こたつとみかん
「リナさぁ〜ん。なんで僕の向かいに座るんですかぁ〜?
 まあ…こんな楽しみもありますけどね。はい、あ〜ん」
 そう言ってゼロスは皮をむいたみかんを差し出す。
 どうやら隣に座ってほしかったようである。
「ばかっ」
 真っ赤になってそれをひったくって食べるリナ。
 リナがゼロスの隣に座らなかった理由。それは身の危険を感じたからである。
 つまりはそういう関係である。
「しくしくしく。リナさんがつれない…」
 むろんウソ泣きである。
「えぇい、うっとうしいわねー。何がそんなに不満だってえのよっ!」
 リナは気付かないうちに墓穴をほっていた。
「僕を恋人扱いしてくれないことが」
 きっぱりと言い返すゼロス。
「〜〜〜〜〜〜〜!
 わかったわよっ。ちょっとこっち来なさい」
 嬉しそうにこたつを出て、リナに近寄ってくるゼロス。
 そのゼロスに、一瞬だけ唇を合わせ、そして顔を離すリナ。
「これでいいでしょっ!」
 何度もしているのに、それでも顔を赤くするリナがかわいくて…
 そんなリナを抱きしめる。
「なぁによっ!」
「さっきの、続きです」
 そう言ってリナに口づけ…そして押し倒す。
「ばか…」
 一言言って、ゼロスに身をゆだねるリナ。
「リナさんのためになら、ばかにも道化師にでも、何でもなりますよ」
 愛おしいあなたの…ためになら。


負っ…題名の意味なし(おひ) ちょっとアダルト?なゼロリナ。俺にしては珍しいタイプだのぉ… なんか…らぶらぶ甘々を最初から最後まで… みなさんどうぞ砂吐きまくって下さい。それで砂金が出ればラッキーね(爆)
まあ…題名いきなし思いついただけだし(爆) でも題名の都合上、早く書き上げないと、こたつがなくなってからじゃおもしろくないし(笑)
授業がなくなったら書く暇が減っちゃって…(おまいは…)
さて、と。他のがいっぱい待ってるから、がんばってくるわっ(笑)