2001年2月6日


スタジオゲスト・KENSUKE(BULLSHIT:Vo.)

村「受験生は今勉強で大変な時なんですけど」
KE「。。俺関係無いから別に。。(笑)」。。正直な^_^!
村「私たちはこんなお気楽で良いんでしょうかねぇ」
KE「良いんじゃないですか?元気付ける感じで」おぉっ、なるほど。
村「金沢は久しぶりかなぁ」
KE「夏以来ですかね」
村「あの時は夜の街でもずいぶん暴れ回ったようで。。」
KE「。。すいません(笑)」
村「すいませんって(笑)観てる人には何かわからないと思うんですけど」。。そうですよ!何があったんですか?

村「今日はお一人ですけど、他のメンバーは何をしているんですか?」
KE「そうですねぇ。。家でごろごろしているんじゃないですか?」
村「ごろごろしてるよね、夜中だし、今(笑)。そう、スタジオ変わったんですよ。実は」
KE「あ、そうなんですか?」←素
村「そうなんですかって(笑)来てるのに」
KE「そうなんですかっ?って、(普通)わかるよね(笑)」ね。
村「記憶に無いですか?」
KE「(新スタジオは)夜っぽくて良いよねぇ。前は結構明るい感じだったから」
村「学生さんとかも勉強しているし」
KE「そう、さっき控え室から一人でトイレに行こうとしたらさぁ、なんか、事務のおばちゃんみたいな人に 『あれ、アルバイトの方ですか?』って」
村「(笑)。。失礼しました!」
KE「まだまだ駄目だなぁと思って(笑)」
村「最近はどうなんですか?ライブは。どんどん広がってきてるしょう」
KE「そうだね。知らない街にライブに行って、(自分たちを)知っている人がいるのが嬉しい。不思議ですね」

ローレン

村「ライブに行きたくなっちゃう曲ですね。本人達も客席でノリノリだったし」
KE「(笑)」
村「今までのBULLSHITに無い感じのPVですね」
KE「そうだね。仕掛けっぽいし」
村「新鮮だった。生き生きと走ってましたよね」太陽に吠えろのように。。
KE「や、なんか昼間にロケとかやったから、妙に活動的な感じに」
村「開放的だったよね。お客さんもみんなねー」
KE「そうそう。ビール飲みながら」
村「BULLSHITのライブって、お客さんもバンドもほんとに楽しそうですよね」
KE「そうだね。やっぱり音楽はハッピーにね、結論は。映画とかでもハッピーエンドじゃない映画ってあるじゃないですか。 あれってむず痒いでしょ?」。。右に同じです。
村「そうだね。みんな幸せになりたいはずだもんね」
KE「そうそうそうそう。。。おおっきいなぁ、なんかテーマが(笑)」

村「今ビデオを観て気付きましたけど、お一人メンバーが足りないんですけど」
KE「あのー、HPでは去年発表したんだけど、ドラムが脱退した」
村「でも今でも良い関係は続いているんでしょ?」
KE「そう。もともと友達だし。人間関係が云々という理由じゃないし。。ある意味ねぇ凄い単純な。。 他人の女取ったとかいうのじゃないから(笑)」
村「私はてっきりKATOMAIさんを取り合ったのかと思ったんですけど(笑)」
KE「(笑)。。でも、思った。彼女と別れる時もそうだけど、人との別れって予想もしてなくて突然来るなって。あっという間にいなくなるし、 あっという間に出会うなぁと。そういう意味では素敵でも有るし、哀しいかなぁと」
村「そうだねー。生きてるからそういう感情大切かもしれない。じゃぁ、脱退はシンプルな理由なんですね。 これからも見守って行きたいので、宜しくお伝え下さい」
KE「はい」
村「宜しくお伝え下さいとか言われて、なんて伝えて良いかわからないよね(笑)」
KE「そうですね、宜しくって言ってましたよ、くらいですかね」

村「先程新曲のPV見せていただきましたが、今回とんでもない人が作品に荷担していたらしいですね」
KE「とんでもないって(笑)。。俺の口からは。。」
村「とんでもない素晴らしい方が」
KE「はい。そうですね。ミッシェルガンのチバさんが。。プロデュースして貰って」
村「元々交流があるっていうのは聞いていたんですけど、一緒にやろうって決まったのはどういう流れでいったんでしょうかね」
KE「んー。。(ローレンは)ずっとインディーズからやっている曲だったから、 ライブアレンジもどんどん変わってきていて、今の、2001年のローレンをちゃんと出したいなと思ってて。 で、ただ出すだけだったらつまらないなと、何か面白いことできないかと思って思いついたのが、 以前チバさんがDJやっている時に、『お前らローレンのアナログ盤出さないのか?DJでかけたいから』って言われたの。 それで、そういえばチバさんそんなこと言ってたなぁと思って、じゃぁせっかく新しくリメイクして出すんだったらチバさんにプロデュースしてもらおうよってことになって」
村「言ったんだったら手伝って下さいよって感じで?」
KE「(笑)そういうことかな。。で、プロデュースっていうと堅苦しい感じがあるじゃない?何とか娘とかさぁ。そういうのってバンドっぽくないから嫌だなぁって思って。 チバさんに最初に話を持っていった時も『プロデュース?!』って。でも一緒になんか、こう形を作っていくっていう立場で参加して下さいって言ったら引き受けてくれて」
村「とてつもなく自然な感じで」
KE「そうですね、良い感じで。楽しくあり、音楽を真剣にしている者同士だからスタジオの中では緊張感も有り、で夜になったらどんちゃん騒ぎ有りっていう、 メリハリの有る。。」
村「そういう雰囲気作りって大切だよね。空気感というか」
KE「そうだよね。だからチバさんもいつも飲むときのチバさんじゃなくて、ちゃんとCDジャケットの(笑)顔っつーか。だから、格好良い物できました」
村「お二人が並んでいる写真を見たんですけど、いい感じですよね。兄弟のような。。」
KE「はははは(照笑)。。そうっすか?」

KE「聴くきっかけにでもなってくれたらよいし。。」

メール「チバさんとは飲む時どんな話をしているのでしょうか?」
KE「や、会話はあんまりしていないですよ。ウォオーッとかね(笑)。なんか、何喋ってたかほんとに覚えてないですねぇ」
飲むと忘れてしまう、とのこと。

「世界の終わり」 THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

村「如何でした?今のPV」
KE「ウエノさんがねぇ、面白かったよね^_^」
村「(笑)面白かった?いやー、もうほんとにロック界のミスターフォトジェニックだよね、あの人達」
KE「(笑)そうそうそう」
村「格好良かったですね」
KE「うーー、良かったっすね」←ちょっとあいまいな言い方であったので
村「格好良かったじゃないですかー(笑)」突っ込みが入る。
KE「(笑)。。(チバさんに)怒られる、ぜったい(笑)」
村「素敵なロック小僧同士として、これからも良いつきあいが続いていけばよいなぁと」
KE「はい」
村「カップリングの曲も話題で。これアメリカのほうでリミックスをやったんでしょ?」
KE「凄いアメリカの西海岸のバンドで今は無いサブライム(SUBLIME)っていう。。今はボーカルが亡くなって。。そのバンドのプロデュースと、 最近はロング・ビーチ・ダブ・オールスターズ(LONG BEACH DUB ALLSTARS)っていうバンドのプロデュースをしているミゲールが。。彼と知り合ったきっかけがねぇ、もう凄く大好きなバンドだったから来日するって決まった時に。。 会った時に『あー、BULLSHIT!』って言われるのと、初対面で楽屋行って『ど〜も』っつって握手して終わりっていうのとは 違うじゃないですか。だから来る前に知っててもらいたいと思ったから、俺は一ファンとしてe-mail送って、CD送って。 そしたら向こうから返事が返ってきて『BULLSHIT最高!』って。で、日本に来たら遊ぼうよって。 一緒にバーベキューして、サーフィンとかして。それで何か一緒にやれたら良いねぇと言っていたら今回のローレン、チバさんとやったでしょ? 向こうも俺達のことが好きで、俺達も向こうのことが好きで、ってそういう関係があったから頼んだわけね。 そしたら海外だったらサブライムのミゲールでしょって、お願いしたらこう帰ってきた、と」
村「商売抜きっていうか本当にミュージシャン同士の純粋な繋がりですよね」
KE「なんか夢物語のようだけど、ほんとうにそういうピュアな繋がりがあったんですよ」

インタビュー
ズボンズ(ドン・マツオ/VO.)
村「金沢には何回かいらしてるんですよね」
マツオ「そうですね。4回5回とかそのくらいは行っているんじゃないですか?」
村「ライブは常にやっている、という印象があるんですけど、金沢のライブは記憶にはございますか?」
マツオ「ありますよ!金沢のライブはねぇ、結構もりあがりますよね。結構俺の印象では、北陸ってシャイな人が多かったりするんですけど、 金沢はいつも結構盛り上がりますね」

村「最近、メンバーの入れ替わりがあったんですか?」
マツオ「入れ替わりがあったのは去年、一昨年かなぁ。一昨年入れ替わりが ちょっとあったんですけど、それをまた呼び戻して(笑)、だからこう、なんつったら良いんですかね。 あのー、愛人をいっぱい作って、手が切れなくなる人みたいですね。優柔不断」
村「(笑)よくわからないんですけど。。なるほどねぇ」
マツオ「うん。だから、一回ねぇ、仲間のちぎりを結んだ人間とはですねぇ、縁遠くなんないんですよね。うん。 だから一回辞めさせたはずなんだけど、いつの間にか戻ってきて。。増える一方なんですよね」
村「増える一方!?」
マツオ「えぇ。だからリストラの多いこの世の中に、ズボンズくらい、そんな。。」
村「心温まるお話ですね」
マツオ「(笑)」

マツオ「俺達は何も決めずにやっちゃいますから」
村「今日も。。私さっきライブ見させていただいたんですけど、そういう感じでしたよね」
マツオ「今日も、曲を何をやるかすら、決めてなかったですからね。まぁ、そういうのは善し悪しなんですけど、 でも長ーくバンドをやっていると、バンドの中でのコミュニケーションが、普通の人には計り知れないくらいのレベルに達しているところがあって、 だから曲順決めなくても次に何をやるかとかは、ちょっとしたサインでみんなわかるんですよ。だから曲順決めてなくても、 メドレー形式でできるんです」
村「なるほどね。それがバンドの本来の姿だと思いますし、理想だと思いますよ。 簡単にみんなライブ盤、とかライブテイクとか言いますけど、それが本当のライブじゃないですか。ズボンズって」
マツオ「うんうん。そこはそうなんです。そこを目指して僕ら、結成して七年か八年くらいになるんですけど、 そういう感じでやってきたんで。。まぁそれで八年近くやると、そういうふうになるもんだなと、最近そう思うようになりましたね」
村「長くやっていくとわかることってあると思うし、、年ってとるじゃないですか。話変わりますけど(笑)」
マツオ「(笑)はい」
村「ドン・マツオさんがおいくつかとか私知らないでお話ししてるんですけど、年を取ると昨日まで知らなかったようなこととかが 今日わかったり」
マツオ「そうだよねー!」
村「わかったりすると、生きててまるもうけ、とか思いません?」
マツオ「思う思う!うん」
村「昔は年とるのがこわかったんですけど、最近は面白くてしょうがないんですよ」
マツオ「そうですねぇ。あのー、いつもいつも僕もねぇ、毎年、今年は僕どれくらい成長したかなぁとかって考えるんですけど、 毎年成長するもんだなぁと」
村「ねぇ」
マツオ「うん」
村「笑っちゃいますよね」
マツオ「笑っちゃうね。もうね、ギターとか上手くなってますね」
村「(笑)」
マツオ「(笑)もう、びっくりするもん。いやー、成長するんだなぁって」
村「生きてるって証ですよね、きっと」
マツオ「そうですよねぇ」

村「ズボンズは活動の仕方も、独自のスタンスというか。。ある意味わがままな感じの」
マツオ「うん」
と、ここで何か物音が
村「(視聴者に向かって)この部屋怪しい感じだと思うんですけど、というかだいたいこの部屋どこかって感じなんですけど。 。何を喋っていたんでしたっけ」
マツオ「えー(思いだそうとする)、」
村「(思い出した)そうなんですよあの、独自のスタンスをね、活動を続けてらしたということなんですけど」
マツオ「(笑)はい」
村「一時国内活動を止められた時もあったんですよね」
マツオ「ありましたねぇ。うん、去年ですね」
村「あの時はどういう心境だったんですか?」
マツオ「あの時はねぇ、今俺達がやりたいなぁと思っていることを、どういうふうにしたら。。 本当はリスナーに対して解ってもらわなきゃいけないんですけども、その前に非常に大きな壁がありまして。 それは何かというとレコード会社とか事務所とか、要するに俺達自身を取り巻いている環境なんですよ。 その中に居る人たちに対して俺達はこういうことをやりたいし、みんなと普通にこう。。なんつったら良いのかなぁ、 普通にミュージシャンとレコード会社という関係じゃなくて、バンドの中にいるのと同じ様な感じで深い関係をもって一緒に 楽しみたいんだということを、リスナーに対してじゃなくまず周辺の人たちに表明する必要があったんだと、今になってそういう風に思いますね」

村「去年ライブ盤がリリースされましたが、あれはどこで録ったんですか?」
マツオ「あれはねぇ、去年のアメリカツアーでカナダに行った時のものですね」
村「カナダ。エル・モカンボ。あんなにあそこのライブハウスが似合う日本のバンドも、ズボンズぐらいしかいないんじゃないかと思うくらいの」
マツオ「僕はローリング・ストーンズが凄く好きなので。。ミック・ジャガーが今度来たらあげようかと思っているんですけど」
村「そうなんですか?ミック・ジャガーも頑張ってますよね、ずっと」
マツオ「そうですよ。僕らなんでヴァージンに移籍したかというと、ストーンズと同じレーベルなんで
村「あ、そうですよね!」あ、ヒット賞パーティーとかありますもんね。←無いか^^;
マツオ「記者会見とか滑り込ませてもらおうかと」や、更に上を行っていたか。。
村「大々フリークですか?」
マツオ「んー、そうですねぇ。凄い好きですねぇ。その為にわざわざっていう。ははははは(笑)」
村「ズボンズのライブ盤は、こんなことテレビで言っちゃいけないんですけど、 中学生の頃ウォークマンをしのばせて録音したライブを、家で聴いたときのような、感動を覚えました。 もちろん音は綺麗ですけど、息づかいが聞こえてくるようなね」
マツオ「なるほど。最近そういうの少ないよね」

FAX「金沢で一番印象的だった食い物との出会いは?」
KE「んー。。くるくる寿司でも、旨い。くるくる寿司に行くときって、くるくる寿司の口になるじゃない。味覚とか。 そうじゃなくてね、普通の寿司屋の口になってた」
村「なるほど。あと、スタジオが変わったということで、いっぱいお葉書もらいました」
葉書「私のうちから凄く近いです。KITに進学しようかと思いました」
村「ぜひ頑張って下さい!」

まちリク
「Angel」DOUBLE

ビデオレター
*西畑さおり「1月の新シングルを出しました。タイトルの「no pain no gain」とは、苦労無くして一利無しという意味です。 これから苦労して、頑張っていこうと思います」

*矢井田瞳「一月に出した新曲は、全体的にオリエンタルな作りになっておりまして、その中にもブラジルの血と アイリッシュな血が入っておりまして、素敵な曲になっています」

プレゼント
DOUBLE:ポストカード&ペーパータトゥ
ハイロウズ:サイン色紙
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT:Tシャツ
ゲスト:サイン入りキーホルダー ←水に浮かぶ素材でできている。ので
KE「これがあれば、人も溺れない」に、
村「(手でプニプニしながら)これねぇ、触ったらめちゃくちゃ気持ち良いんだ」
KE「。。突っ込んでよ!」
村「ごめん!。。溺れるんだよっ!」
KE「溺れるんだよ(笑)」

KENSUKEさんは風邪気味だったらしい。。。
村「今日は風邪気味だったということで。。学生の皆様は受験シーズンですので気を付けてほしいですね。って、 私たちには関係ない話を。。(笑)」
KE「。。いや、常に勉強で。。」←何か言わねば!という気持ちから出たらしく
村「そうですね、人間常に勉強ということで(笑)」
KE「はい(照&苦笑)」であった。


次回
スタジオゲスト・BULLSHIT(KENSUKE)
GRAPEVINE

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Monthly music〜「シャットライフ」小島


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エル・モカンボ…かつてあのローリング・ストーンズも演奏し、ライブ・レコーディングも行った、 カナダ・トロントのライブハウス