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[7401] はまってしまいました / 京の駄ラ仏 2009/02/03 22:06

日曜日に娘に会いに神戸に行ってきました。
正月以来に会う娘は相変わらずひょろひょろ背が伸びて細い。
12歳でもう160センチは通り越したようです。
残念ながら今度の野沢温泉スキーにはバスケットの試合があるので行けないようです。

晩ご飯に行ったところがベトナム料理屋さん。
コースで頼んだのですが1人前2500円で生春巻きやらの前菜から始まり
〆のホーまで約10品ほどが出て来て満腹、満腹。しかも2人前を3人で分けて丁度ぐらい。

しかしここでハマったのは料理だけではありません。
なんとベトナム焼酎「ネップモイ」です。
と&ぺこさんたちはベトナムに行かれたからご存知かも知れませんが
この焼酎すごいです。一口飲んだとたんに虜になってしまい何杯おかわりしたか知りません。
シナモン、ウイキョウ、ピーナッツなどから作られたものらしいです。
とりあえずその香ばしさに一口が二口ととどめようなく飲み続けてしまいます。
さらっとしたほのかな甘みと香りにうっとり。以前好きだったアマレットに共通する香ばしさです。
しかしアマレットのように甘くないのでいくらでも飲み続けられます。
後で気がついたのですが実はアルコール度39、5%だそうですが。
ロックで1本は軽く行けそうです。この前はさすがに娘の前なので自制しましたが。
ああ〜あ、またあれが飲みたいわい!!!
という報告です。

[7402] Re:誉め合い殺し / 京の駄ラ仏 2009/02/03 22:27

その勢いで、高岡の「カッパ」になだれ込み、ここでも「あんたうまなったネー」「何ユーとっがいね あんたこそ」といいながら、美酒&美味に酔いしれたのでした。京都に駄ら仏さんがおっけど、最近うつってしもて、高岡にも駄ら仏二人できてしもたがいね。だらに交われば駄らになるがかね。

さすが!!染めもん屋の陀ラ仏がうつったんやろうね。
朱に交われば、、、ということなんでしょう。
しかし素質のない人はなにしても染まらんもんやちゃ!!
やっぱあんたらちは元からダラながやちゅうことやは。
仲間が増えて嬉しいことですちゃ。

[7404] ふたたび / ぺこ 2009/02/03 23:44

ゲレンデでも「ゆっくり、うつくしく」を目指すぺこばぁさんです。

お正月、わかさんのパートナーとボーゲンで中級コースをすべり降りるという基本に添って1日スキーを楽しんだおかげで教えていた筈の私の方が、かえって少しばかりうまくなったような気がするから、こちらがお礼をせねばならないことに・・・。

日曜日のらいちょうは視界がほとんどなく、その上ゲレンデ上部はがりがりだし雪の固まりがあったりして足をとられる。志賀や野沢と違い雪は重く、シュトクリの重い板に重い金具のついたスキーを履いて三重苦状態。

病弱で力なくその上右目が霞んでいるばぁさんには悪条件が重なった筈なのが、なんとエッジが効いてというか利かせられる滑りになっていて、「おっ、これは?!」と面白い。

新雪が嬉しくてスキーが楽しい仲間は、チケット忘れてゲレンデに行ってしまう人やら、財布忘れている人やら、いつものようにこころ踊っている。わやわや。

らいちょうバレーは、60才からシルバー券。しかし、一日券2600円しかないのだ。大人券の半日券が3000円なのでクレーム付けてる場合ではないのだが、
「とっしょりは、元気なくなって、半日すべればいいとこながいぜ。来年は半日券2000円でもいいさかい、つくってくだはれ」とおねがいしたところ、
「75才まで、がんばって滑ったはれ(=ください)。ただになりまっそ」とかえされたので
「75でちゃ、無理やから、70才から無料にして貰えんやろかね」と、シルバー及び近い将来シルバーになる駄ラ仏ちゃん仲間のためにもお願いしておいたがいちゃ。

悪条件に眉をひそめていた筈が、いつのまにか「あれっ、わたしって、でっくんがいね」と、すっかり面白くなってきた。新雪できゃほきゃほと叫びながら滑っているふたりをリフトの上から眺め、「ヤッホー、ヤッホー」と声援送りながら、私もご満悦で一人で滑った。

で、いつものようにシルバーとはいえ一日券を買ってしまったばぁさんは、もちろん、お昼の集合時間までにゴンドラ・リフトを合計6回利用して「よし、よし、もとはとれたがいね」と更に満足な面持ちで待ち合わせの美味しい「アルム」さんに入った。

帰りは、久しぶりの亀ヶ谷温泉・白樺荘さん(一日券を持っていると100円引き)の露天風呂へ。地元のおばぁちゃん達数人の先客有り。みんな温泉につかってつやつやに輝く顔で朗らかな笑い声が雪化粧した近い山深い谷に谺する。雪をかむった紅赤の椿を目にしながら私は一番はしっこでゆっくり身体を伸ばし、気持ちよくストレッチ。

「ねぇさん、スキーですか、どっからですか」と話しかけられて、ぺこばぁさんは、ここでは、すっかり若返るのでした♪

[7405] 今度の野沢? / きはら 2009/02/04 08:37

ぺこさん、駄ラ仏さん、とさん

こんにちは〜

駄ラ仏さん、とさん、今度の野沢とはいつなのですか〜?場合によっては大ちゃん検定と重なるかもです(笑

ぺこさん、

2009年はぺこばぁさん改めぺこねぇさんですね〜 スキーに水泳、そして美味しい料理が若返りの秘訣ですか?

[7406] Re:今度の野沢? / ぺこあねぇ 2009/02/04 18:11

> ぺこさん、駄ラ仏さん、とさん
>
> こんにちは〜
>
> 駄ラ仏さん、とさん、今度の野沢とはいつなのですか〜?場合によっては大ちゃん検定と重なるかもです(笑

いよっ、だいちゃん。

いやいや、だいさまっ!
「のみねぇ、くいねぇ 寿司食いねえ。もっとこっちい寄んねえ」

あれあれ、だいごろうさま!
「おひけなすって、ごしんぞうさんへ、おかみさんへ、いやさぁ〜おとみぃ〜〜」
てなぐあいです。

すっかり嬉しくなると、だいちゃんが、石松さんだったり与三郎さんだったり 
ぺこねぇさんは、かっこよい憧れの遊び人になりたいもんやなぁ♪

ほんとに 「くるかなぁ〜〜」(これ、たまさん風)

[7407] Re:今度の野沢? / 2009/02/04 18:12

> 駄ラ仏さん、とさん、今度の野沢とはいつなのですか〜?場合によっては大ちゃん検定と重なるかもです(笑

2月14日JAZZフェスティバルと15日、2月21日、22日連チャンです。
いずれも、定宿です。

[7408] うーむ残念。 / きはら 2009/02/04 19:42

駄ラ仏さん、とさん、ぺこさん、

うーん、残念。こちらは今週の8日〜10日です(T_T)。
休前日を外したのでなんとか宿は取れました(^−^)v

11日から雪だるま祭りだそうですので、雰囲気だけは
楽しめるかなと期待してるのですが、雪はそれほど多
くないみたいですね。

うーむ、それにしてもニアミスだ。

[7409] Re:うーむ残念。 / 2009/02/05 21:27

> うーむ、それにしてもニアミスだ。

野沢、3連チャンすればー。

今回の宿は、とぺこの定宿ですか?

[7410] イエ〜ス / きはら 2009/02/05 22:59

あー、またとさんの誘惑が・・・

野沢3連チャン・・・そんなことしちゃえば、ほぼ計6連チャンになってしまうので四方八方からお叱りを受けてしまいます。(笑

ただでさえ怒られてるのに。

宿は、一念発起、住吉屋に初チャレンジ!・・・
と思いましたが、良味どころか、スキー自体を
我慢することになってしまうので、とぺこさん
の定宿にお邪魔することにしました。

以前、スキーから帰ってきたら女将さんが揚げ
餅を出してくださったのですが、その自然な甘さのおかげで疲れが体の芯から抜けて行くような気がしました。いろりの食事も熊の手洗いも今からとても楽しみです。
(^o^)

[7411] 懐かしの米ドン / モグベエ 2009/02/06 00:21

 お返事が遅れまして申し訳ありませんm(_ _)m
 01/30、「ポン菓子」について質問した者です。

 先週の土曜日、場所を知っている方に案内してもらって行きました。確かに分かりにくく、狭い場所ですね・・・直に連れて行ってもらわなければ絶対たどり着けませんでした。

 「お米を持ち込めばその場で加工してくれる」とだけしか知らなかったので、「この位かな?」と2合持って行ったらお店の方(お兄さん)は少し困られて、何やら一生懸命計算してくれて、加工賃は300円、とのことです。
「大抵の方は一升持ってこられます。5合の方もいらっしゃいますけれど、2合というのは初めてなので・・・」だそうです。一升は1000円、5合は600円だとか。

 電話番号を聞かれたので、答えながら理由を聞くと、「出来上がるまで2〜3日かかります。出来たら連絡します」とのことで、聞いていた「その場で」という話との違いにビックリ!この日は高岡駅のそばに用事があったので「ついで」と思って行きましたが、度々行ける距離ではありません。
 お願いして、お米2合と300円を渡し、出来合いの2合分のポン菓子と交換させていただきました。

 お兄さんはとても親切で、帰り道の分からない私に地図を書いてくれ、丁寧に説明してくれました。すごく好感が持てました。

 でも・・・肝心のポン菓子は・・・私の求めていたものではありませんでした。

 私の欲しかったのは、今では手に入りにくい、昔ながらのもの。
 昭和40年代前半、幼児だった私は「それ」を「ハトのえさ」として売られていたのを食べ、大好きになったのです。
 「それ」は「ドン」「米ドン」「爆弾あられ」とも呼ばれていました。私の中学時代(昭和50年代前半)、地元(千葉県船橋市)に車が来て、母はその度にお米を持っていって「ドン」してもらってくれました。

 ところが・・・いつの間にか車は来なくなり・・・昭和54年、北習志野駅前の歩行者天国で実演販売があったのを最後に・・・私との出会いはなくなってしまったのです。

 たしかに、今でも市販品で似たものは売っています。でも・・・あの、淡い甘みの、表面がつるっとした「米ドン」は・・・どこで手に入るのでしょうね。または、もう永久に消えてしまったのでしょうか・・・?
 ああ、あの美味しくて素朴な味を、5歳になった娘にも食べさせてあげたいです。
(ちなみに、昭和35年生まれの主人は、私が説明してもピンと来ない様子でした。主人にも教えてあげたい・・・)
 
 すみません、せっかく親切に教えてくださったのに・・・m(_ _)m

[7412] Re:イエ〜ス / 京の駄ラ仏 2009/02/06 00:54

ニアミスとはほんとうに残念です。
ひそかに大ちゃん検定を期待していたのですが。
もっともボーゲンで何とか滑れるくらいなのでせいぜい3級ぐらいなのですが。

> あー、またとさんの誘惑が・・・

こういう誘惑にホイホイとのって来るのが陀ラ仏なのですよ。
野沢でお会いできたらその陀ラ仏をしっかり伝授しようと考えていたのですが。
高岡だけでなく大阪にも一人いたら楽しいですよね。
きはらさんにも充分その素質ありと感じるのですが。いかがですか?
思い直して14日野沢温泉で会いましょうか?!?

[7413] あしあとだけ / フランネル 2009/02/06 11:40

ぺちょ♪ぺちょ♪とおいていこう
ご無沙汰していると、ずうずうしいお年ごろでも入りにくいもんやね
ホームページと戦っていたら、からすがカ〜カ〜♪
「だめだめ、もっとシンプルに、お手本はやすこさんの味でしょう。」と叱られた。
ほんにそのとうりっちゃ♪ 

[7414] Re:イエ〜ス / だらいぺこ 2009/02/06 17:54

> こういう誘惑にホイホイとのって来るのが陀ラ仏なのですよ。

だらちゃ どうしょうもないもんで
むかしから、「やかにゃ(=焼いても)なおらんもんや」
と じぃちゃんが、ゆうとったがいね。

そやれど、また むかしから 「でっきんこほど かわいい」いうて
ばぁちゃんが、ゆうとった。
だらぶちなこと ゆうとるもんちゃ なんやら どっか にくめんもんやちゃ

だいちゃん、いつでも仲間に いれてあげっちゃ!

このゆび とぉ〜まぁれぇ!

生きとってや 仏にちゃ なかなか あえんぞいね♪
なんまんだぶ、なんまんだぶ(=南無阿弥陀仏)


[7416] Re:懐かしの米ドン / ぺこ 2009/02/06 18:06

>  「それ」は「ドン」「米ドン」「爆弾あられ」とも呼ばれていました。私の中学時代(昭和50年代前半)、地元(千葉県船橋市)に車が来て、母はその度にお米を持っていって「ドン」してもらってくれました。

ほんとに懐かしく、
耳を塞いで遠巻きにしてみていた子供たちがいっぱいでした。
実家の近くでも家の近くでも、お寺の境内なんかでドンッをしてました。
家の近くでは、かれこれ25年ほども前でしょうか。

たしか、今川さんでは、三温糖でもザラメでも、白米でも玄米でも、いろいろして貰える筈なので、昔の味を求めてあれこれ挑戦するのも楽しいかも知れません♪

[7418] Re:あしあとだけ / ぺこ 2009/02/06 18:11

> 「だめだめ、もっとシンプルに、お手本はやすこさんの味でしょう。」と叱られた。
> ほんにそのとうりっちゃ♪ 

あれぇ〜〜、フランネルねぇさんも、からすあにぃも
「のみねぇ、くいねぇ 寿司食いねえ。もっとこっちい寄んねえ」

北陸の味は冬が一番ですよ。
是非、いらしてください。
褒められると、鼻広げて踊り出すお調子者です♪

[7419] 駄ラ駄ラツアー / きはら 2009/02/06 19:00

駄ラ仏さん、こんにちは。

わたくしも非常に残念。

ちなみに大ちゃん検定は

①滑ってるときは笑顔か
②自分が一番カッコよく滑ってると思いこんでいるか
③滑った後、温泉に入り、その後のビールのことを考えるとヨダレを垂らしてしまうか

の3点が基本点となり、あとはいかなる要素も加点事由となります。各要素1点で4点以上で合格となります。

<例>

ゲレンデを滑っていると止まっていたおねーさんが「キャー」と歓声をあげてくれた。きっと俺の滑りを見て思わず声が出たに違いない。

この場合は、歓声をもらっただけでなく、「おねーさん」がという要素まで含まれるので2点プラスとなります。ちなみに「きれいな」がつくとこれはボーナスポイントで持ち点が2倍されます。

また客観的には歓声でなく悲鳴であったり、おねーさんと呼ぶにはお年を召されてたり(この場合には「お姉さま」に変更)、ゴーグルでおねーさんの顔が見えなくとも、主観的に合致していれば問題ありません。

もちろん、「今日は吹雪と低温と霧で自分のパフォーマンスが出せない。したがって明日に備えて今日は外湯めぐりだ。」という事例も、加点事由となります。

うーん、もうすでに「大すけ」でなく「駄ラすけ」と呼ばれて久しいので、これ以上駄ラ度が増すのもどうかと思うんですが・・・。行く末は駄ラ観音?駄ラ如来?駄ラ神様?

ちなみに、とぺこさんは3月はシャモニックスですか?3月に野沢駄ラ駄ラツアーのご予定はないのでしょうか・・・

[7420] Re:駄ラ駄ラツアー / 2009/02/07 00:33

大ちゃん検定は、日影ゲレンデ、祠の前へ集合すれば良いんですか。

基本点は、自信が無いけど、加点は、自信ありあり。

大ちゃん改め、駄ら介さんか陀羅尼助丸介さん。

駄ラ仏検定は、もっと厳しいですよ。
駄らには、一朝一夕ではなれません。
大ちゃんは、まだまだ修業が足りん。かっこつけとると見た。

京の駄ら仏さんなんか、どっだけだらになるがに修業されたことか。
ここのおねーたんは、天然駄らやけどね。

3月シャモニックスその気になってたら、神様、エ仏さまが、「おっかチャンが、カナダやと」、おいおい、かってのラブラブ○○美がいつの間にかおっカー?。それはともかく、ウーンシャモニックス行きたいもんだ。

大ちゃん、いっかー。駄ら駄らツァーシャモニックス編しよーまいけ。
ほんまの駄らになるっがい。せり人さんもどうやろか。
以上、天使の誘惑。

[7421] きはらさんへ / せり人です。 2009/02/07 10:23

野沢の検定って、何の検定け?

[7422] せり人さんへ / きはら 2009/02/07 18:29

> 野沢の検定って、何の検定け?

野沢の検定は野沢の検定です!他にも志賀熊の湯検定などあるようです。
八方検定はせり人さんの管轄ではなかったでしたっけ?(笑

ちなみに、昨日いつも通ってるフィットネスクラブのインストラクターの方に聞いたのですが、私の家から10分ほどのところに世界最大級のウォータージャンプができてたらしいです。しかも昨年・・・。スキーからかなり遠ざかっていたので全然知りませんでした。

しかもネットで最近のトリックの傾向を勉強すると聞いたことのない技ばっかり!!

なんじゃ?カンガルーフリップとかオクトパスグラブって・・・

きっとモーグルの選手も知らない選手ばかりになってるんだろうなぁ。

シーズン券でも買って、夏はエア練しよっかなーなんて思っております。


とさん、

 エ仏様のおっかーは最近、雪庇などからドロップインにハマっているので、それらが手軽にできる黒昆布の方をご所望なのでは。

 ヨーロッパはツェルマットしか行ったことがないのでシャモニックスにはぜひ行ってみたいですねぇ。

明日は早朝から運転ですので早めに寝ないと!!なんとか昼からは滑りたい。それにしてもこの1週間で40センチも積もってくれるなんて、雪の女神に愛されてるなぁ。

[7424] ふふふ / ぺこ 2009/02/08 19:34

今朝は井上ひさし先生の「ふふふ」を読んだ。

笑いの質という点で、亡き飯沢匡先生と並んで日本のシェークスピアだと尊敬し
ているひさしさんの作品は、テンポがまっこといい。
笑いながらいつか背筋がぞっとするような歴史や社会の事実にふれられている点
が魅力でもあって、引き込まれてしまう。
そして、ひさしさんのお芝居には決まって楽しい音楽がついてくる。

ひさし先生が浅草ロック座界隈で大活躍だった若き日、一人で20万人もの観客
を動員し笑いの渦を巻き起こした張本人「森川 信」さんが本に登場している。
寅さんこと渥美清さん達と舞台を共にした人でもあるのですが、その動きのおか
しさは誰にも真似の出来ないものだったようですが、その影には人知れずしっか
り基本を学ぶ努力があったそうなのです。

大好きな山田洋次「寅さん」シリーズの中でも傑作のひとつに数えたいのが昭和
45年封切りの「新 男はつらいよ」。
ここで、おいちゃんを演じる「森川 信」さんが、まっこといい。
昨夜は読みかけの「ふふふ」を手にしながら、また、この「寅さん」を観てしま
った。
この本も、勿論、将来「鶴亀ハウス」へ持ち込もう。将来コーポラティブな鶴亀
ハウスに住みたいと願っているぺこばぁさんは、ハウスを楽しく笑える本で一杯
にする予定。

マドンナとして知的で美しい栗原小巻さんも憧れの人。妹さくらさん、つねおば
ちゃん、真面目な労働者の代表博にタコ社長、ひょうひょうとした御前様。そし
て近所の人達の人情溢れるふれあいは心を温かくしてくれる。何度観てもまっこ
といいがいちゃ♪

話がそれました。「ふふふ」に戻します。
ひさしさんが若かりし頃、道を踏み外しそうになった時のことも、まるでお芝居
の台本のように書かれているのですが、生まれて初めて「万引」を経験したとき
の話は、補導を仕事にする人達やじんだはん(=警察官)にも検察官にも是非読
んで貰いたい経験談。

盗んだ辞典の売上げ代金を補うに足る労働として、その家のばぁさんに薪割りを
命じられ、最後にはおつりとしてお駄賃を頂いてしまったという胸熱くなる昔話
なのです。

お話しのあちこちに、情熱く、血が流れ、心を寄せ合って暮らす人々の様子が描
かれているかと思えば、江戸の離婚事情からイタリアはボローニャの乞食組合まで、今日の日本が抱える問題の解決の糸口や考え方のヒントがちりばめられている。

この本一冊でいくつもの舞台が生まれそう。ひさし先生の見識の広さと深さに脱帽。
是非一度機会を見つけて講演会に駆けつけたい。

[7425] 保温鍋 / ぺこ 2009/02/09 09:41

保温鍋をお使いですか?

プールの仲間に教えて貰いました。
とっても重宝してます。ぽこ板さんが。

見習って、ぺこばぁさんもやりはじめました。
五目豆、赤ずきとにしんの炊き合わせ、ふろふき大根、
南瓜のいとこ煮、金時豆

つぎつぎ炊いてみると面白いほど上手にできます。
プールのあきちゃんも「そうざいやさんしたくなる」程、プロに負けないできあがり。
ぽこさんの炊いてくれた黒豆さんは、正に「吉兆」(嵐山ですよ)さんにも「和久傳」さんにも匹敵するおいしさ!

もともと、会ったこともない人なのに我家では仁ちゃんと呼ばせて貰っている魚柄仁之助先生推薦の保温鍋なのです。結構、高価なお鍋なので、先生推薦の方法を採用し、バスタオルにくるんで保温箱に入れてみたりしたのですが、どうにも場所をとります。


ある日、デパートのバーゲン会場でちょうど半額セールに出会いました。バックにはちょうど到来物のただけん(商品券のことです)が!頂き物といえども、けっして無駄には使えません。ようやく巡り会った保温鍋用にありがたく使わせて貰いったというわけです。

保温鍋は、なんといっても燃料費の節約になるのが主婦には嬉しく、合間に仕事ができるというのが仕事を持つ身に嬉しく、簡単で美味しく、一石三鳥どころか・・クセになりそうです。

最近、愛読している「たべもの通信」でアルミ鍋は身体によくないことを知りました。
もともと、普段使いは銅鍋と土鍋を愛用しているのですが、アルツハイマーの原因の一つにも考えられるとならば、危険はさけたい。

達者で長生き「あんた百までわしゃ99まで」を目指すじぃとばぁとしては、「こりゃたいへん」と数個のアルミ鍋は廃棄処分に。
保温鍋は、ステンレスなのですが、できれば銅鍋があればいいなぁと、またまた天下一のの我儘ぺこばぁさんは、注文が多いのでした♪

[7426] きはらさんへ / せり人です。 2009/02/09 10:41

さらにアホな事聞きますが、やっぱわかりません。

検定言うたら、1級とか、指導員とか、クラウンとか、
さて、どんなんでしょう?

20歳の時、地元の極楽坂で1級、すべりました。
その後、牛岳と言うスキー場で合格したのですが、仲間に、
「せり人の1級の認定証は、SAJじゃなくて牛のすかしが入ってるし、バッジは振ったらモーと音がする。」とバカにされたので、八方で再受験、見事に討ち死にした事があります。

恥ずかしい昔話はさておき、何検定?


[7428] Re:きはらさんへ / ぺこ 2009/02/09 13:05

はいはい、セリ人さん、呼ばれとらんがですけど、お答えします。

なんせ、このぺこばぁさんは、両親は勿論のこと、逢うこと適わなかったおじぃ様や舅さんに姑さんに小さい頃世を去ってしまわれたお兄さん、そして一度きりですがお会いした義理のおばぁ様と沢山の人達に仏になってもらわんと法事を重ねて参りましたがやちゃ。

ところが、と・ぺこは二人揃って不届き者で信心心がないという点でも気があっているのが困りもの。法事の際、お坊さんには挨拶代わりに、脚しびっれさかいに「お経を短く」とお願いする始末。

先日等は、京にお住まいの駄ラ仏殿から仏壇引き取り先の問い合わがあった際には、シルクロードじゃあるまいし、「ほんなら、うちのひきとりさきちゃ?」とぶつぶつ交換を話し合うような、本マモンのダラ同士。

また、話がそれました。もとえ。

で、ながいこといろいろつとめたおかげさまで、勉強にもなりました。
ここで、ちょっとありがたくお講を努めさせて頂きまする。ちぃ〜〜ん。

とさん曰く
「駄ラ仏検定は、もっと厳しいですよ。
 駄らには、一朝一夕ではなれません。」

初七日には不動明王、
二七日(ふたなのか)には 釈迦如来
三七日(みなのか)には、文殊菩薩
四七日(ししちにち)には、普賢菩薩
五七日(ごしちにち三十五日)には、地蔵菩薩
六七日(ろくしちにち)には、弥勒菩薩
七七日(しちしちにち四十九日)には、薬師如来

と、順にお導きを受けてようやく地獄行きか極楽いきが決定。
せり人さん、ここでお気付きと思いまするが、極楽で駄目だった場合は当然・・・

それで、万一合格してそのまま極楽・天国?の一休さんになったとしてもですよ。

その後、ほんまもんの仏になるには、更に
百ケ日には観世音菩薩、一周忌には勢至菩薩、三回忌には阿弥陀如来、七回忌には阿閃如来、十三回には忌虚空蔵菩薩様、三十三回忌には大日如来様のおちからでほんまもんのだら仏さまになれんるんでありますぞ。

もっと、詳しく知りたいときには、親切なインストラクターがあなたを優しく浄土にみちびきますです。
ttp://www.tctv.ne.jp/tobifudo/newmon/betusekai/gokuraku.html
尚 極まれなケースですが、超善人と超悪人は、審査なしに相応する世界へワープすることになりますですよ。

ちなみに、と・ぺこは、かって牛岳頂上にまで手をつないでリフトに乗ってやってきてくれたじぃさまとばぁさま(ぺこの父と母のことです)に三人の滑りを見ていただきました。

その時のばぁさまの判定により
「あんたらち、ぽこさんには、まだまだおよばんわ」
それ以来ひたすら修行三昧の日々、二人で千日修行を誓った仲であります。
優しく、「そやちことぉ〜」と、婿殿(とさんのことです)に対して慰めとも何ともつかぬ様子だったじぃさまを懐かしく思い出しまする。なんまんだぶ、なんまんだぶ。

なんか、脚しぶれてしもさかいに、このへんで。ち〜〜ん。

[7429] どこどこ / ぺこ 2009/02/10 07:35

このところ、近辺で結婚間近にして旅行先の候補が多くて決めかねる若者の為と称して話が弾んでいる。じぃと、ばぁが。

候補は、刻々と世界を巡っている。

まず、婿さんが一年間留学経験のあるアラスカ、次に治安がよく水の美味しいカナダ、次にと・ぺこが強く推薦したアンデルセンの国デンマークの世界遺産の街リーベ、ついでにノルウェーの世界遺産ヴェルゲン、嫁さんが本屋で立ち読みして魅せられたクロアチア、チューリップのオランダはフェルメールのデルフト、食のイタリアの古都ボローニャとトリエステ、スイスの郊外のエルミタージュホテル、ドイツの森、バリ島のリゾート、フランスのシャモニーと順にヨーロッパを廻り、ついには、と・ぺこがはまっている沖縄に落ち着きそう・・・??

で、我が家では、先週に引き続き昨夜も飲みながら食べながら夜のふけるのも忘れて、綿密な会談が例の如くわやわやに執り行われている。

10日間も休みを取れる機会は、今を逃してはそうない。と思うと是非海外にと強い希望の婿さんと親の意向や意見にも配慮する嫁様と、なかなかに折り合いのつかない話なのだが、ふたりは結構それも楽しんでいる。そやちことぉ〜。

ぽこネコさんに「どこにしたらよかろかね?」と尋ねたら、「なぁ〜ん」とひとこえあったかと思うと、いつものように大きく欠伸しながら背伸びし、ぽこさん手作りの美味しいお食事を、むしゃむしゃむしゃ。ここがいいのね♪

[7430] Re:どこどこ / 京の駄ラ仏 2009/02/10 14:53

> で、我が家では、先週に引き続き昨夜も飲みながら食べながら夜のふけるのも忘れて、綿密な会談が例の如くわやわやに執り行われている。

と&ぺこさん
その若いカップルの旅先案内人に雇ってもらえるよう交渉してもらえんやろうか?
いえいえ、決して若いふたりの邪魔はしません。
ふたりの幸せそうな笑顔をちょっとばかり見せてもらえば充分です。
(交通費とおこずかいをちょっといただければ結構です。)
なかなかこんないい案内人は見つかりませんぞ。

ちなみに来月初めから一週間程イギリスに行ってきます。
駄ラ仏の師匠の追悼会出席の為とコッツウェルの友人のところにいってきます。

[7431] Re:保温鍋 / フランネル 2009/02/11 10:43

ほんに保温鍋は便利ちゃ
昨夜もポトフがあっという間にできちゃいましたからね。

仏さんのお話、我が家にもある仏壇の話、にぎやかやね
私は隠れキリシタンやからね、でも、隠れてないか

やすこさんの台所のぞきました。
我が家もレンジ1個壊れました。やっぱりなくてもいいのよね
やすこさんの台所をのぞくと嬉しくなります。
我が家も、飯台、蒸し器、すり鉢、土鍋が大活躍しとります。

大根の皮はキンピラオンリーだったので、漬物やってみるがやちゃ♪

[7432] Re:どこどこ / ぺこ 2009/02/12 00:02

> ちなみに来月初めから一週間程イギリスに行ってきます。
> 駄ラ仏の師匠の追悼会出席の為とコッツウェルの友人のところにいってきます。
>
ぺこばぁさん、長年憧れのコッツウェルに、そんなに簡単にいくがけ。
竹馬の友、クロリンさんの写真や絵を見て思い描くだけ・・・
ttp://members.jcom.home.ne.jp/photodiary/

ふぅ〜〜ん、そうけ。

[7434] Re:保温鍋 / ぺこ 2009/02/12 00:39

> ほんに保温鍋は便利ちゃ
> 昨夜もポトフがあっという間にできちゃいましたからね。

フランネルさんもお使いですか。嬉しいな♪
毎日、お豆さん炊いてます、五目豆に小豆と南瓜で従兄弟煮、うずら、黒豆。
黒豆は、ぽこさん程うまくいかなかったのですが、お総菜屋さんしたくなります。
今度は、花豆たきたいなぁ〜。それから、古漬けの粕煮も。

> 私は隠れキリシタンやからね、でも、隠れてないか
我が家は信心心のない不行き届き者ばかりですが、自然や人に感謝する心は大切にしたいと思っとります。沖縄にゆくと、なんにもない洞穴が神聖な場所として祈る場所になっています。私も素直なこころで思わず手を合わせて自然に感謝します♪
>
> 我が家もレンジ1個壊れました。やっぱりなくてもいいのよね
> やすこさんの台所をのぞくと嬉しくなります。
> 我が家も、飯台、蒸し器、すり鉢、土鍋が大活躍しとります。

レンジでちぃ〜んの生活ではなくて、じっくり土鍋であぶってほっこりした暖かさの匂う台所っていいよね。レンジの電磁波って目に見えないので、ばぁさんにはなんだかどうもうさんくさいのです。

小さい頃、すり鉢の横を押さえる役目をおおせつかって、かあさんとあれこれおしゃべりしたこと思い出します。毛糸の巻き束を繰る仕業も、相方をしながら歌を歌ったり、映画の感動を熱く語るかあさんの話に耳を傾けたり、傍でとうさんが浪曲を聴いて小さな声でうなっていたりと炬燵の周りや台所にゆったりとした手作業が暮らしの中で確かに息づいてました。

パンを焼くのもお餅を焼くのも、お魚も、一つの焼き器で兼用しているのですが、大丈夫なようです。焼きたての熱いうちに取り出してしまうと、匂いは一向に気になりません。
笊や甕や桶なんぞも、見るとつい手に取ってしまいます。
毎日、糠漬けをひっくりかえして、うふうふと楽しみにしているので、料理も子育てと一緒で、その心は、ゆっくり待つ心です。
>
> 大根の皮はキンピラオンリーだったので、漬物やってみるがやちゃ♪
ぜひぜひ、かりかり美味しいよ。
今夜は「すし貫」で板さんとおかみさんと閉店まで楽しくおしゃべりしながら食事をしたのですが、 ぶり大根の下ごしらえに庖丁捌きも鮮やかなたかちゃんの手にみとれんながら、「皮はきんぴらに、お漬け物に」と、例の如く、ついおせっかいなことでした♪

[7435] 野沢事前リポ / きはら 2009/02/12 11:42

さて週末のとさんのために(?)野沢事前リポ。

今回は訳あってほぼ湯治でしたが、天気もよく気持ちよく滑ることができました。

体調が万全でなかったので野沢自慢の上の平30Mレールにはチャレンジできなかったのが心残り。これは次回に持ち越しです。

ちょうど15日に30Mレールのイベントがあるみたいです。25Mプールより長いレールを一番にクリアした人にはプレゼントがあるようです。とさんもチャレンジしてみたらいかがでしょうか?あー、でもかわいいストックリの板に傷が付くのはダメですねぇ。

お宿は毎度のことながら完璧なホスピタリティに感激。いつもチェックアウトの時にはなんとお礼を述べていいのか分らなくなってしまいます。

雪は少なく、茶色い雪だるま祭りになりそうですが、雪はなくても楽しめるのが野沢温泉だなぁと再確認いたしました。

ではみなさん、週末楽しんできてください!!

[7436] Re:野沢事前リポ / ぺこ 2009/02/12 18:55

> さて週末のとさんのために(?)野沢事前リポ。

ありゃ、大ちゃんきこえたけ?
どうもありがとさまな。

「大ちゃん、どうやったかね。雪ちゃあろかね。
 まっで、春みたい陽気やがいね 
 もしかしたら、どっかでバイトしながら今週末まで、まっとってやかも・・」
と、希望的でダラな噂しとったがいぜ。今朝の通勤の車のなかです。

> 体調が万全でなかったので野沢自慢の上の平30Mレールにはチャレンジできなかったのが心残り。これは次回に持ち越しです。

だいちゃん、身体大事にせんなん(=しないと)あかんがいよ。
ニコチンパワーで元気な人もおってやけど、血液の流れは間違いなく悪なんがやから、煙草やめとかれゆうたやろ(=いったでしょ)。
なんぼ百薬の長やゆうたかして酒もほどほどやよ。
きちんと手作りのおにぎり食べとっけ?コンビニ食はあかんがいよ。

ぺこばぁさんは、孫の心配せんならんし、朝ははよからポコ猫ちゃんにお食事あげんならんし、今朝は不燃物のダンボールつぶさんならんし、忙しいがやがいね。(=忙しいのですよ)

新婚旅行先、決まらんわかもんの世話もせんなんし、
この上、大ちゃんの心配もせんなならんことになってしもて・・・

あぁ〜〜、いそがしいこっちゃ。ぶつぶつ。

まぁ、なんのせ温泉で元気回復したやろさかいに、またおうが(=逢うのを)楽しみにしとっちゃ。

とにかく、今週末の温泉とジャズが、たのしみ、たのしみ♪

[7437] お大事に / たま子 2009/02/15 20:47

ぽこさんお大事に。あばら骨は痛いっていいますね。
そっとしとくより他しかたないって聞きました。
また寒くなるみたいだから、ほんとお大事にね。

わたしは去年の秋くらいからずっと右膝が痛いのです。
どうやら義母の世話をしているせいみたいなのですが。
正座とか横すわりをしてると、立ち上がるときにアイタタタ...と、
無意識のうちに口が言えてしまうの。
もうおばあちゃんみたいになってきたんかなぁって、
ちょっとしょんぼりしてる今日この頃です。

[7438] ほんとの暖冬 / 2009/02/15 23:08

土日訪れた、野沢温泉スキー場。

斥候隊の大ちゃんレポはあったが、それ以上に現実はすごかった。
メインゲレンデの日影ゲレンデの横には、川がゴウゴウと流れている。野沢に何十年通っているが、こんな川の流れは見たことがない。

全長5キロが売りのスカイラインコースは、下部のコースが雪不足のため閉鎖。お陰で、全員アイスバーンのグランプリの崖をあられもない姿で降りてきた。時々流星のように斜面を50,60Mを単なる物体と化して人が落ちてくる。

上部のやまびこゲレンデにも雨の跡がしっかりと刻印されている。
でも辛うじてここは、雪がまだ生きている。皆さん、急に上手くなったようにぶっ飛ばした。

昨年の野沢は、プラスチックブーツの雪面真っ赤か粉砕事件&骨折事件、今年も様々のトラブルがあったけど、一応無事帰宅いたしましたとさ。

[7439] Re:お大事に / ぽこ 2009/02/16 20:46

> ぽこさんお大事に。あばら骨は痛いっていいますね。

たま子さん、ありがとうございます。幸い、ごく軽傷だったようで、昨日辺りから痛みも引いてきて、今日はますます楽になってきました。ザボンでベコンというのがなんともおマヌケなことで^^

> もうおばあちゃんみたいになってきたんかなぁって、
> ちょっとしょんぼりしてる今日この頃です。

あはは、私も歳を実感した次第です。

腰と膝は、ほんと身体の中でも特に肝心要ですね。
大学の時の体育の先生(息子さんは陸上の十種競技の日本記録保持者でした)が、とにかく膝は大事にせんなんぞ〜といいながら、授業の初めに膝をこする準備運動を必ずみんなにさせていたのを思い出します。

介護は、とにかく介護する側が健全でないといけないですから、たま子さんには、はよう膝の痛みを解消してもらわんと。とりあえず、膝強化に、水中歩行おすすめです。

[7441] Re:お大事に / ぺこ 2009/02/16 23:17

> あはは、私も歳を実感した次第です。

ちょっと、ちょっと、あんたらち、先輩というかばぁばをさておいて・・・
しかし、平櫛田中翁の名言に曰く「60、80ははなたれこぞう」なのですよ。
まだまだ、これから、これから。「女ざかりは百から百から♪」
>
> 腰と膝は、ほんと身体の中でも特に肝心要ですね。

腰はめったに痛くないのですが、膝は任せて下さい。
今を遡ること30年。まだまだ若いかぁさんだったぺこさんは、根っから運動が好きときています。PTA(なんと懐かしい響き)の両親学級とやらでバレーボールの大会がありました。練習にも結構熱が入り、仕事を終えた父兄が小学校の体育館に集まり週に何回か集っていたのです。その時でした。張り切ってカイテンレシーブもどきで見事にレシーブは成功したのですが、膝も打ってしまっていたのです。とほほっ。

それ以来です。ながぁ〜〜〜いおつきあいです。
お天気博士が勤まります。見事に低気圧がやってくると右膝が痛みました。
歩くことは大丈夫なのですが、立ち上がり際には、「よっこらっしょ。いてててっっ」なのです。梅雨時なんか、なんにもしなくてもじわじわ、みしみし痛みます。
梅雨明け予報士にもなれそうです。

ところが、この痛みが見事にすっきり解消したのです。
「あなたも、今日から、これで すっきり」と宣伝文句にあるのが、体験できました。
それは、一昨年のこと。春スキーで右膝を骨折し、やがてギブスが外れて松葉杖をつきながらプールに通ってリハビリを始めて気がついたのです。
「あれれっっっ!もしかして、膝の痛みがすっきり?」

そうなのです。骨折のおかげで、欠けてうろうろしていた骨のかけらも一緒に飛んだのでしょうか?
それとも、ギブスのおかげで、軟骨がまた元通りに成形してくれたのでしょうか?
とにかく、原因は謎の儘なのですが、痛みとはすっきりおさらばしました。

しかし、喜んでばかりはいられないことに気がつきました。
右足のギブスを必死に支えていた左足が絶えきれず、一度ならず二度も、松葉杖のまま転倒虫のサンバを踊るはめになりました。
それ以来、今度は左膝がじくじく、きりきり痛み出したのです。
これもまた、立ち上がるときに痛むのです。
時には、運転していても痛み出します。
どんなに痛いかというと、「また、左足も骨折して、直した方がいいのだろうか」と、思われるほどに痛むのです。

しかし、それも、温泉に浸かるととっても痛みが和らぎます。
そこで、今の所プールでせっせとリハビリに励んでいるというわけです。
将来は、温泉付きの鶴亀コーポラティブな家に住みたいと願っておりマスです。

昔、読んだ本によると、日本人はタタミに座る生活をしていたお陰で、膝の腱や皿が鍛えられていて、見た目にはよくないが、がっちりとした形をしていて、従来、膝は丈夫な国民性だったそうです。さすれば、洋風生活が膝の痛みを増したと言うことにもなるのかもしれません。

また、股関節の臼骸骨に不全をきたしているぺこばぁさんは、気がつくと30数年間の長きにわたって痛みとお付き合いしてきました。それでも、山歩きしたりテニスをしたりスキーをしたりとにかく自分の好きなことをして遊んできたのが幸いしたのか、びっこたん、びっこたんと足を引きずって歩いていたのが、今は嘘のようです。

これについては、いつかしっかり書き留めておきたいと思っていますが、とりあえず、プールの水中歩行やバタ足を始めて7年間余。お陰様で、今はすっかり痛みから解放され、お薬もまったく必要なくなっている嬉しい報告と発表を致します。

プールの仲間にも、おしゃべり好き隊・向上心旺盛隊・体力勝負隊・上手いもん情報交換隊等といろいろいるのですが、関節関係健康増進隊員も十名近く揃っています。
ぺこばぁさんは、一番古手の古参隊員として、結構秘訣の伝授を頼まれて居る身なのですが、いつも一言「継続は力なり。きっとそのうち良くなります。自信を持って断言できます」と自慢げに回復振りを語っています。骨がダメならきん肉に頼るが合い言葉♪

[7442] いきは よいよい / ぺこ 2009/02/16 23:26

「帰りはこわい」が、諺だった筈なのですが、今回は、行きも帰りも更に途中もハプニングの連続・・・
こんな時には、人間がそのまんま?になってしまうのが、まだまだ仏にはなりきれない面白さで悲喜こもごも・・

前日、京都組は汽車でやってきました。この不況です。また事故があり到着が2時間も遅れてしまい大変だったのですが、雪達磨のようなスキーウェアを買って貰ったたまさんは、「ゆきや こんこん、いっぱい いっぱい」の期待を胸に興奮気味。遅れた汽車に元気に乗り込んで予定より2時間も遅くなってやってきました。

土曜日。野沢に向かう途中、ここに寄らなくては気がすまないこの頃。そうです蕎麦の「せきざわ」さんです。
運転手交代を企んで先行アッシーくんを自ら買って出たとじぃさんは、京の仏さんを前に「この酒ちゃ、あんま うんまないわ(=美味しくない)」等とぶつぶつ言いながら、お銚子逆さまに振って一滴残さず舌なめずりしていたのでした。

たまさんの食べっぷりが、また凄い。その母ちぃさんもたま父さんも、注文が前後してデザートの蕎麦饅頭の後に「鴨焼き」となろうが、一向にかまわず、美味しい、美味しいを連発して大満足、「鴨焼き」をたいらげたのでした。

最近、エンジン音が大きくなり、走行距離も13万近く、窓の開け閉めも滑らかではなく、まるでばぁばの様に相当あちこちガタがきている車なのですが、(蕎麦の横好きさんに叱られるかな)いよいよ運転席横のウィンドウが空いたまま、にっちもさっちもいかなくなりました。

雪の降る中、助手席に座る人が、壊れたワイパーに代わって人口手動ワイパーとなって走行した経験はあったのですが、窓が開いたままの車はこの季節暖冬といえども寒いのです。「いけしょう」さん出入りの車やさん(なんと、高岡にもないアウディの代理店が飯山にはあるのでした。)まで、ぬくぬくのスキーウェアを着込んで「私」がと運転を申し出てくれた京の仏さんにお願いして、もう一台はばぁばが運転し、今来た道をバックオーライと飯山まで向かいました。

なんとか車も応急処置のメドがつき、ほっとして温泉に入ると、ありがたさも温もりもひとしお。いいぃ湯だなぁ〜〜♪
炬燵に入って搗立ての餅をおやつに頂きながら故郷の味に一同感動。「久しぶりです」「お初です」と、それぞれ新潟組と挨拶を交わしたのでした。
熊の手洗いで身体をのばし、「いけしょう」さんでは、変わらず美味しい炉端焼きのイワナに舌鼓。

ジャズ会場ではかぶりつきの席にもかかわらずぐっすり寝込んだ後に、パッチリ目を覚ましたたまさんが、頭上にもみじの手をかかげてリズムに会わせ、すっかりのりのりなのでした。

ラテンジャズのパーカッション奏者として有名な横山さんの司会で始まったコンサートは、日本でも有数のボーカリスト金子晴美さんを迎え、素晴らしいメンバーが揃って「ジャズイン野沢」は、今年もやっぱり楽しいのでした。         つづく。

[7443] 首がまわらない / 京の駄ラ仏 2009/02/17 00:21

今朝起きると首がまわらない。
なんでこんなに首が痛いのかと考えてみると答えはひとつ。
野沢最後の一本で滑ったスカイラインコースの終わりに
普段は絶対に足を踏み入れないアイスバーンのこぶのおかげである。
雪不足の為他のコースが閉鎖されていてそこへ行かざるを得ずエラい目にあった。
へたくそには高度過ぎた。知らず知らずに力が入っていたのだろう。
首のまわりから胸のあたりが筋肉痛になっていた。とほほ。
雪質のいい時には下手は下手なりになんとかいけるのだが
べた雪に時々混ざるアイスバーンなどという悪条件ではやはりその実力がはっきり出てきますね。
いやあ、今回もいろいろ話題続出の野沢温泉行きでしたね。

久しぶりの生ジャズはしっかり楽しませてもらいました。ありがとうございます。

[7444] かえりは / ぺこ 2009/02/17 01:32

さて、日曜日は、朝から雲一つ無い快晴。
もったいないのでサイズ2歳上のウェアーを買て貰って雪だるまのように着ぶくれたたまさんと、ぽこ姉さんの10年前のウェアを借りているたま父さんと、昔のウェアがそのまま似合ているスタイルの良いたま母さんとたまさんご一行は、一番張り切っているとじぃさんを先頭に、どこへでもお付き合いの良い京の仏さんと、いざゲレンデへ。

そりを借り、ちびっこゲレンデに繰り出したたまさんとその母ちぃさんは大張り切り。そりに乗り込んで大喜びのたま母さんは、子供のように元気ではしゃいでいる。途中、回転したままバックでも滑ってみせるという難業も披露し、同乗していたたまさんは突然のことにびっくりしたのか憮然とした面持ちだったが、さすが、とじぃさんの孫、ちっとも懲りていない。

「じぶんで、じぶんで」を連発し、大人も乗れる大きな橇をひっぱって、坂をもくもくとのぼり、「ボク、じぶんで」といかにも得意満面で、ばぁばに橇に乗せてもらうと、しっかり手綱を握りしめて滑る。橇上で破顔一笑、まるでにこにこ人形そのもの。ついでに涎もこぼれそう。

その内、ぽかぽか陽気も手伝って更に熱く暑くなって、上着も脱いでしまい、更に得意の腕まくり(たま父さんの影響です)で橇に乗り込む熱の入りよう。怖いくらいにじぃさまばぁさまにそっくりで、近い将来ダラ仏隊の一員に仲間入りに疑いはないのでした。頼りになるなぁ〜。

と言うわけで、橇の手ほどきとお世話にすっかり夢中になり、くたくたになってしまったばぁさんなのだが、折角じぃさんが買ってくれたシルバー券にはたと気がついた。
無駄にしては勿体ない、たまさんにゴンドラ乗車も経験させたい、うまくいけば上の平のログハウスで手作りの「パスタ」もみんなで食べよう、とどこでもいつでも欲張りばぁさんは考える事がてんこもり。

「これこれかくかくしかじか、橇に夢中になるあまりチケットは本日初めての使用なのですよ」と、係員さんに訴え申し述べたところ、「どうぞ、お乗り下さい」とまるで、スイスの乗り場の人のように丁寧な笑顔で快く一枚のチケットで三人乗車のオーケーが出た。
「せっかくなので」無駄にはしたくないぺこばぁさんは、日本もようやくスポーツ分野にも文化の兆しがみえてきたなぁ〜と感慨深い面持ちなのでした?!

上の平でゴンドラを降りると、そこはまさに「雪やこんこん」と一面の銀世界。遠くの山も一望のもとに見渡せ、「つぎつぎ くるねぇ〜」と登ってくるゴンドラに感動していたたまさんは、動く大きな絵本を見るように不思議そうに見ている。

雪山のゲレンデを歩いてログハウスのイタリアレストランにようやく辿り着いてみれば、ちょうど12時とあって、想像通り既に30人待ちの大盛況。
しかし、山の上では携帯の連絡がスムーズにとれないので「パスタ」は残念無念と諦めた。

下りのゴンドラでゲレンデに戻りアルムさんでひとやすみ。手作り紫蘇ジュースにリンゴジュースそしてもちろんチョコケーキに抹茶ケーキのセットも注文して三人でペロリと平らげ元気を取り戻した。

再び、橇遊びを再会したところで、這々の体でスカイラインコースから滑り降りてきた三人は、雪不足で絶壁の上級コースを50メートルばかり滑落して行く人を目にするやら、上からスキーだけが先行して飛んで来るやら、久しぶりに命からがらの滑りを堪能しとかで興奮気味。すっかり疲労困憊の人が約一名。

最後に、日影ゲレンデでたまさんをどんましたたま父さんが華麗にすべり降りると、じぃさんもノンストックでスピードをあげてたまさんに滑りを披露する。ばぁさんは、先日来「ちょっと上手くなったようだ」と粗目の悪雪ゲレンデも平気なんだとばかりにたまさんと一緒にすべり降りる。

代わってぺこばぁさんのスキー一式を履き替えてたま母さんも優雅に一滑り、絶壁滑りも橇滑りも雪達磨作りもとてんこ盛りに楽しんだご一行様は新潟隊と約束の「良美」さんに30分遅れで到着し、これまた定番のなめこ蕎麦や大盛りカツ丼・馬刺しをむさぼり喰ったのでした。

ゆっくり温泉で汗を流し、温泉饅頭を食べながら出発したまではよかったのだが、途中車を引き取りに立ち寄ったり、高速のパーキングでたまさん一家の帰りの夕食を選びながら買い物をした所、慣れないパートさんがレジを担当していて長蛇の列、対応できなくてもたもたもた。おかげでいっぽの処で汽車に乗り遅れてしまった。だが切符の準備はなかったのがラッキー。

う〜〜〜ん、この不幸なハプニングに、あちこち電話で手配・格闘中だというのに、「仲間のドジは三度の飯より美味しい」というたけどんから、ルルルルッ。
ちょうどトンネルに入って電話が切れてよかった。ほっ。
そう、簡単に喜ばせてなるもんか。(こんなことに真剣になっているダラぶちは私です)

購入した栗東の車屋さんに修理も依頼している処なのでアウディに乗って帰ッてくれることになった。心配しながらも、到着の電話をいまかいまかと待っていたところ、なんと途中、雨で高速が速度規制。またもすっかり予定の時間を超過し、2時間遅れで到着の京都隊には、ほんとにご苦労様なのでした。

[7445] ぺこさんレポート / せり人です。 2009/02/17 06:55

楽しく読ませてもらいました。

先週末のぽかぽか陽気で、もう地元でのスキーは無理かとあきらめていましたが、
ちょっと命が永らえたかもしれませんね。

でも、里にはいらんけど、笑。

[7446] Re:ぺこさんレポート / ぺこ 2009/02/17 09:05

> 楽しく読ませてもらいました。

小学校の作文もラブレターもおしゃべりと一緒で書き出すと止まらない駄文・長文なのです。
おせっかいばぁさんは、ちいさい頃からおせっかいで、消しゴムの後が黒いだけでいっこうに作文用紙がうまらなず、鉛筆かじりながら頭掻いてるわんぱく小僧の同級生に「なんかきたいがけ?ゆうてみられ、こうかくがいよ、かくかくしかじか」と親切心を発揮して感謝され、変わりにお腹を壊すので嫌いだった給食ミルクを飲んで貰ってました♪

読者になって頂き誠にありがとうございます。「愛読者先着5名様にはチョコ!」ではなくて朝晩ひっくり返して美味しいぺこが一番自慢の糠漬けを一名様に差し上げたいところです♪

月曜は早朝5時過ぎから仕事の電話に起こされ、びっくり仰天目が覚めてしまい、すっかり寝不足のまんま、休日の元気はどこへやら、月曜日の小学生状態で仕事しとりました。すんません。

訂正・お詫び 日影ゲレンデは、アルムさんではなく、サンアントンさんです。
ここは、石井スポーツさんのニューモデルがレンタルできます。今回もお気に入りのお洒落な板が借りられてご機嫌。橇に夢中になる余り、一回千円と高い使用料を払ってしまったのですが、橇で元がとれたので、よしとします。

スキー発祥の地、野沢の日影ゲレンデは、子供達のゲレンデもあり、カナダのように子供のスクールも充実していて、私達が橇で遊ぶ横のゲレンデで、歓声を上げながらとても楽しそうにスキースクールを楽しんでいました。
じぃとばぁも基礎からしっかりできていれば、「こんな苦労はせんでもよかったがに」と、ちと、羨ましかったです。

> でも、里にはいらんけど。
こんなに降らないとやっぱし不気味だし、春になると虫が大量発生するかな?と心配性の私は、作物が気がかりなのですが、害虫も益虫も大量だったら一緒かな?

暖冬でりんごの作付地の南限がじわじわ上昇しているそうなので、美味しくて安い長野のりんごが食べられなくなったらどうしようと、先々のことも気になるし・・
何よりも、寒さで旨味の増す筈の発酵食品、とじぃさんとぽこさんがこよなく愛す・気付け薬・お酒と、ぺこのお茶の友・漬けもん、たまさんの大好物・納豆が美味しくならないのでは?と、またまた、ばぁさんはあれこれ心配せにゃならんのですちゃ。

[7447] 呼ばれた〜?! / そばの横好き 2009/02/17 09:32

>走行距離も13万近く、窓の開け閉めも滑らかではなく、まるでばぁばの様に相当あちこちガタがきている車なのですが、(蕎麦の横好きさんに叱られるかな)
何か、遠くの方で呼ばれた様な気がして・・・元旦以来の書き込みです。(笑)

毎度毎度の珍道中、楽しく拝読させて貰っています。
長文を丁寧に読んでいくと、またまた美味しい場所に出没したんですね。
せきざわの蕎麦、本当に美味しくて、又 食べに行きたいです。

我家のオンボロボ、最近ではアッチが痛いだのコッチをさすれだの、何処かの誰かさんの様に頻繁に介護が必要になってきましたが、なだめすかしと言った具合です。(爆)
50万キロを目指し今朝の時点で、405550キロです。(笑)

[7448] Re:ぺこさんレポート / 2009/02/17 15:25

> 先週末のぽかぽか陽気で、もう地元でのスキーは無理かとあきらめていましたが、
> ちょっと命が永らえたかもしれませんね。
>
セリ人さん、生涯もーもー印一級先生ではなくて、一念発起して天下の野沢温泉饅頭印一級目指されませ。

かって、世界デモ選のひらかれた由緒ある日陰ゲレンデで、検定やっとりましたぞ。

スキーのアフターに極上温泉、ビールまっとります。温泉につかって湯上がりにシュパ〜〜〜〜ア〜〜〜。芳しい岩魚の炭火焼きがうめー。

JAZZのあと京の駄ら仏さんと、「良味」で、ナメコおろしとナメコ豆腐をつまみながら、生ビール、升酒、すずめ蜂酒で、〆ましたとさ。

[7449] Re:呼ばれた〜?! / 2009/02/17 17:11

> せきざわの蕎麦、本当に美味しくて、又 食べに行きたいです。

今年は、1月当たり、1回のペースです。まだ、2回やけど。
いつも、おまかせ三昧のフルコース。

今回はあいにく若干出遅れ、12時近くに到着したら、全部違う県外ナンバーがずらり。満員の中、僅かな待ちで、6人席を作ってもらう。

「おまかせ三昧時間かかりますけど」と出来れば、他のにというニューアンス。
当方「あーいくらでも待ちます」。
はなから、午後スキーなどする気はない。思えば、昨年京の駄ら仏さん&おねーたんのメンバーだったけど随分スキーに対してストイックだったもんだ。
酒好き3人でお酒は「夜明け前」たったの一合を分け合い、二人で5,6回空徳利を未練たらしく振っていたっけ。2時過ぎには、ゲレンデに立っていた。

せきざわさん、しばし、待たされたもののそばがきから始まって、あっという間にテンポ良く、次々にご馳走が出てきて、全員舌鼓。
特筆すべきは、無類の美味しいモン好きたまちゃん。絶品鴨南蛮は、ぺこばあ分を殆ど一人で平らげた。せきざわさんは、驚くほど手が早い。日曜日は、エキゾチックな感じの娘さんもお手伝いに精を出す。

変わり蕎麦は、柚子きり。染織工芸家の駄ら仏さんは、この黄色の発色は、更級蕎麦に柚子を混ぜないと出ないと専門家らしく高説を曰う。お陰でますます美味しく感じる。しかも、今回は、高岡から、運転してきたご褒美に駄ら仏さんが野沢まで運転をかって出てくれた。

本人の内心は判らない。ここで彼の気持ちを尊重して、まー私も我慢しますと言うほど人間が出来ていない。「夜明け前」次に「大二郎」をなめなめ、酒の肴に最適な「八寸」をつつく。鴨汁をじゅるじゅる、「大二郎」なめなめを交互に。喉がころっころっと鳴る、至福のひととき。京の駄ら仏さんに後光差して見えるほど有り難かったがいね。今回は「大二郎」が、まことに滑らかでした。

あっという間にデザートへ、今回は名物の「むらくも」ではなくて、お初の「蕎麦饅頭」だった。これも皮が蕎麦の薫り高く美味しい。ブランディがけではないので、ボルボ40万㎞ドライバーの蕎麦の横好きさんでも大丈夫ですよ。

[7450] さんりんぼう / ぺこ 2009/02/17 23:53

昨日から世間を騒がせているニュースには、たまさん語録を翻訳させて貰います。

「ちゃうちゃう、あ・か・ん。」(=あんたね、お酒も大臣もやめといたほうがいいがいね)
「こわい、こわい。」(=しかたもなんない、こんな人が日本の財布にぎっとってや
がけ。なんぼ無駄使いするゆうても とじぃさん・ぺこばぁさんのほうが、ちょっとだけいいかも・・・)

可愛い指を立てながら
「もういっかい」(=100年に1回の危機に、1000年に一度もない珍事やがいね。)

たま父さんを見習い、腕まくりして箒とちりとり両の手にお掃除が得意。そして、雑巾がけも上手です。
「じぶんで、じぶんで」(=おしりだって、じぶんでふけるもん。ふけん大人がおる?)

かぁさんに抱っこされ、ずりおちそうになると、かぁさんの気持ちを察して
「おもい、おもい」(=人間、力以上の大きな葛籠かづいたらあかんがいよ)

保育園のクラスでは、一番ちびっこのたまさん。いじめられたりおもちゃ獲られたり、結構友達の中でもまれています。いつのまにか、こんな言葉も覚えました。
但し、相手に聞こえないような小さな声で
「アッカンベー ばか」(=相手はだらぶつの仲間にも入れん ただのあほたれ。いいかげんにしてよ)

「そやちことぉ〜〜」亡くなったじぃさんの口癖が、いつも懐かしい。

今日は、さんりんぼう?
プールの帰り、人通りのない暗い道にランプを消して潜んでいたミニパトカーに一時停止違反をとがめられる。こんなことする為に税金使っているのかと思うと情けない。安全を願うならライトで警告しているべきではないか。藤川清先生の「怒れ!ドライバー」を差し上げたいとむらむら怒りが湧いた。

運んできた一升瓶が荷物にぶつかって、ガッチャン!という音とともに、お酒の香りがプーン。「うわぁ〜〜、アルコール消毒じゃ」と言いながらバスタオル二枚で足りず三枚目も使って後始末していたら・・・くんくん、焼いていた魚がまっくろではないか。
とほほっ。

今夜は、もうねます。

[7451] Re:呼ばれた〜?! / ぺこ 2009/02/19 08:55

> 毎度毎度の珍道中、楽しく拝読させて貰っています。
> 長文を丁寧に読んでいくと、またまた美味しい場所に出没したんですね。
> せきざわの蕎麦、本当に美味しくて、又 食べに行きたいです。

ほんとに美味しく手早い蕎麦屋さんですよね。
最近お店でお手伝いのお嬢さんが、色白でエキゾチックで柔らかい雰囲気、良いですよ
〜♪

> 50万キロを目指し今朝の時点で、405550キロです。(笑)
13万近くなんていっても、まだまだ洟垂れ小僧ですね。
横好きさんを見習い、手入れに勤しみますです。
修理して下さる車屋さんもえらいなぁ。

[7452] おあげさん / ぺこ 2009/02/21 21:23

豆腐が大好物の私は、おあげさんも大好き。
京都の久在屋さんの揚げは、そのまま焼いて大根下ろしたっぶりで、生姜醤油であつあつをシンプルに食べると美味しさが際だつ。

美味しいもん好きの居酒さんに、このお揚げさんを京都お土産の持ち込んだ処、味の旨さには納得なのだが、ぼったりとした厚さを好む板さんとしては、少し物足りない様だった。残念。味の好みは百人百様。まぁいいか。

ある日、我が儘勝手を要求するぺこ推薦のお品書きによって、造って貰っている加賀の丸芋入り温かやく蕎麦(内緒ですが、最近じわじわファンが増えていて、先日も先客が注文しているのを見かけた)に箸を付けたところで、「おやっ?」と思った。
「居酒さん、揚げをかえたでしょう?!」
その時、ぺこばぁは、酔眼ではなく、やや狐目とかしていたと思われる。コンコン。

いつも使っていた揚げが急に値上げとかで、「只今検討・思案中なり」という答えが返ってきた。
数日後、「どうけ」と言う顔で提供された揚げ入り特製蕎麦は満足のお味。ほくほく笑顔で頂いた。なんといても、出汁の味の旨味をたっぷり含んだ「揚げ」さんこそが、かやく蕎麦の決めてなんだと信じて疑わないペコは満足の面持ち。こぉ〜ん、こぉ〜ん。

稲荷納豆と称する居酒さんお得意の納豆入りお稲荷さんも絶妙の取り合わせ。
ぽこさんが作ってくれるキャベツと椎茸とお揚げさんの卵とじ 子供達が小さい頃よく作った茸と揚げのまぜご飯 お祝い事にばぁちゃんが鉢にいっぱい作っていたおすわいにも揚げがかかせなかった。千切り大根と人参と揚げの味噌汁も大好きな味噌汁の一品。

さて、只今二人は枕を並べて・・・格闘中。
今頃、野沢温泉の「熊の手洗い湯」で、すべすべの顔をして頭から湯気出して居るところだったのに、どいうわけか、こういうわけになり、喉も頭も痛くて寒気に襲われている。
水曜から風邪の症状になり、龍角散と浅田飴を机上に置き仕事に精出していた。お風呂ではユーカリオイルの香りに頭からすっぽりタオルをおおい、湯船には陳皮(ミカンの皮の干したの)を浮かべて入浴していた。

金曜の晩になって、どうにも耐えきれなくなり、さして仲良くもないのに二人して倒れ込んでしまった。部屋には火鉢を持ち込み、どんどん湯気をたて、湿気に弱い風邪菌を湿殺そうという魂胆。
昨夜から枕を並べてうち倒れ、ひたすら眠り込んでいたのだが、お腹がぺこぺこになって目が覚めた。こんな時には中からも十分に温めてやるのが回復への近道。

凸さん一家が京都からお土産に持参してくれたお揚げさんを味醂でやや甘め目に炊き、泥付き葱をたっぷりざっくり切ってエノキと千切り生姜もたっぷり添え、濃いめに昆布と鰹で出汁を利かせてあつあつ鍋焼きうどんを作った。

居酒さんにわけて貰った韓国唐辛子をどっさり入れ、ふたりではふはふ言いながら、お腹を満たしたら、もう風邪の菌をすっかり追い払った様な気がするのだから有難い。
昨日、仕事の合間に保温鍋で炊いた花豆もふっくら美味しく炊きあがり、糠漬用に切り干しした大根もこの寒さで丁度よい具合に干せている。

久しぶりにラジオ(かんさい土曜ほっとタイム)を聞きながらゆっくりネコ新聞に目を通す。そうすると、今度は、米原万里さん・浅生ハルミンさん・三浦しをんさんの作品が読みたくなるし、ロッシーニのオペラも観たくなり、猫達がゆっくり昼寝する沖縄の島にも思いは飛んで行く。
猫を愛する人の輪は、どんどんにゃんにゃんと広がって留まるところを知らない。

楽しみにしていた義妹一家と「いけしょう」さんで飲み交わせなかったのはとっても残念なのだが、久しぶりにメールや電話で楽しく交換した。
台所仕事しながら普段は手入れの行き届かない食洗機や魚焼き器の裏側を念入りに掃除しているとアッという間に日が暮れて行く。
主婦兼仕事人兼遊び人は流行に染まって風邪も引き、なんだかんだと忙しい♪こほっ、こほっ。

[7453] 復活間近 / ぺこ 2009/02/22 22:05

ゆっくり寝ていられるのが、休日のご褒美。
と、思ったがなにやかやと連絡も入り、目が覚めたところで今日は主婦仕事は簡単な片付けだけにしてプールへ。一人ひとコースで常連さんばかり。「ありがたいプールだね」と笑顔で話しながらそれぞれマイペースで身体を伸ばし、泳ぎ遊んだ。
その上、ふたりは殺菌剤入りのプールで決定的に風邪菌を殺そうという魂胆も?!

お昼は、居酒さんに我儘言って、いつもよりどっさりの葱をさっと煮て貰った。
夜は、腐葉土の中から芽を出し、ラグビーボールより大きく逞しく育った冬瓜をぽこさんが帆立出汁たっぷりで美味しく炊いてくれたので、更に小口切りした葱をどっさりちらし韓国唐辛子入り特製スープに仕立てで、あつあつを食べた。

お部屋は、火鉢にたっぷり備長炭が赤く燃えているし、アラジンでお鍋にたっぷり湯も沸いている。部屋中ユーカリの香りを一杯にしている。
久しぶりにスカイダイビングした時の青い空を夢に見れるかも・・
池辺晋一郎さん解説のN響アワーでショスタコービッチさんの諧謔的な楽しい第9交響曲を聴いて回復力にも弾みがつきました。では、おやすみなさい。

[7454] Re:おあげさん / 京の駄ラ仏 2009/02/22 23:02

> さて、只今二人は枕を並べて・・・格闘中。
> 今頃、野沢温泉の「熊の手洗い湯」で、すべすべの顔をして頭から湯気出して居るところだったのに、どいうわけか、こういうわけになり、喉も頭も痛くて寒気に襲われている。

他人(ひと)の不幸は蜜の味。
すっかり昨日今日と先週のリベンジやあ〜と云いながら新雪を楽しんでいることとばかり思っていたのに
なんとお布団の中でしたか!それはそれは残念なことで。ご愁傷さまです。
「熊の手洗い湯」も主人をなくして寂しがっていることでしょう。

ところで我が家にもネコちゃんがやってきましたぞ!!
神戸の娘の家が引っ越しをするのでゴタゴタを避けるため落ち着くまで当分預かることになりました。
全身チャコールグレイできれいなみどりの眼をしたかわいい「ぎんちゃん」です。
一年程前に紛れ込んで来た雑種のネコですが昔飼っていたアビシニアンの「ジンジャー」と体形がそっくり。
しかもとっても賢くてかわいい。いつもは静かなこの山里での生活ですが「ぎんちゃん」との会話でにぎやかに
なっています。

[7455] 数年ぶりに、コブの中に入りました。 / せり人です。 2009/02/23 10:58

数年前に、モー娘から「みっともないからコブに入らんこっちゃ。」と言われて以来、
避けて通っていましたが、昨日は条件も良かったので、久々に入ってしまいました。

おかげで足腰、パンパンです。
そのうえ、体も熱っぽい・・。

やはり止めとけばよかった・・・。

[7456] Re:おあげさん / ぺこ 2009/02/23 19:02

> なんとお布団の中でしたか!それはそれは残念なことで。ご愁傷さまです。

人の不幸が密の味の友人が、新雪にいや違った親切にアドヴァイスしてくれましたぞ
「白いシーツの上で、イメージトレーニングにはげまれか!」

> 「熊の手洗い湯」も主人をなくして寂しがっていることでしょう。
ぷーるでのこと
「風邪ひいとっから、消毒しにきたわ」
いつも、暖かい温水が出てくる一番はしっこの歩行コースがペコのマイコース
(関係ないけど、巻き寿司と一緒で、ここでもはしっこが好き)

そしたら、いい人ばっかりだと思っていたプールの仲間が
「下のコースでおよがれまん」と言われたたとか・・・


> ところで我が家にもネコちゃんがやってきましたぞ!!
わぁ、猫ちゃんいいですね。
猫さんは家につくそうだから、気に入ってくれるといてくれますね。
せっせと、おいしいもん作ってあげて下さいませ。
「ぎんちゃん」ね、一緒にシルバー券つかえるにゃぁ?

[7457] Re:数年ぶりに、コブの中に入りました。 / ぺこ 2009/02/23 19:04

> おかげで足腰、パンパンです。
> そのうえ、体も熱っぽい・・。

野沢情報によると、やまびこもアイスバーン状態。
義理妹も「太ももばんばん」だそうです。
ぺこばぁの倍はありそうな逞しいふとももなのです。

> やはり止めとけばよかった・・・。
いえいえ、幾つになってもチャレンジ精神を発揮する人は素敵です。
たとえ、脚ぱんぱんになってでも・・

欲張りばぁさんは、大きな葛籠が大好きなので、つい挑戦したくなりますね。
ところが、昔から体力がないので、力を使わない方法ばかりを模索。
結果、滑る姿はつばめの如く(言ってるのは私です)泳ぐ姿はクラゲのようだと、とさんが言ってます。

[7458] 祝 アカデミー外国語映画賞 / そばの横好き 2009/02/23 22:42

滝田洋二郎監督の「おくりびと」がアカデミー賞の外国語映画を受賞しましたが、
1955年富山県高岡市生まれだそうですね。

監督の人間形成を語る上で高岡での気候、風土が大きく影響しているんでしょう。

高岡名誉市民はこれで、決定でしょうか?

蛇足ながら、映画の撮影をした山形県酒田市には、「おくりびと」という名前のお酒があるそうです。

[7459] Re:祝 アカデミー外国語映画賞 / ぺこ 2009/02/24 22:55

> 滝田洋二郎監督の「おくりびと」がアカデミー賞の外国語映画を受賞しましたが、
> 1955年富山県高岡市生まれだそうですね。

そんながいぜ。
といっても、実は福岡町出身なんです(最近、強引に合併させられて気の毒に思える)
福岡は小矢部川が流れ赤丸地区はお米や里芋等農産物が美味しく自然豊かな処です。雅楽が盛んで館がありますし、ミュゼ福岡写真館は大好きな岩合光昭さんの写真展がありますので何度も訪れてます。いいとこですよ。

「かぁちゃん、みたけ」
受賞決定後の電話で、ご両親との監督の会話が報じられていたのですが、ためらいなく方言で答える監督が微笑ましく、飾らない監督の人柄をかいま見たような気がしました。

> 高岡名誉市民はこれで、決定でしょうか?
我家では、なんといっても親子して愛読した「ドラえもん」の藤本さんがピカイチなのですが、ぽこさんは映画を観て絶賛でした。
数日前、DVD買おうかなと話していたところです。

>
> 蛇足ながら、映画の撮影をした山形県酒田市には、「おくりびと」という名前のお酒があるそうです。
酒田は土門拳さんの記念館に行くため東北の旅に出たときに始めて訪れた市でした。「本間様には及びはせぬが、せめてなりたや殿様に・・・・」と歌に読まれている本間家の見事さにびっくり仰天したのが印象的。
お酒は、撮影記念かな?お葬式が題材なので「おくりまんじゅう」もありそう・・

[7460] Re:祝 アカデミー外国語映画賞 / ぺこ 2009/02/25 17:33

> 蛇足ながら、映画の撮影をした山形県酒田市には、「おくりびと」という名前のお酒があるそうです。

「おくりまんじゅう」もさることながら、
パンパカパーン
「おくりぐるま」が本日全国一斉発売開始が発表されましたです。
ttp://car.nikkei.co.jp/release/index.cfm?i=213271

う〜〜〜ん、いっちゃん(=一番)が好きといっても、
あわてて一番に乗ったらあかんがいよ。

[7461] Re:祝 アカデミー外国語映画賞 / せり人です。 2009/02/26 11:11

> 滝田洋二郎監督の「おくりびと」がアカデミー賞の外国語映画を受賞しましたが、
> 1955年富山県高岡市生まれだそうですね。
>
>ttp://mytown.asahi.com/toyama/

↑に、滝田洋二郎さん×山田辰夫さんの対談載ってます。

[7462] YO:KU:NEL / 2009/03/01 00:33

純米吟醸生酒「良寛」

新潟県長岡市の美の川酒造のお酒。

本日小布施の蕎麦屋「せきざわ」で飲んだお酒がこれ。

無濾過なので、何と言ってもフレッシュ、寒い時期は、ビールで言えば生ビールに相当する生酒が旨い。味わいは非常に上品、さすが、人生の達人「良寛」を名乗るだけのことはある。

このお酒を飲めたのは、京の駄ら仏さんのお陰である。
本日は、5時半起きで、たけどんと野沢へスキーに。女性陣は、昨日から、南の島へ出かけて楽しんでおられるようだ。

野沢は快晴、今年はこんな天気が多くて困る。雪が欲しい。

スキーを終えて、「熊ノ湯」で汗を流し、「いけしょう」さんで、おやつを頂いて、村中で買い物をして、「せきざわ」へ5時30分に到着した。

「酒のまれ」「いいちゃーオラモのまんちゃ」と会話中に、たけどんんの携帯がルルルとなる、「とさんに酒飲ましてあげられ」とわざわざ京の駄ら仏さんから電話があったのだ。ありがとさまな。お陰で、うっまい酒飲めたがいね。

[7463] お帰りなさい、そして行ってきます。 / 京の駄ラ仏 2009/03/02 18:50

ぺこさん、南の島はいかがでしたか?
さぞ暖かくて帰るのがいやになったのでは。
今度はどんな楽しい話しがあるのかな。それとも失敗談?

私め、明日からちょっくら行ってきます。
今回は途中3日程日本人の奥さんがおられる所に
(コッツウオールのStroudというとても美しいところ)に
行きますのでこの掲示板チェック入れますわ〜。

とさん「せきざわ」でお酒が飲めてよかったですね。
先に書いたStroud の友人は自分でビールを作っています。
痛風の発作が出ない程度にがぶがぶ飲んできますわ〜。では。


[7465] Re:お帰りなさい、そして行ってきます。 / ぺこ 2009/03/03 01:34

> 私め、明日からちょっくら行ってきます。
おきをつけて。
うらやましぃなぁ〜、お土産話を待ってます♪

[7466] 淑女がゆく / ぺこ 2009/03/03 01:39

二泊三日沖縄の旅は、天気予報が雨模様だったにもかかわらず、なっといっても山のかんさまが4人も居てはとても怖くて・・お陰で、目覚めると遠く海の向こうに島も見えるというお天気。またまた心入れ替えねばならないことになりました。

この度、鶴と亀の家設立準備委員会が、俄に「淑女がゆく沖縄の旅」を準備。
なので、当然参加者は女性に限り。紳士の皆様には留守番隊となって戴きました。

発起人は、格安得々ツアーの売出しを鵜の目鷹の目うりこの目で厳しくチェック、赤字覚悟の出欠サービスツアー探しと発見が三度の飯程大好きで且つ至上の喜びと感じる得難い親友、その名もうりこさん。

「先着6名様にて申込みは〆切ります」と募集開始したところ、間もなく「この指と〜まった」とわっと集合。
メンバーは、B型で血を見るのが大好きという闘争本能を隠れ持ったぺこばぁ61才から、同じB型でも段取りとシュミレーションを音なく仕組んでしまうのが得意なくのいちぽこさん39才まで、揃ったのが6人。

ところが、皆仕事を持つ身、出発間近まで何処へ行くやら何食べて良い物やら定まらず、これはまるで行ったとこ勝負の泥縄ツアーかと心配されたのですが、結果は上々お腹はぱんぱん大満足でお土産話が一杯の旅となったのでした。

木曜日 出発前夜は何故か慌ただしいのが定番。あれとこれとそれと準備に大わらわの最中、こちらもなぜだかどうしても準備をするのだと、とさんがシャモニーに向けての旅装を整えだし、あわや一発触発の様相も呈してくる。なんとか1時には就寝。

金曜日 はったと気がつけば、時計は既に5時半を過ぎている!じたばた、どたばた。
ぽこさんが既に身支度をしてコーヒーをたてていてくれた。「おそようさん!」
寝ぼけ眼で起きてきてくれたとさんが車を出してくれることになった。サンキュー。

おかげで、出発時間を10分覚え違いしていたにもかかわらず、前夜準備しておいた財布がバックの中に見あたらず例の如くユータンしたにもかかわらず、かろうじて出発時間にぎりぎり間に合い、とさんとはしばしのおわかれ。冷え込んだ朝にもかかわらず、あせ、あせ。

乗り込んだ汽車の中では、寝不足を取り戻すため、開いた本もかけた眼鏡も役立たず、あっという間に寝込んだのは、もちろん、わたくしぺこ。これは予定通り。ZZZ

無事、名古屋のひろさん・京都のしのさんも集合、伊丹空港で「こんなもん 大阪人が商うか?」という不味い茸丼セットを皆でつつきながら「ところで、どこに泊まるの?」とか「沖縄のどこへゆけるの?」と目的地を確認。これで万全、えいえいお〜。

沖縄空港に着くとまっ先にレンタカー会社へ。
申し込んだツアーは、「二泊三日航空運賃・朝食付きレンタカー付き39800円ポッキリ」だというのに、根っから我儘なぺこばぁは、6人乗り大型車は1万円だというツアー会社の料金が不満で、レンタカー会社に直談判。
そのうえ、「沖縄は不慣れなので」と、最新のナビをお願いしてしまう我儘者でもあるのでした。こわい、こわい。
おかげで、運転しやすく(した人によると)、乗り心地良く、一台で安心の移動が出来、料金も6500円とお得な車なのでした。

まず、一番に目指したのが、読谷はやちむん(=焼き物)の里。大嶺工房
ここは、壺や通りにあった登り窯が煙の被害で郊外の読谷に移動し、大嶺先生を中心に読谷村窯として登り窯が築かれた。哲学科卒業の先生の作品は宇宙の摂理を著しているような、海の音が聞こえてくるような、どこか自然を思わせる和らいだ雰囲気がある。
沖縄に通う様になり、沖縄第一ホテルさんで出会って以来、毎日の食卓で愛用しているのが大嶺實清先生の作品の数々。そして、先生の笑顔は人を引きつける。

「ここには誰もいませんよ」と猫達があっちこっちで好きなように留守番している。
向こうの方でお孫さんと思われる小さな子供達が見え隠れしながら遊んでいる。
「おうちのひとは、いませんか」とかくれんぼしている子供達に尋ねたが要領をえない。作品を見ながら待ったが、待ち人あわられず。

自宅の方にも声をかけたが返事はなし。作品も思ったより少ない。
その内、お弟子さんの一人がようやく登場。しーさまが買った作品を送って貰う手配をして戻ろうと思ったら、工房の奥の方に人の気配がするので声を掛けてみた。
そこで先生が作品を製作中だった。「4月には登り窯に火を入れるので、準備中ですよ」ということだった。お忙しいのに「どうぞ、どうぞ」と、先生自らコーヒーを御馳走して下さることになった。ありがたい。
小雨が振り出していたのだが、あたたかい心持ちがする。

夜は、こちらも二度目の「クチーナ」さんへ。
新鮮な野菜が美味しく。マスターの料理が楽しくてフットワークの良い動きがますます料理の味を引き立て、そして選ばれたワインがまた旨味を際だたせる。
最後にはグラッパや年代物のシェリー酒までも御馳走して下さった。全員、大満足で、「今度は家族と一緒に!」と、生まれそうな程にべんべんになったお腹をかかえて帰路についたのでした。ごちそうさま。                   つづく。

[7467] どちらさんも、いってらっしゃい。 / せり人です。 2009/03/03 11:17

僕も今から行って来ます。

血圧の薬をもらいに内科と、整形外科に。

整形は、日曜日にコブの中で転倒し、左肩を痛打!!
昨日はちょっと痛かっただけなのに、今日になると動かなくなってきた。

カバンも、パスポートもいらんけど、いってくっちゃ。

[7468] Re:どちらさんも、いってらっしゃい。 / ぺこ 2009/03/03 22:32

> 整形は、日曜日にコブの中で転倒し、左肩を痛打!!
> 昨日はちょっと痛かっただけなのに、今日になると動かなくなってきた。

せり人さん、整形美容じゃなくて、整形外科ですか。
そのチャレンジ精神に拍手。
でも、同病相憐れむ。とは、土曜日金具の調整が悪くて、バンバン外れて久しぶりに転倒虫になってしまい、月曜日から首がバンバンで、むち打ち症状態。2日間、湿布薬をべたっと貼ってようやく、首が回るようになってきた。

土曜日、余りのひどさに専ら撮影班にまわり、現時点でのたけどんの迫力満点のスキーシーンを取った。

たけどん、こりゃープロ並みヤーと、あちこちで、写真を披露して自慢して歩いた。

本日、世界のパラグライダーのかおるさんにその写真を見せた。
かおるさん曰く「しんをはずしとる」。

かおるさんは、パラグライダーの前は、三浦ドルフィンズのインストラクターだったのだ。スキー板の真上に乗っているかどうかが、決め手だったようだ。

物事、何でも上には上がある。楽とそこそこの歓びは、その辺にあるのだが。
せり人さんに見習って、やっぱ、人間いつまでもチャレンジやちゃ。

[7469] Re:どちらさんも、いってらっしゃい。 / きはら 2009/03/04 01:32

せり人さん!!

> カバンも、パスポートもいらんけど、いってくっちゃ。

財布と保険証と診察券は忘れずに!!(笑

[7470] Re:どちらさんも、いってらっしゃい。 / せり人です。 2009/03/06 07:11

> せり人さん!!
>
> > カバンも、パスポートもいらんけど、いってくっちゃ。
>
> 財布と保険証と診察券は忘れずに!!(笑

鼻水が出てきたので、例年の花粉症かと思いきや、
翌日には発熱、再受診。

結果、インフルエンザAと判明。

うんうん唸りながら、菌を撒き散らして仕事してます。

[7471] Re:どちらさんも、いってらっしゃい。 / 2009/03/06 10:56

> 鼻水が出てきたので、例年の花粉症かと思いきや、
> 翌日には発熱、再受診。
> 結果、インフルエンザAと判明。

セリ人さんあっちゃーお大事に。

セリ人さんも、あの鼻からこより突っ込むような検査したがけー。
あれ痛かったワー、とは陰性やったけど。
>
> うんうん唸りながら、菌を撒き散らして仕事してます。

そっだけ止めてくだはれ。
卵酒飲んでかーっと寝て直してくだはれ。

[7472] 神尾真由子見参 / 2009/03/07 21:35

昨晩、金沢県立音楽堂に07年チャオコフスキー国際コンクール一位の神尾真由子が出演した。

久しぶりに鳥肌が立った。演じるは、ブルッフヴァイオリン協奏曲第一番。
この曲は、出だし早々から、ヴァイオリン独奏が入る。聴き慣れた楽しい曲である。

ヴァイオリンは、サントリー財団貸与の1727年製作のアントニオ・ストラリディヴァリウス。とにかく美音である。

そして、彼女の力感溢れる熱演。なんとほんちゃんで、弓を壊してしまい、アンコールは、新しい弓に変えた。

五嶋みどり、庄司沙也加に神尾真由子、新しい阿修羅が誕生した。

コンサートが引けた後は、金沢のイタリアン「コルサロ」に繰り出す。
満杯で、なかなか入店出来ない、とっくに食べ尽くして、ただただ水を飲んで、おしゃべりに余念がないグループがどっかと動きそうにもない。最強追い出しメンバーを繰り出すが、動じる気配もない。世話焼きのTださんが行ったり来たりして、近況を報告する。「あっちゃ9時かとおもとったら、10時やった」と10時になってやおら動き出す。
ほんまに羽咋のおっかちゃんらっちゃには、参った、参った。

今回は、ニューカマーのメンバーの大阪出身のデザイナーご夫婦も加わって、羽咋グループに負けず劣らずに話の花が咲く。

かくして、帰宅は午前2時近くになってしまった。
とっしょりの夜遊びは身体にこたえっちゃ。

[7473] Re:どちらさんも、いってらっしゃい。 / ぺこ 2009/03/07 22:02

> 結果、インフルエンザAと判明。

ありゃぁ〜、そりゃタイヘン。
今回の事務所の内の風邪もなぜか年齢制限あり。
50才以上に限り、咳が喉が声が異常をきたしておりました。
「こぇわずらい。ハスキーボイスでげほげほげほっ。」が、2週間余りも続きまいったがいね。

沖縄に詣でた時には、なぜか急に回復し、
戻って仕事に就いたとたん、またぶりかえし・・・
そいでも1日も休まず、夢中で仕事をこなしていたら、だんだんよくなってきたがいね。
昨晩のコンサートには飴持参。前半は、気持ちよく眠らせて貰いました。

黒豆、のど飴、龍角散、生姜飴、生姜の酢漬け、浅田飴、きんかん、陳皮、ユーカリオイル、唐辛子、五穀粥、松の実、胡桃と喉に良さそうなもの風邪にききそうなものは何でも総動員。そして、これでもかと塩のぬるま湯でうがい。

どういうわけか先週は毎晩寝るのが12時と遅くなったのですが、とにかくお得意の熟睡で朝の目覚めはすっきり。しかし、喉の痛みが10日間も続いてまいったがいね。
今週は、ゆっくり音楽聴きながら読書とおとなしく休日を過ごすとします。

せり人さん、おだいじに。
身体を温かくしているに限ります。中からも!
火鉢に鉄瓶の湯をたっぷり沸かして寝たのが、とっても気持ちよく利いたみたい♪

[7476] 淑女達がゆく そのに / ぺこ 2009/03/09 00:17

二日目の沖縄は、気持ちよく爽やかに目が覚めた。
午前中は、自由にホテルライフを楽しもうと予定はない。いい計画だな〜。
今回持ち込んだ本は、以前から読もう読みたいと思っていた「時間をほどく」小栗康平監督の著作。なんとなく沖縄時間に似合うようなきがしたんさぁ〜。

昨夜の下も向けないほどに食べ過ぎてしまったお腹のこなれを更に手助けするために、ぽこさんとふたりでプールへ。トルコブルーの美しいタイルを敷き詰めた温水プールは掃除を終えたところで、もちろん一番の入場者。「どうぞ、どうぞ」とここでもにこやかで笑顔が自然にこぼれる。

1時間で1キロ余を、ゆっくりゆっくり歩いてバタ足で泳いでと、時間がほぐれていく。窓の外のまわりの風景も館内も実に静寂。自分達の泳いでいる様子がハンマース・ホイの絵を見ているように静かでほぐれた時間を過ごした。

センスよく選ばれた品々の並ぶお店で目の楽しみも。ホテルで使用されている着心地の良いパジャマや可愛いスカートをバーゲン価格でぽこさんに選ぶ。昨年はとさんの在庫を購入したので、今年はぽこさん用を。凸さんにも長袖のTシャツを二人で選ぶ。ゆっくりショッピングを楽しむなんてめったにないこと。たのしいんさぁ〜。

豪華で品数の多い洋風バイキングはとても食べられそうにないので和食の「粥定食」を頂く。少しづつのおかずや甘い柔らかいお粥さんが嬉しい。美しいくセンスよく泡盛の甕が並べられているので、とさんへのお土産に「35年物、わけてもらえますか」と尋ねたが、気の毒そうに「お店用です」と申し分けなさそうな言葉が返ってきた。残念。
今度は、とさんとここで泡盛を楽しもう。

ゆっくり食事を楽しんで、ホテル内をしずしずと散歩していると、しきりやうりこさんとばったり「どこにおったがけ・・・」と元気が溢れている。しばらくして海辺のレストランに顔を覗かせてびっくり。てんこ盛り山盛りの御馳走を前にたべるきまんまんの淑女が4人、いやはやまいった。人ごとながら自分のお腹を思わずさすっているばぁばなのでした。

午後はマッサージを予約。石垣生まれ沖縄育ちの心やさしいおばさんでした。
「マッサージを覚えたおかげで沢山の人に出会い、沢山の言葉をかわして、今日を元気に迎えて感謝なのさ〜」ここでもまた気持ちのいい時間。外出組はお土産の泡盛を求めて酒造元へ、お魚さんを求めてグラスボートに、地元の果物を買いに直売店へと忙しい。

夜は喜瀬別邸に出かけて落合シェフの設定するレストランで夕食。ばぁさんは、昨夜の飽食がたたって夜は軽くすませる。元気な淑女達は、更にホテルライフを満喫するために夜のプールにお出かけ。それぞれに楽しい休日なのでした。

最終日、朝から免税店、三越とお土産の買い物を済ませ、バーバリィーでとさんやたまさんぽこさんの服を買い込んでほくほく笑顔のばぁさんは、勢い余って高価な夏のジーパンもお買い上げ。三越にゆくと早くも明日の献立が頭に浮かんで主婦の顔。美味しい豚足の煮込みや三枚肉をかいこんで大急ぎで予約のお店を目指してダッシュ。

いつもの通り、突然のお誘いにもかかわらず顔を出して下さったのうさぎさんと久しぶりの再会を果たしたのが、とさん推薦の「たん亭」さん。
首里城が見渡せる小さなお店で石垣人のご主人の接待で供される八重山料理はどれもこれも美味しく、設えに使われている城間さんの家具は自宅で愛用している文机だし、石垣出身のご亭主は「サムさんかい?」とのうさぎさんと言葉を交わしてみれば、父君をお世話された人だととわかり、更にお食事が美味しく感じられる。沖縄人独特の澄んだ瞳の若者とちゃっかり写真に納まる淑女も出現。和やかな時間が流れる店内で、賑やかな淑女の旅の顛末を語り、近況を語り、あっという間に時は過ぎてゆくのでした。

最後の空港でジィマミーを買い、泡盛を買い、、「あっ、豆腐よう、買えんだねぁ〜。またくるんサァ〜」と名残はつきないのでした。名前こそ呼ばれなかったものの時間間際でぎりぎりに乗り込んだ飛行機、椅子に落ち着くやいなや、お約束通り深い眠りに落ちていくぺこばぁさんなのでした。

最後になりましたが、今回も極東最大の基地嘉手納を見渡せる道の駅に立ち寄った。初めての沖縄を経験する人には是非知って貰いたいし、日本人として基地の現実を知っておきたい。

[7477] Re:どちらさんも、いってらっしゃい。 / きはら 2009/03/10 00:30

うわー!!せり人さん、インフルエンザですか!!
これは笑い事じゃありませんねぇ。

しっかりと休んで早く回復してください!
暖かい日が続くようになりましたが、
まだまだ雪もあるようですし(^o^)

[7479] ただいまです / 京の駄ラ仏 2009/03/12 22:07

昨日無事帰ってきました。
今回は行きがKLM, 帰りがAF(Air France) と二つの航空会社を味わってきました。
しかもどちらもビジネスクラス(えっへん)というのも今回はずーと溜まっていた
マイレージを使わせてもらい支払いはそれぞれの空港税などのわずか2万円程。マイレージはえらい!!
さて食事に関してはやはりAF に軍配が上がる。量的にはKLM かも知れないが中身はやっぱりAFです。

さてさて肝心のイギリスですがやはり今回もつくづく感じたのはイギリスの方が健全なのではということです。
僕の行動する範疇の中で見る限りみんな自分たちの生活を大事にし、環境を守り国のことを考えているように見える。子どものこと、家のこと、仕事のこと、男女のことそして政治のことなどとても真面目に話しをする。
それからよく歩く。コッツウオールは相変わらず美しい。友人の家の食堂からの眺めは何時間見ていても
見飽きない。早朝のもやのかかっている所だったり、晴れた昼間、夕闇どきなどどの時間も美しくついカメラをだして撮りたくなる。町並みも絶品。歩いている人も美しい(!?!)。
このところイギリスに来るたんびにこっちに戻って暮らし仕事がしたいとつくづく感じる。

今回のおまけは携帯電話。数年前に買ったもので毎回行くたんびに新しいカードを入れて使うのだが
今度は30ポンド分(約4500円)のを買うとなんと200分海外への通話が無料というおまけ。
それだけでも充分価値があるというもの。貧乏人根性のこの陀ラ仏もったいないと思い一生懸命、娘に始まり
仕事場などにかけるけどぜんぜん時間がへらない。仕舞いにはたけどんやらとさんにも電話し暇つぶし。
貧乏人のサガというのは寂しいもんですね。えらい失礼しました。

[7481] Re:ただいまです / ぺこ 2009/03/13 00:03

> 昨日無事帰ってきました。
おかえりなさいです。

> しかもどちらもビジネスクラス(えっへん)
ふたりは、お江戸から帰りました。最近、多忙な日々で風邪もようやく治ってきたので、手配師ぽこさんがプレミアムで準備してくれていました。たすかった。

で、ちょっと「おっ」っと思えたのは、提供される食事がちとましになってきたことです。和食というのも嬉しかった。夕食に貰ったお酒が純米吟醸だったのもよろしい。

今回、フランスが日本食の判定する事の善し悪しの程はこの際問わず、とにかくミシュランみっつって?ということでお鮨の「水谷」へ調査員?として出かけましたので報告いたします。

まず驚いたのは、10席しかない子店です。気に入りました。
すっきり実に美しく磨き上げられ無駄がなくシンプルです。気に入りました。
半分は若者で礼儀正しくおとなしく食べている人達でした。びっくりです。
「私達の二十代は、貧乏だったなぁ〜」ととても羨ましかったのですが、上質な者を認める若者達に拍手です。気に入りました。
ピーターの父上・吉村流の地方舞のおっしょうさんと、初対面だというのに楽しく会話が弾みました。美しい着物姿で実に美味しそうにお鮨を食べながら張りのある若々しい声でした、

で、感想はといえば日本のお鮨って決して食べ飽きないし世界に誇れる事間違いなし。
そして、日頃地の魚を中心に食べているお鮨は、決してひけをとらない処か劣ることのない美味しさだとつくづく富山が有難く思えたことです。

水の美味しさ、山の豊かさ、湾に流れ込む海流の条件が揃って美味しい魚が当たり前のように食べられる有り難さに、改めてきときとばんざいです。

> それからよく歩く。コッツウオールは相変わらず美しい。友人の家の食堂からの眺めは何時間見ていても見飽きない。
年に何度かお江戸に出かけると、感じることは「東京人は早足でよく歩く」です。
みなさん、やたら早足で、かつ無口です。着ている物や持っているバックや袋物はそれなりに時代に合っていると思うのですが、どこか精気にかけているのが気になる処です。町並みはどこも似ているのが残念ですが、さすが銀座はシャッターが降りていないのでほっとしました。

初日はいつもの「松翁」さんへ、二日目の夕食は、蕎麦の「流石」さんへ。
品数が益々豊富になり、どれもこれも美味しく感動でした。
飛行機でも食事が出ると判っていながら、欲張りなふたりは、やっぱしあれもこれもと注文し、もう一本、もう一本とお酒がすすみ。こまった。
そして、美味しいものを食べている時のみんなの顔はいいですね。

窮屈な住宅事情にお江戸は住む処とは思えないのですが、それだからこそ楽しみを求めて文化が花開いてきたのかな。
今回は、ドキュメンタリー「小三治」と映画「シリアの花嫁」間違って出かけた西洋美術館「ルーブル展」でした。
芸は人なり。明日を信じて人は思考を重ね、楽しく明るく生きるのだと心がぽっと温かくなる映画でした♪
今年は結婚40年を記念して、根性いれてあくせく働き、やっぱしあくせく遊びます。
いつになったら、ゆっくりするのやら〜〜〜。

[7482] Re:ただいまです / 2009/03/13 23:21

> 僕の行動する範疇の中で見る限りみんな自分たちの生活を大事にし、環境を守り国のことを考えているように見える。子どものこと、家のこと、仕事のこと、男女のことそして政治のことなどとても真面目に話しをする。

さすが、個が確立している国ですね。
地球を持続可能な世界にするためには、この辺のことが一番大事な気がします。

> それからよく歩く。コッツウオールは相変わらず美しい。友人の家の食堂からの眺めは何時間見ていても
> 見飽きない。早朝のもやのかかっている所だったり、晴れた昼間、夕闇どきなどどの時間も美しくついカメラをだして撮りたくなる。町並みも絶品。歩いている人も美しい(!?!)。
> このところイギリスに来るたんびにこっちに戻って暮らし仕事がしたいとつくづく感じる。

京の駄ら仏さんの本拠地越畑へ行った時同じ事を感じました。
イギリス行かんといて下さい、あるいは、行って戴ければ、越畑はと&ぺこの別荘に。
あー美しい田舎町コッツウォールに一生に一度は行きたいもんだ。

>> 。仕舞いにはたけどんやらとさんにも電話し暇つぶし。

いやいや、我々は、単なるひつまぶしだったのですか。
ロンドンからと言うことで、緊張して受け答えをしておったのでありますが。
よっしゃ、今度は、とペコが、モニックスから逆襲やちゃ。

[7483] 行ってきました / 2009/03/13 23:35

せり人さんと大ちゃんのやけ気味の「どちらさんも、いってらっしゃい」の掛け声に踊らされて、東京の「ポレポレ東中野」劇場へ、ドキュメンタリー「小三治」をぺこさんと観に出かけた。

「小三治」さんの人となりはよくわかったが、落語は映画より、新宿末廣亭や上野鈴本で聴く方が、余程空気感がヴィヴィッドにある。やっぱ、生に限る。

それは、ともかく、映画の中で小三治さん安比高原でスキーするシーンがあってこれが実に上手い、かってオートバイで北海道を走り回っていたから当然か。

奥志賀で杉山進プロといつも滑る小澤征爾さんといい、ゴルファーの倉本といい、実にスキー姿がかっこいい。

今回の夕食は、銀座(というよりは新橋)の鮨の名店の予約が取れた。ここは、夜は5時と7時の2回転らしい。素材は極上、仕込み、捌きは超一流。驚きは、客に若者が多いこと、ぺこさん、あんな若いときにこんな店これんだねーとしみじみ曰う。若者が、自分の食べたいものに身銭を切る、日本もすてたもんじゃない。

でも、とにとっては、サプライズ感は、想像の範囲内だった。
それだけ、富山や金沢で美味しい魚やお鮨を食べているからであろう。
金沢の「小松弥助」は、ご高齢だけに、早めにご体験を、お弟子さんの「志の助」も是非。

[7484] シリアの花嫁 / ぺこ 2009/03/15 00:52

お江戸の岩波ホールで観た映画は「シリアの花嫁」
日本人の私にとっては衝撃の映画でした。花嫁のパスポートが「無国籍」なのです。
ニュースでは耳にしたことのあるゴラン高原はとても美しく、約60年余にもわたって争いを繰り返している地とは思えない静かな高原風景なのですが、そこに生を受け育って民族の誇りを抱く多くの人々が、自ら「無国籍」を選んでいることを知りました。

キリスト教・イスラム教・ユダヤ教とイスラエルを巡る争いは、なにがなんだか実の処よくは判らず、神がほんとにいるなら争いなんぞ起こさぬ筈だと単純に考えて神の存在を信じない私には、こんがらかってほどけぬ糸を前にしたようないらいら感に戸惑うだけ。

しかし、西洋美術館のルーブル展でも感じたのですが、ヨーロッパの人々の生活を支配していた神の存在は確かに大きかったようですし、いつの時代も支配者にとって手段として神の名を借りるのが手っ取り早く、人心を捉えやすいのだろうと改めて思われた。

日本人が何の抵抗なく神式で結婚式に望み、死んだ時には仏式で弔われて疑いを持たないのも私にとっては不思議でならない事のひとつなのですが、八百万の神様といい七福神といい、好みは人それぞれで百人百様、神さんもいろいろ居て、祝ったり頼ったり願いを聞いて貰った方がいいのかもしれません。

離婚を経験した花嫁は、写真でしか見たことのない親の決めた相手(人気のコメディアンという設定がどこかユーモラスなのが救いです)と結婚するため、生まれた故郷には二度と戻れないことを承知でひとりで国境を越えて行く決心を固める結婚式の日の出来事を宗教や習慣やしきたりに翻弄される家族と周囲の人達を暖かくユーモアのある目で時にはコミカルに撮っています。

妹を心配しながらも自分自身が新しい人生への選択に意を強くする姉。
囚われの身になるであろう危険を畏れず自分の意思を表明してデモに参加する父親。
ロシア人との結婚を反対され、断絶状態にあった親子の関係を修復しようとする長男。
イタリアで楽しく暮らす人生を選択した次男坊。と、それぞれにどこか不安な関係をもちながらも、みんなを暖かく見守るどっしりとした母の存在が心を捉えて、前向きに生きていこうとする花嫁の決心に拍手と声援を送っている私がいました。

モントリオール国際映画祭受賞を初めとして数々の賞に輝いた作品は、見応えがあり考えさせられる映画でした。

[7485] 新雪の愉悦 / 2009/03/15 22:55

今どき新雪三昧。ある意味では、今シーズン最高に楽しい滑り。

雪不足に泣かされた今シーズン、昨日富山の「マンゾクスポーツ」を訪ねたら、スキーグッズが既にかたづけてあった。

しかし、お客さんによると、立山山麓の上部は、昨日新雪があったという。しかも、とは、注文してあったスキー板のセンター巾90MMのアトミックスヌープダディをげっと。この巾が、新雪での強さとゲレンデでの快適な滑りの妥協点なのかと考えた上での選択である。

今シーズンK2アパッチアウトローで、傍若無人に滑りまくっているタケドンと連絡を取り、さらにタケドンが野沢に入っているぶっちゃんママと立山のパトロールのせきちゃんと連絡した結果、新雪が20センチあるという立山山麓方面にむかうことに。とが寝込んだあと、明日は、山に出かけるので、GPSとビーコン(雪崩探知機)と山スキーシールを持ってくるようにという連絡があったようだ。

まずは、ゴンドラ上部の新雪に飛び込む、キャホーキャホーと思わず声が出てくるような軽さ。お初の板も快調、山道から、直接ジャンプでドロップインしても、ちゃんと支えてくれる。しかし、この軽さも午前10時まで、あとは、重くて足を取られるようになる。

さて、午後は、山スキー入門編の大品山(約1400M)へ向かう。
折からの好天で、スノーシューの登山者が多数おりかう。

左手に立山三山がそびえ、青空をバックにしてきらきら輝く雪をかぶったブナ林をゆっくり登る。スキーは滑るだけでなく、歩くことがこんなに楽しいことかと始めて知った。しかし、急坂はキツイ、夏道はジグザグだが、冬は直登なのだ、バランスが前がかりになると、金具があがる山スキーはすてんと前のめりに転ぶ。シールを付けた下りと言えば、金具が固定されていないので、ガニ股おっぴろげたボーゲン。

急な下りは、金具を固定するが、これが、身体の固い年寄りには一苦労。

悪戦苦闘約一時間余りようやく大品山頂上に到達。
先行していたスノーシューの登山者は、姫路から来たという。
大品山の目の前にくっきりそびえる鍬崎山は、富山の「マッターホルンですね」と曰う。そうか、来週は、その辺なのだ。

さて、下りに最高の楽しみが待っていた。
大品山から粟巣野スキー場上部までの樹林の滑り、樹林だけに雪は午後でもふかふかの新雪、スヌープダディの身を任せ、ただただ落下、昨年の志賀のマイナス15度の新雪以来の宇宙遊泳、新雪の滑りで、久しぶりにG感覚を味わった。ほんまに、富山でもちょっと歩くことをいとわなければカナダやヨーロッパに行かなくても良いかも。

[7486] Re:新雪の愉悦 / せり人です。 2009/03/16 11:10

> 今どき新雪三昧。ある意味では、今シーズン最高に楽しい滑り。
>
> 雪不足に泣かされた今シーズン、昨日富山の「マンゾクスポーツ」を訪ねたら、スキーグッズが既にかたづけてあった。

毎年恒例の正月スキー、本年はニセコを奮発したので、初八方となった昨日、定宿に車を停めると支配人に「今年は遅いですね。」と言われました。
せり人妻が「実は北海道に行ってましたが、天気が悪くて滑れませんでした。」
と言うと支配人は、「浮気するからバチがあたった。」と強烈な皮肉が。

ゴンドラで上へ行くと、うっすらと白い。
すわ、「新雪か!!」と飛び込むと、うっすらと被っているだけで、ほとんどカリカリのアイスバーン。
「こりゃ、歯が、いやエッヂが立たんわ。」
と下へと向かいました。
少し下は良い雪質でしたが、その下はザクザクの春スキー状態。
地元の方がよかったかな・・・笑。

おまけに、全日本の技術選が行われており、関係者や周辺者が、中斜面のフラットバーンを、奴さんのように両手を広げて、高速でカービングターンなるものをしてるもんで、危ない危ない・・・。

兎までフラットにしてあり、3〜4ターンで降りていく「きの字」もおったわ、笑。




> 大品山の目の前にくっきりそびえる鍬崎山は、富山の「マッターホルンですね」と曰う。そうか、来週は、その辺なのだ。

適当に切り上げて、ビール!ビール!ビール!

テラスで、日光浴をしながら晴天の白馬三山眺めておりました。


どんなに素晴らしくても、ヨーロッパに行けなくても、メタボで目とぼの僕は、歩きだけは、うらやましくないのでした。

どうやら、昨日が滑り納めになるような気がします・・。

[7487] Re:新雪の愉悦 / 2009/03/16 17:55

> ゴンドラで上へ行くと、うっすらと白い。
> すわ、「新雪か!!」と飛び込むと、うっすらと被っているだけで、ほとんどカリカリのアイスバーン。
その下はザクザクの春スキー状態。
> 地元の方がよかったかな・・・笑。

セリ人さんどうもそのとおりだったようです。
極楽第三上部には、最近トリノオリンピックチャンピオンのジェニファー・ハイルの指導を受けたちびっ子モーグラーが、新雪の中にあっという間にコースをこしらえて練習しておりました。
>
> 適当に切り上げて、ビール!ビール!ビール!
> テラスで、日光浴をしながら晴天の白馬三山眺めておりました。

本場アルプスに匹敵する雄大な山岳景観を眺めながらのビールは最高でしょう。
あの景観は八方尾根の最大の魅力。
雪質はともかく天気はメチャ良かったですから。

> どんなに素晴らしくても、ヨーロッパに行けなくても、メタボで目とぼの僕は、歩きだけは、うらやましくないのでした。

山歩きでメタボ解消しましょう。
スキー、まだ、志賀があります。

[7488] 夏日 / 2009/03/18 21:55

本日は、富山も夏日、日中は25度にあがった。
スキーにしょ垂れているうちに、こんな事に。

お陰で、古城公園の桜が、一気に膨らんだような気がする。
本日発表された、桜の開花予想日は、3月30日。
去年より、3日早いとか。
きょうも、杉花粉と黄砂が飛び交い、マスク姿も多い。

3月30日と言えば、数年前の愚息の結婚式で、京都高瀬川沿いの桜が、満開だった。
高岡はかっての、京都のレベルになってしまった。

他方青森の開花予想は、4月24日とか。
これから、列島を桜前線が駆け走る。これから、どんどん早くなって行くのだろうか。

[7489] 春休み / 2009/03/30 21:49

あっちゃ、時計とまっとる。
みんな春休みしとっがやろか。

せり人さん、大ちゃんなーんたいしたことなかったちゃ。凄かっただけ。
春休みおわりました。

[7490] ボンジュール・ダンケシェーン / ぺこ 2009/04/01 18:51

春休み。結婚40周年記念でシャモニーと(ビエナ)ウィーンに行っておりました。

一昨日、午前8時前に無事成田到着、東京の松翁でお蕎麦を食べ「日本人であることの幸せ」をかみしめ、午後7時過ぎに我が家へ到着。

ぽこさんが用意してくれた料理に舌鼓をうち、「あー帰った」と実感。
やっぱり、日本の食事が一番です。いやはや。

シャモニーでは、とさんは、ヴァレブランシュ氷河滑降(21キロ)を快晴のな
か、2日連日堪能。ここの氷河の底でのんびり「サウンド・オブ・サイレンス」
を聴くのが無上の喜び。

ぺこは、モンブラン・グランドジョラス・ドリュー山郡をバックにパラパントに挑戦。
とさんも一緒に付き合ってくれました。「あんたのパラパントは、やけによく飛ぶ!」

3日目、天の恵みで新雪30センチ。ブレバンで約3,400Mの新雪の斜面を厭になる
ほど滑ったとさんは、クーロワールにも挑戦して男になりました。
おっしょさんのたけどんと一緒出来なかったのが、つくづく悔やまれるお天気の巡り合わせ。ホントに嬉しそうに滑るとさんを見ていると「アルプスのハイジ」が思い浮かんでくる来るのでした♪

シャモニーの宿は、「バルコン・ドゥ・サボイ」というまちはずれの高台にある
レジデンス。お部屋の目の前にモンブランが見えるという見晴らし抜群のビューサイトを手配してありました。(とさんがです)

今回ウィーンは、ウィーンフォルクスオーパーのヴァイオリニストもりさんお世話で、コンサート3本立て、しかも、いずれも特上席が用意されていました。
ウィーン国立オペラでは、シャンデリアの輝く3回正面の貴賓席のこれまた正面席。ウィーンフィルは、あのニューイヤーコンサートの行われるウィーン楽友協会ホールでのかぶりつき席(指揮者やコンサートマスターまで、3メートルの席)での汗が飛び散ってくるほどの迫力、最後の夜はフォルクスオーパーでオケピット傍の最前席で、一生忘れがたい思い出になりました。

ウィーンフィルは、ベートーベン四番、三番。指揮者は、今ドイツ物では、一番
という「ティレーマン」
ウィーン国立オペラは、Rシュトラウスの「アラベラ」
フォルクスオーパーは、オッフェンバクの「ホフマン物語」
いずれも現代的な振り付けでした。

もりさんに取って貰った旧市街ど真ん中のお宿も快適でした。古い石畳の残る細く狭い通りには馬のひずめの音が響き、木造のエレヴェーターのどっしりとした存在感にも歴史を感じて感動するのでした。
美術館のブリューゲルは、10年前と何にも変わらず、そのままなのがいいのです。

もりさんが手配して下さったタクシーの運転手さんは、出発間近い空港での手配も素早く実に気持ちよい対応。
「10年後には、また来るよ。」と心に決めて「さよならビエナ♪」

みんなに感謝しながら早く社会復帰せねばなりませぬ。

[7491] おめでとうございます / のりぃ 2009/04/01 19:49

結婚40周年かぁ!40年経っても仲の良いご夫婦を見習って、私たちも楽しく過ごさなきゃ!
とてもステキな旅行でしたね。
そして、家に帰ってぽこさんのごはんを食べる幸せ、こちらまで伝わってきます。

[7493] シャモニー&ウィーン / 2009/04/08 11:44

行った来ました、シャモニー&ウィーンへ。
あらあらは、既報告の通りですが、少し詳細報告。

まず安さで選んだオーストリー航空の食事が素晴らしかった。
グラスは、全て自国のリーデル製、ワインも自国製で旨い。
食事は、過去最高のフィンランド航空と同等。

まずは、ウィーンに到着。その次は、ウィーンからジュネーブまで。
これは、プロペラ双発機。一日一便の小松成田もプロペラ双発機で、白山の上空を飛んでくれた。ウィーンから飛び立つやいなや、オーストリーの山岳からヨーロッパアルプスを併走するように飛行機が飛ぶ。これってもしかして、2,3年前に「レッドブルX-ALPS」で荻澤郁さんが飛んだコースの併走では無いだろうか。よくも、あんなところを飛んだり、歩いたりしたもんだ。彼は、今年も挑戦するという。

前の座席の日本人が、感極まった様子。飛行機をおりたあとで話すと、今回、バーゼルの大学に来たのだが、あえて、このコースを選んで大感激とのこと。最後は、明日滑るはずのモンブランが夕陽に染まっていた。

ジュネーブ空港に定刻の午後7時過ぎに到着。そんなに、広くはない空港ロビーにスキーやボードを抱えた若者や家族連れが次々に到着し、それぞれが迎えの車に乗り込む。しかし、空港内を行ったり来たりするが、我々の迎えのタクシーの姿は無い。
出足早々から、トラブル。旅のトラベルは、トラブルか。

慌てて、シャモニーのホテルに電話する。今回は、ぺこさんが、これまでのジジババ携帯から、国際携帯に変えてきたのだ。早速、携帯を使う。どうも、タクシーが全く予約を忘れていたようだ。
ジュネーブからシャモニーまで、タクシーで行くより、シャモニーからタクシーを呼んだ方が、少し安いとのことで予約しておいたはずだが。今回は、全て個人旅行のとの完璧の手配の筈が、旅の初っぱなから一体どうなるのかと不安がよぎる。シャモニーのタクシーのあんちゃんから携帯がなる。最初はフランス語で、その後英語でとにかく申し訳ない、15分以内に迎えに来るからと言っているようだ。

ジュネーブ空港内を行ったり来たりしているうちに、「来た」「とぺこご一行様」のマジック字が。待つこと、約30分。思わず現れた大男と握手を交わす、乗った車がBMVの7人乗り、ポルシュエカイエンの様な車、まことに静かに一路シャモニーを目指す。往路は、220ユーロの約束だった筈が、タクシーのメーターがくるくる回る、いつのまにか、200を過ぎて、やがて、250を過ぎて、、、、思わず、220プロミスというと、O・Kとのこと。どうも、シャモニーのタクシーが、ジュネーブの友人に急遽頼んだようだ。

とにかく、右側の山際をタクシーから覗いていると、最終的に、約4000Mのエギュ・ディ・ミデイの灯が見えてきた。あー6年ぶりのシャモニーに来た。

宿は、インターネットで選んだ「バルコン・ド・サボイ」という向こうのジャンルでは、レジデンス。これを「ホテルサボイ」と言っていたばっかりに翌日ぺこさんが宿にたどり着けないというハプニングが起きてしまった。
この宿は、インターネットの国際ホテルチェーン予約サイトで、予約した。シャモニー80数軒のホテル中5番目のランク。実は、ここは、ホテルではなくて、コンドミニアムの様な物だった。部屋は、ベッドルームに、リビングルームに台所にバスルームとまことに広い、しかも、やや高台で眺望抜群。部屋にベランダがあり、モンブラン、エギュ・ディ・ミディなどが一望の下。
宿に着くと我々より先にぽこさんからFAXが着いていた。出がけに、シャモニー在住のかよこさんにシャモニー情報を問いあわせた返信メールが転送されていた。実に丁寧なメールで貴重な情報が伝えられていた、有り難い。

シャモニーに着いたのが、土曜日の晩。
翌日朝5時過ぎに目が覚める。シャモニーは北面なので、朝は、影絵の世界である。
しかし、その内、高峰の先端が朝陽に染まり出し、光が次第に広がってゆく。シャモニーの休日の幕開け。

朝食をとロビーに降りると、予約した分しかないという。近くのパンやさんを教えて貰う。宿を出ると目の前にシャモニー針峰群がそそり立つ。
約200m先にパン屋さんがあった。焼きたてのクロワッサンに美味しそうなキッシュなどを買い込む。本場のクロワッサンは、さすがに美味しい。

その日曜日、シャモニーの中心街に位置する「スネルスポーツ」に勤務する山岳ガイドの資格を持つ日本人津田さんに、エギュ・ディ・ミディからのヴァレブランシュ氷河滑降を案内して貰えるように頼んであった。
今回の旅の目的の一つは、ぺこさんに、あの氷河の底の円形劇場の絶景を味わって貰いたいのだ。

朝9時過ぎに、スネルスポーツに到着。それからスキーを選び、更に、アイゼンをあわせ、その他備品を用意して、エギュ・ミディ駅に向かう。おりからの好天で、大行列。

約一時間待ちで、ようやく、ロープウェーに乗る。1000Mのシャモニーから3800Mまで、わずか、2ケーブル。最後は、殆ど岩肌に直角に登るように到着。
ここの、ロープウェーがついたのが、1950年頃のようだ。イタリアのアオスタとシャモニーのガイドが協力して、ロープを運び上げたという。
中間駅のプラン・デ・ゼギーユ(2308)から、エギーユ・デュ・ミディ(3802)まで、一本の鉄塔もなくワイヤーだけで、結ばれていると言う驚異的なケーブルである。

好天ながら、風が強い。アイゼンを付け、スキーをザックに付け、ヴァレブランシュ氷河滑降にむけ、約100M余りの階段降りに向かった。トンネル内でサングラスを掛けたままの作業で、とはスキーを逆さまにくくりつけたり四苦八苦。ぺこさんは生まれて初めてアイゼンを装着。外に出ると、強風が吹く。
ダン・デュ・ジュアンやグランド・ジョラスが、目の前に現れるが、眺めを楽しむ余裕もなく最初の難関である絶壁に着けられた約100M余りの階段降りが始まる。ここは、アイゼンを付けていると降りやすい。しかし、ぺこさんは悪戦苦闘。まつことしばし、やっとのことで、滑降開始地点まで降りてきた。しかし、そこからの滑降がままならない。高山病の症状も出ているようだ、と言うことでぺこさんは、ヴァレブランシュ氷河滑降を断念せざるを得ませんでした。

そのあと、とは、単独で、ヴァレブランシュ氷河滑降へ、ぺこさんは、ガイドさんと前人未踏のエギュ・ディ・ミディまでの登り返しと言う過酷な体験をしたのでした。

さて、翌日はぺこさんの為に極上の口直しが待っていたのでした。

[7494] シャモニー2 / 2009/04/08 22:43

モンブランは、フランス語で、白い山であり、ヴァレ・ブランシュは、白い谷で
ある。滑降コースは、標高差約2700M、距離は、20㎞余。

難所は、セラック・デ・ジュアンと呼ばれる巨大な氷の固まりがひしめき合う地
帯。所々クレバスの割れ目がのぞき、毎年のように、落下して命を落とす人もい
るという。
ここから下部は、タキュル氷河となり、やがて、グランドジョラスからのレシ
ョ氷河と合流して巨大なメール・ド・グラス氷河となる。
氷河は絶えず動いており、狭まった地点では、かなり動きが速いらしい。
実際、中間部から下部は6年前とかなり様相が異なっていた。

氷河滑降は、ガイドが案内することになっている。
出かける前に、アイゼンのみならず、ビーコン(埋まった場合の探知機)と、
ハーネス(クレバスに落ちた場合拾い上げる)を身につける。

ところが、今回は、ガイドの津田さんは、ぺこさんを安全にケーブル駅まで、戻
さなければならないので、とは、自己責任で降りる羽目になった。
一度経験しているし、幸い天気が良くて、次々にガイド同行ツァーが降りてくる
ので、なんとかなるだろうと出発。

二人と別れて、広大な平原に滑り降りる。今降りてきたエギュ・デュ・ミディの
展望台が天空にそそり立っている。

やがて現れた岩壁や氷壁の下部にスキーがデポしてあり、目をこらすと壁に人が
張り付いているのが見える。帰って調べると4248Mのモンブラン・デュ・タ
キュルの岩壁らしい。人間というのは、しょうこともないことをするもんだと思うが、自分のやっていることも程度の差はあるがそんなもんか。

イタリア側からも、スキーヤーが降りてくるのが見える。
時折、頂きに雲がまつわる程度で、空は紺碧というか群青色の濃い濃い青空。志
賀の青空も凄いが、あれは薄い青空に感じてしまう。

あちこちで立ち止まっては、カメラを構えゆっくりゆっくり高度を下げてゆく。
踏み後をはずすと表面がクラストしていたりして、途端に滑り難くなる。

やがて、ジュアンのセラック地帯に到達。大きな不規則なこぶがえんえんと続い
ている。あっちゃーこんな凄かったかナーとため息が出るほどだった。
折からヘリコプターが舞い降り、あっという間に立ち往生したスキーヤーを拾い
上げてゆく。ヘリコプターはこのあと2度ほど来た。
あんた、もうスキー抜かれとガイドに言われてスキーをぬいで、ガイドにザイル
を結ばれて歩いている女性もいる。あちこちにへたり込んでいるスキーヤーもいる。

高度順化をちゃんとして、例えこの地点まで、ぺこさんを連れてきても、ぺこさん
の現時点の脚力からすれば、この辺で、ヘリコプターだったろう。
あっという間にぺこさんを取り上げたガイドが恨めしかったが、この辺に来て納得する。

さて、ぺこさんと一緒に観たかった風景は、このセラック地帯を通過したところにあるのだ。
かって行ったとき、フランス人のガイドが、「サウンド オブ サイレンス」を聴いてくれと言った地点。タキュル氷河のど真ん中。タン・デ・ジュアンを主役として左右に針峰群が円形劇場の様に並び立つ。人工物ではローマのバチカン宮殿の彫刻群を想起する。

ヴァレ・ブランシュ氷河滑降と言えば、何と言っても、99才でここを降りた三浦敬三さんだろう。彼は、著書で、「私は、山群の素晴らしさに魅了されてシャモニーを11回訪れている。それは、シャモニー周辺の比類無い山岳的な鋭鋒に惹かれたためである。中でもヴァレ・ブランシュの素晴らしさは比類のない物で、ここに魅了されてシャモニーに出かけたと言っても過言では無い」と称えている。
彼は、白寿の歳に「今生の別れ」との思いで、この氷河滑降に出かけたのであった。

氷河の底で、持ってきたおにぎり(オーストリー航空の機内で貰った)や、リンゴ、オレンジなどを食べながら、のんびり過ごす。
体内の血液が、みるみるうちに浄化されてゆくようだ。

たっぷり堪能したあと、この地点をあとにする。
その直後、氷の階段が現れる。こんなのはあったかなと思いつつ何とかすり抜ける。
あとは、1900M地点のモンタンベール鉄道駅を一路目指すのみ。
とは、言いつつ、スキーがツインチップタイプであることを良いことにして、ところどころくるりと後ろ向きになって滑り、円形劇場を何処までも楽しむ。

おりから帰路を急ぐ人も多く、一緒に滑って行くが、途中で見えたモンタンベール駅が現れない。どんどん降りて行く、またまたこぶ斜面が現れる、おかしい、こんな処にコブ斜面があったかなーと半信半疑。
やがて、急な雪の壁が現れて、皆スキーをぬいで、登って行く。高度差、約150M。
ここは、アイゼンを付けた方が良いと、アイゼンを付ける、そしてスキーをザックに付ける。お陰で、随分楽だった。登り着いて小屋がある。モンタンベールの峠の茶屋という感じ。

鉄道駅は何処にも無く、みんなそこから更に山道を滑り出す。
何かおかしい。鉄道は今日は動いていないのか。
結局、登山鉄道約20分を山道すべり降りたのだった。
途中雪が解けて泥道の部分もあって、スキーを抜いたり履いたりしてようやく登山鉄道終点まで辿り着く。

そこから、とりあえず、登山用具を返すべくスネルスポーツに立ち寄るが、神田さんから、「奥さんからホテルが分からんと言って電話あったよ」
と言われてしまう。そんなこと言ったって朝歩いてここまで一緒に来たはずだが。でも、無類の方向音痴。すわ。

[7496] シャモニー1と2の1 / ぺこ 2009/04/09 07:43

若い頃リュックしょって家族で山を縦走するのが夏の恒例行事でした。
朝焼けに輝く峰峰や夕陽に赤く染まる頂きに思わず手を合わせ、ブロッケン現象に歓声を上げ、山の花々も一杯覚え自然に遊ぶ楽しさに家族揃って汗していました。

夢はどんどん広がり劍・立山・大日から穂高・槍・白馬と地図を眺めては汽車に乗ってあっちこっちとせっせと出かけ、ネパールはアンナプルナ南峰を間近にしながらマチャプチャレをトッレキング。カナダのウィスラーではヘリスキーで氷河を滑りスイスではマッターホルンのツェルマットを滑りイタリア側に国境越えしてチェルビニアでも陽気な滑りを経験しました。

その頃、夢中になって山の本をあれこれ手にして読んで更に憧れていたのがモンブラン・グランドジョラス・ジャヌーの連なるシャモニーだったのです。
小西政継さんの山岳同志会の強者6人が世界で三番目に挑戦した冬の北壁登攀は、凍傷で20数本もの足指を失うという犠牲を伴いながらも全員で頂上を極めるという快挙。二度も三度も読んで私もシャモニーへ行ったような気になっていました。デメゾン・レビュファー・ボナッティー等々登攀する人々の山への情熱を熱い思いで憧れて読みました。

いつか私もシャモニーの地で山々の懐にだかれ、スキーしたり新雪に寝ころんでみたいと秘かに思いを抱き続けていたのです。

[7497] Re:シャモニー2 / 京の駄ラ仏 2009/04/09 07:47

首をなが〜くしてシャモニー&ウイーン報告を待っていたのですが、
よくぞ無事ご帰還なされましたという感じです。

> 難所は、セラック・デ・ジュアンと呼ばれる巨大な氷の固まりがひしめき合う地
> 帯。所々クレバスの割れ目がのぞき、毎年のように、落下して命を落とす人もい
> るという。

こんなこと聞くともう結構ですという風に思えます。

> 時折、頂きに雲がまつわる程度で、空は紺碧というか群青色の濃い濃い青空。志
> 賀の青空も凄いが、あれは薄い青空に感じてしまう。

しかしこの部分だけは味わいたい!!と思う軟弱ものです。
もうあの野沢温泉の凍ったこぶだけでもビビっていたのですから。

> あんた、もうスキー抜かれとガイドに言われてスキーをぬいで、ガイドにザイル
> を結ばれて歩いている女性もいる。あちこちにへたり込んでいるスキーヤーもいる。

たぶんこの駄ラ仏も同じようになっていたことでしょう。ああ〜ナンマイダブ。
出来ることなら一緒に行きたいものだと思ったけれどこれではあきません。
せいぜいぺこさんの道案内に同行することになりそう。

何はともあれよかったよかった!!



> そこから、とりあえず、登山用具を返すべくスネルスポーツに立ち寄るが、神田さんから、「奥さんからホテルが分からんと言って電話あったよ」
> と言われてしまう。そんなこと言ったって朝歩いてここまで一緒に来たはずだが。でも、無類の方向音痴。すわ。

[7498] シャモニー3 / 2009/04/09 23:31

ぺこさんが、宿が分かっていないというので、とりあえず、スネルスポーツを出て、メインストリートのパカール通りをきょろきょろしながら歩く。宿に着いたが、やはりぺこさんは帰っていない。スキーを置いて、捜しに出ようとすると憔悴しきったぺこさんが帰ってきた。

二人とも、まさか途中で別行動になると予想だにせず、ぺこさんは今回は、まるっきりお任せツァーだったので、ホテル名の記憶が無く、ツーリストインフォメーションにかけこみ、あちこち聞いて貰ったらしい。そのうち「サボイホテル」と言うことが分かった。しかし「サボイホテル」は、クラブメッドを始めいくつかあるが、まさか日本語非対応の「バルコン・ド・サボイ」とは、考えられなかったらしい。

翌日、インフォーメーションを訪ねると、日本語ペラペラのベルナデットさんが、ホテルの名前が分からないという話よくあるよと言ってくれる。
みなさん、海外旅行の際は気をつけましょう。

その晩は、宿の近くで軽く食事と言うことで、フロントで近くのレストランを教えて貰う。しかし、そのレストランはしまっていたので、結局街の中へ出て、以前に行ったことがある地元サボイ料理の店「アトモスフィー」で、約1.5人分の食事を頼んだ。

さて、翌日も快晴。天気予報では明日からくずれてくると言う。
ここは、ぺこさんの口直しに「パラパント」しかない。

早速、宿にあったパンフを見て、「シャモニー パラパント」に電話する。
「O.K ブレバン ボトム 10時」と言うことで話がまとまった。
ブレバンのスキー場は、宿から歩いて約5分、バスも通っている。

ブレバンのゴンドラステーションまでゆっくり歩いて行くと、やがて、パラパント機材を背負ったナイスガイ二人が現れた。がっちり握手して本日の運命を託す。

ゴンドラに乗って、標高2000Mの中間駅プランプラで下車。
どうも、ここの崖から飛び出すようだ。二人が雪面にパラパントを広げて準備開始。やがてとぺこが呼ばれて、座席に結わえ付けられる。ぺこさんは、何と言っても世界の郁さんと立山山麓で、紅葉真っ盛りの時期に飛んでいるので、自信満々。

操縦士のフレッドが、「ラン・ラン・ラン・ネヴァーストップ」と何回も繰り返す。とも、こんな所で、離陸に失敗して、シャモニーの街まで、約1000mの空間を真っ逆さまに落ちたくない。「ゴー」という掛け声と共に、いやー走りました、高校時代の運動会のリレーを思い出すほど真剣でした。しかし、帆が膨らんでくると途端に足が止まる、空中で足を動かしているうちに、ふわりと宙に飛び出した。やっほー。

続いて、ぺこ機もふわりと空中へ。
やったー、目の前にモンブラン始めシャモニー針峰群が広がる。時には、ブレバン側の岩壁すれすれに飛んで、カモシカを追っかけたり、モンブラン側に近づいたり、パラパントは、グルグルまわる。
とは、持参のカメラで、こっちの機より、高く飛び、勢いよくまわっているペコ機の写真をバチバチ撮ることに忙しい。こんなシャモニーの楽しみ方もありますよ、京の駄ら仏さん。約30分山岳景観をいやと言うほど楽しんで、ふわりと雪原に着地したのでした。

午後は、ぺこさんはホテルでシャモニーの休日。
とは、二日連続で、ヴァレブランシュ滑降に出かけたのでした。何分、晴天は今日までと言うことだったので。ゆっくり、氷河を楽しむ。いやー最高。

2回目は、さすがにモンタンベール駅を見逃さなかった。ここも階段が約100Mある。しかし、前日よりは余程楽である。なにしろ前日は、黒部川下の廊下を下から上ってきて最後に黒四ダムまであがるくらい大変だった。

シャモニーに降りて、とにかくビールと言うことで、カフェーに入る。
そこへ、相席良いですかと五人のフランス人ご一行。
ガイドのイブさんとお客さん四名だった。お酒飲むときの合図を教えろと言うので、「KANPAI」と教える。みんなで、グラスを会わせて「かんぱい」。イブさんの娘さんや、日本に興味のあるパリジェンヌも居て質問攻めにあった。

日本のどこか、富山だ、高山なら知っている、高山と金沢の中間だ、高岡は、、、、、いったってダメか、世界遺産を目指すというのはほんと?

イブさんは、席から見える針峰群は、全て登ったことがあるという。
クレージィと言うべきか、ノーマルと言うべきか。

この日は、ミシュラン2つ星で二乾杯したのでした。

[7499] Re:シャモニー3 / せり人です。 2009/04/10 11:04

ぜ〜んぜん、行きたないちゃ。

ひっとつもうらやましない。

長い時間飛行機に乗っとらんなんし、
タクシーこんし、
アイスバーンやし、
あっちゃこっちゃにクレバスあるし、
コブコブやし、
でかいと歩かんなんし、
日本語通じんし、

あっ、日本語どころか、東京行ったら、オワの日本語も通じんがやった。
富山弁ちゃ、日本語でないがやった、笑。

だから、ぜ〜〜んぜん、うらやましない。

ひっとつもけなるない!











ううううう、行きたい・・・・泣。

死ぬまでに1回、行きたい!

いや、何回でも行きたい・・・・。

うぇ〜〜〜〜ん、いきたいよぉ〜〜〜〜!!

[7500] シャモニー4 / 2009/04/10 16:41

「ぺこさんがアルプスを飛んだ」
その日快挙を祝うべくシャモニーにあるミシュラン2つ星レストラン「ラモー・アルベール・プリミエ」を予約した。

ここは、前回のシャモニー旅行の時もみんなで出かけた。隣の席に映画スターのような若い男女がいて、料理の独創性とあいまって夢見るような一時を過ごしたところ。是非一緒に行きたかった店。

シャモニーは、南に4000M〜5000Mのモンブランや針峰群の大屏風、北に2500Mのブレバンやフレジュールの中屏風に挟まれた標高1000Mの谷あいの町。町の中心部を長方形と捉えると、我が宿は、北東の角、エギュ・ディ・ミディ駅はその対角線上の南西の角、アルベール・プリミエは、南東の角という位置で、歩いて10分とかからない、広大な敷地にシャレー風の建物が点在し、2つのレストランを持つ。
町の中は、日中は、スキー場間の移動バスやミュレという小型バスが約10分間隔で走っているので、それを利用するが、ミュレは、6時半まで。
夜は、専ら歩くが狭い町なので、苦にならない。

折から、特別メニューとして、10年前の復刻メニューがあり、コースが110ユーロだったので、二人とも、それを注文する。

シャンパンやワインは、全てグラスで注文する。
白は、とが上等の「ムルソー」を、赤は、ぺこさんが上等の「シャンベルタン」を。もう一方は、互いに地ワインを。さすが、フランスなので、ワインは安い。

甲殻類アレルギーのとは、メニューにとにかく、「クラブ」「ロブスター」「シュリンプ」がないかをチェックする。それらはないが、気になる単語に「プラウン」がある。サーバーの女性に尋ねる。とぺこの「片言英語」+「片言英語」は、どうしようもなく「片言英語」であり、「海老のようであり海老ではない」と言っていると理解する。
ぺこさんが、「はーん寿司屋ででてくるがでないがけ」「あっガレージじゃなかったシャコか、そっなら貝や」。

さて、出てきたプラウンは、どうみても海老のしっぽがついているし、一口口に含むと海老の歯触りだが、かけられたソースが絶妙であり、つい平らげてしまった。これがいわゆる「悪魔の誘惑」だった。
結局、この一皿に、シャモニーの残りの4日のレストラン行脚を捧げる羽目に。

しかし、料理は、ここでしか味わえないような独創的なものばかりであり、味も素材の持つ美味しさを充分にひきだしたもの。素材は、カタツムリや鳩の胸肉やチキンなどだが、卵料理にしても、アッと意表を突かれる。向かいの席の二人組の男性陣は、ソースを一滴残らずパンですくってお皿をぴかぴかにしている。
ぺこさんも大満足。

「チーズやケーキを食べるか」と言って来るが、美味しいことは判っていてもさすがにもう入らない。コースについているデザートも、イチゴのシャーベット他に生チョコの2種類あり、十分だった。

やおら、隣の席に若いかっこいい男女が現れた。
ワインも料理も、細かく質問をしている。
ほろ酔い機嫌の耳に柔らかいフレンス語の会話が、心地よく響く。

大満足で、夜の町に出た。
雪がぱらついてきた。上気した顔にひんやりと気持ちがいい。
空を見上げる。日中あんな高いところを飛んでいたなんてほんまやろか。
4,5年前ぺこさんが、プールで歩き始める前は、ちょっとした歩行も都合悪そうにしていたのに、いまやプランプラの崖を走って空に飛び出すなんて、、、
明日は、新雪?予定では、一応イタリアのローマ時代の遺跡が残っているアオスタ半日ツァーに参加しようと考えているのだが。