雑記帖 - 旅日記

No.11
2005秋~金沢・能登「2日目」
絵:行程
行程

ぐっすり眠って、明くる朝はゆっくり起き出した。朝ご飯の時間まで、ひと風呂浴びたり、敷地内をぶらぶら散歩したり、エサをついばむニワトリを眺めたり、竹馬したり。そうこうするうちに、すっかりおなかぺこぺこになって「いっただきま~す!」。ご飯は、前は小豆粥だったと思うのだけど、今回は白米だった。もち米を混ぜて炊いてあって、何とも言えず香りがいい。「おかわり」「おかわり」の連発。「おひつごとほしい」と仰る方も。

  • たべたもの --- ご飯 | 赤だし(焼き茄子と麩) | 焼き魚 | 温泉玉子 | 飛竜頭 | 切干大根の煮物・塩昆布 | 梅干し

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いっさいの無駄がない
(「さか本」にて / 2005-09-24 / ト)
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こんな暮らしをしてみたい
(「さか本」にて / 2005-09-24 / ぽこ)

「さか本」を後にして、まずは、ロクさん(私も)希望の「二三味珈琲」へ行こうと思ったら、あいにく9月中はお店を休んでるとのことで、残念。かわりに珠洲ビーチホテルが眺めが良いと聞き、そちらへ行ってみれば、喫茶店は11時からとのことで、こちらも残念。しょーがないので、そのまま能登海岸線ドライブに出発。まずは、禄剛崎の灯台へ。駐車場に車を停めると、懐かしい家が目に入ってきた。その昔、家族で自転車に乗って、能登半島を巡ったことがあり、その時に泊まった宿が、灯台のふもとにあるこの「てら井」さんだった。急な坂道をてくてく登って、灯台見物へ。はるか眼下の岩場で、漁?をしている人がいる。

海岸線ドライブは続く。しばらく走って、道沿いにある「のと珠洲塩」のお店にて天然塩を買う。さらに走って、輪島市に到着。「輪島屋本店」にて輪島塗を見学し、総漆塗りの喫茶室にて、コーヒータイム。ロクさんとぺこさんは特製ババロアも注文。さらに、輪島に来たら必ず立ち寄る「酒のたかた」にて日本酒を買い込む。店主に勧められるままに試飲してしまう呑んべさんたち。

輪島から海岸線を離れ、Tダさん推薦の「夢一輪館」へ。こちらは自家栽培ブルーベリーと茸が売りの蕎麦屋さん。柔らかい雰囲気のご主人がいい感じ。秋は茸の季節なので、さっそく舞茸の天ぷらを頼む。そして、やっぱりというか、蕎麦屋の昼酒の誘惑には勝てず、呑み始めてしまう。運転手のロクさんは横でブツブツ。残ったのを寝酒に進呈するとかいいながら、どんどん寝酒が減っていってしまうのだった。

  • たべたもの --- 板盛りそば | きのこそば | 舞茸の天ぷら | アジのへしこ | 畑のチーズ(くんせい豆腐) | ブルーベリーアイス
  • のんだもの --- ビール | 日本酒 - 竹葉「能登大吟」

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蕎麦と茸のやかた
(「夢一輪館」にて / 2005-09-24 / ぽこ)

穴水から能登有料道路を経由して、七尾へと向かう。一本杉通りの「しら井」で海産物を、「鳥居醤油店」で醤油とだしつゆを、「高澤ろうそく店」でお香を買う。今度は内海の海岸線ドライブをして、高岡方面へと向かう。氷見の「江政」にも寄るつもりだったのだけど、何のことはない、そんな時間はなさそう。ぼちぼち高岡へ戻らないと、寿司屋の開店時間に間に合わない。

食べ飲み旅の締め括りは、もちろん出会いの場所「居酒寿し」。マスターは電話にすら出ないこともあり、とても予約はきかないお店なので、先週ちぃ凸さん達と一緒に訪れた際に、「来週、例の沖縄からのお客人が再訪されます」と暗に?予約をしておいた。マスターは義理堅いから、きっと大丈夫。それでも念のため、開店と同時にお店にとびこむ。ノウサギさんの友人夫婦も加わって、カウンター独占状態。マスターにも、「おひとつ」「おふたつ」と泡盛をつぐ。

  • たべたもの --- 穴子の肝の煮つけ | アジの酢のもん・大根おろし | 鱧たたき・梅肉 | 造り - 〆鯖・鮑・真鯛・バイ貝 | 酢のもん - バイの肝・タコの頭・赤貝 | 玉子焼き | 穴子の蒲焼き | 握り - 白エビ・トロ鉄火・いなり納豆・太巻き・うなぎの細巻き
  • のんだもの --- ビール - シメイブルー・サッポロ黒ラベル | 日本酒 - 〆張鶴「純」 | 泡盛 - 「請福1982」40度

よく食べた。よく飲んだ。

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素敵な海産物屋さん
(「しら井」にて / 2005-09-24 / ぽこ)
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締め括りはここで
(「居酒寿し」にて / 2005-09-24 / ぽこ)

文・絵 ぽこ

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