オキアミ4キロにそれぞれ混ぜる。
サシエはオキアミオンリ−
道糸2号にハリス1.5号を直結!
最初はグレ専科の2Bでスタ−ト
サラシ狙いになるので、ハリスにガン玉を2段打ち仕掛けを落ち着かせる。
針はとりあえず2号で始める。
3ヒロからはじめ、2.3投ごとに浮き下調整。
たまに大きめの波が来て、大サラシになるので、
うまくタイミングを見計らいながらのコマセ打ち。
エサは、ほとんどそのままの状態で戻ってくる。
たま〜にかじられるが、跡からすると活性の下がったフグであろう。
海タナゴも居るはず・・・黒鯛は?
 まわりの状況からすると、岩のりの千切れたのが水中に漂っているはず。
それを食いに上がってきてるであろう黒鯛を狙っての浅タナ狙いだった。
しかし、待てど暮らせどそれらしいアタリはない。
 山さんの所は、かなり根掛かるようだ。
私も竿一本くらいで流して見ると、手前で根掛かってしまう。
しかし沖のほうは根掛からないようだ。
しばらくそのタナでやるが、今度はかじられもしない・・・
そして、いつの間にかお昼近く 早〜
 さあカップ麺タイムだ。
またもや、ちんたさんのコンロで(いつもありがとうございます)湯沸かし。
しかし西村さんは、そうとう集中しているようで、まだ釣ってる(道中からかなりの気合いでした)
そして、食後のあつ〜いコ−ヒ− これがまたうまかった〜(ごちそうさまでした)

 さあ気合いを入れ直して後半戦!
撒き餌を追加して作り直し、針を少し小さいガンメタ色のグレ針にしてみた。
それでも餌取りも掛かってこない。
エサの付け方も変えつつ、なるべく同じポイントを流すように心がける。
 山さんも右横の方に移動して、新たに始める。
今度は、それほど根掛からないようだ。
そのうち山さんがメバルゲット!
ちんたさん、西村さんもフグやアイナメを釣っている。
なあ〜んにも掛からないのは私だけ・・・・
 夕マズ!勝負をかける。
朝から重いコマセを打ってるので、深い所に効いているであろうと思い、
ウキを大谷ウキ4Bにして、確実に仕掛けを深く入れるため水中ウキもセット。
ハリスにもガン玉を段打ち。
針は、吸い込みを良くするため同じ種類の5号まで落とし、
オキアミも沈みを早く、目立たせるより吸い込み重視で、
頭を取って小さく付けた。
そして水深計ったら、藻の無いところで竿2本あるとの西村さん情報で、
もしかして真ん中深いかも?と思い、
多少コマセで浮いて、一本半と判断した。
そして、狙いのポイント数流し目!
潜る潮で水面数pでウキが止まっていたので道糸をそぉ〜っと張る。
と!そのままさらに入っていった!
とりゃぁ〜!!!きたきた!ついにきました〜
「きましたよ〜」と叫びながら、タモをつかんで
当初の予定の取り込み場所へ走り降りた。
深場で掛けたので、あわてる必要もなくゆっくり浮かせる。
あまり走らないので、そんなに大きくはない。
当初自分でフィニッシュするべく、タモを持っていったが、
いつの間にか、隣にはタモを構えた山さんのするどい眼光!
そして、ついにその時はおとずれた!
空気を一発吸わせると、それは山さんの手から放たれた!
山さんの心のように、一直線に真っ直ぐ伸びる!
最後の抵抗をみせたヤツも、山さんのス−パ−テクニックで、
ついにネットイン!(山さんリクエスト、劇画風味)
 山さんありがとうございます。やった〜初物ゲット〜!!!

2004年初物!38p

 2匹目のドジョウ・・・いやいやクロを狙ってしつこく攻めるが、
これからと言うときに、とうとう暗くなりはじめてタイムアップ!
年明け早々竿2本も折って、今年はダメだ!と思っていたが、
結果的には貴重な一尾、初物をゲットして最高でした。

 初めてお会いした西村さんも楽しい人で、みんな楽しい人ばかり。
やっぱ、寄り合いは楽しいです。みなさん、ありがとうございましたm(__*_)m

注・あくまでも、さんぺいの浅い経験での想像が多いので、
ベテランの方は笑って聞き流してくらはい。(笑)