やまなし

いい、いい、だいじょうぶだ。心配するな。そら、かばの花が流れてきた。ごらん、きれいだろう。」

 あわといっしょに、白いかばの花びらが、天井をたくさんすべってきました。

「こわいよ、お父さん。」

弟のかにも言いました。

 光のあみはゆらゆら、のびたり縮んだり、花びらのかげは静かに砂をすべりました。

 

絵を工夫したところ

かばの花をたくさん書いた。かばのはなのかげを書いた。

作者の思い

かにの子供は、なんでもくると怖がるようになる。

一つ覚えた。