新着アルバム

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FIELD OF SWORDS/BLOODBOUND

フィールズ・オブ・ソーズ/ブラッドバウンド

KING RECORDS KICP-94110 [☆☆☆☆] >>>>>BUY...?

 スウェーデン出身のバンドの11枚目のアルバムです。

 湿り気帯びた抒情メロディのイントロから、パワフルなリフで進んでいくアップテンポのエピックメタルナンバーの1へと至るアルバムは、ハスキーヴォーカルが歌い上げていくサウンドを展開すると、シリアスなムードが高まるダイナミックなアップテンポの2、メランコリックなメロディで進むタイトなミッドテンポの3、フォーキーなメロディを孕むイントロから躍動感のあるリフで進む高揚感高まるアップテンポの4、抒情メロディで突っ走るドラマティックな疾走ナンバーの5、タイトなリフで突き進むアグレッシヴなスピードパートからエピックなミッドテンポのパートへと展開するダイナミックな6、哀愁メロディが迫るイントロから駆け抜けていくエモーショナルなスピードナンバーの7、キャッチーなメロディが広がる高揚感の強いアップテンポの8、湿ったメロディで突っ走るスリリングなスピードナンバーの9、躍動する抒情メロディで突っ走るアップテンポの10、アンリーシュ・ザ・アーチャーズのブリトニー・スレイズが参加する明朗なエピックメタルナンバーの11、ボーナストラックには、3、2のインストバージョン、11の単独ヴォーカルバージョンが収録されています。

 エピックメタルやフォークメタルのエッセンスも導入しつつ正統派メタルを作っていくスタイルもすっかり定着しており、より完成度を高めていく方向へと舵を切っています。安定感のあるパフォーマンスや手堅い曲作りも伴って、安心して聴けるサウンドが詰め込まれており、バンドの完成形へと近づいていく様を感じさせます。ベテランバンドのアイデンティティを堅持していく一枚でした。
同系統アルバム
KING OF GODS/AEON GODS
MAKE METAL ROYAL AGAIN/HAMMER KING
RETURN OF THE HERALDS/KRILLOAN

INEVITABLE DEATH/EVOCATUS

イネビタブル・デス/エウォカトゥス

WORMHOLEDEATH JAPAN BITX-1413 [☆☆☆☆] >>>>>BUY...?

 2012年にオーストラリアで結成されたバンドの三枚目のアルバムです。

 物悲しいシンフォニックなイントロから、エスニックなムードも孕むダークで圧の強いミステリアスなミッドテンポの2でグロウルと湿り気を帯びたメロディが交錯するメロディックデスメタルを展開していくアルバムは、メイデン系譜の抒情メロディで突き進む正統派メタル風味のアップテンポの3、ミステリアスなイントロから躍動するリフで進むダイナミズム高まるアップテンポの4、ストリングスの物悲しいイントロからキレのあるリフで突き進むメランコリックなアップテンポのスピードナンバーの5、センチメンタルなイントロからパワフルなリフで進む重量感のあるエピック風味のミッドテンポの6、ソリッドなリフでが加速していくスケール感と展開の大きいミッドテンポの7、タイトなビートから重厚に進むエピックメタルナンバーの8、正統派なイントロからタイトなリフを刻んでいく女性ヴォーカルも加わったドラマティックなアップ〜ミッドテンポの9、オカルティックなイントロから大きく展開していくドラマティックなアップ〜ミッドテンポの長尺ナンバーの10が収録されています。

 アイアン・メイデンやパワーメタルバンドを思い起こさせるバックにグロウルを乗せていくスタイルは、いわゆる北欧メロデスとは少し異なった感触を与えており、正統派メタル系譜のメロデスを作り出していきます。ツインギターの鮮やかさと安定感のあるパフォーマンスは楽曲への没入度を高めており、完成度の高いサウンドに貢献しています。様々な音楽的要素を詰め込んだ、可能性を感じさせる期待感のある一枚です。
同系統アルバム
HEXENBRAND 1486/MYSTIC CIRCLE
PAIN THERAPY/CONSPIRACY OF BLACKNESS
THE GREAT HEATHEN ARMY/AMON AMARTH

12/31

SHADOWS OF THE DYING LIGHT/SARAYASIGN

シャドウズ・オブ・ザ・ダイイング・ライト/サラヤサイン

BICKEE MUSIC BKMY-1147 [☆☆☆] >>>>>BUY...?

 2020年に結成されたスウェーデン出身のバンドの三枚目のアルバムです。

 静かなイントロからダイナミックなリフで進んでいくメランコリックでメロディアスなミッドテンポの1から、哀愁メロディと力強いヴォーカルが歌い上げていくサウンドを作り出していくアルバムは、リリックなメロディとソリッドなリフが交錯するエモーショナルなミッドテンポの2、緊張感高まるリフと情念高まるヴォーカルが一体となって迫るミッドテンポの3、センチメンタルなイントロからの4はエモーションが高まっていくドラマティックなミッドテンポのナンバー。タイトなリフで進む躍動感とフックのあるミッドテンポの5、SEからの6はメランコリックなメロディが迫る情念強い壮大なミッドテンポのナンバー、パワフルなリフとヴォーカルで押し込んでいくミッドテンポの7、ヘヴィリフで進むエモーショナルなミッドテンポの8、ピアノのイントロからエモーショナルなヴォーカルが歌い上げていくバラード風パートからソリッドなリフで進むダイナミックなパートへ進むミッドテンポの9、キレのあるリフで進むダイナミックなアップテンポの10、壮大なムードで進むドラマティックなミッドテンポの11、ムードを引き継ぎながらメランコリックなメロディを歌い上げていく展開の大きいドラマティックな12が収録されています。

 緻密な曲展開と安定感のあるパフォーマンスで、聴き手の情感を揺さぶっていくアルバムは、ダークながらもドラマティックに進んでいく楽曲を揃えており、安心して音世界に入り込むことができます。練られたギターソロなど印象的なところもありますが、ミッドテンポの曲が中心で曲調もそこまで変化が大きいわけでもないので、手堅いものの全体的には地味に聴こえるサウンドになっています。玄人好みの渋い作品ですが、そんなに売れそうな感じはしない一枚です。
同系統アルバム
MECHANICS OF PREDACITY/LORDS OF BLACK
UNIVERSE CALLS/PARALYDIUM
RISE OF AKHENATON/SERIOUS BLACK

COLD FLARE ETERNAL/BEFORE THE DAWN

コールド・フレア・エターナル/ビフォー・ザ・ドーン

WARD RECORDS GQCS-91653 [☆☆☆☆] >>>>>BUY...?

 フィンランド出身のバンドの9枚目のアルバムです。活動再開してからは二作目となります。

 繊細なメロディを紡ぐ静かなイントロで始まるアルバムは、アグレッシヴなリフとビートで突き進むグロウルとクリーンヴォーカルが絡み合うダイナミックなアップテンポの2から、北欧メロディックデスメタルを作り出していくと、クリーンヴォーカルが主導する抒情メロディが炸裂するメランコリックでエモーショナルなミッドテンポの3、ソリッドなリフを叩きつけていくダイナミックなファストチューンの4、タイトなリフと哀愁メロディが炸裂するクリーンヴォーカルとグロウルによる感情が爆発するミッドテンポの5、抒情メロディが流れるイントロからソリッドなリフを畳みかけていくアグレッシヴでドラマティックな6、ブルータルに突き進む突進ナンバーの7、クリーンヴォーカルによるメランコリックなパートからグロウルによるハードなパートへと移り変わっていくダイナミックなミッドテンポの8、ダイナミックなリフで突き進む突進パートからメランコリックに展開するアグレッシヴな9、エモーショナルなアウトロの10が収録されています。

 北欧メロディックデスメタルのスタイルを堅持していくアルバムは、クリーンヴォーカルとグロウルを使い分けるサウンドを作り出しており、期待を裏切らない仕上がりを見せていきます。最近のトレンドもそれなりに導入していますが、北欧の空気感が強まるサウンドはベテランバンドの気概を見せていきます。曲数もあってコンパクトかつフックの強い練りこまれた一枚でした。
同系統アルバム
ENDTIME SIGNALS/DARK TRANQUILLITY
FOREGONE/IN FLAMES
THIS CONSEQUENCE/KILLSWITCH ENGAGE

HOLLOW/CRUNGUS

ホロウ/クランガス

WORMHOLEDEATH JAPAN BITX-1407 [☆☆☆☆] >>>>>BUY...?

 2021年に結成された米国はテキサス出身のデスメタルバンドの二枚目のアルバムです。

 不穏なムードが高まるイントロからタイトなリフとグロウルがのたうつ中、クリーンヴォーカルが歌い上げていくダークでグルーヴィな1から、重量感の強いリフが押し寄せるグルーヴィかつアグレッシヴでヘヴィな2、ブルータルなイントロから一気に突進していく攻撃的なパートからオカルティックなパートへと行き来するダイナミックな3、邪悪さが充満していくタイトでグルーヴィな4、ダークなリフが迫るタイトでブルータルなアップテンポの5、ミステリアスなイントロからクリーンヴォーカルが歌うパートを経てグルーヴィに進むミッドテンポの6、ブルータルに突き進む緩急の効いた突撃ナンバーの7、タイトなリフが襲い掛かり不穏な空気が充満する凶暴なミッドテンポの8、ヘヴィリフが迫るイントロからブルータルに突き進む突撃ナンバーの9、殺傷力の高いリフで突っ込んでくる突撃パートからグルーヴィなパートへと展開する10が収録されています。

 デスメタルらしいジャケットにデスメタルらしいサウンドと、かなりオールドスタイルのデスメタルを意識したアルバムは、クリーンヴォーカルなども導入して最近のトレンドを取り込みつつも、最終的な印象は80年代デスメタル。ミッドテンポのパートを軸にして圧力とか不安感をアピールしていく楽曲は、いかがわしさも残る緊張感のある仕上がりになっています。文字通りのデスメタルらしさが充満する一枚でした。
同系統アルバム
HEXENBRAND 1486/MYSTIC CIRCLE
IN DEVASTATION/SINSAENUM
BANISHED BY SIN/DEICIDE

CHAPTER 4: RED FALCON SUPER BATTLE! NEO PARIS WAR!!/
RISE OF THE NORTHSTAR

第4章:レッドファルコン スーパーバトル! ネオパリ戦争!!/ライズ・オヴ・ザ・ノーススター

MARQUEE MICP-11994 [☆☆☆☆] >>>>>BUY...?

 フランス出身のラップメタルバンドの四枚目のアルバムです。

 日本語による不穏なムードのイントロダクションから、ヘヴィリフを叩きつけていくタイトで威圧的なミッド〜アップテンポの2から、ラップヴォーカルが煽っていくサウンドを作り出していくアルバムは、メロディアスなパートも差し込んでいくソリッドでヘヴィなリフで迫るグルーヴィな3、ドライヴ感の強いリフで突き進む焦燥感と浮遊感が交錯するアップテンポの4、タイトなビートで緊張感を高めていくニューメタル的なミッドテンポの5、小品のストレートなラップナンバーの6、メタリックでソリッドなリフを繰り出していく躍動感と攻撃性が高まるミッドテンポの7、タイトなィリフと威嚇的なヴォーカルが交錯する不穏なミッドテンポの8、不安感高まるイントロからの9は加減速していくタイトなナンバー。緊迫感と浮遊感が交錯するニューメタルナンバーの10、切れ味鋭いリフで進む緊張感の強いアップテンポの11、ヘヴィで威圧的なミッドテンポの12、ヒップホップナンバーの13、ボーナストラックにはライヴバージョンが二曲収録されています。

 様々なモダンメタルのスタイルを取り込んで、濃密でパワフルなサウンドを作り出していくアルバムは、ブレイクダウンを多用するグルーヴ感の強い楽曲を揃えて聴き手を巻き込んだエネルギッシュな仕上がりを見せていきます。挑戦的なクロスオーヴァーサウンドを恐れることなく作り出していく一枚でした。
同系統アルバム
REMEMBER... YOU MUST DIE/SUICIDE SILENCE
SPECTRUMS/DUSK
IF THE SKY CAME DOWN/LOST SOCIETY