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最初から沢田研二様にはやられてしまった。コンサート前から「最初の衣裳がすごい!」とは聞いていた。が、これ程の衝撃を受けるとは思っていなかった。「まあ、赤と黒っぽいのじゃなくて、明るい色の衣裳なんだろう!」くらいだった。 だから睡蓮のイントロがかかり舞台へと走って出て来られた沢田研二様のお姿が目に入った瞬間というのは、一体何が起こったのかすら、分からない状態だった。特に僕の座席はステージに向かって左端だったせいもあり、目に飛び込んで来たのは沢田研二様の後ろ姿だけだったのだ。多くの女性ファンの大きなマッ黄色の歓声に包まれて現れた物体、まさに物体は何かの固まりにしか見えなかった。 そしてその「固まり」の後ろになびいているチャラチャラで、始めは「鶏?」を思ってしまった。まさに上の絵のようだった。睡蓮が咲き乱れる池を歩いていたら(そんなことはありえないが)、水面を鶏が駆け抜けて行く(これまたあり得ない)かのような錯覚!この無茶苦茶で倒錯した世界にいきなり巻き込まれてしまったのだ。それだけでもう僕は沢田研二様に完璧のこてんぱんにやられてしまった。もうお手上げ状態だ。犬ならもう地面に仰向けに寝転がり降伏のポーズをしている。これもまた幸福だ! あの「インディアン」スタイル、タイガース世代ではない僕には、あの「おまえにチェックイン」の頃の思い出と、そしてあの頃の衝撃が重なりあってくるではないか!ステージ上から異様なまでに押し寄せてくる迫力にもう僕はロ・メロメロだった。 睡蓮というイメージとは正反対の激しい曲、そして全く関連のないインディアンの衣裳!さらにはイントロでは身体を揺らしながらのインディアンの「おたけび」!バラバラのすべてに違和感を全く覚えること無く、「これが、ジュリ−だ!」と納得させられてしまう。端から見れば「何じゃこれ!」と思われるだろうが、沢田研二様ファンとしては「だってジュリ−だから!」という答えしか出せない。とにかくすごかった。ジュリ−だっ!ジュリーなんだぁ〜!ジュリ−だよぉ〜!(涙、涙) もう今回のライブへの期待が高まる、いや期待する余裕すら僕にはなかった。ただただ感激しまくりだったのだ! |
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