Be!49 December 1997

マイナスをプラスに変えた力

●大人になった娘が描いた依存症家族の童話

「涙がくれたおくりもの」に寄せる手紙


 この童話の反響があちこちに広がっています。主人公にわが子の心を重ねてみる人、自分自身の人生をふりかえる人、童話のキーワードである「希望」の意味をかみしめる人----映代さんやご両親のもとに届いた手紙から抜粋して、ご紹介します。


 雑誌の中では、映代さんへの手紙、ご両親への手紙、そして映代さんから編集部への手紙という3部構成になっています。映代さんへの手紙では、S・Tさんから、「めぐちゃんのお話を読んで、一人の友人のことを思いました。」と、紹介されています。ご両親への手紙では、川崎清人さんよりの「子どもが将来悩んだとき、この本を読んでもらいたいと思う。」などや、Y・Mさんの「私も”子の心親知らず”で、今もいます。」や、平野治雄さんの「お酒をやめて本当によかった、と思わせていただきました。」や、梅田紘輝さんの「”希望”の本質を見せていただいた思いがします。」などが載せられています。映代さんから編集部への手紙の中で、Be!の「もえつき」の特集を読んでがんばりすぎの自分の性格についてや、母に対する思い、Be!の愛読者となって自分を見つめ直す時を持ちたいなどと書かれていました。
 興味のある方は、アスク・ヒューマン・ケア発売(ASK発刊):【季刊ビィ】(Be!49 December 1997)の52ページから57ページをお読み下さい。また、ASKのホームページもありますので、ネット・サーフィンもいかがでしょうか。

アスク・ヒューマン・ケア発売