ついに奥穂高へ
奥穂高のページを作ることを忘れていた!
だから、慌てて作ったのだ。(ちょっと長くなったけど)
半年以上も前のことになるけど、あの感動は頭に残っている。
前回、天候のせいであきらめた奥穂高!
今回、ようやく挑戦することとなった。
うれしくて うれしくて うひひと1人で笑ってしまいそうになる。
イスにもなるマットを買ったので、それを使うのが楽しみだ。
シュラフも暖かいモンベルのダウンハンガー2を買ったのだ。ぬくぬくとテントの中で夜を過ごすのが楽しみだ!!うひひ
河童橋を通り過ぎ、ホイホイと足取りは軽い!快調、快調!!!
徳沢でいっぷく・・・ コーヒーがうまいのなんの
横尾でいっぷく・・・ ちょっと疲れた
本谷橋でいっぷく・・・まだまだ元気!!
しかし、ここからが大変!!
体力はまだまだ十分にある。問題は、「渋滞」なのだ。
人が多くて、進んだり止まったり・・・ここまで順調なペースでやってきたのに・・・
山で渋滞に遭うなんて!
まあ、秋の涸沢はきれいだから仕方ないか・・・
この後、テントを張って泊まるだけだから慌てる・・・ん?!テ・テ・テントを張る場所が残っているかな〜不安だ〜〜〜
おお、やっと涸沢ヒュッテの吹き流しが見えた!!もうすぐだ、もうすぐ生ビールを飲める! やっとの事で涸沢に到着!!テント場に目をやると、色とりどりのテントの花が咲いている。きれいだな〜・・・・・・とっ、そんな悠長なことを言っておられんのだ!!今夜の寝床の場所を探さなければ。涸沢のテント場は岩だらけなので(というより岩だけ)なかなかいい場所が見つからない。良さそうなところは、もうみんなとられている。 それでも何とかテントを張れそうな場所が見つかった。テントを設営して、涸沢ヒュッテへダッシュ! ビールとおでんを買った。そして、「よくここまでがんばった。おお、穂高が大きいな、うれしいな、うれしいな。明日も天気にな〜れ、なれ!!」と1人で乾杯! その夜は、満天の星空を眺めた。マットをイスにしてインナーシュラフに潜り、しばしの時間、ボーッと星に見とれていた。涸沢小屋や涸沢ヒュッテの小さな明かりもきれいだった。 |
そして、朝。といってもあたりは暗い。でも、テントをたたんで出発しようとする人や朝食をとっている人などで、もう周りは活気づいている感じだ。ぼくの今日の目標は穂高山荘横のキャンプ場である。7時前に出発すればいいや!だんだん赤く染まってくる穂高の山々の様子を楽しまなければ! | |||
そして、いざ出発!! 涸沢小屋にたどり着いてキャンプ場を見下ろした。 まだまだ、たくさんテントがある。 涸沢小屋は活気にあふれていた。 |
いつもは下から見上げているところを登っていく。 |
ちょいとここらで ひとやすみ。 | オッ!!やっと見えたぞ、穂高山荘 |
着いて早速テントを張ろうと思っていたのだが、受付で「ヘリコプターが来るので夕方までテントは張らないで下さい。」と言われた。ヘリコプターの風圧でテントが飛ばされてしまうそうなのだ。
とりあえずテントをぺちゃんこに広げ、その中に荷物をおいて、さらにその上に大きな石を置いておくことにした。
しばらくは、穂高山荘のデッキでコーヒーをわかし、昼寝と読書をした。気持ちいいの一言。
さて、昼寝をして体力を回復したところで奥穂高山頂を目指そうとしたのだが、何と何と最初からこの行列。 初めの部分が急で狭いためにこうなってしまうのだ。 10秒で登れるところが10分かかるのでR。 しばらくは我慢我慢!! ものは考えようで、並んでいる間、周りの景色に見とれていればよいのだ。ははは。 |
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最初の急なとりつきを越えると、もうがらがら。さっきまでの渋滞がウソのよう。 真下に穂高山荘をながめるのはなかなかいい感じ! |
ついに着いた!奥穂高の山頂なのだ! | おお!懐かしの槍ヶ岳が!! かっこいい!! |
これが噂のジャンダルムか | 足下には上高地が・・・ ここからみると近いのになあ |
穂高山荘付近からみた日没! ずっとながめていたい気分だったのだ。 |
モンベルのお気に入りのテント。今晩もココがぼくの別荘! なかなかきわどいところでしょう。ねぼけて落ちなくてよかった。 |
今回購入した、MSRのドラゴンフライ。 ガスと比べるとうるさいけど、燃料代が安いのと(今回は灯油を使用)、微妙な火力調節ができるのがとてもいい。パワーもバッチリ。 |
この夜は、暖かいシュラフにもぐり、ぐっすりと眠れたのだ。
星空はまたまた最高!
これが穂高からながめた日の出なのでR |
日の出を堪能した後、岳沢から上高地を目指したのだ。
だいぶあるいたな・・ | お、岳沢山荘が見える。 | 岳沢山荘からの穂高の眺め。 |
上高地からながめている穂高の稜線をずっと歩く気分は最高。
時々、高度感があるところがあるが、とにかくこのコースは気持ちがいい。
しかし、稜線から下りに入ると、一気に下るので足はガクガク。
河童橋に到着! とても幸せな気分!! よく歩いたな。 |
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