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『イン・ザ・ビギニング』(2000年製作) 173分 (原題:IN THE BEGINNING) (原題:IN THE BEGINNING)を見る 【スタッフ・キャスト】 監督:ケヴィン・コナー 製作総指揮:デヴィッド・V・ピッカー、ロバート・ハルミ・Jr 脚本:ジョン・ゴールドスミス 出演者:マーティン・ランドー(アブラハム) ジャクリーン・ビセット(サラ) ビル・キャンベル(モーゼ) クリストファー・リー(ラメセス1世) エディ・シブリアン(ヨセフ) フレッド・ウェラー(ヤコブ) アラン・ベイツ(JETHRO) スティーブン・バーコフ(POTIPHAR) ジェラルディン・チャップリン(YOCHAVED) アマンダ・ドノホー(ZULEIKA) センディル・ラママーシー(アダム) アート・マリック(ラメセス2世) ダイアナ・リグ(リベカ) ビクタ^・スピネッティ(ファラオの魔術師) デビッド・スレホール(アーロン) デビッド・ワーナー(エリエゼル) 【解説】 天地創造から十戒までを約3時間で観られるダイジェスト版。 ただし、天地創造からでもアブラハム主体なので、ノアの箱舟も、バベルの塔に、ソドムとゴモラもありません。 となると見せ場は、やはり最後にモーセが海を割るシーンとなり、CGの力でかなりリアルになっていますが、昔の作品のほうが迫力があった気がします。 とはいえ、これまで映画で取り上げられて来なかったアブラハムとイサクの話の後の、ヤコブとヨセフの話が描かれており、旧約聖書の流れを理解する上においては役立つ映画だと思います。(By天国とんぼ) 【ストーリー】(ネタバレ注意) アブラハムが神からの召命を受けカナンの地に移住することを決意するる(創世記12章)。 同族内でいざこざが起き、一族を団結させるために天地創造の物語(創世記1章)、アダムとエヴァの創造と、エデンの園からの追放(創世記2-3章)、神から離れた人間を滅ぼすための洪水で穴が箱船を作って救われた話が語られるが、結局ロトと別れることになる(創世記13章)。 神から子供が授かるというお告げ(創世記15章)をアブラハムは受けるが、年老いたサラは信じられず、奴隷のハガルを差し出し子を産まそうとするが、母となったハガルが態度を変える。 (創世記16章) やがてサラにも子供が生まれ、ハガルの子イシュマエルが疎ましくなり、追放するように迫るサラ。 悩むが神のお告げに従い、二人を追放するアブラハム(創世記21章)。 しかし、せっかく生まれたイサクを生贄に出すように告げる神. 神の命に従うアブラハムとイサク。 その信仰を祝福する神は、代わりの生贄となる羊を与える(創世記22章)。 やがてイサクの嫁としてリベカが見いだされ(創世記24章)、双子のエサウとヤコブ(ジェイコブ)を生む(創世記25章)。 長男のエサウが相続するはずだったが、リベカの策略でヤコブが祝福を受けてしまう。 エサウが怒りヤコブを殺そうと計画しているのを知り、ヤコブはリベカの兄ラバンのいるハランに逃げる(創世記27章)。 そこでラケル(レイチェル)と遭い恋をする。 持参金の代わりに7年間ただ働きをする契約することでラバンから結婚を許されるが、花嫁は姉のレアであった。 そこで、もう7年間ただ働きをすることでラケルとも結ばれる(創世記29章)。 その頃リベカはエサウにわび、自分が犯した罪のの代償として愛する息子に一生会えない罰を受けたことを告げていた。 ラバンはヤコブから羊を奪い盗ろうと新たな契約を持ちかけるが、ヤコブの賢明さが上回り、しもべも財産も豊かに手に入れる(創世記30章)。 豊かになったヤコブはエサウを騙した過去が思い出され、エサウに詫びを入れることを決意し、使者を送る。 エサウに膝まずくヤコブを起こしたエサウは、イサクの後継者である証の杖を渡し祝福する。 母の悲しみと大きすぎる罪の代償を見たからである(創世記32章)。 ヤコブはカナンの地に住み、多くの子をなしたが、中でもヨセフがお気に入りだったが、その為に10人の腹違いの兄弟の嫉妬を買い、エジプトに銀貨20枚で売られてしまう(創世記37章)。 エジプトで持ち前の賢さで売られた先の家で出世するが、女主人の誘惑を断ったことから牢屋に入れられる。 しかし、そこでも主は彼と共におられ、監獄長に気に入られ、管理を任されるようになり、すべて成功させていた。 (創世記39章) また監獄で出会った王の献酌官と調理官の見た夢の解き明かしをし、その通り彼らは釈放される。 その頃、王が見た夢の解き明かしを誰もできず、給仕長から推薦されたヨセフは解き明かすだけでなく、それを実現させた功績でエジプトの宰相にまで出世する(創世記41章)。 やがて飢饉に苦しむ故郷の兄たちはエジプトに助けを求めてやって来る。 ヨセフは兄たちに冷たくあたるが…。(創世記42-48章) | |||||
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