魔法珠 〜Magic・Soul〜 15
  15.
「どこ行こっか? キアルス」
 宿を引き払ったあたし達は、あてもなくさまよっていた。
 最初は2人だけだったはずなのに、リアールがいなくなった今、どこか気が抜けている。
 なんか、張り合いがなくなっている。
「旅の目的も、何もないからな。どこ行っていいか、わかんねぇよ」
「おっと、忘れもんだぜ。
 俺を置いて、どこへ行く気だ?」
 聞き間違えるはずのない、この声。
「リアール?! また抜け出してきたのか?」
「サフィアさんに何か言われても知りませんよ」
 お互いにそう言って振り向く。
 が、その場にはリアールだけでなく、サフィアもいた。
「それなんだが…」
「言っても聞かないので、俺も同行することにしました。サフィア・クレイアーです。
 リアール共々、よろしくお願いします」
「リアール・フェディとして、また頼むぜ。
 サフィアには、様を言われると目立つからな。呼び捨てにさせることにしたんだ。
 魔族のことは他の部下に任せてきた。一応、意識を一部おいてきたしな。これで文句ないだろ」
「抜け出すこと自体が問題なんですけどね…。
 とりあえず、譲歩したので、これでよしとしましょう。
 そういうことで、人同士として、お願いします」
「よし、じゃあ、行くか!」
「ええ、行きましょう」
「ああ」
「はい」
 しっかり答える3人。
 どうやら、かなり楽しそうな旅路である。

 やあっと終わりました なかなかな量で、大変だった……
 これでホントに終わりです ……この話は… 2部があったりします…そのうち載せるでしょう(苦笑)
 ホントは、サフィアもリアールもあれでお別れだったはずなんです が、サラズィアについて来ちゃった… これが暴走です
 こんな長いものを最後まで読んでくれた方、本当にどうもありがとうございました m(_ _)m