第二章 『部品を集めよう』


  2.1.1【まずはFMVユーザーの項】

 まずデスクパワーS(FMV-466D3)が一台あると仮定します。これから使えそうなパーツを自作互換機に流用したいと思います。いずれお金が貯まったら返すことにして暫くは借りる事にしましょう。シリアルマウスについては後で説明します。

 ☆使えそうな部品

 ・CPU Intel 80486DX2-66MHz(P24C)
 ・72Pin SIMM 70ns 8MBx1 パリティー付き
 ・SoundBlaster16(MKE仕様 CD-ROMコネクター付き)※1
 ・HDD Quantum MV-540AT
 ・FDD Teac FD-235HG(3mode)※2
 ・2倍速CD-ROM Panasonic CR-562-B※1
 ・OADG仕様 106キーボード
 ・15インチマルチスキャンCRTディスプレイ

 ☆他に要る部品

 ・ケース
 ・ビデオカード
 ・シリアルマウス
 ・(+)(-)ドライバー、ラジオペンチ等の工具

 ☆有ればいい部品

 ・CPU Am5x86-P75
 ・486CPU用ヒートシンク付きクーリングファン(シリコングリス付き)
 ・72Pin SIMM 8MBx1〜3
 ・ATAPI 4倍速以上のCD-ROM
 ・1G〜2GのHDD
 ・IDE
 ・インチネジ付きネジ一式キット

 ※1 このSoundblaster16とCD-ROMは専用の組み合わせかもしれません。標準の市販の品と異なった動作をするかもしれません。  ※2 このFDDはカバーがありません。また市販の品と動作が異なるかもしれません。


  2.1.2【本体ケースを選ぼう】

 もちろんタワー型の製作を目指します。FMVのデスクトップのケースは使えませんので新規購入することになります。中古で\5000,新品で\10000〜\20000程です。サイズはミニタワー、ミドルタワー、フルタワーとあるので用途や置場所に応じて選びましょう。電源ユニット付きですので電源容量もチェックしておきましょう。ケースにはあまり選択幅がないです。マザーボードを止める金具やネジ一式が付いているか確かめましょう。自作機だと中を空けて確かめる場合が多く簡単に中を開けるケースを選ぶのが無難です。候補を挙げて置くとA-OpenのA6601(ミニタワー),A5561(フルタワー)などが使いやすいようです。拡張カードを刺したままマザーボードを引っ張り出すことが出来るので便利だと思います。内部3.5インチベイがあまり多くないのが特徴です。またN-606などもそのまま上部に開けるので定評があります。

  2.1.3【ビデオカードを選ぼう】

 これが勝負の鍵になります。出来れば狙い目は最低S3 968以上です。マザーボードやCPUにお金を掛けない分をこちらに廻します。でも15インチディスプレイですので将来\100,000以上の高い17インチに買い換える予定の無い人はあまり高い製品を買う必要はないでしょう。VRAMを2M〜4M搭載品がお奨めです。VRAMが1Mの製品は全体的な性能を高性能に引っ張ることにならないので「取りあえず映ればいいや」という場合の選択になります。HOT-433のバスにはPCIバスがありますのでPCI2.0のカードを選ぶことになります。ただ動作確認用に最初はISAバスのビデオカードで我慢しておくのもひとつの手でしょう。
最近PCI2.1のカードが主流になってきましたがこちらでもOKです。旧タイプのカードは安いですが出来るだけRAMDACの性能が高く画面が見やすいカードがいいでしょう。S3 868でもCanopusのPowerWindowならMCLKというツールを使えばそこそこの性能になると思います。

 推奨ビデオカード

 ・I.O DATA GA-986V2/PCI(S3 968) VRAM2MB
 ・I.O DATA GA-DRV2/PCI(Trident TGUi9680) EDO2MB
 ・I.O DATA GA-DRTV4/PCI(Trident ProVidia9682) 45nsEDO4MB
 ・I.O DATA GA-PG3D2/PCI(S3 ViRGE) 45nsEDO2MB
 ・I.O DATA GA-PG3D4/PCI(S3 ViRGE) 45nsEDO4MB
 ・I.O DATA GA-PG3DVX4/PCI(S3 ViRGE/VX) VRAM4MB
 ・I.O DATA GA-PGDX2/PCI(S3 ViRGE/DX) 35nsEDO2MB
 ・I.O DATA GA-PGDX4/PCI(S3 ViRGE/DX) 35nsEDO4MB
 ・MELCO WGP-VG2DX(S3 ViRGE/DX) 35nsEDO2MB
 ・MELCO WGP-VG4DX(S3 ViRGE/DX) 35nsEDO4MB
 ・Canopus PowerWindow TOTAL 3D 40nsEDO4MB
 ・Canopus PowerWindow DX(S3 ViRGE/DX) 35nsEDO2MB
 ・Canopus PowerWindow DX/4MC(S3 ViRGE/DX) 35nsEDO4MB
 ・MATROX Mystique SGRAM2MB
 ・MATROX Mystique SGRAM4MB
 ・MATROX Millenium WRAM2MB
 ・MATROX Millenium WRAM4MB
 ・ET-6000 MDRAM2MB
 ・ARK2000PV VRAM2MB
 ・DIAMOND Edge3D 2200XL DRAM2MB
 ・DIAMOND Stealth3D 2000XL(S3 ViRGE) EDO2MB
 ・DIAMOND Stealth3D 3000XL(S3 ViRGE/VX) VRAM4MB
 ・Creative Graphics Blaster MA302(CL-GD5462) RDRAM2MB
 ・Creative Graphics Blaster MA334(CL-GD5462) RDRAM4MB
 ・Creative Graphics Blaster 3D(CL-GD5464) RAMBUS4MB
 ・Creative 3D Blaster PCI(Verite V1000) EDO4MB

 動作確認用(ISAバス)

 ・ET-4000搭載品
 ・TVGA 8900搭載品

 一番お金を掛けない選択ならGA-DRV2/PCI(通称Dragon)が無難です。付属ドライバーの使いやすさや付属アプリケーションを総合するとコストパフォーマンスは抜群です。ARK2000PVはDOS/Vパラダイスの品ですが値段の割にDOS環境ではかなりの速度を出します。対応OSの広さではS3 868、S3 968の品に一日の長があります。ViRGE搭載の品はパフォーマンスはそこそこです。またMystiqueやET-6000も速度では定評があります。


  2.2.1【一から部品を集めよう】

 さてNECのPC-9801,9821などからいきなり自作する方はこの項を読むことになります。ケースとビデオカードの項はFMVの場合とほとんど同じなので省略します。ただ98で使っていたディスプレイはマルチスキャンタイプでないと流用出来ないのでその場合は15インチまたは17インチのディスプレイを購入する事になります。ビデオカードとの絡みがあるので水平周波数の上限には気を付けて下さい。水平65KHz以上が映るディスプレイだと高解像度に便利です。幸運にもマルチスキャンディスプレイをお使いの方はそのまま使えますがコネクター形状が違っている場合があるので(98は2列、DOS/Vは3列)VGA変換コネクターを別途用意して下さい。また高級なディスプレイだと入力側がBNCコネクターになってる場合がありますのでケーブルには注意して下さい
 またHOT-433はオンボードにI/Oを持っていますので、別途マルチI/Oカード等は要りません。ケーブルやコネクター等も付属しています。

 ☆要る部品

 ・486CPU
 ・486CPU用ヒートシンク付きクーリングファン(シリコングリス付き)
  (※IntelのPODPと初期の5x86-120GPの場合には要りません)
 ・CASE
 ・VIDEO-CARD
 ・72pin SIMM(60ns) FastPageMode or EDO DRAM 16MBx2
 ・FDD(2mode or 3mode)
 ・HDD(E-IDE or SCSI)
 ・Sound Card
 ・4倍速以上のCD-ROM(ATAPI or SCSI)
 ・シリアルマウス
 ・キーボード
 ・CRTディスプレイ(15 or 17インチ)
 ・インチネジ付きネジ゙一式キット
 ・ケーブル各種
 ・(+)(-)ドライバー、ラジオペンチ等工具

 ☆あればいい周辺機器

 ・33600bps MODEM
 ・SCSIアダプターカード
 ・ZIP Drive
 ・MO Drive
 ・デジタルカメラ
 ・スキャナー
 ・タブレット
 ・Joy Stick
 ・Color Printer


  2.2.2【CPUを買いましょう】

 ・Intel JBOXPODPV83
 ・Cyrix 5x86-120GP,133GP
 ・AMD Am5x86-P75,5x86-133ADZ(※133ADZは温度耐性が高い為160MHz動作可)

 もちろんAm5x86-P75を選びましょう。Am5x86には初期の頃に末尾ADW,ADYなどがありましたが現在はほとんど末尾ADZになってます。ADZは本来Am5x86-160として出る筈だったCPUで0.35μの製造工程で作られているようです。クロックアップして使うことになるので実際には「保証外」の使い方になります。お値段的に安いので超486マザーであるHOT-433と組み合わせるとかなりのパフォーマンスを発揮します。Pentium100MHz機並のマシンパワーが廉価で得られるのでそこが人気の秘訣のようです。外部クロックの4倍で動作することが出来ます。未確認ですが一部の方はHOT-433で60x3=180MHzで動作成功したようなのでPentiumも真っ青な結果を出しているようです。安定性はまだまだのようです。Cyrix5x86-120GPはARA5X86.EXE等(SCYRIXのLIB2にあります)
>>37 CQA06240 96/01/09 4426 1886 B Cyrix5X86 レジスタ設定プログラム Version 2.3
 でレジスターをセットしてやればかなりのパワーを発揮します。HOT-433は対応マザーですが電源投入時にはそのCyrix5x86特有の高速化機能のほとんどは有効になっていません。Cyrix5x86-133GPは生産量が少なく希少なCPUになってます。しかしその性能にはかなりのモノがあるようです。ご多分に漏れず160MHz動作は可能のようですが確認は取れていません。
 JBOXPODPV83はPentiumとして認識されます。浮動小数点の計算速度が速いのが特徴になってます。Intelが好きな方はどうぞ。


  2.2.3【メモリを買いましょう】

 さて肝心のメモリです。これは多ければ多い程いいのです。メモリの少ないPentium機よりメモリを多く搭載した486機の方が快適なのです。メモリを多く搭載したからと言って計算速度が上がる訳ではありませんが、システム全体のパフォーマンスが上がる訳です。もちろんx86互換(リアルモード)のプログラムでなくて80386以降のプログラムな訳ですが...ここら辺はメモリマネージャーとの絡みになります。もちろんメモリーを大量に搭載した高速なPentium機にはかないませんが、それでもかなり長い間現役で居られると思います。
最近メモリーの価格が急落してきました。60nsのFastPageModeDRAMとEDO DRAMとの値段差がほとんどなくなり一部では逆転現象が起きています。少し前では16MBのSIMMがお買い得だったので、2枚単位で増設しなければならないPentium機に比べ486機は有利だったのですが、現在では16MBx2の構成が主流となってます。HOT-433は486系マザーでありながらEDO DRAMが使えるので、Pentium機用に出回っている2枚一組の【16MBx2=32MB】を最初から購入するのがいいでしょう。値段が同じもしくは安いなら従来のFastPageModeDRAMを選ぶ必要はないですから...それとFastPageModeDRAMとEDO DRAMの混在は出来ません。このメモリのモジュールの事を形式上からSIMMと呼ぶようにします。
※32MBx2=64MBの構成では不具合が出る場合もあります。

  2.2.4【FDD-Driveを選ぼう】

 DOS/V機は伝統的に2mode-FDDを採用していました。最近では98の1.25MBの3.5インチフロッピーが読み込める3modeタイプが流行っています。

 ・TEAC FD-235HG(3mode)
 ・MITSUMI D353-T5(3mode)

 これらはそのままでは3modeとして使えないようです。SMC社製のI/Oチップを前提としているようで...HOT-433は残念ながらUMC社製のチップを使っていますので自動変更はされずに2modeとなります。コネクターの1番2番で手動切り替えが出来るようですが...

 ・TOMCAT PC-FD35M(3mode)
 ・KENTEC KT-FD353M-B(3mode)

 マザーボードを選ばないタイプのようです。
 どちらもMITSUMI製のD353-T5にコントローラー回路をを追加した製品になっているようです。
 KENTECH方が高いのですが対応OSが最初から多いようなので使用OSに応じて選んで下さい。
オリジナルはTOMCATの方です。


  2.2.5【HDD-Driveを選ぼう】

 さてここから内蔵用HDDの話題になります。新規に購入する方は少ないと思いますが後で追加購入する場合もありますのでまとめて書きます。
 FMVからの移行の方はIDEをそのまま、98から移行の方はIDEもしくは外付けSCSIになると思います。新規購入ですとIDEがお得になってます。でも将来的にはSCSIの方が有利なので最初からSCSIでシステムを組んでしまった方がいい場合もあります。IDE中心、SCSI中心についてそれぞれSCSIアダプターの解説も含め書きたいと思います。

  2.2.5.a【IDEを中心にシステムを組む】

 内部転送の速いドライブを選択するのがいいでしょう。目安としては1G〜2.5Gクラスのがお手頃のようです。HOT-433に最高4台繋げれますが2台に留めて於いた方がいいようです。CD-ROMは必然とATAPIタイプを選ぶことになります。CD-ROMはセカンダリーIDEに繋ぐようにしてプライマリーIDEには2台のHDDを繋げるといいでしょう。最近の98の内蔵HDDはIDEを採用しています。1G以上だと大抵LBAモードやPIO MODE4を選択出来るのでこの点は問題がないのですが、0.5Gクラスの古いドライブだとそれらをサポートしてない場合があるので注意が必要です。またSCSI機器を今後扱う場合にはHDD以外の接続が主になるのでPIO転送なSCSIアダプターを選択することになります。Adaptec AHA-1510/1520タイプのISAカード、ASUS SC-200などのPCIカードが選択対象になるでしょう。AHA-1510はSCSI-BIOSが無いのでシステムの起動用には使えません。SC-200もSCSI-BIOSが無いのですがHOT-433側がSCSI-BIOSを持ってるようなので使えるようです。AHA-154xタイプは避けた方がいいでしょう。更にPlug&Play対応品でない方(旧製品)が使いやすいようです。
またHOT-433はシリンダー数4096を超える2G以上のHDDに対応していないので 現時点では使えないようです。

  2.2.5.b【IDEドライブを選ぼう】

容量ベンダー名品名内部転送速度(MB/S)
1GQuantumFB1280A〜84
2.1GQuantumFBTM2160A41〜90
1GWDCA2100040〜77
1.6GWDCA2160049〜95
2.1GWDCA3210049〜95
2.5GWDCA3250049〜95
1.2GSeagateST51270A〜67.7
2GSeagateST32140A〜67.7
1.2G富士通M1636TA61〜110

  2.2.5.c【SCSI中心にシステムを組む】

 SCSI機器でシステムを組む場合少々割高になります。しかしその場合マルチタスクOSでのCPU負荷を削減する方向でシステムを組むことになります。PCIバスマスタータイプのSCSIアダプターを必ずどれか用意する必要があるでしょう。低価格で代表的なSCSIアダプターには

 ・Adaptec AHA-2940J
 ・Tekram DC-390(無印)
 ・富士通パーソナルズ SCSIカード95

 などがあります。FUJITSUのカードはDC-390よりちょっと高いのですが、NCR(現Symbios)社製NCRの53C810チップを採用しています。もちろんSCSI-BIOSが載っていない製品です。


  2.2.5.d【SCSI-HDDを選ぼう】

 ・Quantum Fireball TM 3200S
 ・Quantum Fireball ST 6400S
 ・Seagate Hawk ST32155N
 ・IBM Ultrastar ES DORS-32160
 ・IBM Ultrastar DCAS-34330

  2.2.6【Soundカードを選ぼう】

 最初は無くても構いません。ビープ音くらいは出ますから...カードのタイプはISAカードになります。予算に合わせて選びましょう。SoundBlasterが標準となってます。最近PnPタイプのが出回ってますが選ばない方がいいでしょう。ISAカードのPnPは他のOS使用の場合面倒なのです。またPCICLKを40MHzで使用の場合はISAはPCICLK/4で10MHzになります。この速度はISAカードの仕様外の速度で追従できないカードがあります。その場合PCICLKを20MHzにしなければならず全体のパフォーマンスが落ちることになります。SB32PnPやSBAWE32PnPの一部がこの追従出来ないカードのようです。(WAVE音源部分が...)

 ・Creative SBV16S(VIBLA16搭載品)
 ・Creative SBAWE32(旧製品)
 ・A-Open AW32Pro
 ・Shuttle HOT-241(OPTi82c931)
 ・ESS1868搭載品

 Windows95でAWE32を使う場合SoftwareUpgradeKITを使う必要があります。無くても構いませんが標準のドライバーではAWE32の本来の力は発揮されませんので...CD-ROM版がお得ですのでI.O DATAから販売されているのを購入しましょう。(最近NiftyServeのSPCVGでも手に入ります。これと最新Driverの組み合わせでOKでしょう)
またビデオカードに3D-Edgeを使ってる方は3D-EdgeがWAVE音源を持ってるので別途サウンドカードは要りません。
 ちなみにWAVE音源が無くてもSoftware音源ってのがあります。もちろんPCM音源を使うのですがHOT-433+5x86ではこのSoftware音源を十分再生できるパワーがあります。WinGrooveや歌楽などがこのSoftware音源になります。


  2.2.7【CD-ROMドライブを選ぼう】

 ATAPIとSCSIタイプに別れます。4倍速以上はSCSIの方が有利でしょう。ただバスマスタータイプのSCSIアダプターを使ってる場合ですが...それとATAPIのCD-ROMはセカンダリーマスターに繋ぐようにしましょう。ビデオCDが観れなくなる場合があるからです。修正パッチはftp://ftp.microsoft.com/にあります。(IOSUPD.EXE)最近のCD-ROMのAUDIO出力はMPC端子に統一されているようです。サウンドカード側のCD-ROM入力端子と繋ぐことになります。PnP対応のSBシリーズにはAUDIOケーブルは付属していません。CD-ROM付属のAUDIOケーブルを使用することになります。また旧製品はSBタイプのAUDIO入力端子のみ、PnP対応品はSBタイプとMPCの両方になってます。サウンドカード、CD-ROM双方のコネクター形状をを確かめて於いて下さい。変換コネクターで解決出来る場合もあります。

 ・HITACHI 7730B ATAPI 4倍速
 ・MITSUMI CRMC-FX400G ATAPI 4倍速
 ・TOSHIBA XM-5402B ATAPI 4倍速
 ・MITSUMI CRMC-FX810 ATAPI 8倍速
 ・TOSHIBA XM-5602B ATAPI 8倍速
 ・Acer 8X-ATAPI ATAPI 8倍速
 ・MITSUMI CRMC-FX120T ATAPI 12倍速
 ・TOSHIBA XM-5702B ATAPI 12倍速
 ・MITSUMI CRMC-FX1600 ATAPI 16倍速
 ・TOSHIBA XM-5401B SCSI 4倍速
 ・PLEXSTAR PX12CS SCSI 12倍速
 ・TOSHIBA XM-5701B SCSI 12倍速
 ・TOSHIBA XM-3801B SCSI 15倍速


  2.2.8【シリアルマウスを選ぼう】

 ほとんどのHOT-433Ver4.0にはPS/2マウスは繋がりません。更にシリアルマウスとの相性問題があります。PS/2,シリアル兼用タイプはあまり接続性が良くないようです。ここは無難に3ボタンタイプのMS/PCマウスを購入する方がいいようです。オリジナルでなくコピー品が各社から出ています。COM2ポートに繋ぐのが良さそうです。ちなみにAMI-WIM-BIOSでも使えますし、DOS用ドライバーはFPCUGMのLIB 2にあります。
>>186 GEC03014 95/12/31 179065 76 B GMOUS102.ZIP Genius Mouse Driver V10.2(D

  2.2.9【キーボードを選ぼう】

 HOT-433Ver4.0のほとんどはATキーボードコネクターが付いています。一般的なPS/2のキーボードはそのままでは接続出来ません。変換コネクターが要ります。101英語キーボード、106日本語キーボード、104英語キーボード、109日本語キーボード、86日本語ミニキーボードなどがあります。CTRLキーの位置やキータッチの好みで選んで下さい。ATタイプへの変換コネクターが付属しているキーボードもあります。私の場合αDATAの109キーボード、JustyのKey-Cross、Ergo Touch(英語)キーボード等を併用しています。

  2.2.10【マルチスキャンCRTディスプレイを選ぼう】

 ディスプレイは長時間使い続けるものですから目が疲れない高性能の品であればあるほどいいのです。NANAO(EIZOブランド)の製品が望ましいのですが大変高くなっています。15インチの品と17インチの低価格品にはほとんど性能差は無くなっています。これは水平解像度の上限が同じだからです。17インチは大きいだけって感じですね。この問題はビデオカードと密接な関係があります。例えば水平65KHzがディスプレイ側の上限だとすると1280x1024 Ni 66.3KHzのモードは映らなくなります。また1152x864 NiFF 67.8KHzも映らなくなります。ビデオカード側のRAMDACの性能限界と密接な関係があるので相関して覚えておいて下さい。水平65KHz以上が映る17インチを選択しないと15インチとほぼ同様の使い方になってしまいますから...(15インチの殆どは水平の上限は65KHzです)
 一般的に、ディスプレイの水平走査周波数の上限が高ければ高いほど、高解像度およびフリッカーのより少ない表示が可能になります。  最近のディスプレイの上限は、ほとんどが65kHz以上なので、1024×768の解像度で使用する場合についてはほとんど問題にする必要はありません(リフレッシュレート75Hzの場合でも、水平走査周波数は約60kHz)。  問題になるのは、1280×1024以上の解像度で使う場合です。ビデオカードによって多少の違いはあると思われますが、目安としては、水平走査周波数は下記のようになります。

 640×480(60) 31.5kHz
 640×480(75) 37.5kHz
 800×600(60) 37.6kHz
 800×600(75) 46.9kHz
 1024×768(60) 48.2kHz
 1024×768(75) 60kHz
 1280×1024(60) 63.6kHz
 1280×1024(75) 80kHz
 1600×1200(60) 75kHz
 1600×1200(75) 94kHz
                   ※( )内はリフレッシュレート

 主要15・17インチディスプレイの水平周波数上限の一覧表を作成したので、参考にして下さい。

(Niftyserve FHITUの旅人さんのDATAをHTML化)


DISPLAY

メーカ 機種 SIZE (インチ) CRT (呼称) 最大水平走査周波数(kHz) 価格 備考
I.O DATA MS-4V/15N 15 FS 65 \54,800
ALPHADATA ACM-515 15 FS 65 \56,800
SONY CPD-15FS8 15 AG トリニトロン 65 \64,800
NEC PC-KM153R2 15 FS 65 \69,800
ELECOM HRM-15 15 FS 65 \79,800
NEC PC-TM151 15 FS 65 \79,800 TVチューナ内蔵
NEC PC-KM154 15 FS 65 \99,800
ELECOM HRM-LS15 15 FS 68 \59,800 スピーカ内蔵
NEC PC-KM155 15 FS クロマクリア 69 \79,800 スピーカ・マイク内蔵
NANAO 33F 15 FS 69 \90,000
NANAO(EIZO) E35F 15 FS 70 \85,000
I.O DATA MS-5V/17N 17 FS 65 \84,800
MAG DX1795 17 FS マイクロフィルター 65 \84,800
ALPHADATA ACM-517 17 FS 65 \94,800
ELECOM HRM-17G 17 FS 65 \99,800
SONY CPD-17SF8R 17 AG トリニトロン 65 \99,800
NEC PC-TM171 17 FS 65 \128,000 TVチューナ内蔵
ELECOM HRM-LS17 17 FS 68 \99,800 スピーカ内蔵
MAG MXE17S 17 AG トリニトロン 68
MITSUBISHI RD17M 17 FS 69 \89,800
PANASONIC TX-D1734-J 17 FS 69 \94,800
NEC PC-KM175 17 FS クロマクリア 69 \118,000 スピーカ・マイク内蔵
NANAO 52F 17 FS 70 \120,000
MITSUBISHI RD17F 17 FS 82 \99,800
NEC PC-KM173R2 17 FS 82 \99,800
TOTOKU CV175 17 AG ダイヤモンドトロン 82 \128,000
NEC PC-KM174 17 FS 82 \178,000
SONY GDM-17SE2T 17 AG トリニトロン 85 \148,000
NANAO 56T・S 17 AG 85 \220,000
IIYAMA MF-8517E 17 FS 86 \69,800
IIYAMA MF-8617E 17 FS 86 \79,800
IIYAMA MF-8617ES 17 FS 86 \84,800 スピーカ内蔵
NANAO(EIZO) E53F 17 FS 86 \120,000
MITSUBISHI RD17GX2 17 AG ダイヤモンドトロン 86 \128,000
NANAO 54T 17 AG 86 \150,000
MITSUBISHI RD17G2 17 AG ダイヤモンドトロン 86 \190,000
IIYAMA MT-8617E 17 AG ダイヤモンドトロン 92 \89,800
IIYAMA MT-8617ES 17 AG ダイヤモンドトロン 92 \94,800 スピーカ内蔵
NANAO(EIZO) E57T 17 AG トリニトロン 92 \190,000
TOTOKU CV173PRO 17 AG ダイヤモンドトロン 95 \168,000

  2.2.11【忘れ物はないでしょうか?】

 さあこれでほとんど部品は揃いました。まだ足りない部品があります。

 ・予備のネジやケーブル類

 HOT-433にはIDEケーブルが一本しか付属してませんからATAPIのCD-ROMを使う場合別途フラットケーブルが要ります。後HDDを固定するインチネジも要ります。

 ・フレームキットや楽パック

 ケースによっては3.5インチベイが少なかったりするので5インチベイ用のFDDフレームキットやHDDフレームキットが要る場合もあります。各サプライ会社からキットが出ているのでそれを利用しちゃいましょう。楽パックというIDEやSCSIHDDを抜き差し出来るパックもあります。起動ドライブを物理的に変更したい場合に便利です。

 ・延長ケーブル

  キーボードやマウスの延長コードも便利です。

 ・コンセント形状変換アダプターやタップ

 ケースに電源ケーブルが付いていても家庭用コンセントに刺さらない形状のもあります。これはアース付きの三つ又プラグなので二又プラグにする変換コネクターを別途購入する必要があります。アース付き三つ又プラグが刺せるマルチタップを購入するのも一案です。更にACアダプター用に短い電源ケーブルが5つ程セットになっている品もあるのでマルチタップを使う場合には便利でしょう。

 ・ジェンダーチェンジャー

 また各周辺機器のケーブルの形状を確かめて下さい。COMポートの形状は98とは違っています。LPTポートも違っています。98等でお使いの周辺機器をそのまま流用したい場合障害になります。DOS/V機用として売られているケーブルを購入する必要があります。ノーブランドでなくサプライ専用メーカー品を購入しましょう。また外付けSCSI機器も端子形状が違うので変換アダプターや専用ケーブルが要る場合があります。ジェンダーチェンダーを使う方法があります。
 まとめるとCOM1ポートは25pinもしくは9pin、COM2ポートは9pinもしくは25pinとなってます。COMポートの25pinは98とはオスメスが逆になってます。
 LPTポートは25pinです。SCSIコネクターはSCSIカードによって違うのですが最近ではD-subハーフピッチ50pinタイプが主流です。高密度ハーフピッチ50pinとも呼ばれます。


  2.2.x【ネットワーク構築のお誘い】

 Windows95を入れるなら簡単なネットワークを組みたいですよね。パソコンが2〜3台に増えてくると個人ユーザーでもLANを組んだ方がいいようです。簡単ですがNIC(ネットワークインタ−フェイスカード)としてNE2000互換品のカードを選択しておくといいでしょう。数千円から手には入ります。ケーブルは10ベースTのカテゴリ5というのを使用します。殆どの方はピアツーピア型のLANになると思うのでクロスケーブルを購入して下さい。3台以上の場合はストレートケーブルが台数分とハブが別途要ります。またNICにバスマスタータイプのPCIカードを選ぶのもひとつの選択です。これもそれほど高い製品ではありません。
PCIの製品ではDecChip21140Aが載ったカードを先行投資しておいてもいいでしょう。末尾がBの方がマイナーチェンジされた製品になります。そうでないならばDecChip21040AやRTL8029搭載品でいいでしょう。各種OSに対応しているいろいろな製品があります。

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