新着アルバム

5/23

SLAVE MACHINE/NERVOSA

スレイヴ・マシーン/ネルヴォサ

MARQUEE MICP-12012 [☆☆☆☆] >>>>>BUY...?

 ブラジル出身の女性スラッシャーの6枚目のアルバムです。

 緊迫感高まるイントロから唸りを上げるギターリフが襲い掛かる中、凶暴なヴォーカルが咆哮しダイナミックなコーラスが盛り上げる圧の強いアップテンポの1から起伏の大きい展開を見せる楽曲を揃えていくアルバムは、破壊力満点のリフとビートが叩きつけられていく突撃ナンバーの2でも壮大さを感じさせるコーラスで空気を一変させます。圧の強いソリッドなリフが詰めてくるスケール感のあるミッドテンポの3、馬力のあるリフが迫りくる緊迫感のあるブルータルなミッドテンポの4、スレイヤーっぽいグルーヴィなリフが圧を高めていく威嚇的なヘヴィナンバーの5、クランチーなリフが凶悪に迫りくるダイナミックなミッドテンポの6、緩急の大きい突撃スラッシュナンバーの7、緊張感の強いイントロから凶悪なリフが迫るブルータルでダイナミックなミッドテンポの8、タイトなリフが切れ味鋭く突き刺さる緩急の強いミッド〜アップテンポのスリリングな9、ヘヴィリフが襲い掛かるダイナミックなミッド〜アップテンポの10、一気に加速する凶悪なスラッシュナンバーの11、ソリッドなリフが迫るミステリアスでダークなミッドテンポの12が収録されています。

 凶暴なサウンドを展開していくアルバムは、モダンなスタイルを強化したらアーチ・エネミーっぽく聴こえるフェーズが少なからず見られるようになっており、かのバンドの影響力が凄いのか、このスタイルの帰結なのかは判断に迷うところ。とは言え、硬派で凶悪なサウンドがアルバム全体を支配しており、エクストリームな感触を存分に味合わせてくれます。現在進行形の破壊力満点のサウンドを作り出す一枚です。
同系統アルバム
BLOOD DYNASTY/ARCH ENEMY
PARA BELLUM/TESTAMENT
HEIMAT/HEAVEN SHALL BURN

READY TO FIGHT/CREMATE

レディー・トゥ・ファイト/クリーメイト

WORMHOLEDEATH JAPAN BITX-1454 [EP] >>>>>BUY...?

 1991年にギリシャで結成されたデスラッシュバンドの昨年発表された二枚目のEPです。2021年から活動を再開しています。

 不安感高まるナレーションが緊迫感を高めるイントロから、グロウルヴォーカルとタフなリフで突き進んでいく荒々しいタイトなミッドテンポの1でヴァイオリンを加えたダイナミックな展開を見せていくと、タイトなリフでスリリングに進むミッドテンポの2、クランチーなリフで進んでいくアグレッシヴでダイナミックなアップテンポの3、ソリッドなリフで進んでいくテクニカルでタイトな哀愁メロディにモダンな要素も加えたミッドテンポの4が収録されています。

 ヴォーカル兼ギターの独りプロジェクトみたいになっているバンドですが、アイアン・メイデンみたいなソロパートなど正統派メタルとスラッシュメタルを掛け合わせたみたいな楽曲にグロウルを乗せていくスタイルは、モダンなメロデスみたいに聴こえなくもないそんな感じ。エレクトロの要素ってどこ?みたいな感じではありますが、色々と手が込んだ楽曲はちょっと期待してみたいかなって一枚でした。
同系統アルバム
THROUGH PAIN/PROPHETS TOMB
INEVITABLE DEATH/EVOCATUS
INQUISITION/BURNING WITCHES

4/26

DEAD TO RIGHTS/METAL CHURCH

デッド・トゥ・ライツ〜不滅の鉄鎚/メタル・チャーチ

RUBICON MUSIC RBNCD-1465 [☆☆☆☆] >>>>>BUY...?

 米国産パワーメタルバンドの14枚目のアルバムです。ベーシストに元メガデスのデイヴィッド・エルフソン、ドラマーにフロットサム・アンド・ジェットサムで活動するケン・メアリー、ヴォーカリストに元ヴィシャス・ルーマーズのブライアン・アレンを迎えて制作しています。

 タイトでパワフルなリフを叩き込んでいくアグレッシヴな展開を見せていくアップテンポの1から、ワイルドなハイトーンヴォーカルが叫ぶソリッドなサウンドを作り出していくアルバムは、不穏なイントロからクランチーなリフで一気に突っ走るファストチューンの2、タイトなリフが唸りを上げるドライヴ感高まるアグレッシヴなアップテンポの3、緊張感高まるイントロからソリッドなリフで進む硬質でタイトなミッドテンポの4、ヘヴィリフでジリジリ進むエモーショナルで衝動的なミッドテンポの5、躍動感のあるリフでドライヴしていくタイトでダイナミックでドラマティックなアップ〜ミッドテンポの6、キレのあるリフで突き進むタイトでアグレッシヴなミッドテンポの7、ギャロップするリフで進む正統派メタル感が強まるアップテンポの8、ソリッドなリフで進むブルージーなムードもあるエモーショナルなミッドテンポの9、ドライヴするリフで突き進むハードロッキンな10、ボーナストラックには、ダークでルーズなムードのミッドテンポのナンバーが収録されています。

 解体寸前の状況から、時々、ティム“リッパー”オーウェンズみたいに聴こえるヴォーカリストが加入したことで、初期のバンドらしさも思い出させるアルバムは、メンバー一新で心機一転かパワフルでテンションの高いサウンドを作り出していきます。ブルージーな感触もあるソロパートやスラッシーな展開など、ルーツに基づく鮮やかな楽曲を揃えてバンドの新たなスタートを盛り上げていきます。メンバー的にはあんまり長続きはしなさそうなラインナップですが、完全ではないもののバンドらしさあふれる満足感を味わえる一枚です。
同系統アルバム
THE DEVIL'S ASYLUM/VICIOUS RUMORS
NEW MESSIAHS/ASHES OF ARES
THE SINNER RIDES AGAIN/KK'S PRIEST

WORLD WAR DINOSAUR/VICTORIUS

ワールド・ウォー・ダイナソー/ヴィクトリアス

WARD RECORDS GQCS-91743 [☆☆☆☆] >>>>>BUY...?

 ドイツ出身のパワーメタルバンドの7枚目のアルバムです。

 ハイトーンヴォーカルがテンション上がるコーラスを引っさげて勢いよく突っ走っていくキャッチーなスピードナンバーの1で盛り上げていくアルバムは、厚いコーラスが印象に残るミッドテンポのエピックメタルナンバーの2、湿ったメロディで駆け抜けるアップテンポの3、、ソリッドなリフで突き進むスリリングでキャッチーなアップテンポの4、煽情的なメロディで進む躍動的なアップテンポの5、勇壮なメロディとコーラスが一体になって迫るミッドテンポのエピックナンバーの6、グロウルも導入で勇壮さと緊張感が高まるミッドテンポの7、派手なイントロからゴージャスに突き進むアグレッシヴなスピードナンバーの8、不穏なSEからスリリングに突っ走っていくファストチューンの9、ポップ感のあるキャッチーなメロディが弾けるアップテンポの10、スリリングなイントロからタイトなリフで進むダイナミックなスピードナンバーの11、クランチーなリフが切れ込んでいくタイトなスピードナンバーの12、ボーナストラックには、コーラスが印象に残るエピックナンバーの13が収録されています。

 基本的にはこれまでの路線を踏襲している、って言うか同じなんですが(´Д`;)いつも通りのジャケットに象徴されるテンション上がるメロディックメタルをやってます。今作ではサメ(メガロドン)がフィーチュアされてますが、何か「シャークネード」を観たくなってきた'`,、(´∀`) '`,、サウンド面では全体のゴージャス度が上がってアリーナ感も出てきた一枚です。
同系統アルバム
BEYOND THE REACH OF ENCHANTMENT/POWER PALADIN
POWER TRAIN/MAJESTICA
THE FINAL ELEMENT/VEONITY

ALCHEMISTS/THIS I OWE

アルケミスツ/ディス・アイ・オゥ

WORMHOLEDEATH JAPAN BITX-1446 [☆☆☆] >>>>>BUY...?

 2024年に結成されたギリシャ出身の女性ヴォーカル擁するオルタナティヴメタルバンドの2025年発表のファーストアルバムです。

 寸劇風の不穏なムードのイントロダクションから、情念強まる女性ヴォーカルが歌い上げていくドゥーミーなヘヴィナンバーの2から、独特の空気感を醸し出していくアルバムは、タイトなリフにグロウルからスクリームまで使うパワフルでワイルドな歌唱を乗せていくグルーヴィなミッドテンポの3、70年代プログレ風のムードを纏うミステリアスなミッドテンポの4、哀愁漂うメランコリックなバラードナンバーの5、ブルージーな空気感が満ちる繊細なパートからダイナミックでソリッドなパートへのコントラストも強いミッドテンポの6、緊迫感高まる導入部からヘヴィリフで圧を高めていく情念の強いミッドテンポの7、不穏な空気が漲るイントロからソリッドなリフを叩き込んでいくエキセントリックでミステリアスなミッドテンポの8、グルーヴィなリフで進む情感高まるヘヴィパートから正統派メタル感の強いファストパートへと移行するダイナミックなナンバーの9、ヒステリックなナレーションから、ピアノに導かれるパワーバラードへと繋ぐ10が収録されています。

 様々な表情を見せる女性ヴォーカルの歌唱力を前面に押し出したアルバムは、70年代プログレッシヴロックとモダンなオルタナを掛け合わせて独自の世界観を構築していきます。ドゥームメタルとかハードロック的な要素もありますが、全体的にはメタル感が薄いサウンドは、様々なスタイルを内包しており行先は不明ですが、何か新しいことへの挑戦は強く感じさせます。メタル界隈よりも別のところでブレイクしそうな一枚です。
同系統アルバム
PAIN THERAPY/CONSPIRACY OF BLACKNESS
[B.o.S]2.0/BOWELS OF SUFFERING
NEMESIS/THE WRING