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Nobember

11/1 「嵐の前の静けさ」

何事も無いように過ごそうとしても無理なのは明らかなのに、それを通そうとすると壊れる。
そしてやってくるタイミングはいつも最悪の時。



11/2 「船頭多くして船、山に登る」

迷走する事態を打開するべく、多くの知恵を集めてみるが混迷の度を増す。
そして、災難は忘れた頃にやってくる。
一難去ってまた一難。
災い転じて福となる…事もある。
さらに余計な手が差し伸べられることによって収集の着かない事態に発展する。
かくも混乱は収まらないものか。


11/3 「老婆心」

日本テレウェイ接続の福岡の方、ウイルス感染されています。ウイルス駆除の処置を施した方が周りの方に迷惑がかからなくて良いでしょう。


S.O.S.出張日記

ジオシティが容量増加するんだったらトライポッドで作らなければ良かった。
S.O.S.出張日記 終了




ジャパニーズ・プリミティヴ・ドゥーミー・サウンド漬けになってた今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか、ワタシは元気じゃないです。ベジタリアンの心境はやっぱり分からんと思いつつ、女子バレーなんかをタイプミスしながら見ていると、人種的なフィジカル面での優位さは揺るぎそうにないなあ、と感じたり、ナショナリズム(って国粋主義?)な応援にホームゲームのあるべき姿を見たりしているうちに何を書いているのか分からなくなってきたので、ぐー。



11/6 「どんでん返し」

あっ、もう6日だ。

いろいろな事がひっくり返されがちな巷の話題。
いくら叩いても埃の無くならない某県警は年末に向けての大掃除はするんでしょうか。

まあ、それはさておき。
インドやパキスタン、ましてやチェチェンの大統領や首相の名前なんて言えるわけも無いくらいに浮世離れしていたにも関わらず、ワイドショーの話題には事欠かなかったりして程度が知れるってなもんですが、宗教的な熱狂に身を任せるのは気が楽だってのが分かったものの傍から見ると気味の悪い代物だなあ、とつくづく思ったりして。
なんでもいいですが何かに完全に依存してしまうと思考停止に陥りそうな気がして、とりあえず目の前にあるものを疑ってみる、嫌なのか正しいのかよく分からん習性がいつのまにか身に付いてしまっている事に気付くのは、前進しているのか後退しているのか。

とりあえず脳みそはフル回転させておこう、いつでも使えるように。


11/7 「CODE BLACK」

ヘヴィメタルシンジケート 11/7

はい今週も始まり。
一曲目はライブ音源。いつもの二人はF1ネタから携帯電話を睨んでるやつの話から怒りネタ。早口で言うCMのこと。セリフに無駄なツッコミ。 ポニーキャニオンから発売されるファイヤーハウスのライブアルバム「BRING THEM OUT A LIVE」から
OVER NIGHT SENSATION / FIREHOUSE
メチャメチャ加工されてます。

絶賛発売中なBurrn!11月号の宣伝。

12/16 ユニバーサルビクターから発売される元ガンズ・アンド・ローゼズのイジー・ストラドリンのソロアルバム「RIDE ON」からタイトルトラック
RIDE ON / IZZY STRADLIN
ラフでワイルドな感じのロックンロールナンバー。

2000/1/21 日本クラウンから発売される復活なったテッド・ブレッド率いるサンダーヘッドのニューアルバム「AGREE SIDE」から
LIAR / THUNDERHEAD
パワフルで押しの強いオーセンティックな突進型ヘヴィメタルナンバー。ああ、ヘヴィメタルだなあ。

今週のミニ特集「ぶったぎりカバーバージョン」
最初は 11/20 ビクターから発売のイングヴェイトリビュートアルバム「A GUITAR ODYSSEY」ビクターのマイタニさんも正直にイマイチって言ってます。でも解説(河合氏)はベタボメらしい。でも、きっと様式美宣教師の方は怒り心頭な出来に違いない。
RISING FORCE / EVER GLAY
難しいギターソロをフェイク!
二人ともついでにディオ・トリビュートについても二言三言。
11/21 発売のウィッチリーの「DEAD,HOT,AND READY」から
I WANNA BE SOMEBODY / WITCHERY
もちろんオリジナルはW.A.S.P.

11/21 マーキーから発売の新たに女性ヴォーカルが加入したテクニカルプログレバンド、マスターマインドの新作「ANGELS OF THE APOCALYPSE」から
THE END OF THE WORLD / MASTERMIND
ジャーマンなラナ・レーンかナイトウィッシュかって感じ。ドラマティックでシンフォニック。
酒井氏も結構好感触。来週も流れる予定。

11/7 サウンドホリックから発売のディランジッドのニューアルバム「III」から
CONSUME EXCRETE DWELL / DERANGED
ズダズダズダズダズダズダ、ヴヴォヴォヴォォォォォッ…

デスメタルの話。40歳の女性からデスメタルかけるんじゃねえって苦情のお手紙。
酒井氏曰く「40にもなってわかんねえかなあ!」そして何でもかけるよ俺は宣言。

リスナーのお便り。
北海道のリスナー。この番組の第一回目の一曲目は何か?答え
FULL MOON FEVER / BAD MOON RISING
静岡のリスナー。酒井氏の誕生日プレゼントに伍代夏子のテレカを贈った方。
千葉のリスナー。お下劣ビデオ送っちゃうよーんの話。

11/25 発売のナイアシンのアルバム「DEEP」からグレン・ヒューズのヴォーカル入りの7分21秒の曲。
THINGS AIN'T LIKE THEY USED TO BE / NIACIN
エモーショナルなヴォーカルとプレイが心ゆくまで堪能できます。広瀬氏は何とかっていう曲みたいですね、と身も蓋もない一言感想。
酒井氏「俺もグレン・ヒューズくらい唄えるんだよ」
広瀬氏「そうでしょうねえ、はははははは」
酒井氏「…キミがいないと寂しくなるよ…」






酒井氏「イイ大人が携帯電話の着信メロディー、チャラチャラ流しやがって…」
広瀬氏「ハハハハ自分もじゃないですか」
酒井氏「…ハイ」




そりゃあ間違ってることもあるだろうさ(諦念)



11/8 「点数」

もちろん日本に唯一存在するヘヴィメタル/ハードロック専門誌 BURRN ! におけるアルバムレビューの評価は気にしようが気にしまいが特に現実世界では絶対的な影響力を持っているのは確かです。
日本のHM/HR事情を良く知っている人ばかりがCDショップの仕入れを担当しているわけでも無いし、曖昧模糊とした権威らしきものに頼る人も少なくない、普通は知らない事に関しては頼る人が多い状況では、低い点数を付けられたアルバムの入荷枚数は抑えられる、最悪の場合は入荷されないということもあります。
自分は注文して購入するから構わないという人もいるかもしれませんが、普通の人にとっては「お店に存在しないものは現実に存在しない」のも同じでしょう。存在しないと思っているものは購入できません。それゆえにお店にアルバムが並ぶ事は現時点ではもっとも重要な事だと思うのです。並んでさえいれば購入される可能性があるわけですから。

そういうわけで、現在 BURRN ! のレビュー評価(それが正当であれ不当であれ)はそのアルバムの生殺与奪権を握っていて、それはアーティストには預かり知らぬところにあります。もっともレコード会社のプロモーションが良好なら困難な状況は改善される場合もあります。滅多に無いことではありますが。


11/9 「温度差」

アメリカでは駄目でも日本ではとても人気があるアーティストもいれば、ヨーロッパでは絶大な人気があっても日本ではサッパリという事もあるのは頭では分かってはいても、実際に現地の印象として聞かされるとどうにも日本の状況に納得出来ないのも仕方の無いことで。
地域による嗜好の違いと大雑把に言ってしまえばそれまでですが、日本とその他の地域のどちらも「相手は聴く耳が無い」とか思っていたりするんでしょうか。
アメリカと日本の大まかな傾向がかなり違うのは感覚的に分かるような気もしますが、ドイツあたりと状況がかなり異なるとなるとドイツ産ヘヴィメタル/ハードロックが一大勢力となっている現在の日本のファンの多くは実はジャーマンメタルだけが好きなのであって、ドイツのファンと嗜好が似ている訳ではないのではないか、と思ったりします。
まあ、まるっきり一緒と言うのも気味が悪いですけど。
やはり、これもそこら辺をサポートしてくれず、自らの嗜好に従って活動しているように見えるヘヴィメタル/ハードロック専門誌 BURRN ! の努力の賜物なんでしょうか。まさに功罪併せ持つって具合です。


11/10 「売れるもの」

ふと思ったのですが、アルバムの価値をその売上で云々する人はどの辺りの時期までのアルバム売上を念頭に置いているのでしょーか。発売当初だけで判断するのなら初期出荷枚数が多い方が売上に有利に働くと思われますし、後に突然話題になって売れ始める、「マトリックス」のサントラみたいに、場合はどんな評価を下すんでしょう。
発売されてしばらくだけ売れてその後はサッパリっていうアルバムと、大ヒットはしないけれどいつまでも売れつづけるアルバムはどちらが評価が高くなるんでしょうか。もちろんレコード会社的には前者の方が利益が迅速に確保できて有りがたいでしょうけど。



というわけで紅白歌合戦に「だんご三兄弟」が歌われるのは完全に時期を逸しているなあと思ったり。もうかなりの人が存在を忘れつつあるような気もします。そういえば今年の前半の出来事なんてほとんど忘れてるよな!


11/11 「フィーバー」

いや、それだけ。

やっぱり出来そうな人には期待してしまうのは仕方が無いって言うか、ポテンシャルがある程度高いのが分かってる時には高いレベルのものを要求されるのも当然、で意外な人が凄いものを作ったりすると評価が高くなってしまうのもやむを得ない心情、と言う事でファーストコンタクトで才能をフルに発揮するのは後の活動に有利に働くか不利に働くか。


11/14 「I'm alive」

ミイラは死んでも生きている、口には出さないけれど。

それはさておき。
ソレ系の指導者(とは言いたく無いけど)の容姿というのはやっぱり品性に対応して怪しいものになっていってしまうのか、それともソレ系のところではトレンドになっているのかは定かではないですが、小汚い外見が多いような。内面の状態が外見に表れているだけかもしれませんが、ソレを有り難がってしまったりする人達の美的センス及びバランス感覚にもかなり問題がありそうな。
まあ、悪魔の外見は非常に麗しいという説もあったりするので、小汚いほうがいいのかもしれませんけど。とりあえず、いつ風呂に入ったのか分からないような姿でしか見かけることが出来ないような人は信用しないほうがいいんじゃないでしょうか。通常の社会生活を営んでいるとは思えないので。

ヘヴィメタル・シンジケート 11/14

とてもとても久しぶりに聞くようなあの爬虫類声の既にアクセル・ローズしかいないんじゃないのか?のガンズ・アンド・ローゼスのライヴ音源から始まった今週のヘヴィメタル・シンジケート。司会進行はやっぱり例の二人組で酒井氏は冒頭から怒り気味。冷たいアイスコーヒーが飲みたい酒井氏は自販機のホットしかない品揃えに怒り心頭。広瀬氏も同調。「暖かくするのは家庭だけでいい!」by酒井氏
12/29 ユニバーサルビクターから発売されるガンズ・アンド・ローゼスの多分ベストテイクを集めた二枚組ライヴアルバム「LIVE ERA」から
NIGHT TRAIN / GUNS AND ROSES
11/4付けで解散したサンダーの公式コメントの紹介。

1/21 日本クラウンから発売されるサンダーヘッドのニューアルバム「UGLY SIDE」からタイトルトラックを
UGLY SIDE / THUNDERHEAD
アジテーションみたいなヴォーカルスタイルのパートからメタリックでパワフルな曲調に展開されるミドルファストなナンバー。

BURRN!12月号の宣伝。

11/25 に発売されるミスター・ビッグのパット・トーピーのバンド、オッドマン・アウトのニューアルバム「Y2K」から
DILENMMA / ODDMAN OUT
エキゾチックなギターが耳を惹く突進力のあるアップテンポでハードコアなナンバー。

11/17 ポニーキャニオンから発売される元ダビンチのギタリスト率いるストリート・リーガルのデビューアルバム「THUNDERDOOM」から
SHADOW DANCE / STREET REGAL
ソウルフルな枯れたヴォーカルと湿ったメロディ、そして泣きのギターが特徴のハードロック・ナンバー。広瀬氏も正統派ハードロックと好感触。

11/25 WEAから発売されるハーレム・スキャーレムのバラードアルバム「BARADS」から
REMEMBER / HAREM SCALEM
WEA絡みでヴァン・ヘイレンからゲイリー・シェローン脱退のニュースも発表。

11/21 マーキーから発売のマスターマインドのアルバム「ANGELS OF THE APOCALYPSE」から最初にシングルカットされる
ONLY IN MY DREAMS / MASTERMIND
ラナ・レーンのハードなナンバーそっくりだ!この番組でもお奨め。

11/25 ドリームチェイサーから発売のエメラルド・レインのニューアルバム「AGE OF INNOCENCE」から
DESPERATE HEART / EMERALD RAIN
叙情的なメロディとサビのコーラスが美しいメロメロなハードロックナンバー。広瀬氏も絶賛。やっぱりこれもお奨め。

リスナーからのお手紙。
北海道のリスナー。NHKの「週刊子供ニュース」の話題。HM/HRのBGMが流れるらしい。
静岡のリスナー。プレゼントが当たった方。F1の話題。酒井氏は人生ヘアピン。
福岡のリスナー。プレゼントが当たった方。
広瀬氏を見た!…ハガキは読まれなかった。

11/21 ロードランナーから発売されるジェイソン・ベッカーのソロアルバム「THE RASPBERRY JAMS」からマーティ・フリードマンと共演した曲
BLACK STALLION JAM / JASON BECKER
ギター二本だけで織り成される和やかな世界。二人も感慨にふけっています。










完璧な人間なんていません!(魂の叫び)




あ、そういえば70000アクセスに感謝。


11/16 「枯葉」

あー、はいはい、最近モチベーションがすっかり低下していますが、一秒でも長く眠っていたいってーのは駄目人間の始まりでしょう。もしかして冬ごもりの前兆?

プロフェッショナルな仕事ってのは基本的にそれに至る過程や努力は鑑みられずに結果だけを問われるものだと思ってましたが、世の中には努力している方が素晴らしいという評価基準の人がいるみたいです。過程とかは考慮しなくても構わないんですが、その時の状況とか周囲の環境とかは本人にも如何ともしがたいことがあるのでそれは多少は考えた方がいいでしょう。でも何日も寝ずに練習したとか山奥で修行した(苦笑)とか言うことは、本人にしか定量化できないし多分他の人もやってる事なので殊更アピールすることでもないし、プロなら舞台裏の事をそれほど言いたがったりもしないでしょう。で、そういうことを自分から吐露してしまうのはプロとしては失格だと思います。

ああ、そういえば何かにつけて自分の好きなアーティストとかにケチを付けられた(正しい批判であろうが因縁をつけられたのであろうが)と思う人が言う言葉は「あんたがやってみろ」とか「何が出来るか証明しろ」とかだったりしますけど、まー何ですか、何かを生み出す能力と何かの良し悪しを判断する能力は完全に別物なので、この喧嘩(無駄な議論とも言う)も終盤に向かうと頻繁に現れる切り返しにはほとんど意味が無いような。もしも批評をするには批評されるものよりも優れたものを生み出す必要があるとすると、最高の批評者=最高のアーティストという具合になりますが、天は二物を与えず、ってな世の中の天秤に従うとするとやっぱりそんな人はいないだろう、と思われます。
それに、盲目的に愛情を注いでしまうファンの人は自分の好きなアーティストよりも明らかに才能が優るアーティストに批判されたとしても受け入れそうにはないように見えるんですが、誤解だったら言ってください。<どこに?


11/17 「FALL」

そういえば日本製ミサイル、じゃなかったH2ロケットが打ち上げに失敗して自爆したりなんかしてますけど、これでまた宇宙関連事業への予算が削られたりするのは狭量だなあ、と思うわけで。人工衛星ひまわりはもうしばらくしたら駄目になってしまいますし、技術大国と言いながらロケットの一つも満足に飛ばせないというのも哀しいものもあります。
まあ、それもこれも予算が少ないからというのに尽きる訳ですけれども。
あまり意味があるとは思えない公共事業とかに税金を使うよりはロケットを飛ばす方に使ってもらった方が心が安らぎます。ああ、どうして自分の払った税金の使い途を指定することが出来ないのだろうか。



自分の事を導師とか指導者なんて言う奴がロクな奴であるはずがない。
さらに、自分に従う人達を下位に置くような指導者はその人達を利用しているだけだ。


11/18 「Difference」

狭いヘヴィメタル界でもスラッシュ、デス、ブラック、オルタナティヴ、ゴシック、シンフォニック、メロディック、パワー、プログレッシヴ、など日々縄張り争いが絶えないですが、その理由の一つには特にいわゆるジャーマンメタル系のファンに対するデス系やモダンへヴィネス系のファンからの憎悪に近い嫌悪感が根底にあるようです(無いって言うな。話が終わる)。
で、デス系やモダンへヴィネス系のファン(面倒なのでここから極左的ファン)はいわゆるジャーマンメタル系のファン(以下、中庸的ファン)のせいで自分達の対外的な印象が悪くなっていると考えている節があり、自分達の聴いているものを聴かないファンを劣ったものとして考えているわけで。何ですか、邦楽ファンに対する洋楽ファンの優越感の現れみたいなものが、そのまま適用されているというか、カルト内でのヒエラルキーを保身のために使っていると言うか、自分達は違う!というのをアピールしたげです。
それで極左的ファンは自分達が高みに在ると信じていますので中庸的ファンをバカとか幼稚呼ばわりしても何とも思わないし、出来れば排除したいと考えているし、さらに場合によれば中庸的ファンの曇った眼を開かせようと強い口調で罵ってくれたりします(何か間違いでも?)。自分達が気に入らないものは下位に置いておくという姿勢が身に付いてしまっているのかどうかは定かではないですが、どこで通用するのか分からない基準を押し付けられるのも迷惑な話です。
もちろん、バカな事をしている人をバカだなあと思ったりすることは無理のない事ですが、ある種の音楽を好んで聴いているからバカとか幼稚とか言うのはあまりにも短絡思考だし偏見に満ちているとしか思えないのですが、いかがでしょう。

結局のところ、何の関わりも無い処からみれば極左でも中庸でも大した違いは無いと思えるので、どっちについても世間の風当たりは変わらないでしょうし、ついでに業界内の位置がどこにあろうが興味はありません。ファンがどうあれ音楽には何の関係もないじゃありませんか。


11/19 「昔話」

ヘヴィメタルの異端児、デスメタルが出始めた頃は1980年代後半だと思うのですが、その頃はワタシはヘヴィメタルを聴くか聴かないかの時期だったような覚えがあります。 で、当時はBURRN!も購入してませんでしたし(METALGEARを買っていた!)地方在住の身の上で周りにヘヴィメタルを聴く人もほとんどいなかったです。その時点でデスメタルがヘヴィメタルにおいてどんな位置にあったのかは知りませんが、少なくともワタシの周辺の人達にとってはヘヴィメタルを聴くこともデスメタルを聴くことも、さほど受ける印象に違いは無かったように思います。その時点では正統派ヘヴィメタルもデスメタルも混沌とした一つの流れの中にあったような気もしますが、それは単にシーンの全体像を見渡せなかったに過ぎないのかも知れません。

それで、現在の緊張関係をもたらしたのは当時BURRN!誌上においてネガティブキャンペーンめいた発言をしていた一部編集者の影響によってデスメタルを不当に貶めていた正統派ヘヴィメタルファンの行動が発端になっている、という意見を頂いたのですが、その影響が現在に至るもデスメタルを嫌うファンに残っていて、それが故にデスメタルファンの蔑視を産んでいるという結論に至るのだそうです。
まあ、そこら辺りのファン、バンド及び編集者の確執はよく知らないのですが、現在のようにデスメタルの要素がヘヴィメタルのそこかしこに存在している状況でも、その影響が残っているとは思えないのですが、ヘヴィメタルファンはその歴史と伝統を常に受け継ぐように教育でもされているのでしょうか。それとも、バンドと同じくファンも新陳代謝が進んでいないのでまだ記憶に残っているというところでしょうか。

ワタシの周辺ではその頃、ヘヴィメタルからデスメタルを分離できるほどの十分なリリース数すら無かったのですが。ヘヴィメタルが豊潤に提供されていた地域がゆえの贅沢な、そして端から見ればうらやましい派閥争いのように見えるのですが、いかがでしょうか。


11/21 「生」

今週の「チューボーですよ!」はハンバーグでラナ・レーン。

ヘヴィメタル・シンジケート 11/21

何かまたしてもライブ音源で始まった今週のヘヴィメタル・シンジケート。誰の曲だかよく分かりません。

オーケストラのシンフォニックで大仰なイントロで始まったこの曲はバッテリー!

おやおやRAGE(AGAINST THE MACHINEではない)みたいになっちゃってます。いやX-JAPANかな…。
なにはともあれ、どんな形でもバッテリーは良い曲です。そして酒井氏は今週は怒ってませんでした。
12/22 ソニーから発売予定のサンフランシスコシンフォニーオーケストラと共演したメタリカの二枚組ライブアルバム「S&M」からシンフォニックアレンジの
BATTERY / METALLICA
新曲も二曲入ってるそうで次は新曲。
NO LEAF CLOVER / METALLICA
これもオーケストラとの共演の曲。シンフォニックアレンジによってダイナミズムが強く付加されたことによって、シンプルなロックになっていた最近のメタリカの楽曲に大仰さと劇的な部分が取り戻せたような。この調子でマノウォー的な路線に進む…ことは無いですか、そうですか(メタル説教が足りない)。

12/17 ポニーキャニオンから発売のファイヤーハウスのライブアルバム「BRING THEM OUT」から
ACID RAIN / FIREHOUSE
キイテクダサーイ、だそうです。

またライブ音源。
発売中のチルドレン・オヴ・ボドムのライブアルバム「東京戦心」から
DOWNFALL / CHILDREN OF BODOM
酒井氏絶賛。シンセサイザー奏者を高く評価。

まだライブ音源。
11/29 ユニバーサルビクターから発売されるガンズ・アンド・ローゼズの「LIVE ERA」から
IT'S SO EASY / GUNS AND ROSES


11/25 に発売されるミスター・ビッグのパット・トーピーのバンド、オッドマン・アウトのニューアルバム「Y2K」から
ON LAVENDER / ODDMAN OUT


12/10 サウンドホリックから発売されるイタリアのドミネのニューアルバム「DRAGONLORD」から
THUNDERSTORM / DOMINE
曲名がかなりきてますが、中身もその通り。期待を裏切らないツーバス突進型疾走パワーメタル。それよりドミネって呼ぶんだなあ…。

11/26 東芝EMIから発売されるジョン・ノーラムのニューアルバムから
VEDA / JOHN NORUM
ミドルテンポのヘヴィリフの曲。ちょっとブラックサバスみたい。

お便り。
青森のリスナー。ドリームシアターを聴いて感動。タイタニックより素晴らしい。
兵庫県のリスナー。BURRN!に入社するためには北北西に進路を取れ。

11/26 マーキュリーから発売されるヴィニー・バーンズのアルバム「THE JOURNY」から
THIS WORLD / VINNY BURNS
ドラマティックなパワーバラード。ヴォーカルはゲイリー・ヒューズ。
酒井氏は話に困って「頭がカラヤン」




酒井氏「オマエ広島の公開録音の後どこ行ったの?」
広瀬氏「どこも行ってないっちゅーに(苦笑)」





苦情はJAROへ(何でだ)



11/22 「いろいろ」

アルバムを買った。
GATE OF HELL [DIVINE GATE PART I] / SKYLARK
一部で話題のBURRN!で酷評されたことで有名なスカイラーク(ファミレスではない)のニューアルバムを買った!とりあえず4曲くらいしか聴いていないのですが前作と比べてサウンドプロダクションが向上してリズム隊がタイトになっていて、さらにキーボードなども厚みを増しています。
いろいろなところが、ああ成長したなあって感じですがリズム隊にヴォーカルが押され気味になってしまたような。これ以上のサウンドの向上を目指すならヴォーカルの更なる成長は必須でしょう。このタイプの音楽でヴォーカルが辛そうなのはマイナスです。で、時折ギターの音が安物MIDI音源みたいに軽く聞こえるところがあるのですが、これは意図的なものでしょうか。
THE HOUSE OF ATREUS ACT I / VIRGIN STEELE
一部で話題のBURRN!で酷評(以下略)。今回はまたまたコンセプトアルバムで更に次のアルバムに続くというものになってますが、まだ聴いてません。
CRYSTAL TEARS / ON THORNS I LAY
美人姉妹(未確認)が在籍することで話題のゴシックメタルです。ジャケットに乳が出てますが、これもまだ聴いてません。

で、トイズファクトリーの新しいシリーズの三枚は見かけることもないのですが、どうなってるんでしょうか。もしかして、この辺りだけの状況なのでしょうか。


11/23 「働くおじさん」

アルバムを聴いた。
THE HOUSE OF ATREUS ACT I / VIRGIN STEELE
トロイ戦争をモチーフにしたストーリーアルバムということで、そうでなくても大仰なイントロが得意なこのバンドにはもってこい、なので大仰で壮大なイントロからヴァージン・スティール節が炸裂の勢いのあるナンバーから幕を開けます。それからはメランコリックでリリカルな風情あふれるドラマティックな世界が繰り広げられるわけです。登場人物に基づいてヴォーカルスタイルもクリーントーンとアグレッシブなものを使い分けたり、さらにキーボードやピアノのインストゥルメンタルを挟みながら物語性の強化に勤しんでいるわけですが、いかんせんコンセプトに引き摺られて楽曲が冗長気味になっていて山場を逸することが少なくないような。
起・承・転・結が楽曲の普通のスタイルですけど、このアルバムだと起・承・承・転・承・結くらいになってまして耳を惹くフレーズも忘却の彼方に流れがちで山も標高が低いです。またアルバム全体の構成もインスト曲を二曲続けたりする、小品の曲があまり効果的でないなどで流れを阻害している感もあります。楽曲も前作と同じように練られているわけですが、今回は考えすぎて策に溺れたような印象が少し。
もっとも彼ららしい劇的さや叙情性、高揚感は健在ですので大きく期待を裏切ることはないです。
THE MARRIAGE OF HEAVEN AND HELL みたいに次のアルバムならもうちょっと締まるんじゃないですかね。そしてやはり次回に続く、って感じです。
GATE OF HELL [DIVINE GATE PART I] / SKYLARK
こちらも荘厳かつ静謐、そしてエモーショナルなイントロから劇的に疾走するナンバーで始まるというコンセプトアルバムです。通して聴いたのですが、やはりギターの活躍する場が少ないというか、生ストリングスの方が多分適切ではないかと思われるパートがちらほら。クラシカルなフレーズでは特にその傾向が顕著に見られるのは、やはりメインソングライターがキーボーディストだからという事と無関係ではないのでしょう。おまけにゲストヴォーカルも実力派を揃えてしまったおかげで、バンドのヴォーカリストと如実に比べられてしまって多少見劣りしてしまうのも無理の無いところで。
けれども。あのスカイラークらしい当たりの柔らかい(リズム隊は激しいけれど)感じはパワーアップされてますし、メロディも満載です。ツーバス叩きまくってますから。
でも、これ以上のレベルアップを望むなら中心人物のEddy Antoniniがもっと強権を振るってメンバーチェンジを大幅に進めてみるとかオーケストラとの共演とかという別のアプローチを考えた方が良いような。このメンバーではこの辺りが目一杯な気がします。ああ、ヴォーカルがマイケル・キスクだったらなあ。
CRYSTAL TEARS / ON THORNS I LAY
これから聴きます。




11/24 「GO・DIE・GO」

ゴダイゴって結構物騒なスペル。

やはり、どんなに好きなバンドでも駄目なアルバムにはダメ出しするのが自虐的ヘヴィメタルファンのあるべき姿だよなあ。正直すぎて角が立つって感じですか、それもまた潔し。


11/25「情報は金」

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(カタカナ)をお知らせ下さい。
折り返し、メールアドレスを添付し代金の振込先銀行口座番号をご連絡
いたします。
なお、転送時間短縮のためZIP形式の圧縮でお送りしますが、解凍ソフト
がない場合は非圧縮でお送りさせていただきますのでその旨お知らせ下さい。

※ご購入の際は後払いですが、送付後7日以内にお振り込みをお願い致します。

****ライフ




お前のせいか?




11/26「義務ではないが責任はある。」

思い出したように「デビルマンレディー」*1を観たんですが、久しぶりにアニメで大笑いしました。
何故かって?それはシリアスホラータッチで進んだ物語がデビルマンレディーの●●●によって実はこのアニメが「デビルマン」*2であったことを明らかにしたからだ!って、あの第一話のクライマックスは笑いどころではなかったのでしょうか?

ああ、どうでもいいですか、そうですね。



*1 永井ゴーの描くところの黙示録漫画「デビルマン」の続編のさらに続編的な作品。TVアニメ化された。多分デビルマンサーガの最終章…だといいのだけど。
*2 これもTVアニメ化された。緑色でプロレスパンツの隈取をした悪魔を見ることができる。



そういえば「ときメモ2」が発売になったらしい。知人の親戚に関係者がいるのでプレステユーザーは買ってあげてください。ワタシは買わないけど。ええ、もちろん。


11/27「ご案内」

明日のWord of Mouthは多分休みです。
なのでヘヴィメタルシンジケート雑記も休みです。

今日も休みみたいなもんですが。


11/30「ゴジラ2000の背びれは大きすぎやしないか?」

おっと、休んでたら今月もお終いだ!

ところで、知っていることを知らないかのように話すのはとても難しいですね。一度何かを知ってしまったら知らない状態には戻れないわけで、その時点で知らない人とは壁が出来てしまいます。とりあえず知らなかった頃を思い出して何とか話してみようとしても、知っているという事実は変えられないわけで、矛盾した状態を味わうことになりますが知っている人にはどうにもならないので知らない人は頑張ってください(何を?)。
でも、知らないことを知ることが出来るというのはとても幸せなことかもしれません。
知っていることを確認するよりは。






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