デイドリーム・ビリーバー 増田久雄 より

 長い間人間をやっていると、周囲がいわゆる一般常識、社会常識ってやつを振りかざして自分の行動に対して異論を唱えたり、たしなめようとする時が何度かある。
そんな時、心底信じられるならば自分の思うことを信じた方がいい。
なぜならその方が後悔が少なくて済む。
後悔の無い人生なんて無い。
いかに少ない後悔で一生を終われるかで、その人の人生の幸福度があるんだ。
いかに少ない後悔で一生を終わるか、それは納得する後悔をすることだ。
納得する後悔をするためには自分が信じる行動をすることだ。





私(山吹 啓)の感想

 自分は納得する後悔のために自分が信じる行動をしてきただろうか?
かなり多くのことを自分で決断せずに、決断から逃げて、流されてきたように思う。
周囲から異論を唱えられたり、たしなめられる以前に、自分から諦めてしまっていた。
失敗をおそれ、後悔をおそれて、結局何もせずに生きてきてしまったのではないか?
人生の空しさとはそういうことではないか?
「納得する後悔をするためには自分が信じる行動をすること」このことばが、胸に突き刺さった。




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