旧掲示板

[6701] Re:いまだ時差ぼけに、、、。 / ぺこ 2007/11/06 00:29

> ペこさん、コッツウォルはもう何度も行っているので今回は別のところへ。

なぬっ、こしゃくな。

こっちは、憧れのコッツウォルへは当面いかれんさかいに、
もう何度もいっとる比良山荘詣でにいっとたがいね。
あ〜〜〜うんまかった。日本人でいかったがいね。
まったけとくさいくさい鮎のへしことこいのあらいとずきと手芋とたっかんと
じゅるっ、思い出してもよだれやは!

> しかしイギリスは奥深い!!!
そやれど、どういうてみてもやっぱいきたてならんから
なんのせと、写真みせてくだはれ。たのんます。

こっちにも、秘蔵の写真やビデオありまっそ。

>だいちゃん、
福留ダルスが欲しいらしいよ。あぎっちゃ。

だいちゃんは、なんのせ、こぉのゆび、と〜〜〜まれ♪

>サムさん
勝利の美酒は当面続きそう♪
夜の散歩にでかけて、とさんが勝ってじゃなかった買って来るのは中スポ。
二人で隅から隅まで読み回し、
「落合監督語録は額にいれよかいね」という惚れ込みよう。
繰り返して読んでいるとまたお酒がすすむというわけです♪

[6702] ブラボー!! ホセ・カレーラス / 2007/11/06 22:54

ここまで、いろいろあったが、との心の中の順序としては、まずホセ・カレーラス。

しかし、その前にサムさん「天法」喜んでいただいてありがとうございます。
ナイス・セレクションと言うよりも、野沢温泉にたまた出掛けて行き当たったお酒。
今晩、確認の為、最後の一本を開けて再確認。サムさんの表現がピッタリのお酒でした。

京の駄羅佛さん、お帰りなさい。彼の地の美しい田舎へ行ったことが無いと・ぺこは羨ましい限り。富山の散居村の蔵の有る風景はなかなかのもんだと思いますが、最近は、少子化、遺産分割争いで、あちこち無国籍の新興住宅化しているのは悲しい。
英国は、そんなこと無いのかいな。来週水曜以降は、テニスいくらでもOKです。

大ちゃん、虎から竜へトラヴァーユ。ファンもFA権行使していいんじゃないかい。
こっちの水は、あーまいぞ。

さて、ホセ・カレーラス。
いやはや、堪能しました。なんと、アンコールが5曲。とは、会場が明るくなったので、最後の5曲目は、もう無いだろうと、トイレに入ったら、やおら扉が閉鎖されて、彼の歌声がうっすらと聞こえてきましたが後の祭り。

プログラムを見ると、定番のヴェルディやプッチーニの有名アリアがほとんど無い。
唯一知っているのが、エルガー「愛の挨拶」しかし、これは歌曲だったけ。

さて4曲目の「愛の挨拶」は、カレーラスがひっこんで、弦楽4重奏だった。

ビロードのようなというよりは、シルキーな歌声。繊細且つドラマチックな表現力。
白血病を克服したことが、人間的な深みを与えたんだと思う。

声楽そして、彼の体調などからアンコールがないかと思いきや、なんと5曲も。
観衆は、アンコールの途中から殆ど総立ちで、盛り上がりは最高潮。

われわれ御一行は、天井に一番近い4階最後尾の席だったので(彼まで、優に50〜60Mの距離)、場内の興奮ぶりが一番良く観察できましたとでもいっておこう。

もっとも、最後の5曲目は同行のO君が素早く舞台最前列の席の進入に成功したことから、鼻高々だった。

[6703] 宣伝 / せり人です。 2007/11/08 12:03

野球は何を言っても、負け犬の遠吠えになるので、もうやめた!!


昨年も開催された「たかおか農林水産物フェアー」が今年も、
11月11日(日)に、高岡市地方卸売市場(丸果青果市場)で開催されます。
時間は9:30〜15:00

新聞にチラシが入ってるので知ってる人も多いかな?
販売やイベントありますので、是非遊びに来てください。


[6704] Re:宣伝 / ぺこ 2007/11/08 17:10

> 昨年も開催された「たかおか農林水産物フェアー」が今年も、
> 11月11日(日)に、高岡市地方卸売市場(丸果青果市場)で開催されます。
> 時間は9:30〜15:00

ありがとさん。

ところで、突然ですが、
京の駄ら仏さんが、ロンドンのお土産話をご披露に来所。
今すぐ、ロイヤル集合!!

読んでますか、読んで下さい

[6705] 残念でした。 / せり人です。 2007/11/09 09:55

>今すぐ、ロイヤル集合!!

残念でした、今、読んでます・・。

[6706] 扇沢かおるさん。 / せり人です。 2007/11/12 07:00

金曜のニュースの中で紹介されてました。

ぺこさんがゴンドラで会われた日の撮影じゃなかったでしょうか?

あれ見ただけでも、怖かった!

[6707] Re:扇沢かおるさん。 / ぽこ 2007/11/12 09:02

昨日の市場祭り、あいにくの雨でちょっと残念でしたね。

> 金曜のニュースの中で紹介されてました。
しもた見逃した。

> あれ見ただけでも、怖かった!
^^だまされたと思っていっぺん飛んでみられか。気持ちーから。

[6710] YO:KU:NEL / 2007/11/13 23:25

ベトナムビール

ビール大魔王せり人さん、ベトナムのビールおいしかったですよー。

年中熱い国だけにビールが必需品。

今回飲んだ中でのとのお気に入りは、「333」(ばーばーばー)。きれがあって、こくがあって、しかも安い。350ML缶約50円也。

その他「ハリダ」、「タイガー」も美味しかった。

ベトナムで飲みものと言えば、ビール。食べ物と言えば、「フォー」。
お米のうどんだけど、まことに優しい〜優しい〜味で美味しい。
牛肉とチキン味が有るけど、とはもっぱらチキンを。

もう一つの飲み物は、ワイン。フランスの統治下に有っただけあって、レストランのワインの品揃えが言い。しかもあんな熱い国で、保存が良いのには驚いた。

ベトナム料理は、胃に優しく、フレンチは洗練されていて、かつベトナム的に優しい味。しっかり太りましたが、ベトナムにメタボはいなかった。

[6713] きんとんの旅 / ぺこ 2007/11/14 23:01

テニスの楽しい仲間が集って、兼ねてからの憧れベトナム旅行が実現しました。
毎度の事ながら実質3日間の神風旅行。ハノイ(バッチャン焼物窯探訪・博物館・美
術館・孔子廟見学・アオザイ注文・刺繍店・骨董店・画廊・アロマ事情視察・ベトナム料理店・フランス料理店味見 ベトナム建築・住宅事情・裁判所観察)とハロン湾クルーズに し・ぼ・っ・て 飛び回りました。
もちろん、ぺこを伴った旅は、お約束通り晴れ!

富山空港からアシアナで旅たったご一行様が着いたところはソウル。まずは6人で、辛い・上手い・辛い韓国飯でお腹を満たす。世界一免税店が充実しているというソウル空港なのだから目の保養をしなくちゃという3人に与えられた時間は3時間余。ゴングがなるやいなや、とさんを先頭にしぃちゃんぺこのずっこけ三人組は目を輝かせて出発進行!時間ぎりぎりまで走り回っても「おしかった。まだやっと9店しか、みれんだがいねぇ〜」それぞれ袋を手に提げ、へとへとになりながらも後ろ髪はしっかり引かれて搭乗口へとずりずりベタベタ、歩を進めたのでした。

ハノイの旧市街は40年前の日本を思わせる懐かしい町並みが続き、田んぼの畦には牛が草をはみ鶏達が行列して行進しているし、刈り取りの終わった田んぼには鳥が群れをなして落ち穂をついばんでいる。合歓木の多い街道沿いの茶屋には、近隣の老若男女人々が集って話が弾んでいる、元気に遊ぶ子供達の声が響いている。

ハノイの庶民の乗り物はバイク。2人乗り、3人乗り、いや4人乗りがベトナム式正しい乗車方法。まるで、レースに出場しているみたいに
「各馬いっせいにゲートインラインに勢揃いしました。号砲一発、各馬一斉にスタートしました!」まさにこんな感じで連日レースが繰り広げられているかのようにバイクがハノイの町を勢いよく走り回っているのです。

若者達の結婚・出生率がよいのもバイクの二人乗りのおかげとか?!
仲良く抱き合って駆け抜けてゆくバイクを見ていると、なるほどと納得の面持ちになるのですよ。
驚いたことに、信号のない交差点の方が多いのですが、そんなにスピードゆるめ
ることもなく、まさにあうんの呼吸でお互いに譲り合い走り抜けてゆく様子が実
にお見事!

信号のいうままに進み、レジメのなすままに挨拶を繰り返し、どこもかも自動・便利という名の理不尽で危なっかしい多種多様な機械に取り囲まれてしまった日本の日常、規制と約束事と法律でがんじがらめになりストレスをためて暮らすご一行様は、ひたすら感心するばかり。
危険を察知して瞬間の判断力を働かせ、世界一の大国アメリカに打ち勝った「知
恵者の民族」の一面をかいま見たような気がするのでした。

ところが、ストレスの少ない筈のハノイにも真新しい高層ビルの1階にフランス
人が経営する神秘的なエステサロンが登場。「本日開店 お試し半額!」に引かれたばかりか、初登場の私達はベトナムでは金運と最初のお客様として相応しいきんとん夫婦なのでした。

もちろん、世界中のあんまさん もとえ アロマ事情を視察中のぺことしては、どうしようと躊躇する仲間を「いってみんなん、人生のそんやよ」の殺し文句で強引に誘い、生まれて初めてという3人をしてアロマのとりこにしてしまったのでした。ほんと。

今回適切な日本の諺やベトナムの故事を駆使して見事な通訳(と思われた)をして下さったホクさんは、日本の俳句も研究ユーモア溢れる好青年。わかったさんを始めご一行は、ただただ感心しきり。S製作所のホープ・ベトナム青年トニーにもお世話になり、ご両親の経営するレストラン「BBC」では、弟さん一家も交えて大好きな香菜や生姜がたっぷり使われたベトナム料理を堪能しながら楽しく歓談。

殊にスッポン料理の美味しさは特筆もの。
「いきとっていかったがいね。こりゃ、二度と味わえんかもしれがいね!」と涙
を流さんばかりに感激しながらも、決して決して箸の動きは休まることなくすっ
かり平らげるご一行様なのです。cảm ơn!!
「ベトナムにちゃ、メタボナな人ちゃ なぁ〜ん おらんでやねこといね」と感心しきりなみんなの腹は、ベンベンボンボンなのでした。

その上、早朝4時起きで連日鍛錬に励む水泳好きというご両親と話が合わないわ
けがありません!その日の朝のホテルには、初冬だというのに屋外プールだというのに、「寒いから、はよおよごまいけ!」とやけにばちゃばちゃ泳いでいる変な日本人のふたりがいたのですから・・・

なお、2日目の食事会には、誂えたあおざい姿で登場したしぃちゃんとぺこの二
人が満場やんや、やんやの喝采?を浴びたのでした。つづく

[6714] きんとん / 2007/11/15 00:18

きんとんの旅注釈

ベトナムでも干支が使われている。日本との違いは、兎が猫、猪が豚。

従って、今年は豚。豚は豚でも、今年は60年に一度の黄金の豚。黄金の豚年生まれは金運に恵まれると言うので、ベビーブームに成るという。黄金の豚を略して金豚。

今年が、金豚と言うことは、60年前の豚も金豚。とぺこは、立派な金豚。
ということで、今回は、金豚の旅とあいなった。

ガイドのフォクさんに金豚を教わって以来、食事の度に、金豚乾杯とやけにお酒がすすむ。

しかし、ベトナムの医者は、金豚生まれは、必ずしも金運にめぐまれるわけではないとベビーブームに懸命に警告を発している。

とぺこもせっかく金豚にさせていただきましたが、お医者さんの仰る通りだと思います。

黄金と灰皿はたまればたまるほど汚くなると、ジー様の言いつけを信じてやってまいりましたので、黄金とはとんと縁がありません。

骨董屋さんで、ちょっと変わった銅製の豚と福助の合体置物を発見、金豚記念に求めました。これからはほんとの金豚に成りたい物だと願いを込めて。

それを買うやいなや、ご主人にぱちんとスィッチが入った。やった、鴨カム。はたまた金豚になれるとおもったか、これは、1000年前の茶碗ですとか、800年前の壺ですとか、茶碗でも、こちらは、庶民用で、こちらは王宮様ですとか、狭い店内をランニングしながら次々に並べだした。

てなこといわれてその気になって、ほとんどどれかを買う寸前、隣のシルク店で品定めに余念がなかったぺこが顔を出した。「これ、いいやろ、ぺこさん」 ぺこさん、「こんなきたないもん どーすっがけ」。途端に我に返ってしまったのでした。

でも、金豚福助イナバウアー置物なかなかいいので、皆さん見に来てくだはれ。
運を掴みたいと撫でられてぴかぴかになっとっちゃ。皆さんも、金運掴めるかも。

[6715] Re:YO:KU:NEL / せり人です。 2007/11/15 11:11


> ビール大魔王せり人さん、ベトナムのビールおいしかったですよー。

そうですか、うらやましいやら、うらめしいやら・・。

> 年中熱い国だけにビールが必需品。

寒い国で飲んでも、欠かせませんよ、笑。



なんか、ベトナムについてかなりの部分で誤解していたかも・・。

あぁ、喉渇いてきたちゃ・・。

[6717] 金豚の旅 その2 / ぺこ 2007/11/16 01:15

憧れのハノイ観光は、焼き物窯で有名なばっちゃん村から、始まり始まり。
ガイドさんが案内してくれたお店でお気に入りのアンテークな茶器をみつけしぃちゃんはご機嫌。絵付けをしていた可愛いおじょうさんが、にわかにぺこの腕首に見事な筆捌きで絵付けを施してくれたにはびっくり、にっこり。記念にちいさな石のネックレスを購入。

向かいのお店を熱心に覗き込んでいる「わかったさん」の処に顔を出した処、大きく重いお皿に魅せられてしまい、とうとう選びかねて「あれもこれもください!」ふたつの大きな荷を手に満足げに店から出てきた夫を見つけた妻しぃちゃんは、「あっちゃ〜〜」

最近、孫三人を含む賑やかな長男一家を故郷に迎えてご機嫌な一家の賑やかな夕餉に役立ちそうな見事な絵付けのお皿なのでした。ついでに、ベトナム塗りのお箸も沢山お買い上げ♪どれもやはり信じられないお手頃価格なのでした。

さて、楽しい会食を終え、ベンベンのお腹をかかえて訪れたところは、アオザイ店。「ちょっと、ゆるめでおねがいします」まだまだ食べる気まんまんのふたりは、恐ろしい注文をつけている。

どれにしようか決めかねている妻しぃちゃんの処に表れた夫さんも熱心に生地を選び出し「愛する妻には、是非これを着て欲しい!」の一言で、絹の光沢も美しいベルベットに鮮やかな水色のバラが刺繍された一着目があっさり決まった。でもやっぱりこの柄のこの生地も着てみたいとジョーゼットの二着目もお買い上げ。明日には仕立て上がるという信じられないスピード・やはりここでもお得な価格なのです。

ホアンキェム湖にある水上人形劇は、ちょうどお腹を満たして駆けつけたせいか客席が暗くなると同時に水藻を眺めて船を漕ぎ出した?仲間がひとり・ふたり・さんにん・と順がめぐって私もこっくりこっくり。
竜の口からは勢いよく水が飛び出すは、花火爆竹がなるは音と動きが楽しめ、人形さんがクロールや背泳で泳ぎだしてくれたので思わず身を乗り出してしまった。

チェコの国立人形劇場ではモーツアルトの「ドン・ジョバンニ」を観たのですが、こちらは伝統的なベトナムの民話劇。やはり一見してお上りさんや外国からの観光客が多いのですが、地元の人も孫と一緒の祖父母だったりして楽しんでいる様子がなんとも和やかな雰囲気でした。しばしの午睡・休憩で元気を取り戻したご一行様は、次への目的地博物館へと移動を開始したのでした。 つづく。

[6719] 金豚の旅 その3 / ぺこ 2007/11/18 11:18

007でお馴染み(知らなかったのですが)ハロン湾クルーズに出かけたのは、ちょうど日曜日。今日も空は晴れているのとなると道行く人がやたら多い。
「みんなハロン湾ににむかってんの?」通訳さんの説明では「仕事の休みに郊外の実家へ里帰りという働く人達が多いのですよ」 
行けども行けどもバイクの一団が観光バスに伴奏してくれているのか、いやバイクに伴奏している中継車の如きバスと表現する方が正しいのか、とにかく疾走するバイクの行列は絶える事なく、バイクは走るぅ〜よぉ〜どぉ〜こまぁ〜〜でぇも〜〜〜♪

道端にフランスパンだけを売っている物売りの人がやたらめだつ。「?」と思って又通訳さんに尋ねると、「都会で働く人達の故郷へのお土産」
街道沿いの建物はコロニアル風の建物が圧倒的に多くフランス統治の影響が忍ばれたのでした。

どこまでも続く田園風景は、人口の7割が農業従事者なのですから当然といえるのですが、半世紀前程の日本の田園風景そのまま。馬や山羊は見かけなかったのですが、牛と人が力を合わせて耕し、鶏があちこちで餌をついばみ家族総出で田に働く様子はとても懐かしい風景でした。

ハノイからハロン湾まで3時間の走行距離となれば、途中お決まりなのがトイレ休憩の茶屋。ここは、主力商品が、刺繍画!昨夜の内に刺繍画店をいくつか下見しておいたのです、これはというものは、確かに絵も素晴らしく刺繍の美しさにうっとりするものでした。

ざぁ〜〜と店内をみてまわったぺこばぁが、例の如く一点の作品「ばぁばと猫」に魅せられてしまいました。齢80はとっくに過ぎた思え、毅然としてかつ優しい眼差しには人への愛が感じられ、抱かれている猫の鼓動が伝わってくるようで表情がまたいいのです。とても刺繍とは思えない表現力で細部が描かれている。

「これだ、旅の記念は、これしかない!」同行の旅人全員にみるように強要し、「これは素晴らしい!」と高い評価をせまり、我が身の鑑識眼に満足し値段の交渉に入ったのですが、「う〜〜ん、つぅ〜 えくすぺんしぃぶ!!」後ろ髪引かれながらも、「帰りがあるもんな」とバスにのりこんだのでした。

「南の桂林」と表され観光の名所でもあるハロン湾は、薄墨で描けばちょうどこの風景を判って貰えそうな、もやいだ柔らかい曲線の島々のシルエットが美しく、時々驚くべき高所に家があったりしてノルウェーのフィヨルドを思い出したのですが、船内では採れたての魚料理を肴にビールとワインがどんどんすすむのでした。

途中、島に上陸しこれも鍾乳洞といえばおきまりの観音様や竜を思わせる面白い姿を楽しんだりしながらも、「暑い点は沖縄と共通するさぁ〜。この辺りに泡盛を秘蔵しておきゃ如何なもんじゃろかいね。」と、のんべぇの発想は世界中どこまでも明るく発展的なのです。

船に帰り着き出発の時間になったのですが、同船の乗客(老人夫婦とガイドさん)が待てど暮らせど還ってこない。回りの船はどんどん返って行ってしまったというのに一向に姿は見えず・・・ やがて、脚をひきずり、どっこいしょと無事にご帰還となり、一同、ほっ。

しかし、おかげで夕陽の沈むゆく素晴らしい景観を船の中からも観ることができました。とさんは、シャッターチャンスとばかりに指がなり、「とさん、小津安さん風に この目線からやよ」と檄が飛び、相変わらず注文の多いぺことの金豚な旅は続くのです。

最終日、連日の大歓迎会・大宴会の疲れもみせず、朝のバイキングはさすがにゆっくり目の待ち合わせとなったものの、もうすっかりお馴染みになった作りたて香菜たっぷりのフォーあり、野菜オムレツ有り、馬鈴薯・空心菜・ベーコン・白豆・小松菜とベトナムの美味しい食べ物でお皿は色とりどりにてんこ盛り!こんなに食べて大丈夫なのかという程に食欲は一向に衰えていないです。えらいっ。つづく。

[6720] クレーメル / 2007/11/21 22:52

と&ぺこの同じ歳、従って金豚のクレーメル追っかけのとぺこは、クレーメル&ツインメルマンのコンサートを見逃すまじと、朝日浜離宮ホールへ出かけた。

3時半まで、富山の僻地で仕事、慌てて乗ったANAが生憎の遅延約20分、その上、妹への土産の生きたこうばく蟹や、魚の詰め合わせ(中身より、氷が圧倒的に重い)を両手にぶら下げる。富山発の到着ゲートは、羽田空港の地の果て。走って、走って、走って、汗を吹きだして、ようやく京急乗り場へ。

7時開演が、実際は、7時6分開演だったけど、到着は、7時10分だった。お陰で、ブラームスのソナタ2番は、聞き逃した。

しかし、その後の、大好きなブラームス3番、フランクのヴァイオリンソナタを堪能。

クレーメルは、かっては、結構美音ではない音だったけど、ピアソラ辺りから、音が随分綺麗に成ってきた。あーやっぱり、コンサートはいい。

[6725] 冬茄子・トマト摘む / ぺこ 2007/11/24 17:31

一気に厳しい冷え込みがやってきたので、嬉しくなって久しぶりのスーパー佐武さんで沢庵用の干し大根を買い込んだ。
まことにしなやかで美しく色白でほっそりとした美人を思わせるような素晴らしい干し大根に思わず手が伸びてしまったのだ。
持ち帰り、二日間気持ちだけ陰干しした。

困ったことに昨日からまた暖かくなってきた。
急いで漬け込んだ。4、8キロに塩は5%と強めで柿の皮を陰干ししておいたのやゆず・羅臼昆布もいれ自家精米の糠にナンバもいれて、うきうき漬け込んだ。
桶を洗ったり、続けて精米したりばたばたしていると、ぽこにゃんが一緒になって出たり入ったり、その内桶の中を覗き込んでくんくん鼻を鳴らしている。
うしししっ、今日からは、私も洟を膨らませるのだ。毎日桶を覗き込んでは、ひとりでほくそ笑む怪しいぺこばばになるのだ。10日後がたのしみ、たのしみ。

お天気に誘われてぽこにゃんがベランダで日向ぼっこを始めたので、つられて、こちらも久しぶりに菜園をのぞいてみた。
ありゃまぁ、まだまだ、奇特なことに秋茄子ならぬ冬茄子がなっている。
しめて、12個。大切に食べさせていただきますと、切り取って、お揚げさんときのこと甘辛味噌炒めがいっちょうできあがり!

横の畝のトマトも鈴なり。
先日から「どなたか、青トマト摘んでジャム造ってみたい人いませんかなぁ〜〜」と、急募広告だして叫んでいたのですが、誰一人として応募がないまま、トマトは日に日に大きくなってきた。
「えいっ、勤労感謝の日だから、元気で働ける事に感謝して摘んじゃえ!」と、決心してこれも摘み取った。

というわけで、沢庵の漬け込みが終わったところで、煮物をことこと炊きながらジャム作りが始まった。休日の台所仕事は音楽聴きながらサッカー応援しながら、冷蔵庫の掃除もしながら横目で相撲を観ながらと、フットワーク軽かったり力が入ったり賑やかで忙しい♪

[6727] 贅沢煮 / 京の駄ラ仏 2007/11/26 12:04

ぺこさんが沢庵を漬け込んだとの書き込みを読んだとたんに
すっかり忘れていた沢庵の古漬けがまだまだのこっているのを思い出しました。
例年は夏にその古漬けを出してきては贅沢煮やら塩だししたものを生姜醤油で食べるのですが
今年は忙しくてすっかり忘れていました。
すまん、すまんということでさっそく塩だしをして高岡の母親風に酒粕で炊きました。
うんまい、うんまいと一人どんぶりいっぱいを平らげました。

とさん、ぺこさんそしてぽこさん、先週はお邪魔しました。
ありがとうございます。
久しぶりのテニスも最後は気持ちよく終わることが出来、幸いでした。

しかしなんと言ってもあの雨晴の丘の上から眺めた富山湾と能登半島の景色の絶品御馳走には参りました。
これからは機会あるごとにあのごちそうをいただきたいものです。感謝。

[6728] 日野菜漬け / そばの横好き 2007/11/28 00:14

こんばんは、そばの横好きです。

とさん、ぺこさん、ぽこさんのご一家は、楽しい3連休を過ごされたようですね。
日野や土山は、昔の日本の原風景が残っているんですか?
山ひとつ向こうの伊賀の里に生まれた横好きは、甲賀は宿敵と思い込んでいました。(爆)
でも、楽しそうなぽこさんの日記を読んでいたら、行きたくなりました。
土山宿に新しく手打ちの蕎麦屋が開業したみたいだし。

そう言えば、伊賀の人は日野菜は良く食べるし、栽培もしているけれど、別に伊賀の野菜だとは思ってないんだけど・・・・。

[6729] Re:日野菜漬け / ぽこ 2007/11/28 19:51

> 日野や土山は、昔の日本の原風景が残っているんですか?
とくに訪ねた先のたま子さんのおうちの近辺がそうだったのですが、古い街並みがきちんと残っていて、瓦の色あいが美しく、ほんと散歩にことかかない素敵な土地でした。

> 山ひとつ向こうの伊賀の里に生まれた横好きは、甲賀は宿敵と思い込んでいました。(爆)
この連休にも、伊賀と甲賀の忍者対決があったようですよ^^
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071124-00000136-mailo-l24

> 土山宿に新しく手打ちの蕎麦屋が開業したみたいだし。
おいしそうな蕎麦屋あちこちにありますよね〜。また訪ねてみたいです。

> そう言えば、伊賀の人は日野菜は良く食べるし、栽培もしているけれど、別に伊賀の野菜だとは思ってないんだけど…。
日野菜はうちのほうでは見かけない野菜です。見かけは大根っぽいですがカブの仲間なんですね。
くせのない味で、甘酢漬けもぬか漬けもおいしかった〜。

[6730] YO:KU:NEL / 2007/11/28 23:16

「創」(神亀酒造)

純米吟醸槽口酒、原料米は、阿波・山田錦 精米歩合50% 16度〜17度

表日本の純米酒の雄の神亀酒造の特別酒。埼玉県蓮田市に蔵がある。蓮田市と言えば、大学入試の時にお世話になったいとこが住まいを構えている。彼からは、マチャプチに行ったとか、スペインに行ったとか言う話は聴かされるが、神亀は、貰ったことがないナー。そういえばお酒を飲むと、すぐ真っ赤に成る家系だった。

神亀は、とにかく濃いお酒である。ラベルは、たぶんサムさん好みの墨で、「創」。
これは、槽口なので、原酒のような味。麹の香りがプンプンするが、嫌味ではない。

ノーマルな神亀純米は、常温でのむと神の亀臭がして、日常酒にするには、やや重いが、これは、濃いが重くなくて、いける。

[6732] 今、今、今♪ / ぺこ 2007/11/28 23:59

きっとご存じの方は、もう口ずさんでおいでかも。
そうです。今夜は思い叶って初演から30年ウンネン あのロングランミュージカル、いずみたくさんの「おれたちは天使じゃない」を楽しみました。

めじ釘の哲、泉の三太、キャンバスの助六(どこかで聞いたような名?)、いずれ劣らぬ踊りっぷり、歌いっぷりに 観客も一緒になって心躍らせ会場一杯手拍子が響きました。
帰宅してお風呂の中でも、CDをボリューム一杯にしてリズムをとりながらハミングして入浴。

遅い夕食を食べながらもステップを踏み、
今日は珍しくうどんではなく、パンを焼いて、作ったばかりの青トマトをどっさりのせ
「どれどれ、おいしそう♪」
やっぱり、ミュージカルの乗りでリズムをとりながらお皿にのっけて運ぼうとした

その時、

翼がはえた天使みたいに皿から飛び出たパンは、たっぷりジャムをのけったままひっくりかえって着地したのでした。

びっちょぉ〜〜〜ん。

現実のミュージカルは、
「あっちゃぁ〜〜〜!かっ、なんちゅうことけ♪」なのでした。

今、今、今、また生きる
二度と帰らぬ時、今
それが私のいのち♪

[6733] ねずみ大根 / ぺこ 2007/11/29 23:45

ぽこさんが風邪気味と聞いて、居酒さんが、子鴨をお見舞いに持たせてくれた。
ジビエは、やはりモツの処理が肝心のようだ。
臭みが強くて、今回は失敗。しかし、台湾で食べた北京ダックのぱりぱりの皮を思い出したり、美山のフランス料理店の鹿肉を思い出したり、はては、小虫でお腹じゅう一杯だった黒部は下廊下のいわなを思い出したりした。

もう一品、長野のねずみ大根(どうしてこんな名前が付いたんだろう)という辛み大根も貰った。
これは、葱たっぷりのおろしぶっかけうどんにして、はひはひ言いながら汗を一杯かいて食べた。美味しかったよ。ごちそうさまでした。

食べたいなぁ〜という念力が通じて、久しぶりにぽこさんが押し寿司を作ってくれたので食べられたし、大好きな日の菜漬けのお土産も、久在屋さんのお豆腐も絶品だし、初冬に入っても、まだまだ食欲は衰えることがない。

茗荷寿司もたべたいなぁ〜〜。

[6734] れれ:日野菜漬け / たま子 2007/11/30 21:32

ぽこさ〜ん!風邪大丈夫ですかぁ?
わたしもここ数日ちょっと微熱が・・・

そばの横好きさん、はじめまして。
宿敵?甲賀の隣町に住んでるたま子です。
でも、わたしは伊賀地方も大好きで、よく遊びに行ってます。
近江から山ひとつ越えると、いっそうのどかで明るい感じを受けるのです。
お肉もおいしいし、お米もおいしいし、お湯もいいし。
お蕎麦もいいお店がありますね。伊賀バンザイ☆

>そう言えば、伊賀の人は日野菜は良く食べるし、栽培もしているけれど、別に伊賀の野菜だとは思ってないんだけど・・・・。
ごめんなさい。わたしの偏見だったかなぁ。
時々遊びに行く某所の地場野菜売場で、「伊賀特産の日野菜」って売っていたので、
お株を奪われちゃったんだ〜と悲しんでたんです。
そばの横好きさんの書き込み読んで、ちょっと安心できました。
ありがとうございました。

>土山の蕎麦
どこだろう?よかったらまたご教示ください。
そういえば、土山には、オークヴィレッジ監修?の喫茶店があります。
もう20年以上前に建てられたと思うのですが。ステキなお店ですよ。
ぽこさんと行けばよかったなぁ。ブルーメにまけてしまった。。。
今度はぜひご一緒に。

[6735] 土山の蕎麦 / そばの横好き 2007/12/01 00:42

たま子さん今晩は、そばの横好きです。

>某所の地場野菜売場で、「伊賀特産の日野菜」って売っていたので、
モクモクファームのことかな? 私も伊賀を離れて30数年経っていますから、
現在の状況はよく知らないんですが。(汗)

>土山には、オークヴィレッジ監修?の喫茶店があります。
オークヴィレッジには二度ほど訪ねていますが、それはとても気になりますね!

土山の蕎麦屋さんは「手打ち蕎麦 玄鹿」
紹介されているURLを貼っておきますので、ご確認の程よろしくです。
 ↓        ↓
http://sobajuku.net/kansai/kyouroku/index.htm

蕎麦の食べ歩きをしているサイトを管理しています。
滋賀や三重県の他の蕎麦屋さんも紹介していますので、
良かったら遊びに来て下さい。
  ↓    ↓
http://sobanoyokozuki.com/

[6736] Re:れれ:日野菜漬け / ぽこ 2007/12/03 17:59

たま子さん
> わたしもここ数日ちょっと微熱が・・・

カゼうつしてしまったみたいで、ずびばせん〜;;

> そういえば、土山には、オークヴィレッジ監修?の喫茶店があります。
> もう20年以上前に建てられたと思うのですが。ステキなお店ですよ。
> ぽこさんと行けばよかったなぁ。ブルーメにまけてしまった。。。

ちっちゃいヒトがおりますと、やっぱりね^^
でもおたまさんは、馬におびえ、羊とは眼をあわそうとせず、あまり楽しんではもらえなかったようです(けっこう慎重派?)。逆に大人は窯焼きパンとソーセージとチーズを手に入れ、ほくほく^^。あ、ソフトクリームと地ビールも。

> 今度はぜひご一緒に。
はい〜楽しみにしてます。
でも、なんといっても、どんぐりカフェの珈琲がおいしかったなあ。

そばの横好きさん
>土山の蕎麦屋さんは「手打ち蕎麦 玄鹿」
おいしいレポート(きっと近日中?)楽しみにしています!

[6738] アートなひととき / ぺこ 2007/12/03 23:26

寂れるだけさびれるとまた復活の兆しが・・・と、
一筋の光が見えてきたような気もする某町の地下街。
どこ?
「高○駅地下街にきまっとんなかいね。」という声が、初冬の風にふかれて聞こえてきそうな土曜日。
「地下街にくるように」とうりこさんから、突然、サクラ動員がかかりました。
誘われたら、余程の事がない限り断らない、まして日頃お世話になっているうりこさんのお誘いとあれば何をさておき・・・。

というわけで、ふたりは芸術学部の若者達に負けないよう、めいいっぱいアートっぽい?おしゃれをして駆けつけました。
なんのことはない、とさんはどこやらの有名メーカーのジーパンに、おったけどん評する処「不良っぽい」皮ジャンを着込み、襟にはミッソーニのマフラーを巻き付け、ぺこは古着やさんでみつけたスペインの500円もするジーパンに、同じく古着屋さんでみつけた100円のマフラーを得意げになびかせていたというだけのこと。

その地下街に元気がパンツだけをはいてボクサーグローブをはめ、頭はとみればモヒカン刈りでその上金髪、お歳はとたづぬれば、驚くなかれ75歳!!

あらわれいでたるその人の名は、「ギューチャン」ことアーティスト篠原有司男さんなのでした。

いやはや、びっくりしましたね。
ボクサースパンツからみえる脚なんて、そんじょそこらの若者なんか蹴飛ばしてしまいそうな程鍛え上げられているし、裸の上半身にはメタボのかけらも寄せ付けない鍛えられた筋肉、動きは実に素早くとてもお歳を信じられないのです。

読者のあなた、笑いながら下腹を撫でている場合ではありませんぞ。

見事に鍛えられた肢体とコケッコの鶏冠を思わせるそり込みに、もうひとめでまいってしましました。
もっとも、孫の珠ゴンがこうなったら、ばぁさんとしては卒倒間違い無しなのですが、この際、あっけにとられて拍手喝采なのでしたよ。

楽しいボクシングアートが繰り広がったことをどうぞ創造豊かに描いてみてください。
私は?
どういうわけか、いつのまにか、とさんにもぽこさんにも珠ちゃんにもポヨポヨちゃんにもグローブはめてみようかな、たまこさんは、ヶさんはどうかしら、駄ら仏さんだったら、せり人さんだったらと楽しい創造が?想像が留まるところを知らず広がってゆくのでした♪
アートの力おそるべし。

さて、翌日は日曜日。
午前中のインタビューがすんだ「ぎゅーちゃん」夫婦と、と・ぺこの4人は1週間に8日は泳ぎたいと言うふたりと息がぴったり、当然プール前に集合と相成りました。
引っ張り出された先生は、もちろんうりこ先生。

目的の県営プールが休館だという位では諦める5人ではありませんぞ。
すぐ、その脚で市営プールに駆けつけ、10分後には、ばしゃばしゃ元気にしぶきををあげてプール狭しとバタ足に精出す4人とおっしょうさんなのでした。

結果は?
とさんもぺこも師と仰がれて気分は上々。ついつい鼻を広げてバタ足をご披露すると・ぺこなのでした。

そして、子供のように純粋で、無垢で、素直な牛ちゃんの笑顔と輝く瞳と、一緒に頷きながら真剣に懸命に泳ぎだしてしまうパートナーと、まさに「早く、美しく、そしてリズミカルであれ」というアートの信条は泳ぎの分野でも即断即決、実行されるエネルギーに拍手喝采してしまったのでした。

ちょうど京都から来高していた凸さん一家も一緒にすし貫さんで美味しいお昼をご一緒させて頂きました。

夜は、いつもの音楽仲間と一緒に「ル・パン」さんで乾杯!
ここでも、モヒカン刈りを横目にしながら、
わかったさんに似合うかな、話題になって「あっというまに募集中の従業員が列をなして並ぶんでは?」じゅんちゃんにどうかしら、「カメラマン」にはなかなかいいかも。おったけどんには、「さすが画伯の父」と呼ばれるかも等と楽しい創造をしていると一人で笑えてくるのでした。

かくして、初冬の休日はあっというまに暮れていったのです。
アートで楽しい時間をありがとう。

[6739] Re:贅沢煮 / ぺこ 2007/12/04 00:20

> うんまい、うんまいと一人どんぶりいっぱいを平らげました。

駄ラ仏さん、
沢庵漬け込んでちょうど10日目
水があがって、ちょうど頃合良くまた冷え込んできました。
へへっ、しめしめ、
こんで、うんまい沢庵、食べらりっがいね。
もちろん、はっぱもつけこんだがさかいに、おこもじもばっちり。

ぼりぼり、ぼりぼり、ふふふっ♪

[6740] あっかんべー / ぺこ 2007/12/04 01:26

ど忘れ菌は強力な威力を発揮するようで、最近事務所で大はやり。
困ったことだと案じていたら、
突発菌も強力な菌力?を持っているようで京都にまで跳び菌してしまったようで、「見学会に来ませんか」と誘ったらホントに一家揃って「これから高速乗ります」と土曜のお昼過ぎに連絡が入った。

「あららっ、たいへんたいへん」と言いながらも、いつものようにプールをこなし、珍しくとさんと佐武スーパーさんに買い物に出かけ、蟹やら汐の子やらあわびやら鯛やらとしこたま買い込んで帰宅。

腕によりを掛けてというか、とにかく大慌てで「お料理、お料理」と、得意の煮物を、咄嗟の時のなめこ鍋を、さっさかさっさかとお造りを切り分け盛りつけ、蟹の素焼きに鯛の塩焼き、ついでに鱒寿司も糠漬けもと切って盛りつけ、あっという間に食卓に御馳走が並んだ。

とさんは、もっと大慌てで、お布団広げて乾燥機をかけ、お風呂を掃除したかと思うと洗濯機回しながら手抜きだった掃除をもう一度念入りに仕上げ、本わさを丁寧におろしたかと思うと大根下ろしをずりずり、お箸や取り皿おちょこを並べていたかと思うと薪ストーブにもどんどん薪をくべて八面六臂の大活躍。
部屋が暖かくなったところへ三人が到着。

おしゃべりしながら蟹を食べ、お刺身を食べ、焼き魚を食べ、食べながらおしゃべりしているとどんどん時間がたってしまう。
車でずぅ〜っとシートベルトに縛られていた珠さんは、運動不足を解消しようとて、盛んに動き回って元気そのもの。

わずか1ヶ月見ぬ間に、ますます動きが活発になり、いたずらが絶えない。
殊にぼたん類というか、きらきら光る物やパソコンのキーボードなど、指先で触れる物には、なんでも「さわってみましょう」と、夢中の余り、でろでろ涎もたらしながら興味の瞳をらんらんにしてあっちこっちと突進してゆく。

ちょっと前にぽよぽよちゃんが楽しんでいた様に、リスニングチェアーはかっこうの滑り台。じぃじに支えて貰って、登っては滑り、滑っては登り、逆さまになろうと裏返しになろうと大喜びでやめられない、止まらない。

で、珠さんが今回ご披露してくれたアートといえば
なんだと思います?

「あっかんべー」なのです。

保育園や家で読む本の中の一冊らしく、「あっかんべー」の出てくるページがいたくお気に入り。
「あっかん」というと、にこっとなって、「ベー」で舌が出るというわけです。

そこで、思い出したのは、斉藤隆介さんのお話「ベロ出しチョンマ」
チョンマっていうのは長松がなまったものだそうで、長松は12歳。妹のウメはまだみっつなのです。しもやけがひどくて昔のことですから膿んだりしています。お湯につけたり布を巻いたりしてやるのは長松の仕事でした。
そんな時、ウメが泣かないように長松はとびきりおかしい顔をしてやり、眉毛をかたっと下げてべろをぺろっと出し、ウメが笑っているうちに布をひっぱがすのでした。

しもやけを手当てしてもらったウメは気持ちよく寝付くのですが、長松はなかなか眠れませんでした。長松の住む地方には米が取れないというのに年貢の取立てがとりわけ厳しく、大人達が困っていたからです。
うちこわし、ちょうさん(よその国へ逃げること)、ごうそ、じきそ、などと言う怖い言葉がささやかれ長松の耳に聞こえてきました。

ある日、長松のとうちゃんが将軍に直訴に行ったため、殿様の怒りをかって一家は、はりつけ竹槍の刑に処せられることになってしまいました。
とうちゃん、かあちゃん、長松、ウメ。。順番にはりつけにされていきます。
怖がって泣き叫んでいるウメの胸の前で槍の穂先が光り、ウメが「おっかねー!!」と叫んだ時、長松は「ウメ!こわくねえぞ!アンちゃんを見ろ!」と叫んで、眉毛をかたっと下げてべろをぺろっと出しました。

見ていた村人たちは、泣きながら笑い、笑いながら泣きました。
長松は、べろを出したまま槍で突かれて死にました。

涙無しには読めない悲しい本なのですが、なぜか勇気づけられ、悲しいことや辛いことがあると、いつも何度もこの話を思い出し乗り越えてきました。
我が家のトイレには長い間このお話の「ベロだし」人形を飾っていました。

珠さんの「あっかんべー」でこの話を思い出し、これからいろんな困難に遭遇しても、「あっかんべー」の明るさで乗り越えてくれるような気がして、ばぁばも一緒になって「あっかんべー」を楽しみました。

泣いても笑っても可愛い孫のこと、「あっかんべー」もなんともはや可愛いのです♪

[6741] 大掃除 / ぺこ 2007/12/05 08:37

あっという間に師走です。
おっしょうさんが走るのですから、珠ばぁさんも走らなくちゃ。どたどた。
「今週は、一階の押し入れの掃除から」と、始めてみたら、ご褒美が!
冬の季節に入って探し続けていたボアのスリッパを発見。
大陸発見のごとくに大喜びしました。
実は、どうしても見つからなかったので、ぽこさんに新しく注文してもらい、新しいのを履きながら発見したのでした。くしゅん。ぺこん。

[6742] 馬鹿言ってんじゃないよ / ぺこ 2007/12/05 10:49

と・ぺこさんちのある日の朝のこと。
「今日の予定は何時やったけ?」
「11時やったはず」

と言っていた20分後
「11時の予定ですが魚津です」と事務所から電話が入った。

いつものように食後の一休みをしていたとさんが
がばっと跳ね起き
「ばかやろう〜〜」
と怒鳴りながら大慌て。

「ばかやろうはあんたでしょ」
思わず、いつでもないドスの利いた低い声で言い返す鬼嫁のぺこは、
「馬鹿いってんじゃないよぉ〜〜♪」
と唄いながら、片付けものしながらおもむろに着物をたたむのでした。

日本の文化「たたむ」という動作は気を静めてくっりがですちゃ。

[6743] YO:KU:NEL / 2007/12/05 22:55

出羽桜「あいやま」

山田錦と雄町から1949年に生まれた酒造好適米、「愛山」を使った純米大吟醸。

心白の大きさが、山田錦と同等かそれ以上という大きさ。しかし、非常に解けやすく、醸造に気を遣うので、汎用されていない。

さて、お味は非常に優しく、口当たりはまことに滑らかである。
本日の肴は、京の駄羅仏さんの柚餅子、固くてすっこんこんになっているが、味は秀逸、あいやまの優しい味にピッタリで、つい酒が進んだ。

はーこれが愛山か。出羽桜は、山形県天童市の蔵。スッキリしたお酒というイメージがあり、好きな蔵だ。

[6745] Re:YO:KU:NEL / そばの横好き 2007/12/05 23:09

>出羽桜は、山形県天童市の蔵。
十数年前ですが、黄金週間に出羽桜美術館を訪ねたことがあります。
なかなか秀逸のコレクションで、見応えがありました。

お酒の話でなくて、すみません。(汗)

[6746] 出羽桜美術館 / 2007/12/06 22:32

さすが、横好きさん 日本中をくまなく愛車真っ赤な○○○で訪ねておられますね。
天童は、訪問したことがなく、こけししか知りませんでした。

酒蔵さんは、あちこちで美術館持ってらっしゃいますねー。金沢では、日栄の中村酒造の美術館が、兼六園傍に有ります。お茶道具や、軸がそこそこ揃ってます。

酒蔵さんは、地方の名門が多く、やはり大金持ちが多いんですかね。それで余裕があって、お茶の世界に入り、道具を集めるというパターン。

出羽桜美術館は、朝鮮の焼き物が揃ってるようですね。一度訪ねてみたいものです。

そういえば、先日高岡のお茶人のコアラさんから、東京で、開催中の安宅コレクション展を観てきて感動したという話があった。大阪の中之島の東洋陶磁美術館で十分じゃないかというと規模が全然違うとのこと。機会が有れば是非ゆきたいもんだ。

[6747] Re:出羽桜美術館 / そばの横好き 2007/12/06 23:39

> そういえば、先日高岡のお茶人のコアラさんから、東京で、開催中の安宅コレクション展を観てきて感動したという話があった。大阪の中之島の東洋陶磁美術館で十分じゃないかというと規模が全然違うとのこと。機会が有れば是非ゆきたいもんだ。

先日、私のサイトに住み着いているKURIサンが行って来たと書き込みがありました。

>日本橋三越横の三井記念美術館で開催中の「安宅コレクション」を観に行って来ました。(12月16日まで)
東京での公開が、30年振りとの事で、大盛況の様です。

出羽桜美術館は、桜の季節に訪ねると桜の名前に因み、桜の文様や桜の関連した展示をされます。

蔵王山はまだ雪が残っていた様に思いますので春スキーなどいかがでしょうか?


[6749] Re:出羽桜美術館 / ぺこ 2007/12/07 00:29

> 蔵王山はまだ雪が残っていた様に思いますので春スキーなどいかがでしょうか?
>
ええっ、なんですと?
出羽桜に、安宅コレクション?
未だスキーならずの今シーズンだというのに、もう春スキーのお誘い?

「誘われると、ことわれんね〜〜。 こまったね〜〜」
といいながら、口元ゆるんでくる。

老年暴走族は、急にはとまれない♪

本日のおやつは、蕎麦饅頭でした。
おしくて「もう、ひとつ?」と、所望したのですが、ぽこさんから「珠ばぁさん、ひとり、いっこづつですよ」と、目で返されると、ますます食べたくなりました。

仕事帰りプールによりました。
「明日は、久しぶりに西田さんの酒饅頭にしようかな。無性にたべたくたってきた。」
「そうじゃなかったら、三笠のどらやきたべたいなぁ〜」
「そういえば、森八さんも最近たべとらんなぁ〜。土曜日はスセリさんで金沢だから絶対に買うぞ」等と、あれこれどんどん想像が膨らみ、口中唾をためながらふらふらして歩いた。おなかがぺこぺこだったのでした。

今夜は、生協さんのあおり烏賊のお刺身やら鱈の煮魚、蟹の押し寿司、ゆばいりどうふ鍋に百合根の梅和え、さらにあおり烏賊のげそ焼きに茄子の漬けものお酒の肴にゆべしもつまみと、どれもこれも贅沢に美味しく好物ばかりだったので、お腹をぱんぱんにしてたべつくした。

というのに、食後の片付けをしていたら、
「明日のおひるは・・・」といいながら、カブや大根、おあげさんの材料をみていたら、久しぶりにおすわいがどうしても食べたくなり作ってみることにした。かぶは、一夜漬けと糠づけに。
う〜〜ん、そういえば、よしえさんの剥き栗が手に入らなくなり、今年はまだ「吹き寄せ」たべとらんなぁ〜〜。早く元気になってもらわんなん。と勝手な願をかけている。

どうも、食べることにも暴走しそうな今日この頃だわい。

[6750] 大学芋 / ぺこ 2007/12/08 10:24

十年一昔と言いますから、ずぅ〜っとずっと昔のことになるのですが高岡の世界館という映画館があった通りに、小さなお店が肩寄せ合って長屋状に屋根を連ねて商いをしていました。

その中の一軒が薩摩芋の天板焼きやさん。
私の記憶では、確か間口が一間だったような気がするのですが、ふっくら丸顔で小太りのおばぁちゃんが小さなお店にでんと座ってにこにこしながらいつも輪切りにした薩摩芋を大きな天板で焼いてました。

前も通ると、いかにもほかほかと美味しそうな匂いがぷぅ〜〜んと鼻先をくすぐり、いやでもお腹の虫が騒いだものです。
買うと焼きたてに黒ごまをぱらぱらと振りかけて貰い、新聞紙にのっけてほっかほっかを渡してくれました。

昨日は、ぽこさんが作ってくれた久しぶりの大学芋をたべながら昔を思い出して食べました。
食べものの味って、懐かしくも楽しい思い出をいっぱい含んでいることが隠し味にもなるんですね。

[6751] 大掃除・だいに / ぺこ 2007/12/08 15:13

たまこさんの日記を見ていたら私も無性におでんが食べたくなった。
朝から大根・こんにゃく・根曲がり・人参・男爵・薩摩のお揚げを入れてことことことこと炊いている。とさんが蔵の家の前で蕗もとってきたくれたので、茹でて筋をとりお揚げさんで結んで居酒屋風に。

いっぽう、とさんは家中の掃除機掛が終わったとおもうと、早めにやってくるかも知れない、やってきて欲しい雪に供えて朝から雪囲いの準備にかかっている。
幸いなことに、今日は暖かめで、予報が外れて青い空も見えている。
戸を開け放して準備したり作業するにはぴったしの好天なのだ。

珠ばぁさんとしては、その前に、縁側の戸や桟もきれいさっぱりと拭き上げておきたい。も〜〜う、これ以上のスピードは望めないという早さであつあつの雑巾を絞り、最初に汚れをさっと拭き、仕上げは、反古しようと思いながらもこんな時の為にと?使いためて、穴が開いたり縫い糸がほつれてきた古い手縫いの雑巾を冷たい水で洗って磨き上げた。

あ〜〜〜っ、きれいさっぱり、こんなに気持ち良いことってないなぁ〜〜♪

で、気分が良くなったので、もうひとつ、ぽこちゃんのトイレ砂を交換し、道具を洗いコーナーに掃除機を掛け、きれいさっぱりさせた。
別にお肌を磨いたわけではないが、気分だけ、こころもち磨き美人だな♪

[6752] かぶらずし / ぺこ 2007/12/10 00:12

今日は、いつものプールで県内の学生水泳選手権があったので、特別出演の平泳ぎ林選手と背泳ぎ大石選手の豪快な泳ぎを、
「参考にせんなんね」と言いながらふたりで見に行ったが、
「あれが水泳というものなら、どうやらこっちは、水と戯れとるというか水遊びという位のもんやね」と言う程に、なんかダイブスピードがちごとった。
だって、向こうが平であろうが背であろうが、こちとら息も付かずに懸命にがむしゃらにクロールしても半分もたどり着けないという驚くべき早技。

それでも、めげないふたりは、やっぱり「およごまいけ」と高岡のプールに出かけた。
大会のおかげか、ひとりひとコースの静かで贅沢なお・よ・ぎを楽しんでいると、隣のコースでとさんのバタフライをみていたご婦人が
「なんて、きれいなバタフライでしょう」と褒めてくださった。
褒められると自分のことのように嬉しくて、なんかいつもより調子よく泳げて気持ちよかった♪

気持ちよいのをついでに、久しぶりに近くのスーパーに寄ってみた。
かぶら寿司の麹が欲しくて見に行ったのだが、鯖がとっても新鮮で脂ものっている。その上、天然鰤のあらも半額セールで売っていた。冷え込んできたらやっぱり「鰤大根だな」と籠にいれる。野菜売り場で地物野菜市もしているので葉付き大根や葉付きカブを買ったら、ついでに里芋にも手が伸びた。そういえば、「鰤の横に赤いかもあったな」と又魚売り場に戻って烏賊もと籠に入れるとだんだん重くなってきたのだが、「早く帰って作ろう」と思うと足取りは軽い♪

というわけで、今日もあれこれといっても毎度お馴染みの「おふくろの味」シリーズ。
鰤大根に、烏賊と里芋の炊き合わせ作りながらかぶら寿司を漬け込み、ホーレン草の白和えも作った。今年のかぶら寿司は居酒さんから貰った韓国の特製一味入り。
「きっと、隠し味がきいておいしくなるぞ」と、たにしみ。
漬け物は、食べるまで「どうかなぁ〜」と待っている気持ちが味を引き出す。

[6753] オオタスセリさん / ぺこ 2007/12/10 21:23

小学生の頃は、後ろから2番目。今ではそうでもないのだが、この歳の同級生の中では明らかに大きい方だった。目立ってでかいということが共通点にもなって、「オオタスセリ」さんはなんか他人と思えない。

願望と現実はとかく大きな違いがあるものなのですが、とにもかくにも、「家にこの子がいると安らぐように」と親が願望をこめて命名してくれたぺことは違い、「スセリ」という名前は既に神の名で、「進む」の「スス」、「すさぶ」の「スサ」と同義で、勢いのままにどんどん事を行なってしまう女神様なのです。

今度の本は「すすむ女」もいいなぁと思える迫力と大胆さと優しさを併せ持つ不思議な女性がスセリさん。

その「スセリ」さんの電話劇場を観たのが昨年の21世紀美術館でのこと。自作自演のコントを聞いて笑い転げてすっかりファンになってしまった。今度のライブは三度目。小さな「犀星」さんで大きなスセリさんを間近に観ると、歌詞に込められた思いが説得力を持ってびんびん伝わってくるのでした。

不通の主婦が、突然立候補を決意した夫の応援演説をする「選挙のコント」が聞けて、顎が外れる位に笑って拍手喝采。友人の暮らしぶりを紹介することで自分を語る「友達のうた」、戦争で命を絶たれた子供が「生きる」ことの大切さにきづいてゆく優しい弾き語り、涙を流して笑ったり胸打たれてじぃんとしたり、心に響くものがあった。

最後になって「リクエストは?」と尋ねられ。「女性の血液型を題材に、実は厳しい生活の現実を分析している言いたい放題の唄を!」とお願いしたら即座にギターをかかえて唄って語って、またも会場爆笑だった。

最後にサイン会でおひらき。
ライブの先に久々の「更科藤井」さんで、腹一杯美味しいものをみんなで食べ、私も久しぶりにほろ酔い加減で会場に駆けつけたのだ。

ほんに楽しい宵じゃった。
スセリさん、ちょっと似ているうりこさん、楽しい宵をどうもありがとう♪

[6754] 冬支度 / 京の駄ラ仏 2007/12/10 22:23

ぺこさん、着々と冬を迎える準備が進んでいるようですね。
沢庵を漬け、蕪寿司も漬け大掃除まで始めているようで感心しています。

確かに「世界館」のあったあれは大福院の通りにあの焼き芋屋さんはあったのではないですか?軍手の先っちょだけ切った手袋をはめたおばあちゃんが焼いていたような記憶があります。あのほんのちょっこりのっけてくれる黒胡麻と塩がそのおいしさを増してくれたように思います。もう1軒、片原町よりひとつ伏木よりの電車の停留所の前に同じような焼き芋やさんがありました。よく母親を仕事場まで迎えにいったあと、通り道にあったその焼き芋やさんによっておねだりしたことを思い出しました。
おいしいという味覚の原点はやはり小さい時の経験から作り上げられてきているのでしょうね。そういう意味でもあの化学調味料や添加物などなんにもなかった戦後の貧しい時代に生まれ育ったことを幸せに感じます。

ところで先週「見学会」と称してみなさん集まったようですがあれはひょっとして
僕の絶品富山湾と能登半島、そして立山連峰の見学会?だったのですか。

オオタスセリさん、おもしろいですね。
僕も小さい時から同い年の友達らと頭一個大きかったせいでいつも肩身の狭い思いをしてきました。どこかに同感!というところがあります。

[6755] 鯖の味噌煮における南北問題 / ぺこ 2007/12/11 23:52

蕪寿司の漬け込みの際、ぽこさんと話し合って今年は鯖でまず漬け込んでみることにした。ちょうど誂えたように脂がのって目が生き生きした鯖が手に入り、漬け込んだ残りは、塩焼きでネズミ大根のピリ辛おろしを添えて食べ、つぶし生姜入り鯖の味噌煮も作った。

これまでは、味噌煮と言えば富山独特の麹味噌が当たり前のように小さい頃からの味だったのだが、最近、不思議な現象に捕らわれている。
北の麹味噌に比して南の名古屋の赤味噌をしってみると、もう一つ味わいが深く、旨味がますのだ。

我が家に凸さんのパートナーとしてちぃさんが訪ね来るようになって以来、赤味噌がじわじわと我が家の食味に広がりと深みを増して静かにいつのまにか不動の位置を占めるようになり、その内、ないとなにか物足りない思いと寂しさを舌が喉元が訴えるようになってしまったのだ。

お弁当の鯖の味噌煮を食べながら
「う〜〜〜ん、これは間違いなく、深刻な南北問題やちゃ。
 シルクロードのカシュガルの賑わいの原点は、きっとこの味の交流に違いない。
 赤味噌を手にいれんとて、タクラマカン砂漠を三日三晩かけて歩き続ける話があって もおかしないちゃ。」
考察を深くしながら食べる鯖の味噌煮の味もまたなかなかのもんでございました。

>京の駄ラ仏さん、
ここのところ、やけに薩摩芋が食べたくて、今朝も朝食をもぐもぐ食べながら共同購入の注文書を見ながら
「薩摩芋の天麩羅、うんまそうや!頼みたいけどだめやろねぇ〜〜」等と独り言つぶやきながら唾をノンどりました。なんかあぶない。

だれやら、「でっかいこと自慢したてならんがや」と訳の分からん事を言いながら、いったりきたりしとる人が、おったけ?

[6756] Re:鯖の味噌煮における南北問題 / のりぃ 2007/12/12 09:09

お久しぶりです。
朝晩は冷えてきましたが、まだまだ暖かい東京です。
私は出身が愛知なので、やはり味噌といえば赤味噌です。
鯖の味噌煮は赤味噌以外で食べたことがないほど。
自分で味噌を作るようになってからは、自分の味噌でも作っていますが、
しじみの味噌汁なんかは、赤以外には考えられません。
でも、結婚してから麹の魅力にもはまり、旅行先で地味噌を買ったりして、麹味噌も楽しんでいます。
しょうゆも地域によって味が違いますね。
地元で売っていたメーカー(イチビキ)が東京にはなく、高いしょうゆを買ってみても、実家で使っていた味と違うので、なんとなくピンとこない気がします。

[6757] Re:鯖の味噌煮における南北問題 / 京の駄ラ仏 2007/12/12 09:25

> だれやら、「でっかいこと自慢したてならんがや」と訳の分からん事を言いながら、いったりきたりしとる人が、おったけ?
>
うんうん、確かにあれはでっかい、でっかい富山湾やちゃ、自慢したくもなるやろう。
ふ〜ん、そんな人が、、ど〜んと、おったけ〜!?!

ぺこさんだんだんわからん会話になったきてしもたがいね。

ところで鯖の味噌煮についてはあんまり大きなことが言えません。
母が鯖が苦手だったせいで食卓に出てくることがほとんどありませんでした。
しかし京都に住むようになってから開眼!味噌煮に限らず焼き塩さばにきずしに
鯖寿司などなどおいしく食べるようになりました。
上賀茂神社近くにある鯖味噌煮専門の食堂のものは絶品です。
ということで富山の糀味噌のさら〜としたものも美味しいと思うけど
こちらの赤味噌を混ぜたこってりしたのもなかなかうんまいです。

[6758] Re:鯖の味噌煮における南北問題 / ぺこ 2007/12/12 23:03

> ふ〜ん、そんな人が、、ど〜んと、おったけ〜!?!
そやちこと?!おった、おった。

> 上賀茂神社近くにある鯖味噌煮専門の食堂のものは絶品です。
今回の我が家の鯖の塩焼きも余程おいしかったとみえます。

なぜならば、ぽこ猫さんが凄い勢いで、はぐはぐはぐっと息も付かずひときれペロリとたいらげてしもたがいね。
ぽこ猫さんは猫ミシュランの隠れ調査員として星三つをメモしてござったにゃ。

> ということで富山の糀味噌のさら〜としたものも美味しいと思うけど
> こちらの赤味噌を混ぜたこってりしたのもなかなかうんまいです。

ほんまに、そうどす。
あの赤味噌の旨味を知ってしまうと、深みにはまりますえ。

[6759] Re:鯖の味噌煮における南北問題 / ぺこ 2007/12/12 23:15

> お久しぶりです。
まぁ、のりぃさん、お元気そうですね。
のりぃさんも愛知でしたか。
味噌ふりぁも赤味噌なもし?!

> しじみの味噌汁なんかは、赤以外には考えられません。
富山ではシジミも、もちろん生まれてこの方ずぅ〜〜とずっと麹味噌だと思いこんでいたのですが、半世紀も過ぎる頃、赤味噌を知りすっかり虜になってしもうたぞね。
今では「シジミは赤味噌にきまっとる。」という具合。

しかし、お味噌もお酒も醤油も醸造するもの発酵するものは、やはり長い間の風土と気候と地産地消の食習慣が生み出した基本の味に、東西南北の交流で味に変化が生じ、少しづつ広がりと深みを増してきとるんでしょうね。

[6761] 味噌をつける / ぺこ 2007/12/13 23:15

味噌ふりぁ?
こりゃなんじゃ?
海老じゃろがいね。
いや、カツだがね。

こういうのを味噌をつけるっていうがじゃなかろうか。

う〜〜ん、最近忘れ物だらけで、あほもだらも丸出しなだらんまな日々。
本日、かぶら寿司がなかなかな味に仕上がりましたので、どなた様も許してみそ?!

[6763] みそもしおも / ぺこ 2007/12/13 23:32

今日のおやつは、塩大福。
生協の取り寄せなのですが、これがまた塩味と小豆との塩梅がなんともはや。

これが、4個いりなのを横目で見ていた事務員さん。
ぽこさんが、いつものように美味しい焙煎したてのコーヒーをドリップして入れ
塩大福を一個づつ取り皿に乗っけて出したところ
「まった」というまもなく、甘いものには目がない二人の事務員さんは、ふたりがふたりして、ぱっくんと食べてしまったのです。

今日は休暇でお休みの人が一人とバイトさんがお休みの日なので、全員で5人。
すると一個足りないことになるので
「じゃんけん?あみだくじ?」と、ぺこが提案する間もなく
食べるが勝ちとばかりに、あっというまのできごとでした。ぐやしぃ〜〜。

塩の美味しさも又、あだやおろそかには出来んがやちゃ!

[6765] 海賊 / ぺこ 2007/12/15 22:23

昨夜は、その名も「海賊」というちょっと危なげな名で尾山町に新装開店したイタリアンに出かけた。いつものように突然、前日決まった忘年会。
しかし、なんの心配もなく、こんな時にはスタッフ全員気合いの入れ方が違って、きびきびてきぱき仕事を片付け、あっという間に鍵がかかってシャッターが降り、全員揃って「よぅ〜い、どん」と駅に向かった。

もと「イル・ガッピアーノ」のマスターが新しく開いたお店なのだが、居酒屋さんから料理店に変わったというような雰囲気で、入り口に入る細道がちょっとお洒落なイタリアの小路を思わせるかと期待で歩を進めると、「あっ」と言う感じで広々と日本庭園が表れる。昔の加賀藩の前田家の武家屋敷跡とかで、庭を横切ってゆく白い猫も堂々として脇差しでも差していそうな雰囲気を醸していた。なかなかだにゃぁ〜。

ワインリストを眺めた所長「と」さんは、やや鼻膨らませながら「お料理にあう美味しいワインをマスターの選択で」とソムリエに頼める程度のお値段の範囲なのが嬉しい。

最初は、オーブンから出されたあつあつの牛のフリッパ。
次に、地のお魚取り合わせで、はちめのカルパッチョ・はまぐり・カワハギ・いわし・岩海苔等々、いろいろに楽しくアレンジされて前菜としてだされた。白い大きなお皿を賑やかに飾りつけていて、目にも楽しくどれも満足の味わい。

今が旬とあってこうばこ蟹のパスタは甘く、子羊のローストも美味しく、皆骨もかぶりついてしっかり食べている。ぽことぺこはレアなお肉にしっかり火を通して貰い、焼きたてフォッカチオでお皿に残ったソーズもしっかりすくって洗ったように綺麗に食べきった。

もちろん、お腹はもう一杯の筈なのだが、「デザートは別腹ね」と言いながら完食。
でも、「まだまだ大丈夫。これからお蕎麦やさんに梯子しても・・・」等と気持ちだけは元気なのだが目がうつろ。
帰りの汽車に乗るや、ほかほかに快適なスチーム暖房の温もりと鈍行ならではの心地よい揺れに誘われて、しっかり眠って帰り着いた。
ご馳走様でした。皆さん、ご苦労さんでした。あと少し、年内に終わらせなくちゃと励みませう。

[6767] 鰤おこし / ぺこ 2007/12/16 00:24

今日は多忙な休日だった。
オーディオやさんが、ボーナスをあてこんで展示会をしている。
愛用のリスニングチェアが壊れてしまったので、私は椅子を。とさんはCDプレヤーを目当てに招待状をみてお出かけ。なんとかという有名な先生の講義もあって「蝙蝠」を視聴したり、チェアに座ってみたり、ヴァイオリンの音の再現をいろいろ試したり、あれこれ楽しんで会場を後にした。

プールでは、最近練習している飛び込みも気持ちよくできた。
嬉しいことに、今日は始めてスローなクィックターンと泳ぎが繋がって100メートル泳げた。わぁ〜い、わぁ〜〜い。
実は、これまでぺこばぁさんの辞書には「努力」という文字がなかったのだが、新しく加わったこの二文字は、「快感」というご褒美を与えてくれる♪
それろも、あわてん坊のサンタさんかな!

いつもお世話になっている主治医の先生の処、途中には「すし貫」さんでなみちゃんやたかちゃんと楽しくおしゃべりしながら久しぶりのお寿司を食べ、マッサージして貰う「愛の中村」さん、直し物のリフォームやさんとあちこち走り回り、帰宅がすっかり遅くなって、真っ暗になってから家にたどりついた。
風邪がなかなかすっきりせず、食べたいと思っていた雑穀米と葱たっぷり入りのけんちん汁が台所で湯気を上げていた。用意してくれるぽこさんに感謝。いつもありがとう。

食後、洗濯物をどっさり始末片付けを終わり、いつものようにほっかほっかのお風呂に首までつかり、つめたぁ〜く冷えたミカンを風邪の薬と思いながら食べると、なんともいえない美味しさ。う〜〜ん、この味わいは止められんなぁ〜。
保存料や艶出しワックスのかかっていない有機ミカンなので剥いた皮を袋に入れてもみもみ。これがあったまるんだぁ〜。

と心持ちもよくうとうとしていたら、突然、
ビカビカッドッカーーン、ビカビカビカッドッドッド==ン
「わぁ〜〜い、ぶりおこしや〜〜」お風呂の中で叫んでしまった。

今日は、随分冷え込んできたのでタイヤもスタッドレスに交換。雪が降ってもべたつかない様にぬぐい易い様に、ワックス掛けもして貰った。物腰柔らかいのにテキパキとほんとに大変な仕事をしてもらうスタンドさん、ありがとうございます。

[6768] 薪割り完遂 / 2007/12/16 23:37

石油高騰の折、なんとか、石油燃料に頼らずに暮らしたいものだと、北陸の寒い冬を薪で過ごしたい。北海道では、薪の代わりに新聞を固めて、薪代わりに使っている人もいると報道されていた。

ほんまに、ガソリンの値段ちゃ、どうなっとがけ。そっちゃ、たまたまあんたらちの領土の地下から出てきただけで、もともと地球全体のもんでないがけ。
いまや、東京のニューデラックスホテルは、ほとんどオイルマネー資本やと。

はがやしーから、おらっちゃは薪。
薪も、そのまま、ストーブにくべれるようなのを、買うとこれが滅法良い値がする。
そこで、森林組合などで、広葉樹を買ってくる。その他、公園で樹が倒れているとか、山に倒木が有るというのは、チャンス。

とりあえず、本日、森林組合の薪2トン分を、今年購入した薪割り機で破砕、食後の約15〜30分の腹ごなし仕事だったので、約2ヶ月かかってしまった。

薪の殆どが、今年の薪なので、いまだ水分含有率が高くて、薪を割ると、乳臭い匂いがするし、簡単に離れない薪も多い。水分の多い薪は、燃えにくいし、燃えても暖かくない。従って、これは来年用の薪。

今年は、11月中旬からストーブを使い始めたので、去年のものは、残り少なくなってしまった。どこぞに、蟻さんがいないものか。

[6769] きりぎりす / ぺこ 2007/12/17 00:48

今年のご挨拶にと

と・ぺこんちに相応しく
「キリギリスの四重奏団」
という木彫りの人形が届いたぞ。

[6770] 冬野菜 / ぺこ 2007/12/17 21:31

日曜日、初めての鯖寿司が好評で気をよくしている処へ冬野菜がどっさり届いた。
嬉しくて、大根のおすわい、蕪のやちゃら、小芋の柚味噌、蕪の鶏挽肉炊き等い楽しんでいろいろ作った。気がつくと午後からずぅ〜っと民謡や講談を聴きながら台所仕事。合間に納戸の片付け、レンジの下のもの入れの掃除も済んでほっ。

失敗だったのはおすわい。ちょっときどって割烹風に繊細に千六本を使って大根を細くおろしてみたのだが、やはりはりはり感がないのは物足りなかった。

もう一つの失敗は、蕪をやちゃら用に、こちらはいつも薄く切り揃えるので得意になってとんとん俎を気持ちよく響かせていた処、蕪を押さえている小指にすぅっと包丁が入ってしまった。蕪は思ったより固く実のしまった持ち重りがしたし、包丁の切れ味はいまいちだったのだ。

反省して、しっかり包丁をしゃっしゃっときらきらに研いで再開。
失敗は成功のもとながいちゃ。

食べ始めた「たくあん」がとても美味しく漬かっていてまた得意満面。
ぐんと冷え込んできたので、更に気をよくして白菜漬けの準備も。天気予報は傘印が続いているので、とりあえず大きくてどっしり重いのを六つに切り分けて風干し。
もちろん、二度目の蕪寿司の下漬けも準備。いよいよ冬本番だなぁ〜という気持と、今年も元気でこうしていろいろ準備できることがありがたい。

今夜は久しぶりのすきやき。到来物の氷見牛はいつものバーゲンものとこれが一緒の氷見牛?という位に美味しくて、殿様葱もたっぷり、下茹でしてある白菜巻きもたっぷり、生芋こんにゃくもたっぷり、要するに、又々お腹がいっぱいという訳なのでした。

[6771] 歳末上京 / 2007/12/21 00:27

仕事ですよ。歳末上京は。信じてください。ほんとです。

もち、人間にとって数ある欲の中で、もはや食欲のみ残っているとぺこが食べ歩きをしないわけがない。今回のお目当ては、「庖正」とイタリアン「アッカ」。いずれも、職人の作る真っ当な料理。久しぶりの「庖正」は、数ある日本料理店の中でも、独特の存在。材料の素性を日本の出しで、浮き彫りにしてくれる、それも一品一品たっぷりと。

付き出しに蕪と鶏挽肉のたきあわせ、牛蒡煮。蒸し鮑、蟹しんじょうとかきしんじょうの碗、ムツの子の炊いたもの、筍煮、2キロの鯛の頭の酒蒸し、おこぜのからあげ、生湯葉の山椒焼き、百合根饅頭、銀杏のいいむしにいくらのいいむし。漬け物、アサリの赤だしを堪能しました。特製梅酒も美味しかった。

アッカは、残念ながら、空振りだった。ここのこくがあり、かつ透明感のあるイタリアンは脳髄にしみこんでいる。良く似た感のあるフレンチのコート・ドールも空振りだった。京の陀羅仏さん、さぞかしうまかったやろ。今度是非。

アッカの代わりに四谷3丁目駅近くの「エノテカノリオ」。
エノテカと言えば、何と言ってもフィレンツェの「エノテカピンキオリ」だが、「ノリオ」も素晴らしい。
ここは、最近訪ねた、銀座の「ヴィノリオ」や「ヴィノリオエスト」の本家。

さすが、本家だけのことはある。
福島に自家菜園が有るという。どうりで、野菜がどれもこれも美味しい。野菜作りで、ぺこさんと話が弾む。福島産前田さんちのポークがこれまた、プラチナとか、白金と付いていないが驚くように美味しい。こんな美味しい豚は、滅多にお目にかかれない。

素材が真っ当、しかもマスターは料理が楽しくて楽しくてという感じがありありの皿が続く。味付けは、優しく、いつまでも後口がいい。

今回は、約1時間の慌ただしいランチ、次回はゆっくり味わってみたい。

そういえば、この近くに「ろくさん」がいるかも、誘えば良かったというのは後の祭りだった。御免。

[6772] 先の杖 / ぺこ 2007/12/21 22:53

昨夜の帰路は、この季節の決まり事のようにまたまた出発時間が予定より大幅に遅れた。そう言えば雷もなっておったのだ。入ってきたくても温暖化の影響で富山湾に入るに入れず外海で右往左往している寒鰤さん達の声とも受け取れるゴロゴゴロビカッ!

とにかく、予定をこなすのに時間までぎりぎり区内を駆け回り、最後にはよたよたになって歩き回った。しかし、嬉しい事にプールで歩き始めて6年、股関節の障害であんなに引き摺りながらびっこたんしていた脚が最近は痛み止めも無用となって、昔のように一日都内を歩き回れる程に驚異的に回復した事が何より嬉しく、協力してくれるぽこさんやとさんに感謝。そして、とっても意外なことに人生で始めて?プールで知った地道な努力の成果に乾杯!
といっても、ますます外出好きと旅行好きに拍車がかかるかも・・・と、ちと怖い。

さて、今朝はやっとこさと、重い身体にムチ打ってとにかく起きだした。
なんとか今年をおしまいにする為にやらねばならない仕事が、あれとこれとそれと・・・。指折りながら、片手に鞄を提げて、新小笠原流よろしく?床の汚れを足先で雑巾を操作して拭きながら食器の片付けもするという離れ業に挑戦していた処、
がっちゃーーーんっ。
愛用のモーニングカップが手から滑り落ち、持ち手が割れてしまった。

長い間愛用していたというのに、残念無念。
また、買わねばならむ。何処の窯元を訪ねよう?
どこまでも、いつまでも懲りないのだが、やっぱりじっとはしていないつもりけ?

どうやら、まずいるのは、先の杖かな?

[6773] 水天宮利生深川 / ぺこ 2007/12/22 05:24

12月の歌舞伎見物は黙阿弥さんの「水天宮利生深川」を幕見(800円)で。
深川浄心寺裏の貧乏長屋に住む筆屋幸兵衞さんを17代勘三郎さんが、中村屋代々家に伝わる芝居として上演を念願していたという役。

金貸し金兵衞さんと代言人を努める安蔵さんのあくどい取り立てにあって気がふれてしまった幸兵衞さんは、産後のひだちが悪く亡くなってしまった妻が残した乳飲み子を抱えて深川に飛び込んでしまうのだが、同じ長屋の住人車夫の三五郎に助けられて、正気に戻りめでたし、めでたしとなるお話。

因業金兵衞は、貰い乳をした優しいおむらさんから貰った産着を、抵当にも入ってもいないというのに引きはがしてゆくし、悪徳代言人は二円の借金の為に抵当にいれた布団や台所道具は金を返さぬままに使用していたのだから損料が嵩み借金は10円になっていると証書をみせて支払いを迫る。なんちゅうこっちゃ!

もらい乳に苦心する父、母を亡くし泣き暮れて目を悪くした長女のお雪、幼いながら乳飲み子の世話や台所仕事までこなす二女のお霜のけなげさ、貧乏ながら隣人を心配するばぁさん連中、大家は親も同然ととられた産着を取り返しに走る大家さん。

現代社会には望めなくなっている人の篤い繋がりと心温まる優しい情に溢れていて、作者黙阿弥さんの心が伝わってくる。
地口になる人気の「どうでも有馬の水天宮」様が庶民の生活に入り込んでいた様子がよく分かり、日頃、信心心のない私だが、明治の時代でさえ文明開花にうかれて人が失い始めた大切なものに気づかされる。いわんや現代社会の情けなさは・・・

話の筋は判っているのだが、落語や講談と同じく、ついつい力が入り情がこもって熱くなるから面白く、同じものを何度も観たり聞いたりしてしまう。
殊に、連日金貸し因業金兵衞さんと渡り合い、その悪行の数々に怒りと情けなさで胃を悪くしながら仕事をしている身には、残されたけなげな子供達の為にこのぺこばばが舞台に駆け上がり因業金兵衞を打擲したい気さえするのでした。

暖かい人達の思いやりに囲まれ、貧しくとも誠実な幸兵衞さんが正気を取り戻してくれてホントによかった、よかった♪

[6774] 師走 / ぺこ 2007/12/22 21:55

例年の事ながら忙しい毎日だというのに、突然訪れる人もあってやっぱり師走です。
やり残した仕事があって、一人で事務所で残務処理に励んでいると、やっぱし電話や来客が絶えない。「こりゃダメじゃあかん仕事にはならん」と思いながらもやっぱしお世話焼きな性分というものはちょっとやそっとでは変わるものではなく、結局あれこれ応対し、心配性が災いして親身になっているばばなのでした。

今日は、鰤も泳いできて夕飯はでっかいカマの塩焼きにたっぷり大根下ろしを添え、お造りもたっぷりさくさく切り分け、これでもかとでぇ〜〜んと葉蘭に乗せて供する。
とさんは、目元くしゃくしゃにしながら丁寧に山葵や大根おろしを準備してご機嫌♪

切り分けて保存用に味醂醤油に漬け込んだり、味噌漬けにしたり、蕪寿司用は一口大に切り分けて強く塩をしておく。大慌てでたまちゃん宛に鰤荷を造り、とさんが駆けつけ滑り込んでなんとか発送時間にセーフ。親馬鹿丸出しじゃな。

一方で、大根を下茹でし、今度は味噌煮の鰤大根とする予定。
二度目の蕪寿司は、従ってぶり入りと成る予定で、今日は麹を買い込み、固めに炊いたご飯とぱらぱらにほぐした麹をよく混ぜ、バスタオルの間にホッカイロを忍ばせ、保温バックにすっぽり納め、「只今発酵中!」のラベルが付けて薪ストーブの前に鎮座している。

好物の柚があるので今日は柚を器にみたて、刻んだ柚の中身に麹味噌を混ぜ、ちょっとばかり味醂を忍ばせて良く練り混ぜる。これを、昔は炭火でゆっくりあぶったのだが、現代は焼き器を弱火にしてゆっくり暖める。
ほろ苦い味と香りが大好きながやちゃ♪

今日は、白菜漬けの下漬けも終えた。
楽しいお正月を迎えるための師走のあれこれは、幾つになってもなんとなく心騒いでウキウキ気分。別にキリスト教徒ではないのだが、なんとなく「ジングルベル〜♪」とリズムをとって口ずさみたくなる。

もう雪が来ても大丈夫。注文した豆餅も来週には届く。たのしみ。

[6775] YO:KU:NEL / 2007/12/22 23:00

福井のお酒

一般的に淡麗辛口の富山、濃醇型の石川、福井はその中間の旨口型といわれる。

料理の特徴も、お酒に準じているかも知れない。もっとも、実際の処は、その逆で、料理がそうだからお酒がそうなったと言うべきだろう。

もちろん、これは大雑把な表現であり、こんな簡単な枠組みでは最近のお酒はくくれない。

本日なかやす酒販を訪れると、どうしても、見慣れないラベルに目がいってしまう。その一つが「福千歳」中取り純米吟醸山廃仕込み。

富山ではない、石川でもない、福井のお酒だ。山廃らしさは殆ど感じない、早瀬浦のような切れや滋味はないが、旨味があり、吟醸酒であることも十分に感じる。

もう一個は「常山」。この蔵は、かの落合監督が信子夫人と訪れた蔵という。
かなり綺麗なお酒。福井産美山錦使用の純米吟醸を飲んだ。これは、開栓後2,3日日がおいた方が良いという。ほんとかな。

いずれも、今シーズンお初の鰤との相性は、良い。
鰤は、富山湾の入り口まで来ているが、寒さが未だ十分でなくて、湾に入ってこず、まだまだ高値のようだ。

[6776] 良いお年をお迎え下さい! / お久しぶりのモリさんです 2007/12/26 07:39

皆々様!

まもなくまた恒例の年末年始に日本に飛ぼうとしているモリですが、今回はそちら北陸地方でのコンサートが企画されていなくて参れません。

12月31日から1月3日まで東京のサントリーホールでのシルヴェスター、ニューイヤーコンサートを5回こなした後、大阪、名古屋、可児と廻り1月9日にはウィーンへ帰ります。

今や無き居酒屋寿司のご主人のの手作りの寒鰤の挟まった蕪は忘れられません。

能登の椎茸28号?さん、また齧り付きたいよう!

キトキト魚たち、食べてあげられずに御免なさい。

またきっとチャンスがあると念じています。

私のウィーン ルジェリウス ピアノ3重奏団のコンサートでも行けるといいですね。

皆さん、飽食飽飲に気をつけて、良いお年をお迎え下さい。

PS
12月には丹下一家族が来てここのど田舎のクリスマス市を堪能していきました。

いっぱいチーズ、燻製肉を買い込んで密輸していきました。

あまり寒くなかったので良かったでした。

皆さんもいかがですか?
美味しいですよぉ、楽しいですよぉ。




[6777] モリさん お久しぶりです / 2007/12/27 00:17

ありゃ 残念、モリさんと美味しい焼酎を酌み交わしながら、ウィーンの楽しいお話を聴くのが、新年の恒例行事だったのに?

「居酒寿司」は、蕎麦屋「居酒」に生まれ変わりました。寒鰤の挟まった蕪寿司は健在。先週貰って食べました。ぺこさんの麹味の利いたとろとろの鯖の蕪寿司も美味しかったのですが、居酒のマスターの韓国の唐辛子の甘みの利いた蕪寿司も美味しい。

能登の椎茸115号の天麩羅も美味しかったですね。この天麩羅を食べた金沢の「更科藤井」さん、益々磨きがかかってます。

モリさん、公演の合間に高岡に来るべし。
富山のきときと魚、今が旬です。

しかし、ウィーンがそんなに寒くないのであれば(これはこれで、寒い話であるが)、正月ウィーンに行くという手も有りそう。

[6778] あと4っ日 / フランネル 2007/12/27 11:58

今年もせわしない一年でした。
ぺこさん&とさんのパワーは本当にすごいですね。
近頃日本酒はブームだから、このホームページは大変勉強になると思います。

ぽこさんとぽこにゃんのネット作業にはいつも尊敬する。
来年は少しでも近づけるようにがんばるっちゃ。

どうぞよいお年を♪

[6779] もういくつ寝ると・・・ / のりぃ 2007/12/28 01:33

今年も一年あっという間に過ぎてしまいました。
でも、子育てをしていると、会社勤めしていた頃より毎日が充実しています。
誰かのために一生懸命になれるって、とても素敵なことだなと思います。
来春からは息子も幼稚園へ通い始めるので、ほんの少し自分の時間が作れそうです。

皆さん、風邪に負けず、元気に新年をお迎えください(^−^)

[6780] 後二日!! / せり人です。 2007/12/29 09:22

毎日覗いておりましたが、書き込んでいませんでした。

いよいよ1年間で一番忙しい日を、明日と明後日に迎えます。
なんとか無事に終わってくれと願ってますが、天気予報の雪マークだけが気になります。

かと言って、31日の販売が終了すればすぐに八方に行くので、お日様マークだけだと、それはそれで面白くありませんが・・。

皆さん、今年はお世話になり、ありがとうございました。
来年も、よろしくお願いします。

新しく買ったラケットに埃がかぶらないようにと、思っていたのですが、
夏頃から、肩がちょっとしか動きません。(痛くて、動かせません)

50肩かなと思いながら、医者にも行ってませんが、
春には、またテニス、教えてください。

では、皆さん、よいお年を。

さぁ、明日売りのトラックが入ってきたぞぉ〜!!

[6781] いつも元気をありがとうございます。 / そばの横好き 2007/12/29 10:50

とさん、ぺこさん、そしてぽこさんへ

いつも、元気溢れる珍道中のご報告、楽しく拝読させて貰っています。

私もいよいよ来年は五十路に突入です。
とさん、ぺこさんの様にいつまでも元気に飛んで歩ける様に精進するつもりです。(^^)

来年も楽しみにしていますので、よろしくお願いします。

[6782] こ掃除 / ぺこ 2007/12/29 19:25

皆さん、お忙しい年末にエールをありがとうございます。

大掃除は義姉夫婦の大活躍のおかげで見事に曇りが晴れ、家中座敷もお風呂もすっきり美しく輝いてます。古屋が持ついぶし銀のような輝きが大好きでほれぼれします。ほんとに感謝です。

今日は姉の応援で引き出しの中やサッシの溝掃除、一番汚れる台所のガラス拭き、そして毎日使っている靴やバックの念入りな修復と手入れをしてもらいました。
とてもみすぼらしくなっていた三人の靴が甦り、バックも素敵に磨きあがり、足取りが軽くなりお出かけが益々楽しくなりそうです。コマッタ!

諦めていたスウェードの靴も靴屋さんに持ち込み相談した処、「良い靴ですね。はき込んであるけどまだまだ大丈夫ですよ。」と専用の靴墨を勧めて貰い、手入れすることに決定。
汚れをブッラシング。靴には詰め物をし、回りはマスキングテープを張り巡らし、あっというまにスプレーで変身甦りました。早業師の姉は手入れが大好き。
「汚れ物や壊れ物をみると再生したくてうずうず、もみてしたくなる」という奇特な?性格なのです。

家の中や庭園も恒に手入れを怠らず庭には花が絶えることがなく、体力と情熱に感心してしまうのですが、本人は「働いていないといられない。じっとしていられない性分は嫌がられるかもしれない」と笑いながら息子達の嫁さんに気を遣うという有様。「口元締めて手は膝に」余計な事を言わないようにと我が儘でおせっかいな末っ子のぺこばばにご注進。見習おうと思うのですが・・・

あれこれ手入れしながら、昨日のおでんに更に玉子や筍、馬鈴薯、豆腐、結び昆布を加えてことこと炊きました。下漬けしていた白菜は、柚や昆布やなんばを入れて本漬けも終えたし、これでまたひとつお正月の準備が着々。

土鍋で炊いたあつあつご飯には、到来物の数の子和えや手作り自慢の葱鰹味噌を添えて食べ、久しぶりのおこげを懐かしんで喜んで貰いおしゃべりが弾みました。

残る二日、お布団の手入れやお正月を迎える設え、仕事の方は残務が少々、なんとか片づけて今年を無事終える予定です。
怒濤の年末仕事を夢中になってこなしている内に、1ヶ月以上も引き摺っていた風邪の方も退散していったようです。
昨日は二人で仕事帰りにプールに立寄り、最後の泳者になって歩き・飛び込み泳ぎ納めもしてきました。

皆様もどうぞよいお歳をお迎え下されませ。

[6783] どじ納め / ぺこ 2007/12/29 19:56

本日のドジ

食器棚の整理をしている時、お気に入りだった夏物の小さな鉢が、なんでもなくうっかりぽろっと手からこぼれ、がちゃん!残念無念。
「100円ショップものだから、きっと作りがあまいがやよ」とぽこさんは慰めてくれました。やっぱり100円ショップはやめとこう・・・

今月は、町内の月当番が当たっています。
月の終わりには集金をするのも仕事のひとつ。
姉を見送り一息ついてから、向こう三軒両隣へ挨拶しながら顔を出しました。
「これでおめにかからないかもしれんしぃ〜、どうぞ、よいお年を〜」と言いながら集金を終え、家に帰って合計していると・・

なんか、目の辺りが窮屈?
「どうしたかな?」と思ったら

あれぇ〜〜なんちゅうこっちゃ!
老眼鏡がさかさま

あ〜〜〜はずかしいぃ〜〜。
しょうがない。暗かったので気づかれなかったことにしておこう♪
ドジ納めはまだまだ?

[6784] つくり納め / 京の駄ラ仏 2007/12/30 00:15

みなさん着々と年の瀬を送っておられるようですね。

10日程前からやらなくちゃと思いながらもなかなか出来なかった柚べしを
ようやく今日つくりました。とさんぺこさんそのほか何人かに毎年献上しなくては
ならない羽目に陥りつくり続けなくてはいけません。
柚子と味噌のいい匂いが家中に漂っています。やるまではなかなか腰が重いのですが
始まってしまうと結構楽しんでしまいます。来年の暮れにはおいしくなってくれる
ことでしょう。

さて、歳も押し迫ってから突然、まったく思いもしなかったところから不労所得が
舞い込んできてしまいました。いつもどうやって歳を越そうとひーひー言っている
身にとってはありがたいやらうれしいやらなのですが、この分来年仕事しなくては
いけないようなので、、、複雑な気分です。なんとか逃げれる道はないものか?

今年1年なにかとこの掲示板で楽しませていただきました。
どうもありがとうございます。来年もよろしくお願いします。

せり人さんは八方ですか。僕も娘を連れてその辺ぶらぶらいこうかなあ、、、。

[6785] YO:KU:NEL / 2007/12/31 02:26

飲み納め

着々と年の瀬を送った結果、ぽこさんのお陰で年賀状は早々に終わり(おっと最後の一枚は三郎さんが亡くなったうりこ家宛が残っている)、掃除は人頼みのお陰で、結局みんな人様のお陰で、久しぶりに余裕のある年の瀬。
Oくんから、野沢にスキーいかんけと誘われるが、ちょっとそれは無理。

高岡のお気に入り洋食屋さんの「ビストロ・ルパン」が本日で高ノ宮の店をしまい、来年3月に新規オープンするという。

そう言えば、昨年の今頃は、「居酒寿司」閉店フィーバーだった。

と言うわけで、今晩8名で、ルパンへ忘年会に繰り出した。店は満員。

サーブのオネーさんに、お薦めのシャンパンは?と聞くと、「サロン」と答える。「じゃーそれで」「エーホントですか。」 いつもは、スペイン「カバ」しか飲まないので、驚かれるのも無理はないが、いまさら、引くに引けない。出来るだけ、引っ越しは身軽にしてあげなくちゃならないし。

さて出てきた「サロン」は、何と1988年。約20年前じゃないですか。色は飴色ぽい。何とも言えない上品な熟成香、こんなシャンパン初めてだ。それもそのはず超こだわりのシャンパンらしい。

シャンパンがサロンなら、白も赤もレベルを下げられない。白は「シャブリグランクリュ2003」生産者は、忘れたが、天使がグラスを傾けている絵がラベルにも栓にも描いてある瓶。グランクリュともなると、シャブリ特有の砂利を噛むような味よりも極上白ワインの練れた味が勝る。久しぶりに美味しい白ワインを飲んだ。

赤は、「シャトームートンロートシルト2003」。有名画家のラベルの有る瓶。
デカンタをしては貰った物の、開栓後すぐは、未だ寝ぼけて渋い味。

30分ぐらい立つと、セクシーな味に変身、しかしその頃には、グラスには殆どなく、ぺこさんにわけて貰う羽目に。

ルパンの料理は、相変わらず優しい味。新規開店が楽しみ、楽しみ。

どなた様も、良いお年を。