やまなし
そのお魚が、また上からもどってきました。今度はゆっくり落ち着いて、ひれも尾も動かさず、ただ水にだけ流されながら、お口を輪のように円くしてやってきました。そのかげは、黒く静かに底の光のあみの上をすべりました。
絵を工夫したところ
魚の口を工夫した。
葉っぱなどを書いた。
作者の思い
前まで元気だったお魚が死んでいるけど、さみしさを感じさせない場面。