新着アルバム

9/18

DNA/DERDIAN

DNA/ダーディアン

KING RECORDS KICP-1927 [☆☆☆☆] >>>>>BUY...?

 イタリア産メロディックメタルバンドの7枚目のアルバムです。

 叙情的なメロディを紡いでいくイントロダクションで幕を開けるアルバムは、スリリングでメランコリックなメロディとリフで突っ走るダイナミックなスピードナンバーの2から、パワフルなヴォーカルが情熱的に歌い上げていくサウンドを展開していくと、緊張感高まるイントロからタイトなリフを刻んでいくシンフォニー・エックスを思い出させるネオクラシカルでプログレッシヴなミッドテンポの3、物悲しいピアノの調べに導かれる4は焦燥感高まるメロディで進むドラマティックでキャッチーなアップテンポのナンバー、壮大なムードが高まるエピックでフックの強いソリッドなミッドテンポの5、哀愁帯びたクラシカルなフレーズが躍動する劇的疾走ナンバーの6、エピックなムードで進む勇壮なミッドテンポの7はジャズ風味のインストパートがかなり異質、ピアノの繊細な調べから派手なリフで突っ走るダイナミックでポップなフレーズを呼び起こすメランコリックでキャッチーなスピードナンバーの8、ミステリアスなイントロからの9はテクニカルで緩急の切り替えがスリリングな劇的スピードナンバー、ピアノの調べに導かれる10はエモーショナルなムードが高めつつ加速していく劇的ナンバー、緊迫感高まるリフで突き進むテクニカルでタイトな11、リリカルなイントロから叙情メロディを紡いでいくクラシカルなフレーズも飛び出すアップテンポの12、13は8のスペイン語バージョン、ボーナストラックの14は4の日本語バージョンが収録されていますが、最近の日本語バージョンブームの中ではそれほど発音のクオリティが高くもない(´・ω・`)

 オリジナルのSFストーリーに基づいたコンセプト曲とそうでない曲が微妙に混ざり合っているアルバムは、それほど違いが気にならない統一感のあるサウンドに仕上げられていて、ネオクラシカルでドラマティックな楽曲が揃えられています。かなりシンフォニー・エックスだったりする楽曲もありますが、割と安定したパフォーマンスもあって、垢抜けないサウンドが充満しており、その手のファンには喝采を浴びそうです。日本に来てモチベーションを回復させたと言う、どこかのイタリアのバンドを彷彿とさせそうなエピソードもあって、気持ち的には応援したくなるそんな一枚でした。
同系統アルバム
HEROES OF MIGHTY MAGIC/TWILIGHT FORCE
SIXTH DIMENSION/POWER QUEST
HISTORY/TRAUMER

STEELFACTORY/U.D.O.

スティールファクトリー/U.D.O.

MARQUEE MICP-11437 [☆☆☆☆] >>>>>BUY...?

 ジャーマンメタルの重鎮による16枚目のアルバムです。ギタリストが一人脱退し、ドラマーが交代しています。

 哀愁帯びたメロディを孕んだイントロから、タイトなリフを叩きつけていくメロディアスでパワフルなアップテンポの1から、特徴的なスクリームと泣きのギターソロが炸裂するアルバムは、湿ったメロディとシンプルなビートが迫るエモーショナルなミッドテンポの2、ダークな雰囲気が高まるエスニックでミステリアスなヘヴィナンバーの3、叙情性高まるメロディが押し寄せる泣きのミッドテンポナンバーの4、威嚇的なリフが叩きつけられるエスニックなムードも孕むソリッドで勇壮なミッドテンポの5、タイトなリフを刻みつつ扇情的なコーラスへと雪崩れ込むパワフルなミッドテンポの6、テンション上がるパワフルなアップテンポのスピードナンバーの7、オーセンティックにドライヴするロッキンなミッドテンポの8、哀愁帯びた勇壮さも感じさせる力強いメロディで進むミッドテンポの9、湿ったメロディがタイトに迫るエモーショナルなミッドテンポの10、ボーナストラックの11はアッパーでハッピーなロックナンバー、レインボー系譜の伝統的リフで突っ走るスピードナンバーの12、エモーショナルなムードが高まるミッドテンポの叙情ナンバーの13、メランコリックなバラードナンバーの14が収録されています。

 アクセプトの楽曲を封印してしまったウド・ダークシュナイダーですが、このアルバムでは更に往年のアクセプト的なムードを高めつつ、このバンドらしさも注入したメロディアスなサウンドを追及しており、彼ららしさが充分に発揮されています。丁寧に仕上げられたメロディラインやアレンジなどには、ベテランバンドらしい手堅い安定感を感じさせますし、ギタリストのセンスが表れるソロパートも印象的に機能しています。とっくの昔にアクセプトよりもU.D.O.の方がキャリアが長くなっているわけで、アクセプトの曲をやらなくても充分曲は揃ってるよね!って感じです。アクセプトと共にジャーマンメタルの系譜を受け継ぐ手堅くまとまった一枚です。
同系統アルバム
THE RISE OF CHAOS/ACCEPT
FIREPOWER/JUDAS PRIEST
FATAL COMMAND/PÄNZER

9/9

DELIVERANCE/CRYONIC TEMPLE

デリヴァランス/クライオニック・テンプル

KING RECORDS KICP-1920 [☆☆☆] >>>>>BUY...?

 スウェーデン出身のバンドの6枚目のアルバムです。

 神秘的で壮大なイントロダクションに導かれるアルバムは、メランコリックなイントロからドラマティックなリフが繰り出されていくアップテンポのメロディアスな2から、中音域を軸にしたハスキーなヴォーカルが湿ったメロディを歌い上げていくメロディックメタルを展開していくと、SEからの3は叙情的なキャッチーなメロディで進むエモーショナルなミッドテンポのナンバー、スリリングなリフで突っ走るキャッチーなアップテンポのスピードナンバーの4、シンフォニックなイントロから硬派なリフで進んでいくジューダス・プリーストみたいなハイトーンのコーラスが印象に残るオーセンティックなミッドテンポのメタルナンバーの5、哀愁帯びたポップなバラード風ナンバーの6、漢らしくパワフルに突き進むソリッドなアップテンポの7、重厚なリフワークで迫るエモーショナルなミッドテンポの8、叙情メロディで駆け抜ける泣きのスピードナンバーの9、キーボードも活躍するポップ感の強いメロディが躍動するキャッチーなアップテンポの10、メランコリックなバラードナンバーの11、湿り気帯びたセンチメンタルでキャッチーなアップテンポのナンバーの12、ヘヴィリフで進むダークでタイトなミッドテンポの13、アイアン・メイデン風味のアップテンポで躍動感のあるキャッチーな14、ボーナストラックには80年代風のハードロッキンなミッドテンポの14が収録されています。

 2の狙ってやってるとしか思えないキーパーメタルっぷりにどうなるんだこのアルバム…(´Д`;)って感じでしたが、基本的には北欧風味のメロディックメタルで収まっており、クセの少ないシンプルなサウンドを聴かせていきます。前のアルバムとかどっかに持ってたような気がしないでもないですが、随分聴いていない間に洗練されて昔の印象とは随分違った感じになっており、全体的には普通だなって印象が残ります。安定したサウンドを展開していますが、それほど印象には残らないかなって一枚でした。
同系統アルバム
SEVENTHIAN ...MEMORIES OF TIME/DREAMTALE
INFERNAL OVERDRIVE/WHITE WIZZARD
HISTORY/TRAUMER