やまなし    

そのとブン。  黒い丸い大きなものが、天井から落ちてずうっとしずんで、また上へ上っていきました。きらきらっと黄金のぶちが光りました。 「かわせみだ。」 子供らのかには、首をすくめて言いました。  お父さんのかには、遠眼鏡のような両方の目をあらん限りのばして、よくよく見てから言いました。

                 ちょっとむなしいと思った

岩の線がちょっと消えた